SPARKLE

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 英雄譚 相川七瀬 コンプ コンプ  
2 Blue Star(SPARKLE ver.) 相川七瀬 コンプ コンプ 2024/3/15配信シングル
3 DOUBLE CALL 相川七瀬 コンプ コンプ  
4 襷をつなげ 相川七瀬 コンプ コンプ  
5 無限の棘 相川七瀬 コンプ コンプ  
6 エンドロール 相川七瀬 コンプ コンプ  

リリースデータ

2024年11月5日 初登場53位 売上0.09万枚 Producer:相川七瀬
Sound Producer:コンプ(豚乙女)
motorod(avex trax)

相川七瀬15thアルバム。ミニアルバム。前作『ROCK MONSTER』から1年ぶり。オリジナルアルバムとしては『中今』から1年10ヶ月ぶり。3月に配信された「Blus Star」をアルバムバージョンで収録。"デビュー30周年イヤーの幕開けを告げるミニアルバム"とされているが、1995年11月8日のデビューから"30年目"を迎えるタイミングでのリリースとなり、"30周年"だと丸1年前倒しとなる。3作連続で10曲未満のミニアルバム形式となったが、前2作と異なり今作は告知時点から一貫して"ミニアルバム"と銘打たれていた。公式にミニアルバム扱いとなるのは最初のミニアルバム『The Last Quarter』以来2度目となる。これまでの10曲未満の実質ミニアルバムは『The Last Quarter』『THE FIRST QUARTER』『R.U.O.K?!』『中今』『ROCK MONSTER』とあったが全て7,8曲だったため、今作が過去最少曲数となった。

「Blus Star」は配信バージョンではドラム音からイントロが始まっていたが、SPARKLE ver.では冒頭ドラム音がカットされている。また全体に音が軽かった配信バージョンからギターやドラムが前面に出たがっしりとしたバンドサウンドに変わっている(配信版は打ち込みだったのかも?)

"「輝いている時間・輝ける場所・輝く人」をテーマに、その輝きを掬い上げて歌にした作品集。"とされている。しっとりモードの『中今』から一転の爽快ロックアルバム。『ROCK MONSTER』とは制作陣も変わり、今回は全曲の作編曲を豚乙女のコンプが担当。コンプは全曲でベースを演奏し、「無限の棘」ではギターも兼任、「エンドロール」はギターのみでこの2曲は1人オケ制作、残り4曲はギター、ドラムを招いたバンド編成となっている。4曲全てのドラムはフリーザック(THE WASTED)、「英雄譚」「DOUBLE CALL」のギターはMarty Friedman、「Blue Star」「襷をつなげ」のギターは新倉シュン、「Blue Star」「DOUBLE CALL」「襷をつなげ」のコーラスに稲村太佑(アルカラ)、「Blue Star」「襷をつなげ」のコーラスにランコ(豚乙女)が参加している。というわけでバンド編成の4曲は爽快ロックナンバーが続き、30周年を目前にして初期のようなダークさはないものの未だ変わらぬ勢いの相川七瀬のロックを堪能でき、久々に聞いても相川七瀬らしいと感じられるような王道な仕上がり。ドラムが打ち込みになる「無限の棘」はバラード系で一気に空気が変わり、ドラムもベースも打ち込みになる「エンドロール」は打ち込みサウンドを生かしたような壮大な雰囲気で幕を閉じる。

実際にはエイベックス初期の功労者特権であっても予算的にフルアルバムを作れなくなってきているんだとは思うけど(とはいえ功労者であってもTRFとかhitomiとか長期に渡ってリリースできない状態になってしまうくらいエイベックスはドライな部分もあるので1000枚前後の売上でリリース継続できるだけでかなり扱いがいいとも言える)、過去最少の6曲という短さもあって30周年に向けてのキックオフ的な立ち位置の1作には感じられる

B0DG5QZNCS

印象度★★★☆☆

2024.12.23更新

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