2020年11月25日
配信限定
シングルCDより2ヵ月ぶりの新曲。
透ケルトン
緑黄色社会の長屋晴子が作詞作曲、編曲は中村圭作。躍動するバンドサウンドが印象的なポップナンバー。前作と今作で一気に元のイメージに戻してきたけど『Passion』路線は不評だったのだろうか…。でもやはりこういう方向性の方が似合うと思う。しかも中年のオッサン達が書いていた若さ&はつらつな感じではなく、リアルに20代同世代の女性が書いているのはほとんど初めてのはずで、同世代から提供を受けるというのはありかも。しかし初期のギター弾いているイメージにまで戻してくれるなんて長屋晴子も大原櫻子は初期イメージが強いのかなと思ったら…。
気になったのは双方これまでもお互いの曲を聞いていたと語っているんだけどインタビューで長屋晴子が”櫻子ちゃんのこれまでの楽曲にはあまりバンドサウンドのイメージがなかったので”と発言していた事で、あれ?もしや直近の『Passion』路線の曲をさらっと聞いた程度で後は昔TVで歌ってるの見た記憶があるだけななんじゃないのかこの人…と疑惑が…。亀田誠治→小名川高弘ラインのプロデュース時代は同世代では贅沢すぎるくらい生音バンドサウンドで毎回作ってたわけで、これで同業バンドマンからもバンドサウンドイメージが無いなんて言われてしまうんじゃあの人件費かけまくりな制作体制が浮かばれない。編曲の中村圭作の方が長屋晴子のバンドっぽさを出したアレンジというオーダーを受けた上で初期イメージに寄せたというのが本当のところか?
★★★★☆