ReLOVE & RePEACE

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 あいのうた 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優  
2 STAND BY ME!!!! 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優  
3 HIGH FIVE 高橋優 高橋優 ha-j 26th(配信限定)シングル 初CD化
4 勿忘草 高橋優 高橋優 鈴木Daichi秀行 27th(配信限定)シングル 初CD化
5 I LIVE YOU 高橋優 高橋優 tasuku  
6 forever girl 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優  
7 沈黙の合図 高橋優 高橋優 tasuku  
8 氷の世界 高橋優 高橋優 宗像仁志  
9 ever since 高橋優 高橋優 宗像仁志 24th(配信限定)シングル 初CD化
10 雪の筆跡 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優  
11 ピーナッツ 高橋優 高橋優 ha-j  
12 Piece 高橋優 高橋優 ha-j 25th(配信限定)シングル 初CD化

リリースデータ

2022年10月5日 初登場2位 売上2.2万枚 Produced by 箭内道彦
Co-Produced by 高橋優
ワーナー

高橋優8thアルバム。前作から2年ぶり。前作以降のシングル4曲を収録。シングルCD発売は前作に続いて無く、公式サイトでは配信シングルを引き継いでカウントするようになった。9月7日に配信された秋田CARAVAN MUSIC FESテーマソング「秋田の行事(feat.柳葉敏郎, 藤あや子, 佐々木希 & 秋田県人会)」は未収録だが企画作という扱いなのかシングルの通算カウントからも外されている(その後に今作の先行配信として出た「勿忘草」は今作のジャケット流用だったが27thシングルとしてカウント)。

前作ではDVD付と弾き語りCD付の複数商法が展開したが今作では複数商法がさらに過激化した。

初回限定盤A2022年2月8日に日本武道館で開催された弾き語りライブ「10th Anniversary Special 2Days DAY1-黒橋優の日-」を収録したDVD付。
初回限定盤B2022年2月9日に日本武道館で開催された弾き語りライブ「10th Anniversary Special 2Days DAY2-白橋優の日-」を収録したDVD付。
初回限定盤Cは2021年10月〜2022年1月まで開催されたツアー「高橋優LIVE TOUR 2021-2022 THIS IS MY PERSONALITY」2021年11月9日中野サンプラザ公演を収録したDVD付。
通常盤はCDのみ。

前作は弾き語りCD付がレンタルに入ったのでDVD付を購入し、弾き語りCD付をレンタルで乗り切ったもののさすがにこの複数商法では初回盤は見切っての通常盤1択となり、3rd以降初回盤を購入し続けていたところからグレードダウンさせた。率直に書いてかなりガッカリな商法だし、誰得なのかという感じはする。通常ツアーは前々作でフル収録でDVDにしたことがあるけど、日本武道館での10周年弾き語りライブ2daysを単独Blu-ray発売せずに特典DVD複数商法で済ませるどうなのか。ライブ映像作品が初期の2012年のツアー、2013年初武道館、2015年5周年ベストのツアー、2017年MTV Unpluggedとあまり数を出せていない上に、5年途絶えたままなのでワーナーが高橋優の単独映像作品に積極的ではない状況っぽいけど…。

配信シングルは比較的綺麗な感じの曲が続いていていたが、「あいのうた」「STAND BY ME!!!!」では現状に物申してまくしたてる激しい高橋優の健在っぷりを存分に示すガツンとした始まり方。しかし激しいのは最初の2曲だけで以降は全体におとなしめ。フルバンド編成ではない曲が増加し、後半「沈黙の合図」〜「Piece」は「雪の筆跡」以外はドラムサポート不参加となっているので、後半以降はサウンド面でもドラム打ち込みが目立ち、さっぱりと軽めの印象になっている。前2作がやや長めだったのもあって今作は比較的適度な長さでまとめたような印象もある。池窪浩一・高橋優の基本体制以外はバンドというより打ち込みや1人オケ制作に長けたアレンジャーを積極起用している事からも、かなり意図して少しライトな方向性を目指したものと思われる。終盤にもう1曲くらいガツンとした曲があれば良かったんだけどなんかこの流れだと荒々しく勢いよく飛び出して小綺麗になって終わっていく感じが…。

変化を積極的に意識しつつ、原点やらしさも失いたくないというような相反する姿勢はここのところ一貫しているように思う。前々作『STARTING OVER』では落ち着いていく自分自身にこのままでは終わると奮起して作り上げた力作だったが、タイトルに反してそれまでの集大成のような作風、事務所独立を果たした後の前作『PERSONALITY』ではパーソナルな部分を打ち出して積極的に変化を求めるような部分もあった。そして今回はタイトルにReが含まれているように「再会」をテーマにしている。前作と今作は新コロの状況を巡る思いがどうしても反映されており、前作では自粛を要請される空気があったため内面に向かいがちで、今作はその反動、人と会うなライブもするなと言われたところからのもう1度人と触れ合う、出会うというのが恐らく「再会」の意味合いに含まれていてメインではあるんだけど、3作連続で何かしらリスタートしようとするトピックも続いており(前々作はタイトルそのまま、前作は事務所独立、今回はRe)、40代間近となり徐々に若い頃のがむしゃらさ、衝動が失われて行く中でそれまでの自身のイメージのある程度の維持、こうあるべきだし丸くはなりたくないという思いと、自然と落ち着いていく心構えとの間でもがいているようなところもあるのかな…と同世代としては何となく思うところもあった。

「あいのうた」は3年目になってようやく言ってくれたというような内容の曲でこれぞ高橋優だとは思うんだけど、かつて今思った事を今歌うリアルタイムシンガーソングライターをキャッチコピーにしていた高橋優でさえこの内容を歌うのに3年かかったという事実は色々な意味で重い。トータルで今作も良いアルバムではあるが、なんというか次どう進むか常に難しい感じがつきまとっていて、気軽に次に期待とか楽しみっていう印象にはなってこない。いつまでも吠えてばかりもいられないだろうし、かといって吠えてばかりでも一緒に年齢を重ねているリスナーにとってもしんどい、しかしすっかり落ち着いて綺麗な曲ばかりになってもファンは離れるだろう。リスナー側も一緒に年齢を重ねていて心境は変化していくのだから…。破天荒型のキャラではなく、基本真面目な優等生タイプだと思うし、デビューから20代までがほぼほぼ「初期」括りへと変わっていく40代以降、ますますどういう立ち位置からどういう事を歌っていくのかは難しい局面だよなぁ。

B0B6HVPQYF初回盤A  B0B6HR1L58初回盤B  B0B6HR68NQ初回盤C  B0B6HTQ632通常盤 

印象度★★★★☆

2022.12.4更新

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