新作シングル感想

1日早いクリスマス/doa

2020年11月25日
配信限定

3ヵ月連続配信3作目。12月2日のアルバム『Camp』に3曲全て収録される。

1日早いクリスマス

アコースティックサウンドを生かした軽快なポップナンバーだがクリスマスという事で鐘の音やシャンシャンとしたクリスマス装飾が施されてハッピーな雰囲気。1日早いクリスマスとはこれはイブの事ではなく23日と思われる。歌詞中では“世間はいつもの水曜”とあるが、2020年のカレンダーに合わせていると思われ、23日水曜日の事と思われる(更新日である本日という事で合わせてみた)。そして何故1日早いかは明言されていないが、そもそもクリスマスは祝日でもなんでもない平日であり、年末進行の仕事次第ではイブや当日は忙しすぎて余裕が無い事もあり、それゆえ余裕があったのが23日だった、というそういうリアル社会人路線。かつてポルノグラフィティは新人社会人のそんな悲哀を「Hard Days, Holy Night」という曲で表現したが、今作はその辺をお互い理解した大人のカップル感がある。けっこう安直なシャンシャンクリスマスサウンドを導入している一方で、こういう歌詞になっているのがdoaらしいのかもしれない。
★★★★☆

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