AUTUMN TRACKS-秋のうた-
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 原曲、備考 |
1 | 秋のグラディエント | 長沢知亜紀,永野小織 | ha-j,PA-NON | 長沢知亜紀,永野小織 | 新曲 10/9先行配信 |
2 | 風は秋色 | 三浦徳子 | 小田裕一郎 | 丸山真由子 | 松田聖子(1980) 10/2先行配信 |
3 | 木枯しに抱かれて | 高見沢俊彦 | 高見沢俊彦 | nishi-ken | 小泉今日子(1986) 9/25先行配信 |
4 | 思秋期 | 阿久悠 | 三木たかし | ha-j | 岩崎宏美(1977) カレンソロ |
5 | 月のしずく | Satomi | 松本良喜 | 湯浅篤 | RUI(2003) クララソロ 柴咲コウが役名でリリース |
リリースデータ
2024年10月16日 | 初登場20位 | 売上0.4万枚 | SACRA MUSIC |
メンバー
クララ |
カレン |
ClariS4thミニアルバム。『Iris』から5ヵ月ぶり。2016年3月『SPRING TRACKS-春のうた-』、2019年8月『SUMMER TRACKS-夏のうた-』、2022年12月『WINTER TRACKS-冬のうた-』に続く第4弾。シリーズ通してカバー4曲、オリジナル新曲1曲の合計5曲で構成されている。今作の発売告知と同日の9月1日に今作の翌週にベストアルバム『ClariS〜SINGLE BEST 2nd〜』発売、ツアーを持ってのカレンの卒業が発表された。3曲が発売4週前より1週間ごとに先行配信された。初公開となる「思秋期」はカレン、「月のしずく」はクララのそれぞれソロ曲となる。
初回生産限定盤はポストカード付。トールデジパック、限定スリーブ仕様。映像の付属は無い。2970円。
通常盤は通常のプラケース仕様。2310円。
8年かけて四季のシリーズを完結。カレンの卒業が決まって慌てて最後に企画された感もあるが…秋だけ取り残されてソロでやるよりカレン在籍時のライフワーク的な感じで完結できたので良かったか。秋は切ない、哀愁的な雰囲気が漂い新曲もだいぶ大人っぽい。シリーズ初期の頃だと少し背伸び感もあったかもしれないが推定アラサーに差し掛かってきているはずなので年相応の大人っぽさになってきていて今後の可能性も見える1曲になったと思う。カバー4曲は「月のしずく」だけ飛び抜けて新しい曲でしかも2月にリリースされた映画主題歌の曲であまり秋のイメージでは無かったが"月"からの連想か。
童謡やアニソン以外で最初に聞いたのが叔父が持っていた松田聖子のカセットテープでよくドライブで聞いていたので(恐らく『Seiko・index』のカセット版)「風は秋色」は馴染みがあったが、しかしこのアルバムの中ではそこまで印象的な曲ではなかったので聞いたらそういえばこんな曲もあったなと思い出した程度。「木枯しに抱かれて」と「思秋期」はあまり馴染みも無くてほぼ知らない曲だったが「木枯しに抱かれて」はClariS流のスッキリポップ変換で哀愁を交えてカバーしている印象。ソロ2曲はもう少しソロ色を打ち出していて「思秋期」は演歌的なバラードで最後の最後にカレンの本気大人歌唱が聞ける。特に後半の歌詞と相まって引退曲のような雰囲気が…。「月のしずく」のクララソロも素晴らしいがこの曲は原曲に馴染みがありすぎたのとRUIこと柴咲コウの神秘性と曲の相性が絶妙すぎたのでどうしてもそこには及ばない。今後のClariSがソロ体制になるなら今後の基本線になると思われるが、やはり1人だと普通に歌が綺麗で上手なお姉さんなんだよなぁ…。
印象度★★★☆☆
2024.11.16更新
※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。