Beautiful Dreamer×休息の間

対談レビュー 第9弾・改
いきものがかりベスト発売記念 シングルレビュー2006-2010

柊朱雀 ->元々は08年6月ぐらいに収録した対談だったんですけどね。
MOMA ->初のリメイク対談なんですが、最大の理由は
察して下さい(聖恵ちゃんのオールナイトニッポン風)ということで。
柊朱雀 ->振り返れば中途半端で、丁度ベストが出たってことで異例の…てことで…。
MOMA ->察して下さいスペシャル(繰り返しになりますが聖恵のオールナイトニッポン聞いてればネタの意味が分かります)って感じでね。
柊朱雀 ->さて、あの時はまだ途上だったいきものがかりも今やトップグループということでね。
MOMA ->彼らの姿勢はちょっと普通のミュージシャンと違うところがありますね。楽曲至上主義でプレイヤーとしてのこだわりがあまりなかったりね。
柊朱雀 ->前回の方以上に楽曲至上主義
MOMA ->Aquaは別に宣言しているわけではないですから。いきものがかりは特にリーダー水野さんがインタビュー等でこだわりを語っているので興味がある人はナタリーの過去インタビューなどをチェック!
柊朱雀 ->だいぶ昔の日記にもリンクがあったような…。これか。
http://natalie.mu/music/pp/ikimonogakari


1st SAKURA
2006年3月15日

SAKURA

MOMA ->改めて聞くとデビューとは思えないほどどっしりしている。何だこのベテラン的風格。まあアレンジャー(aikoの編曲者でもある島田さん)とサポート演奏陣はベテランなんですけどね。
柊朱雀 ->しっかりしすぎです。じわじわと上昇して売れたのも納得。
WBC効果でしたっけ。
MOMA ->あぁ、何かWBC(1回目)のCMで偶然かかったとかメンバーが言ってたような。そんなに効果があったか記憶にはありませんが。
柊朱雀 ->WBCの間の電報のCMソングでかかっていたのが話題殺到で…とかだったような。私としては、Mステの春うたランキングSPでいきなりランクインしていたので知って、初出演前に速攻で借りました。
MOMA ->見てたけど全く記憶に無いなぁ。何か少しヒットしてるなとは思ってたけど。
柊朱雀 ->子供でもなく大人でもなく女の子がボーカルってのが新鮮だった。
MOMA ->聖恵ちゃん童顔ですからね。Hysteric Blue以来だなぁ。またソニーだなぁ。いくら良くてもどことなくひねくれた今の時代にはもう厳しいんでないの?と思ったのは覚えてる。
柊朱雀 ->そんなわけでかなりの名曲ですが、08年の紅白でも何故か初出場で歌われました
MOMA ->名曲なんですけど少々派手すぎて長い印象もあって。1stアルバム借りてからもこの1曲目を飛ばして2曲目から聞くことが多かったです。
柊朱雀 ->ここまでがっしりしてるのも以後この曲ぐらいじゃないでしょうか。重さ的に。
MOMA ->すごい和の雰囲気 もあるんでそういうグループかなと思ったら3枚目以降はそうでもなかったっていうね。
柊朱雀 ->存在自体が「和」っていう感じはあるけど。
MOMA ->まあJ-POP聞いて育ってきた世代による王道志向ですから、必然的にジャパニーズなポップスに…ねぇ?
柊朱雀 ->中3から好みど真ん中でした。
MOMA ->アコースティックバージョンはシンプルでいいんですけど、ピアノやキーボード抜いてアコギだけで聞きたかったなぁ。路上っぽく。そこはこだわってくれよと(笑)
柊朱雀 ->この前のMステで確かようやくメンバーのアコースティックver.を少し。

この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆ ->代表曲だし、じんわり沁みる名曲だけど単純にほかにもっと好きな曲があるのでこのくらいで。
柊朱雀★★★★☆->歴代のシングルの中でもオンリーワンな雰囲気漂う。思い出深い一曲。

収録作品:
1stアルバム『桜咲く街物語
ベスト『いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜
バラードベスト『バラー丼

2nd HANABI
2006年5月31日

HANABI

柊朱雀 ->アニメ「BLEACH」ED。
MOMA ->上から数えた方が早いくらいのヒット作なんですが…
ベスト未収録で〜す…ってうぉい!!
柊朱雀 ->前作のロングヒットから一気に5位。初のトップ10入り。ここまでは順調でしたね。順調にソニ…
MOMA ->メンバーが曲をカテゴリごとに分けて、なるべくいろんなカテゴリから1曲ずつ選んだみたいなこと言ってまして。「ブルーバード」「ホタルノヒカリ」と同じカテゴリにされたようで結果「ブルーバード」のみベストには選ばれた、と。まあ当時はソニー典型アニメパターンで売れただけでしたね。
1stアルバムではトップ10ヒットこの曲のみでした。
柊朱雀 ->なるほど〜。カテゴリは考えられてるんですね。まあ、印象としてもソニーなアニメっぽい路線に振り切ったなぁと。
MOMA ->ただこの曲ってけっこうハープ全開で鳴っているんで、そこは少し2曲とは違っててよりいきものっぽさがあったんじゃないかって思うんですけどね。
柊朱雀 ->確かに、この曲で
「山下=ハーモニカの人」っていう印象が付きました(笑)
MOMA ->挨拶は「ギターハープの山下穂尊です」ですからね。近年バラード続きだからちょっと出番ないけど。
柊朱雀 ->うーん、やっぱりいきものがかりのシングルの中でも何だか浮いてる気がする…。
MOMA ->あとは夏の曲なのに少しリリース焦りすぎたんじゃないかっていう(笑) まだ「SAKURA」のヒットの余韻もあったし、1ヵ月遅らせても問題なかったのでは?
柊朱雀 ->前回の対談では、まずHANABIの前に「梅雨」が来るんでね?っていう話が…(笑)
MOMA ->5月末〜6月始めに夏ソング先取りするのソニー系列好きなんですよね。ZONEもSCANDALもやってる(笑)
柊朱雀 ->ORANGE RANGEもやった。
MOMA ->
社風ですね。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆->いやぁ〜これはカテゴリ別にしていいでしょう。バラード1曲削ってベストには入れてよかったかと。
柊朱雀★★★☆☆->特に思うことと、好きな曲を並べていくと必然的に…。

収録作品:
1stアルバム『
桜咲く街物語

3rd コイスルオトメ
2006年10月18日

コイスルオトメ

柊朱雀 ->直球ラブバラード!
MOMA ->1stアルバムのシングルの中では最も近年の王道に近い作風ですね。「白馬の王子様」とかメンバーも新鮮だったみたいで歌詞についてもよく語ってます。
柊朱雀 ->サビでバンドサウンドがガツンと入るという、まさに直球王道。隠れてしまったけど名曲でした。
MOMA ->当時の印象皆無で、確か前回の対談でも1番知名度ないんじゃないの?みたいにまとめてたんですけど…けっこう
人気曲だったんじゃないかっていう(汗)いや、改めて聞いたらいい曲です。
柊朱雀 ->なのに最高15位で。やっぱり、ここまで順調にソ…
MOMA ->まあそのせいで印象無かったんですけどね…。ベスト盤でもDISC-1最終曲という位置でね、これはメンバー間でも上位曲なんだなと。
柊朱雀 ->前回の対談ではコンピ「恋のうた」で…と言ってましたが、今度はベストでもっと多くの人に広がってほしい!

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆ ->バラードの中では1番いいかもなぁ。楽器もけっこうガンガン言ってるところが最近の王道と少し違います。
柊朱雀★★★★☆->ポップバンド好きとしては至高。希望溢れる名バラードです。

収録作品:
1stアルバム『
桜咲く街物語
ベスト『
いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜
バラードベスト『バラー丼


4th 流星ミラクル
2006年12月6日

流星ミラクル

柊朱雀 ->アニメ「天保異聞 妖奇士」OP。
MOMA ->シングルの中ではけっこうロック&ハーモニカ冴えまくり!ほかに似た曲ないと思うんですが、
まさかのベスト未収録ぅ…(悔)いやこれだけはマジで意味分からん。忘れてたとしか。
柊朱雀 ->
は、入ってない…だと…。
MOMA ->最低売上ではないけど22位って最低順位だったから…?
柊朱雀 ->そんなのってねぇよ、死に切れねぇよ…。
MOMA ->ちなみにアルバム未収録だったこのシングルのC/Wは新録で入ってるっていうね(笑) って笑えるか!
柊朱雀 ->この曲は、スペシャか何かでPVを見て、再び電撃が走ってレンタルに走りました。完全にマイブレイクしました。
MOMA ->当時、全く知りませんでした。いつアルバム出るのかなぁくらいで…。前回の対談の後に、これすげぇいいじゃないかとようやく目覚めた次第でして(汗)
柊朱雀 ->これ借りたとき、「MOMAさんはまんないかなぁ」「MOMAさんハマんないかなぁ」わくわくとか思ってたような記憶が(笑)
MOMA ->なんかもう
すべてを巻き込んで前に進んでいくような疾走感がたまらないですね。
柊朱雀 ->歌いだしから突っ走ってくのがもう。
MOMA ->ベストで聞いた人は是非1stアルバムを手に取っていただいてこの曲を聴いてほしいです。ていうか1stアルバムに大きな価値を残すための戦略?
柊朱雀 ->な、なるほど…。

この曲の評価は…
MOMA★★★★★->こんな風にもっとハーモニカを生かしてほしいなぁ。これ以降時代が進むにつれてあまりハーモニカの印象無いような…。
柊朱雀★★★★★->出たときから譲れないいきものがかりNo.1ソング

収録作品:
1stアルバム『
桜咲く街物語

5th うるわしきひと/青春のとびら
2007年2月14日

うるわしきひと/青春のとびら

うるわしきひと

柊朱雀 ->アクエリアスのCMソング!
MOMA ->アルバム出るの分かってたんですけど気に入ったんで初めてシングル借りに走りました。
柊朱雀 ->俺はアルバム待ちでしたねー。待望だったので(笑)
MOMA ->Aメロのラップにも近い早口が当時聖恵ちゃんキツかったらしいですね。
柊朱雀 ->つたないところも可愛い
MOMA ->個人的には何故かこの曲のドラムが好きです。最後のサビのところでパターンが少し変わってまた元に戻るアレンジとか普段そこまで気にしないアレンジ部分が妙に耳に残って。
柊朱雀 ->個人的にはCMに出てて雪だるま転がしてた人のファンだったので、それ加味で冬!なイメージ。
MOMA ->CMの記憶はないなぁ。ジャケットがちょっともうちょっといい表情取れなかったの?って思ったのは覚えてます(笑)
柊朱雀 ->きよえちゃんドアップの(笑)
MOMA ->インパクトはあったけどさぁ…。あと回るPVも印象的だったかな。
柊朱雀 ->PV全部動画消されてて見れないよ!どれか見れるDVDとかありましたっけ?
MOMA ->
「とってもええぞう」というPV集に「気まぐれロマンティック」までばっちり入っております。DVD付やってなかったのでこれ以外には「なくもんか」初回盤に「じょいふる」入っただけで。
柊朱雀 ->お金が潤えば…買ってみよう…。
MOMA ->この曲のPVまではけっこう今までと重複した役者さんが出てたりしてね。副音声でメンバーコメンタリーが入ってて楽しい内容ですので是非。

この曲の評価は…
MOMA★★★★★->ここから入ったので印象深い曲。
柊朱雀★★★☆☆->前作の圧倒的名曲ぶりに比べたら…普通?な印象。

収録作品:
1stアルバム『
桜咲く街物語
ベスト『
いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜

青春のとびら

柊朱雀 ->洋画「モンスターハウス」の吹き替え版主題歌。
MOMA ->「青春ライン」と曲名が被るせいか、
ベスト未収録です。
柊朱雀 ->ららら〜ららら〜なサビが印象的ですね。
MOMA ->青春なのにちょっと異色。そしてギリギリ3分無くて短いんですよね。
柊朱雀 ->シングルの中ではかなりの異色作ですね。ポップですけど。
MOMA ->こう見ると1stアルバムまでが1番幅広くやっているような気がしてきました。これは後にバラードに偏るせいかな?
柊朱雀 ->まだ安定する前の模索期だったんでしょうね。ORANGE RANGE達がそうだったように。
MOMA ->当時は「うるわしきひと」ばかり聞いててあまり好きな曲ではなかったんですが、改めてこういうのもたまにちゃんとA面でやってほしいなと思いました。
柊朱雀 ->バラードor切なポップ続きだもんなぁ。

この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆->好きかどうかっていうとそこまででもないんだけど、試みとしては異色で面白い曲。
柊朱雀★★★☆☆->面白いけど異色すぎるような気も。

収録作品:
1stアルバム『
桜咲く街物語

6th 夏空グラフィティ/青春ライン
2007年8月8日

夏空グラフィティ/青春ライン  

夏空グラフィティ

柊朱雀 ->前作に続いてアクエリアスのCMソング。
MOMA ->変化としてはC/Wカバーが無くなりました。新曲たくさん出来てるからもっと聞かせたいとか言ってたような。
柊朱雀 ->この後カバーが復活するまで3年かかることに…。
MOMA ->また今作が10位(トップ10入りは「HANABI」以来2度目)になって、以降常連になりました。1stアルバムでファンが増えてソニー典型パターンから外れ始めました。
柊朱雀 ->待ちに待った1stアルバムから功を奏しましたね。タイミングばっちり。
MOMA ->暑い中、レンタル屋に行ったら借りられてたもんで、当時は新品販売もやってた店だったんで、初回盤が1枚だけおいてあって、唯一のシングル購入したのが思い出。もう売っ
柊朱雀 ->前作いいな、1stも聴きたいな、とも思いつつ、何故かスルーしちゃって…。夏のアクエリですけどとびっきりの爽快!夏ソングですね。
MOMA ->爽快サマーポップですね。こういうアッパーな曲はシングルだと珍しいかも。これ以降バラードばかりになるしね。
柊朱雀 ->後述の「ブルーバード」とは同じ爽快夏うたでも違うよさがあると思います。
MOMA ->「HANABI」「ブルーバード」「ホタルノヒカリ」といった夏のアップテンポとは違って明るいですからね。…ただどういうわけか
これまたベスト未収録なんですけどね…。
柊朱雀 ->何故だ…。
MOMA ->これはどの曲とカテゴリ被ったのか分からない。シングルでは意外と唯一の路線じゃないかとも思うんですが。
柊朱雀 ->気まぐれロマンティックとかと…被ったのか…?うん…?まぁGLAYのバラードベスト(バラードの解釈)みたいに、メンバーの思い入れそれぞれだしなぁ。
MOMA ->バラードに比べるとそれ以外はかなり大雑把な印象はあるんですけどね。バラードは似たような路線被りまくりで収録されてるんで。さてPVの方は唯一かな?サイパンロケで爽快さ120%増しとなっております。聖恵ちゃんも珍しくスカートでした。
柊朱雀 ->おお!かわいい!!
MOMA ->金かかってそうなんですけどPV集のコメンタリーでは
国内で撮るよりサイパンの方が安上がりだったとかなんとか。そういやHysteric BlueもZONEも夏うたで海外PVやってたなぁ。特にヒスブルはラストシングルっていう末期によく金あるなと思っていたんですが、そこら辺の海で撮るより安かったからなんでしょうね。
柊朱雀 ->意外と海外ロケって金かからないのか。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆->当時より今の方が好きかも。何せこの路線、シングルでめっきりやらなくなっちゃったもんだから。
柊朱雀赤★★★★☆->来年の夏こそはこの曲を楽しめる気温でよろしく

収録作品:
2ndアルバム『
ライフアルバム

青春ライン

柊朱雀 ->アニメ「おおきく振りかぶって」後期OP。
MOMA ->こっちはベスト収録されるので知名度逆転するかもしれませんね。まあ当時もPVあったし、アニメも人気だったみたいで知名度ありましたけど。トップ10入りもこのタイアップが効いたってのもあったろうし。
柊朱雀 ->夕方のアニメだったし人気でしたね。見てなかったので2nd聴くまで(前回対談やるまで)全く知らなかったけど…。
MOMA ->野球好きのリーダー水野さんが気合入れすぎて
最初はまんま野球用語連発の曲が出来たらしいけど、野球知らない聖恵ちゃんに微妙な反応されたとか。最終的には野球色は薄くなりました。
柊朱雀 ->このアニメといえば、Base Ball Bear「ドラマチック」が見てなくてもインパクトだったので余計にね。歌いだし後から入るバンドサウンドが痛快ですね。
MOMA ->結果的には運動部活応援歌みたいな雰囲気でしょうか。中学時代に聞いていたら勝手にテーマ曲になっていたかも。当時部活やってた人とかは重なるものがある のではないでしょうか。
柊朱雀 ->当時…新聞部…。
MOMA ->…高校は…帰た…はい!というわけでね!
青春の名曲ですよ!
柊朱雀 ->このアニメ繋がりでは今年のGalileo Galilei「夏空」がありましたが、誰かこんなスポーツ青春ど真ん中!な曲を今一度出してくれよと。
眩しいぜ。
MOMA ->意外と難しいのかもしれませんねぇ。高校生バンドでもない限り、思い出して書くしかないですから。しかもバンドやっててスポーツ系の部活とか両立ってなると無理だろうし。
柊朱雀 ->やっぱこういうのってタイアップありきなとこがあるのかも。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆->単独A面、もしくはこっち1曲目でも良かったような気がしますね。今となっては。ハーモニカも吹き荒れるし初期テイストってここら辺までかな。
柊朱雀★★★★☆->「おおきく振りかぶって」一回見てみよっかな。

収録作品:
2ndアルバム『
ライフアルバム
ベスト『
いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜

7th 茜色の約束
2007年10月24日

茜色の約束  

柊朱雀 ->au CMソング。…っていう響きもなんか懐かしいな…。
MOMA ->曲調といい、結婚がテーマといい、
まさに勝負曲!!って感じでしたね。
柊朱雀 ->その気合で初登場7位にランクインして、無事トップ10入り常連になりました。
MOMA ->正直、ここで1つ抜けて代表的ヒットになると思ったんですがそこまででもなかったですね。2ndアルバムへ向けての弾みにはなりましたけど。
柊朱雀 ->トップ10には入ったけどそこまでは…的なポジションでしたね。ファンモンみたいな。前回の対談までは完全にそんな認識でした。
MOMA ->聖恵ちゃんの兄、つまり男子メンバー2人の同級生なわけですが、その兄が結婚した時に歌いに行ったそうで。
柊朱雀 ->本望だろうな〜。
MOMA ->結婚がゴールじゃなくてその先、最期まで見据えているのがスケール大きいなと。
柊朱雀 ->曲調はミディアムでそう感じさせないんですけどね。
MOMA ->まあ若いファンが多いので正直結婚はまだ早い…ってリスナーが多かったってのもあるのかもしれない…。
柊朱雀 ->当時高1だしなぁ。俺。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆->最近はこんなスケールのバラードばっかですけど、当時はそんなにバラードばかりじゃなかったので勝負曲!って感じでした。今になって聞くと最近のバラード群よりいい!
柊朱雀赤★★★★☆->秋の始まりの曲…なんですが今年は夏から一気に冬に駆け抜けてしまい…。

収録作品:
2ndアルバム『
ライフアルバム
ベスト『
いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜
バラードベスト『バラー丼


8th 花は桜 君は美し
2008年1月30日

花は桜 君は美し  

柊朱雀 ->『SAKURA』に続く桜ソング!
MOMA ->実際には「SAKURA」以前にあった曲で、この曲を越える曲を作る気合で「SAKURA」が生まれたとか。インディーズ1stに原曲が収録されてるようです。
柊朱雀 ->
イントロのピアノから印象的な名曲です。
MOMA ->和風な感じもあってね。ただ売れてきたせいなのか、今までだったらハーモニカ入ってそうな間奏部分にストリングスが入ってるような印象もあります。
柊朱雀 ->やっぱ売れる+ポップ=ストリングスは必須式なのだろうか…。レミ○ロ○ン
MOMA ->まあスケール感出せますからね。入れておけばオールオッケーみたいな風潮は残念ながらあるかも。
柊朱雀 ->リリース時期やサウンドもどことなく、
春というより年明けに聴きたい感じです。
MOMA ->PVも年明け早々に駅前で撮影したそうなので年始感ありますね。確かに本格的な春になるとあまり聞く気はしないかも。
柊朱雀 ->毎年この曲を聴くと1年が始まる!っていう印象ですね。
MOMA ->ああ確かに。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆->もっとこういう路線も定期的に出してくれ〜。
柊朱雀★★★★★->歴代のシングルの中でも一番情景が出てくる!不動のNo.2

収録作品:
2ndアルバム『
ライフアルバム
ベスト『
いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜

9th 帰りたくなったよ
2008年4月16日

帰りたくなったよ  

柊朱雀 ->映画「砂時計」主題歌。
MOMA ->その後に通じる
大バラード路線の幕開けでしたね。今思えば。悪く言えばこの後、ほとんどこういう壮大なアレンジのバラードばかりになります。
柊朱雀 ->「砂時計」という作品には凄く合ってたんですけどね。これは。
MOMA ->メンバーが大のお気に入りで実際扱いが破格です。DVD「とってもええぞう」にオリジナルバージョン収録、別テイク映像バージョン収録(ほとんど同じ)、見比べバージョン収録、ライブバージョン収録。要するに
特典映像が全部この曲。聖恵ちゃんのオールナイトニッポンED、ベスト盤でも堂々の最終曲。
柊朱雀 ->その思い入れの分もあってデビュー曲以来にロングヒットしましたよね。当時だとそれに続く2番手ヒット?
MOMA ->「SAKURA」「HANABI」に肩を並べるくらいだったかな?ま、そんなわけで当初は普通じゃね?と思ってて、扱いの良さに早々に聞き飽きて…って感じだったんですがそれを通り越して最近では俺の中でスタンダード化してきました。いい曲なんじゃね?(消えた前回対談と言ってること違う)
柊朱雀 ->いきものバラードの中では一番好きです。
MOMA ->テーマ的にも幅広い世代に共感を呼びそうですよね。やっぱこの手の望郷系(?)はね。
柊朱雀 ->母親も当時共感していたらしく、俺よりはまってたり(暫く着信にしてました)。まだ独り暮らしはしていないので、本当にこの曲に共感するのはもっと後になりそうです。
MOMA ->まあベスト盤だと最終曲になるまでにこの手のバラードがけっこう出て来るんで、もうお腹いっぱいになってるかもしれませんが、
時を経て意外と残ってる曲って感じかな。
柊朱雀 ->シメにはいいかも。
MOMA ->そういえば映画「砂時計」は松下奈緒主演だったのか。
柊朱雀 ->元々は別のキャストで昼ドラだったんですけどね。あまりに原作崩壊だったからか1年後に映画が新しく作られました。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆->シングルだと年1でこういうバラードは聞きたいけど、この後を考えると埋もれがちになっちゃうかな。
柊朱雀★★★★☆->名曲だけど、前々からあった違和感は「ハーモニカ」と「ストリングス」だったのか。

収録作品:
3rdアルバム『My song Your song

ベスト『
いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜
バラードベスト『バラー丼


10th ブルーバード
2008年7月9日

ブルーバード  

柊朱雀 ->アニメ「NARUTO」OP。前回は惜しくも「帰りたくなったよ」で終了していたので、ここからは純粋に新録となります!
MOMA ->当時の最高売上を更新して、この後1年数カ月ほどは「最大のヒット曲」でした。
柊朱雀 ->さすがNARUTOタイアップというべきか、ここで一気に3位に食い込みましたね。
MOMA ->NARUTO自体は安定しないタイアップですがこの時は効果があったのか、ちょっと歌謡ロック調を久々にやったらウケが良かったのか。ハーモニカあり、ストリングスありと派手ですが3分台と比較的短い曲で一気に聞けます。
柊朱雀 ->アニメのイメージがあまりないいきものがかりだけど、これで4作目なのか。意外。疾走感ありますよね。
MOMA ->まあアニメはソニーの宿命にして生命線…
柊朱雀 ->それに合わせてダークだったPVもかっこよさMAXで最高でした!UGAだったらカラオケPV出てたんですよ。
MOMA ->ジャケットにもちょっとビックリしましたが新鮮でしたね。
柊朱雀 ->さすがアニメタイアップというべきか。だから売れたんでしょうけど。
MOMA ->この路線のシングルでは唯一ベスト盤にも収録されたし、
この路線での代表曲はこの曲ってところでしょうか。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆->定番の路線ではバラードと対になる曲かな。
柊朱雀★★★★☆->こういう路線、もう一回見たいなぁ。

収録作品:
3rdアルバム『
My song Your song
ベスト『
いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜

11th プラネタリウム
2008年10月15日

プラネタリウム   

柊朱雀 ->ドラマ「キャットストリート」主題歌。
MOMA ->ありそうでなかった、そしてその後でも同系統のシングル曲はないというミディアム系。
ドバラードよりもわりとテンポあるんですよね。
柊朱雀 ->浮遊感で優しいイントロは印象的ですね。
MOMA ->08年5枚の中で最もチャートアクションも地味なシングルで、ベスト盤にもはじかれましたが…当時これは最高傑作じゃないかと思って。今でも1番好きなのこの曲か「流星ミラクル」ですね。
柊朱雀 ->個人的には当時の印象が薄くて…。実はレンタル完全スルー!(Mステでは聴いた)
MOMA ->パッと聞きは地味なんですよ。
じんわりじわじわ来た。歌詞の面でも「悲しみ」から始まってるのは珍しくて。だけど暖かさと確かな希望が見える曲です。
柊朱雀 ->今凄く久々に聴いてるけど…あれ?「帰りたくなったよ」よりアレンジも感触いい…だと…?なんでだ!?
MOMA ->
来たなじんわりじわじわ(笑)
柊朱雀 ->単純にこの2年で好みが変わったのか。じわじわ来たのか…。おお…
MOMA ->ただ3rdアルバム1曲目っていう配置は…どうだったのか…。あんまり最初の1曲って気がしないんですよね。「気まぐれロマンティック」→「ブルーバード」って派手なのに続くから、この曲ってよりいっそう地味な印象になってるような。
柊朱雀 ->年末でも「帰りたくなったよ」に持ってかれてましたしね。初出場の紅白はまさかの「SAKURA」…。
MOMA ->是非ベストでこの曲の良さを再認識していただい…
入ってねぇぇぇぇぇぇよ!!!「流星ミラクル」未収録を5000歩譲っても、この曲を見送ったのが1番納得いかないぜ。
柊朱雀 ->
是非3rdアルバム「My Song,Your Song」を

この曲の評価は…
MOMA★★★★★->「悲しみの夜を越えて」暖かさを感じる1曲。知らない人は今すぐ3rdアルバムを聴くべし!
柊朱雀★★★★☆->いや、今聴いただけでかなり上昇しました。早くも序列変わるかも。

収録作品:
3rdアルバム『
My song Your song
バラードベスト『バラー丼

12th 気まぐれロマンティック
2008年12月3日

気まぐれロマンティック  

柊朱雀 ->ドラマ「セレブと貧乏太郎」主題歌。
MOMA ->とにかく楽しくてにぎやかな1曲。コスプレしまくるPVもポップ全開でした。
柊朱雀 ->08年5作目とはいえ、同じ秋クールで2作もドラマ主題歌手掛けるとか凄いことになってましたね…。
MOMA ->タイアップが止まらない…。弦編曲をしたクラッシャー木村さんは重くないポップなストリングスアレンジを手がけてていい!
柊朱雀 ->まあこちらはドラマ主題歌っていう印象は全くないんですが。この曲は盛り上がる!
MOMA ->これまでメジャーで経験したことを踏まえて書けた曲って感じですね。ギターソロじゃなくてハーモニカソロになってるのも、らしいです。
柊朱雀 ->振り付けも楽しかったです。リリースしまくりだった08年を締めくくるにはまさに絶品な。
MOMA ->もっと売れるのはこの後ですけど、基本的にA面曲は同じようなのばかり続くようになるので、
毎回毎回楽しかったのは今作までかなぁ。
柊朱雀 ->ポップもバラードもミディアムもロックも一年で全部やっちゃいましたからねぇ
MOMA ->最も多彩な1年でしたねぇ。
柊朱雀 ->今でも
一番充実していた1年だったと。ここからはもっと巨大な存在になっていくような。
MOMA ->数年前にコブクロ辺りが通ったような道をね。

この曲の評価は…
MOMA★★★★★->何も考えず楽しいポップソングとしてこれ以上ない出来でした。まさにJ-POPって感じ。
柊朱雀 ★★★★★->今では「じょいふる」に世間的には持ってかれたような感が(汗)てかこの2曲とも路線同じそうなのにベスト入ってるのね。

収録作品:
3rdアルバム『
My song Your song
ベスト『
いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜

13th ふたり
2009年5月27日

ふたり

柊朱雀 ->ドラマ「ぼくの妹」主題歌。
MOMA ->
ベスト未収録。アルバムでも少しだけイントロ追加されたAlbum versionなのでシングルバージョンがアルバムに入ってないっていう唯一のシングル。
柊朱雀 ->とりあえずどバラードな感じですね。
MOMA ->ここから本格的にバラードばっかになったんですが、現時点でのシングル最長曲のようで。長いです。6分越え。
柊朱雀 ->大作になりすぎて軽く嫌気がさして、ここから微妙スルーモードに…なっちゃうんですよねぇ…。
MOMA ->曲調も少し暗い感じで。そのせいでもないけど当時の印象あんまり無いんです。
柊朱雀 ->ドラマも見ずにスルーしちゃったし。
MOMA ->ドラマには合ってたんですかね?最初から見てなかったんですが2話以降、
枠最低記録の一桁連打で全く話題にも…。
柊朱雀 ->ドラマのCMでサビが延々かかってたので見てなくてもドラマの存在は思いだしますが…。
MOMA ->う〜ん。シングルの中で1番暗くて重い曲というのは確かですねぇ。
柊朱雀 ->あまりイメージに合ってなかった気が。
MOMA ->シングルにしては珍しく歌詞も真っ暗なんですよね。2人だけど孤独感と悲しみが全開で。だから重たく聞こえるんでしょうけど。
柊朱雀 ->そこはたぶんドラマに合わせたんではないでしょうか?重たいシリアスなラブドラマみたいでしたし。彼女らの柄じゃないけど。
MOMA ->なるほど。ただチャート的に7位で近年の中では低いけど初動は3万出てるし、ヒット具合としてはだいぶもう高くなってきてて、リスナー的にはそんなに違和感なかったのかもしれません。

この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆->それなりに耳には残るんだけど、やっぱストリングス過重で全体的に重すぎです。
柊朱雀★★☆☆☆ ->これは最初聴いた当時からあんまり変わらないかも…。

収録作品:
4thアルバム『ハジマリノウタ

バラードベスト『バラー丼

14th ホタルノヒカリ
2009年7月15日

ホタルノヒカリ  

柊朱雀 ->アニメ「NARUTO」OP。2度目か。
MOMA ->「ブルーバード」路線。ほとんどそのまんまですね。アレンジャーの江口さんも、ストリングス担当のクラッシャーさんまで同じだったし。
柊朱雀 ->どちらかというと「夏空グラフィティ」に似通っているような。
MOMA ->う〜ん、それは感じなかったなぁ。「夏空グラフィティ」はもっと直球にさわやかな印象。
柊朱雀 ->確かに同じ夏のNARUTOタイアップということで比べちゃいますけど。疾走系のあの曲と似てるって感じはしなかったなぁ。
MOMA ->アレンジとセツナ系路線という点ではメンバーの間でも「HANABI」「ブルーバード」「ホタルノヒカリ」は3作並んでいるみたいですし。
柊朱雀 ->なんにせよ「ブルーバード」がよすぎたのでまた?って気にはなった。前作に続いて前に聴いたことあるような曲だなと。
MOMA ->確かに。「またぁ?」っていう印象がけっこう強くて。
柊朱雀 ->しかも同じ路線の前の曲を越えてないっていう。
MOMA ->あと例によって初期だったら絶対ハーモニカでやってた部分をストリングスで処理してたり。今回は最後のサビの前にハーモニカソロがありますが。
柊朱雀 ->今久々に聴いてみたらけっこうキラキラアレンジでいいなと改めて思ったんですけども(笑)
MOMA ->
クラッシャーさんのストリングスは重くなくて聞きやすいんですよね。アッパーな曲でのストリングスはだいたいクラッシャーさんに頼んでみるみたいだけど。
柊朱雀 ->どこかのレ…じゃなくて、適度に邪魔にならなくてキレイですね。
MOMA ->そういう意味でも安定の1曲ではありましたね。

この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆ ->この頃から急にシングルの曲幅が狭くなったような気がしてました。タイアップの関係なんでしょうかねぇ。
柊朱雀★★★☆☆ ->この曲をリリースした1年後に、ドラマ「ホタルノヒカリ」の主題歌を手掛けることになったのは何かの縁ですね。

収録作品:
4thアルバム『
ハジマリノウタ

15th YELL/じょいふる
2009年9月23日

YELL/じょいふる  

YELL

柊朱雀 ->NHKの中学生合唱コンクールの2009テーマソング。アンジェラ・アキに続くタイアップで売上を急上昇!
MOMA ->10万突破は初めてでした。
柊朱雀 ->この曲は両A面含めてかなり大ヒットした印象です。
MOMA ->明るくはないんだけど、確かな決意というか
「ここに立ってる」「先へ進んでいく」という意思を感じる強いバラードです。
柊朱雀 ->編曲が松任谷正隆さんだからか、今までとはガラッと違う聴かせ方ですよね。
MOMA ->パッと聞くとまたバラードかよって感じもあるんですが、聞くほど一味違うなと。
柊朱雀 ->テレビで聴いてるうちにじわじわ来て、年末についにレンタルに走りました。「気まぐれロマンティック」以来。
MOMA ->中学時代に聞いてたらもう本当に大切な1曲というか主題歌になってただろうなと。他でもけっこうそういう意見は見た気がします。
柊朱雀 ->「今の中高生」のスタンダードソングになってるかもしれませんね。かくいう自分も、丁度卒業シーズンだったわけだけど。
MOMA ->20年経っても「中学時代の思い出とともにある曲」そんな曲なんじゃないでしょうか。
柊朱雀 ->忘れられない曲かぁ…。俺らだとなんだろうなぁ。みんな最近は卒業式でJ-POPを合唱するらしいんだけど、俺の高校は純朴に校歌だったんですよね!
MOMA ->俺だと…スピッツの「楓」(中学)、THE BOOM「風になりたい」(高校)が当たるんですが…。中学も高校も式自体はさすがに校歌とか伝統的なのでしたが、別にもっとフランクな「三送会」(中学)とか「卒業式・二部」(高校)がありましたからね。今だと卒業式でもJ-POP歌うところも多いみたいですね。
柊朱雀 ->小学校の送別会でV6「Change The World」を歌った記憶だけはあるけど。うーん中高ェ。(色々あって高3の激励会が2度中止に)

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆ ->けっこう壮大なんでそうお手軽に何度もは聞かないんですが、バラードの中でも1つ抜けて名曲だと思います。やっぱ格が違う。
柊朱雀★★★★★->そんなわけで、この曲が一生の思い出な学生さんは羨ましいです。 

収録作品:
4thアルバム『
ハジマリノウタ
ベスト『
いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜
バラードベスト『バラー丼


じょいふる

柊朱雀 ->ポッキーのCMソング!
MOMA ->いやぁビックリ!
柊朱雀 ->前の年が「おっしゃれ、ばんちょーう♪」だっただけに…。笑
MOMA ->まさかいきものがかりにCM同じ路線のまま回ってくるとは…。09年になって完全にパターン化したシングルの中ではじけすぎた新境地!
柊朱雀 ->踊りまくるPVが衝撃的でしたね。久々にきよえちゃんかわいい路線
MOMA ->
PVが「YELL」と2日連続の撮影(同じ中学)で聖恵ちゃん死にかけだったそうですが(笑)
柊朱雀 ->まさかこの2曲が両A面とは凄過ぎる。この曲も「YELL」に負けないくらいヒットした印象があって、同じ盛り上げ系の「気まぐれロマンティック」を世間的には抜いた感が。
MOMA ->そうですね。「YELL」の存在が大きすぎてそこまで年末のTVで披露しまくったわけでもないんですが、インパクトあるから1回で十分というか(笑)ここでガツンとこういうのもあるんだ!っていうのを見せたのは大きかったんじゃないでしょうか。これないとバラードの印象だけになってたかもしれない。
柊朱雀 ->年末では軒並み「YELL」でしたが、日テレのベストアーティストではこっち(SAKURAとメドレー)という英断が!
MOMA ->それ記憶にあるなぁ。「YELL」連発はちょっとシリアスなので、余計に印象的でした。
柊朱雀 ->戦略は見事に大成功でしたね。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆ ->09年シングルでこれが無かったらと思うと…。マジで2パターン化していたかも…。
柊朱雀★★★★☆ ->ただ俺は「気まぐれロマンティック」のが好きだ!

収録作品:
4thアルバム『
ハジマリノウタ
ベスト『
いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜

16th なくもんか
2009年11月11日

なくもんか(初回生産限定盤)(DVD付)    なくもんか  

柊朱雀 ->映画「なくもんか」主題歌。前作がロングヒットしてる中まさかの間髪入れずにリリース。
MOMA ->またバラード…。そしてベストでは最終を飾る「帰りたくなったよ」の前という…。
柊朱雀 ->いいミディアムバラードという印象はあるけど、わざわざシングルにしなくてよかったんじゃあ…。
MOMA ->タイミングが悪いせいで、またバラードかよ以外に当時も印象皆無でした。ただけっこう自分自身を見つめたような歌詞といい、けっこう「プラネタリウム」に通じる暖かさがあっていい曲なんですよね。
然るべき時期に出ていたらもっと名曲扱いされていたと思います。
柊朱雀 ->映画にも合ってそうだし、前からリリースが決まってたとはいえ完全に時期ミスでしたね。
MOMA ->すぐにテレビも「YELL」連発になりましたね。まあ9月までにブレイクヒットが出て、その後にもう1枚シングル出すも、何で出したの?的に影が薄くなるのはWhiteberryやZONEといい
ソニーの伝統芸です(笑)
柊朱雀 ->Mステからもランクイン以外完全スルーされた(泣)印象が薄い最大要因はたぶんそこですね…。
MOMA ->しかも同じバラードだったしね。
柊朱雀 ->なんでここで出したし!
MOMA ->タイアップが決まってたんだよ!(泣)

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆->本当に対談直前に名曲だと気づいた。不幸な1曲だと思います。ただベストのあの収録位置は…ますます不幸な気が…。
柊朱雀★★★☆☆->この曲もベスト聴いたら変わるかも。いきものの優しい系は反則だなぁ…。

収録作品:
4thアルバム『
ハジマリノウタ
ベスト『
いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜

17th ノスタルジア
2010年3月10日

ノスタルジア   

柊朱雀 ->映画「時をかける少女」主題歌。
MOMA ->インディーズ時代のリメイクだそうで。まあメジャー特有のストリングス王道バラードになってますね。
柊朱雀 ->某所でやたら上がってたアコースティックなver.はそれか。まあ、こちらは前作に続くストリングスミディアムバラードですね。
MOMA ->高値安定で凄いいい曲だと思うんですが…
正直またかよっていう(苦笑)当時といっても今回ベストに合わせての対談なので今年の曲ではあるんですが、あまり繰り返しは聞かなかったなぁ。
柊朱雀 ->要するにリリース早すぎ…でも、この曲は初めてサビ聴いたときにビビッと来て、一時期着信にしてましたよ。
…2月には変えたけどね…。
MOMA ->…発売3月なのに…?
柊朱雀 ->いや…、丁度受験に落ちたんですよね。さっさと(第一志望を)「忘れ」たかったので(笑)映画の方も、ドラマ版や原作がどうとかいうよりも、個人的にはアニメ版の方に思い入れが深くてねぇ。
MOMA ->こ、個人的だ…。でも「1曲でも好きな曲を見つけてくれればいい」って言うスタンスがあるから、こういうリリースの仕方なんだろうなぁ。
どの曲でもそれぞれがたまたま初めて聞いた時とか、たまたま多く聞く機会があって気に入るってのはあるかもですね。
柊朱雀 ->人それぞれですからね。
MOMA ->毎回曲だけ聞いている方としては、何でこんなに曲幅狭くなっちゃったの?と思いますけどね。タイアップ要請があってもうA面曲はしょうがないか…。
柊朱雀 ->存在が大きくなってしまうとやっぱり普通はそうなっちゃいますね。
MOMA ->バラード続きになるっていうのはコブクロが歩いている道と全く同じですからね。そういう意味じゃ個人的には前作に続いてもったいない曲だったなぁと。2010年は結局全部次回作に持ってかれますしね。
柊朱雀 ->ミディアムや無難ポップ続きって点では、嵐とも似てるような気もするけど。プロモーションとしては本来はこちらが2010の代表曲になるつもりだったんでしょうけど。何が起きるかわからない(笑)
MOMA ->2010年1発目のバラードってことでね。

この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆->2010年の曲としてほとんど聞かなかった曲だけど今回対談の流れで聞けば高値安定のバラードではあるかなってことで。
柊朱雀★★★☆☆ ->映画をちゃんと見ると違うかも。タイアップ作品全部に言えることだけど…。

収録作品:
ベスト『いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜

18th ありがとう
2010年5月5日

ありがとう  

柊朱雀 ->ドラマ「ゲゲゲの女房」主題歌。期待通り朝ドラワースト記録スタートだったのに、まさかの大ヒット!
MOMA ->最高売上を対談時点で更新中。知名度を大幅上昇させベストの大ヒットにも貢献していますね。いやぁ全く見てないのでこの盛り上がりからは完全に蚊帳の外なんですよね(苦笑)
柊朱雀 ->この曲は田舎のおばちゃんも知ってましたね〜。凄く幅広く浸透してるんだと実感しました。
MOMA ->うちの母は朝ドラは見てなかったけど、特集されてるのを聞いて「持ってる?」って聞いてきてベスト貸したらDVD見て親しみが湧いたらしく最近お気に入りアーティストになったようです。
柊朱雀 ->夏休みとか登校遅いときは断片的に見てました。安定感があって、そして温かい作品だったなと。それも相まってか、他のバラードとは全く違う風格が漂っています。
MOMA ->曲の方もあったかい感じでね。…まあ正直またぁ?を通り越して前作との区別が一時期つかなくなったりも(苦笑)さすがにヒットしまくってたのでそれは解消されましたが。
柊朱雀 ->確かAAAが予定通りにリリースしていれば初の1位獲得だったんですよね。
MOMA ->比較的レベルの低い争いではあったんですが…例によって
何かが発動してね(苦笑)
柊朱雀 ->さすがエイ…ぐはっ しかしこの大ヒットでも16万枚なのか…。
MOMA ->あまりに不自然だったんで事務所社長が怒って発言したところ、謝罪騒動にもなりました。
柊朱雀 ->「こんなチャート価値ねぇ」ってやつでしたっけ?
MOMA ->いや「それにしても他のランキングではベスト10にも入ってないものを無理矢理社員に買い取りに走らせ1位を取った所で、社員も情けない思いでいっぱいだろう」
柊朱雀 ->いやはやなんとも
豪直球な…。
MOMA ->その後にチャート批判ですね。問題になったのは前半のこの部分でしょう。
柊朱雀 ->まあ結局売上ではダントツで追い抜いたということで。
MOMA ->そういう意味じゃ、よくレコード大賞に並べてもらえたなぁ。権威が渦巻くあの渦中では圧力により辞退したことにさせられていてもまったくおかしくはな…。
柊朱雀 ->そのAAAと並んで入ってるしね(笑)
MOMA ->AAA復帰ってまさかいきもの出すの許すから出せっていう交換条…ぐふぅ。
柊朱雀 ->大作すぎずに温かい名曲です!
MOMA ->大作すぎず…う〜ん
6分越えだからなぁ(苦笑)「帰りたくなったよ」が最長シングルですが数秒しか変わらないっていう。で、まあ個人的にはそんなに思い入れの無い曲なんですが、やはりマンネリのようで確かな名曲でもあるというのは凄いなぁと。
柊朱雀 ->もはや底力ですね。ポップスグループの。「帰りたくなったよ」「ふたり」みたいな重たい雰囲気は全くないですし。「なくもんか」「ノスタルジア」に比べてもメロディーの温かさが違う。
MOMA ->「帰りたくなったよ」とは暖かい空気はけっこう似ている気がしますけどね。「ふたり」だけはシングルバラードの中で確実にカテゴリ違う感じ。
柊朱雀 ->それでも
ハーモニカは完全に消失してるんですけどね…。
MOMA ->この曲で入れても…ねぇ?
柊朱雀 ->ライブでは入れてください!
MOMA ->バンド抜きのアコースティック編成とかではいいかも。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆
->代表曲になったとは思いますが、個人的に好きな曲を並べていくと上には来ないかなぁ。
柊朱雀★★★★☆->もっと数字上売れても…。まだ年末年始しばらく聴くことになりそう。

収録作品:
ベスト『いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜
バラードベスト『バラー丼


19th キミがいる
2010年8月4日

キミがいる

柊朱雀 ->ドラマ「ホタルノヒカリ2」主題歌。
MOMA ->そんなタイトルのシングルが09年にありましたが、関係は無くて(笑)ややこしいな。
柊朱雀 ->MOMAさん大ヒットドラマの2期が。
MOMA ->ドラマ面白かったんですが、主題歌としては
かかってたなぁ程度でね。1期のaikoよりは印象的だったんですけど、そのくらい。なのでそこまで曲にはハマってないんですよ。なんでだろ?久々待望のポップ路線なのに。
柊朱雀 ->ドラマはちらほら見てて、曲もよさげかな?だったので久々にレンタルしたのですが…なんか軽いなぁ。
MOMA ->これまで
シングルA面は全曲を水野良樹が担当するという謎のこだわりがあったんですが、まさか山下より先にここまでに2曲しか作曲してない聖恵がA面になるとは…。結果、C/W含めて山下穂尊の曲がシングルに1曲も収録されない初の年に…。
柊朱雀 ->ハーモニカに続いて作曲山下ェ…。ってかこの曲こそハーモニカ入ってもいいだろ!
MOMA ->山下穂尊の曲とハーモニカを堪能したい人はベストの新曲「風と未来」を聞こう!そういう意味ではA面らしくなくて、アルバムやC/Wでいい曲あるなっていう感じの曲なんですよね。アレンジ的にはストリングスも入れてA面っぽい派手さにはしてるんですけど。
柊朱雀 ->既に偉大な前例(気まぐれロマンティック、じょいふる)があるので、この手の路線は既に高い壁になりつつありますね…。
MOMA ->その2曲はポップ路線でも振り切ってはじけている方なので…。ただ普通にポップな曲としてもその「風と未来」の方がかなりいい曲なんですよね。
柊朱雀 ->楽しみだな〜。
MOMA ->あとね、この曲は…
こんな軽やかな曲調なのに5分46秒もあって妙に長いんですよ。そこが何か少しパッとしない理由かもしれないと思いました。
柊朱雀 ->アンバランスなんですね。曲調と作りが。
MOMA ->アレンジ過剰だったのかなって気はしますね。ストリングスも抜きにしてハーモニカ生かした4分台前半のポップソングとしてシンプルにまとめた方が良かったと思います。
柊朱雀 ->なんとかこの路線での大ヒットをうまく飛ばしてほしいですね。この勢いで。
MOMA ->次のシングルもまたバラードになりそうだけど(笑) アルバムの曲では昔と変わらずいろいろやっててアッパーな名曲もあるのでそっちに期待しておこっと。

この曲の評価は…
MOMA ★★★☆☆
->最初は久々ポップ路線効果でいいなと思ったけど…意外と普通になってきた(汗)
柊朱雀 ★★★☆☆->ハーモニカムバック

収録作品:
ベスト『いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜

まとめ

柊朱雀 ->2年ぶりのいきものがかリメイクでしたが!
MOMA ->シングルに関しては
最近になるにつれてハーモニカが消えていったのがよく分かった(笑)
柊朱雀 ->存在感が薄くなる山下の歴史だったな…(違う)
MOMA ->アルバムのシングル級の名曲はたいてい山下曲なんですけどね。何故頑なにA面起用しないのか分からないです。初期の頃はまああくまでシングルが1番良くてアルバム曲でもいい曲多いなって感じだったんですが、4thアルバムなんかではもう完全にアルバム曲の方が多彩で面白いです。
柊朱雀 ->4thアルバム、借りたはずなのにPCに入ってない…。「てのひらの音」はマジで名曲だと思いました。
MOMA ->シングルA面に関してはもうこれしょうがねぇ…と割り切るしか(苦笑)1曲ずつ取り出せば名曲連発ではあるんですが、明らかに一本調子になってますからね。
柊朱雀 ->ただあの頃はまだ身近な空気のグループだったのに、完全に遠いところへ行っちゃったなぁと感じます。
MOMA ->近年のアーティストは売れて何かが変わってすぐに下り坂になってしまうアーティストが多い気がしますが(90年代以前デビュー組が結局延々上位にいることからも分かりますが)、いきものがかりは少し違うのかな?って気もするんですよ。
柊朱雀 ->NHKが味方につくと力強いですよね。FUNKY MONKEY BABYSも流れになりつつあるけど。
MOMA ->NHK云々以前に(平原さんとか一青さんとかアンジェラさんとかNHKに好まれてるなってだけになりつつある人も多いし)インタビューとか見ると彼らのスタンスって王道なようで意外と
王道を貫くために他とは違う姿勢だったりするんですよね。
柊朱雀 ->サポートアレンジを委託したり。
MOMA ->演奏者としてのこだわりが無かったり、
「全部好きにならなくていいから好きな曲を1曲でも見つけてくれれば」ってさらっと言えたりするところがね。
柊朱雀 ->結局、多様化してもそういう万人ポップス(姿勢込み)が売れるようになってるんですね。
MOMA ->姿勢云々はリスナーで気にする人はあまりいないでしょうけどね。売れたのは貫いた王道が高品質だったからでしょうけど。でも今の時代で売れるとは思ってなかった。
柊朱雀 ->でもその謙虚な姿勢が実を結んだり共感されたりするじゃないですか。ポップス再びの新たな流れとして、ますますこれからの活動が楽しみです。
MOMA ->どこまで王道で高値安定を貫けるのかが楽しみですよね。ここまでの連続リリースでも疲弊があまり感じられなかったのは本当に凄かったと思う。
柊朱雀 ->次いでコブクロ、はたまたミスチルほどの存在になれるのか。地道に積み上げていってほしいです。
MOMA ->いくつかの曲では好みが出ましたけど、ベストに入ってないシングルに名曲があるというのは今回共通してましたね(笑)
柊朱雀 ->一番の押さえどころが入ってないっていうね(笑)「流星ミラクル」「プラネタリウム」…みなさん、
ベストを聴いて是非オリジナルへも進みましょう!
MOMA ->そんな感じのまとめで。
柊朱雀 ->次回!…さて!
MOMA ->予告は自らの首を絞めるのであえてしないでおきますが(苦笑)また、どこかで!
柊朱雀 ->おつかなでれいな!

 

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