新作シングル感想

わすれものをしないように/門脇更紗

2021年4月7日
配信限定

2017年頃から活動している1999年生まれのシンガーソングライター。
一般配信されている作品は2020年以降で当初は事務所スターダストのレーベル名義だったが、3月配信の前作「トリハダ」からビクターとなり一応メジャーデビュー(CD作品なし)している模様。

通算6作目、メジャー2作目の配信曲。

わすれものをしないように

ドラマ『ゆるキャン△2』ED。前作でOPだったH△Gはリストラされ、EDだったLONGMANがOPに移動し、空いたEDには新たなシンガーが起用された。アニメ版のエンディングの雰囲気にやや寄せたようなシンガーソングライター系の作風だがアニメ版ほどしっとりはしていない。ピアノとアコースティックギターを軸にしたシンプルなサウンドだがそれなりに盛り上がる。

H△GやLONGMANとは異なり、主人公たちの今の目線に近い描写になっているのでリアルタイム性があり、この先進む道が違ってバラバラになる事を見据えつつも今を楽しもう(超訳)みたいな。そういう意味で登場人物に1番合っているのは今作かもしれない。

曲単独でもまあそこそこそれなりに耳に残るし、それなりにいい感じではあるけど、継続して聞くかと言うとそこまでインパクトのあるシンガーではなく、タイアップありきであり、これっきりになりそうではある。
★★★☆☆

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