新作シングル感想

少女A/新井ひとみ

2020年3月25日
初登場33位 売上0.15万枚

東京女子流メンバーのソロ第2弾。

2月19日に7インチアナログ盤「デリケートに好きして/少女A」として前作と未発表カバーという形で先行発売していたが、CD表題曲としても発売された。
アナログ盤、CD、DVD(MV)、配信で全てテイクが違うと明言されている。配信では「少女 A nametaraakan ver.」とバージョン名が表記されているほか、CDとは1曲目と2曲目の曲順が入れ替えられている。

DVD付にはMVや記録ムービー、短編ムービーが収録されている。

1.ひとみ、降臨。

チャラン・ポ・ランタンの小春が作曲した1分半のインスト。怪しげなオリエンタルな感じだがライブではこれに合わせて体操するらしい。良く分からん…。

2.少女A

82年の中森明菜の2ndシングルのカバー。青木ケビンによる編曲で“ひとみとナウに行こうぜベイビーのみんな!!”と命名されたバンド(ギターがケビン青木とmichiko(BabooBee)、ドラムSHU→TA(mikatuki)、ベースMasato Kanohの4人編成)によるストレートなロックバンド演奏。低音を生かした曲なので過去見せた事のない迫力ある低音歌唱で新たな魅力を発揮している…。

が、この手の低音を生かした曲だと心折れて東京女子流を脱退して引退してしまった小西彩乃がかなり得意としていたんじゃないかなと思い出してしまった。小西彩乃はバリバリ高音張り上げるソロパートばかり歌っていて喉をやってしまったのが自信喪失に直結したけど、喉をやってしまって以降は低音を生かした抑えた歌唱で新たな魅力を発揮しかけていただけにその時のイメージだともっと自然にこの曲に馴染めたんじゃないかと思う。新井ひとみは王道アイドル的な声をしているので、なんていうか松田聖子が中森明菜の曲歌っているみたいで、当然歌えはしているんだけど向き不向きで言えばやはり「少女A」は松田聖子じゃなくて中森明菜が歌うべきだし、「青い珊瑚礁」は中森明菜じゃなくて松田聖子だろうっていうなんかそういう感じ。
★★★☆☆

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