2021年6月16日
初登場14位 売上0.3万枚
3ヶ月ぶりのシングル。
CDは前作と全く同じフォーマットの紙ケース仕様。
Tシャツ付CD、CDのみ、ビクターオンライン限定でカセット、アナログでの発売。
ビクターオンライではTシャツのみ、ブックカバー、iPhoneケースといったグッズも販売。
前作は生産を絞りすぎて発売前にCDが入手困難に陥ったが、今作はアナログ盤が入手困難になった程度でCDは普通に入手可能であった。
1.アイボリー
作詞作曲:MAMI、編曲:MAMI、宗本康兵。シングルでは初のMAMIメインボーカル。ただしサビ含めて後半にかけてはHARUNAもWボーカル状態でコーラスに入ってくる(表記上は歌っていないRINA以外はコーラス)。アルバムでも1曲あるかないかというくらいMAMIがメインボーカルを取る機会は多くないが、今作は新たな挑戦と言う事で作者がほぼ全てメインとなった。普段のSCANDALとは声も全く違うし、アコースティックを基本にしたのんびりとした雰囲気もあまりないので、パッと聞き誰の曲か全く分からないレベル。やや感情に乏しくぶっきらぼうなようで独特の味わいがあるので、地味なんだけどその割にはけっこう残ってくる曲だ。ていうか今のこの異常な御時世、このくらい無感情になって淡々とやり過ごす事を覚えなきゃ最早生きていけないだろう。
謎なのがメンバーインタビューでの様子からして、MAMIが弾き語りのデモを持ってきてそれをメンバー4人でバンドアレンジにして、せっかくCDにするんだからと宗本康兵を招いてキーボードやストリングスのアレンジも加えていったというようなことを言っている。いつもみたいにMAMIがアレンジまで仕上げて曲を持ってきたわけではなく弾き語りを持ってきてからはバンドでアレンジをしたかのように語っているのに編曲クレジットはSCANDAL名義にならずにMAMI単独+宗本康兵。結局意見を聞きつつもほとんどMAMIがアレンジしているという事なのか、表記が間違いなのか…。
★★★☆☆
2.アイボリー(弾き語り ver.)
これが当初のデモ音源なのかは不明だが、MAMI単独の弾き語り音源。デモを聞いたメンバーがこれはMAMIが歌うべきだと言ったらしいが、確かにこれは他のメンバーが歌うイメージではなく、このままがいいんじゃないかと思えるそんな味わい。また前作までみたいにリミックスしたり電子加工アレンジを施すような曲でもないと思う。
★★★☆☆