新作シングル感想

スロウナイト/蒼山幸子

2020年4月7日
配信限定

2019年に解散したねごとのボーカル蒼山幸子の初の配信シングル。解散後にリリースした初ソロ音源EP「まぼろし」(通販&ライブ会場限定CD、配信)に続く作品。

スロウナイト

BSテレ東ドラマ「ワカコ酒 Season5」OP。バンドではなく電子音主体のポップナンバー。先のEPよりメロディーや歌い方がねごとの王道っぽい。というかこれが蒼山幸子の手癖的なものなんだろう。演奏が無機質に打ち込みなのでそのまま1/4ねごとっていうイメージの曲。曲を書いているボーカルがバンドからソロになってもなんとなくバンドとは違う感じになる事が多いんだけど、ソロになってより強く4人の役割(特に曲を書いていなかったリズム隊の存在感)が見えてくる…というのはEP以上に強い。バンド後期のリズム隊の生演奏比重が減ってきた辺りで感じていた物足りなさが加速していく感じなのでこれだと永久に物足りないままになってしまいそうで早急に割り切らないと続けて聞いていくのが厳しくなってくるな…。スーッとフェードアウトしていつの間にか感想が上がらなくなった時はそっと察してほしい。
★★★☆☆

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