LOVE IS BEAUTIFUL
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ROCK'N'ROLL SWINDLE(album ver.) | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 33rdシングル『G4』1曲目 最高2位 売上18.0万枚 |
2 | 変な夢〜THOUSAND DREAMS〜 | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 34thシングル両A面曲 |
3 | 100万回のKISS | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 35thシングル 最高1位 売上17.4万枚 |
4 | 夏音 | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 34thシングル 最高1位 売上15.1万枚 |
5 | AMERICAN INNOVATION | TAKURO | JIRO | GLAY&佐久間正英 | |
6 | ANSWER(album ver.) | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | GLAY feat KYOSUKE HIMURO コラボシングル 最高2位 売上20.8万枚 |
7 | 僕達の勝敗 | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 36thシングル『鼓動』C/W(カット) |
8 | サラギの灯 | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | |
9 | WORLD'S END | HISASHI | HISASHI | GLAY&佐久間正英 | |
10 | SCREAM(album ver.) | SHUN/ TAKURO |
TAKURO | GLAY,EXILE& KEN HARADA |
GLAY×EXILE コラボシングル 最高1位 売上54.5万枚 |
11 | 恋 | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 33rdシングル『G4』3曲目 |
12 | I will〜 | TERU | TERU | GLAY&佐久間正英 | |
13 | LAYLA(album ver.) | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 33rdシングル『G4』4曲目 |
14 | MIRROR | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 |
リリースデータ
2007年1月31日 | 初登場1位 | 売上19.4万枚 | Produced by GLAY&佐久間正英 “SCREAM”Produced by GLAY&EXILE |
東芝EMI |
メンバー
Guitar | TAKURO |
Guitar | HISASHI |
Bass | JIRO |
Vocal | TERU |
GLAY9thアルバム。2年10ヶ月ぶりのオリジナルアルバム。05年1月の『WHITE ROAD-Ballad Best Singles-』以降はGLAY×EXILEでのコラボシングルのみで、06年になってライブを行い、4曲入りシングル『G4』でリリースも再開された。この間事務所との権利関係や移籍によるトラブルが報じられていた。実際に2004〜2007年までかけて楽曲原盤権や映像原版、ファンクラブ運営の権利などGLAYに関わるあらゆる権利をTAKUROの個人事務所が買い取る交渉を進めていて全作品の権利をGLAY自身が手にする事となった(トラブルが報道されたのはこの間に著作権印税を当時保有していた事務所が支払いを怠って裁判になっていたためと思われる)。
前作以降のシングルのうち『WHITE ROAD-Ballad Best Singles-』に収録された「ホワイトロード」「Blue Jean」は収録されず、アルバム未収録のままだった『天使のわけまえ/ピーク果てしなくソウル限りなく』も未収録のままとなった。GLAY×EXILE以降の5シングルから8曲を収録。『G4』4曲のうち2曲目の「誰かの為に生きる」のみ未収録。また4月に発売された次のシングル「鼓動」C/Wとして「僕達の勝敗」がシングルカットされた。「SCREAM(album ver.)」「ANSWER(album ver.)」共にセルフカバーではなく、コラボ音源をアルバムバージョンにして収録している。EXILEのボーカルはATSUSHIと当時のメンバーで作詞も担当したSHUNである(TAKAHIRO加入前)。
初回盤はシングルのMV6曲(MVの無い「変な夢〜THOUSAND DREAMS〜」「LAYLA」以外)とジャケット撮影メイキングを収録したDVD付。スリーブケース仕様、32Pブックレット仕様。『WHITE ROAD-Ballad Best Singles-』から2作連続、オリジナルアルバムとしては『UNITY ROOTS&FAMILY,AWAY』以来の1位となったが、売上は『WHITE ROAD-Ballad Best Singles-』からほぼ半減となり、メジャー以降初めて20万枚を割り込んだ。今作以降で20万枚を越えた作品は無い。
前作のようにロックに攻めるというより、メロディー重視で暖かみのあるポップなGLAYが全面展開する比較的落ち着いた雰囲気のアルバム。あまり新鮮味はないが、今までのGLAYが好きならだれもがこれがGLAYだと思うような安心安定のGLAYといった感じ。シングルが多いこともあって聞きやすいが、強い1曲はあまりなくどれも適度にいいといった印象。メロディー重視になるとどうしても90年代の圧倒的なキレには及ばないところはあるんだけど、何度か聞いていれば今もいいと思えてくる。
ただ2年後にリリースされたベスト盤『THE GREAT VACATION Vol.1』には今作から9曲も収録されるなど異常な傾き具合になっており、しかも今作のバージョンで収録してしまっているので『THE GREAT VACATION Vol.1』を聞いた後だと今作にあまり新しく聞ける部分が残らなくなってしまった…。
印象度★★★☆☆
2019.3.26修正