ALL TIME BEST〜20th STORY+LOVE+SONG〜

DISC 1
No タイトル 作詞 作曲 備考
1 チェロ 松本素生、
河野丈洋
松本素生、
河野丈洋
インディーズ1stミニアルバム『Cello』収録曲
2ndベスト収録時には前曲と繋がっていた部分を再編集していたが今作ではそのまま収録
2 思春期のブルース 松本素生 松本素生 インディーズ2ndミニアルバム『思春期のブルース』収録曲
3 グラフティー 松本素生 松本素生 1stシングル 最高72位 売上1.2万枚
1stアルバム『かよわきエナジー』収録のalbum mix
4 かよわきエナジー 松本素生
〜※
松本素生
〜※
1stアルバム『かよわきエナジー』収録曲
前半オリジナル〜後半は「Take Me Home,Country Roads」のカバー
5 ミラージュ 松本素生 松本素生 3rdシングル 最高30位 売上0.9万枚
6 ランブル 松本素生 松本素生 4thシングル 最高49位 売上0.7万枚
7 ダイアリー 松本素生 松本素生 5thシングル 最高37位 売上0.6万枚
8 トワイライト 松本素生 松本素生 6thシングル 最高20位 売上1.5万枚
9 ハートビート 松本素生、
河野丈洋
河野丈洋 7thシングル(カット) 最高57位 売上0.5万枚
10 サンキュー 松本素生 松本素生 8thシングル 最高24位 売上1.2万枚
11 同じ月を見てた 松本素生 松本素生 9thシングル 最高34位 売上0.9万枚
12 東京 松本素生 松本素生 4thアルバム『h.o.p.s.』収録曲
13 STAND BY ME 松本素生 松本素生 11thシングル 最高17位 売上2.6万枚
14 パスポート 松本素生 松本素生、
河野丈洋
5thアルバム『TUTTI』収録曲
15 南十字 河野丈洋 河野丈洋 5thアルバム『TUTTI』収録曲

〜※作詞作曲:Bill Danoff・John Denver・Taffy Niverf

DISC 2
No タイトル 作詞 作曲 備考
1 ハミングライフ 河野丈洋 河野丈洋 14thシングル『VISTA/ハミングライフ』両A面曲 最高19位 売上1.1万枚
2 TWISTER 松本素生、
河野丈洋
松本素生、
河野丈洋
16thシングル 最高33位 売上0.4万枚
3 さかさまワールド 松本素生 松本素生 17thシングル 最高31位 売上0.3万枚
4 parade 松本素生 松本素生 一般未発売曲
15thシングル『胸いっぱい』初回盤CD-EXTRAにライブ映像で収録されていた曲(4thライブDVDにも別ライブ映像で収録)
6thライブDVD(通販/ライブ会場限定)ライブ会場購入限定特典CD収録曲
5 世界のまん中 松本素生 松本素生 7thアルバム『LUCKY STAR』収録曲
6 Winding Road 松本素生 松本素生 一般未発売曲
伊藤脱退後、2010年〜2013年ころのライブでのみ披露していた曲
6thライブDVD(通販/ライブ会場限定)通販予約限定特典CD収録曲
7 LISTEN TO THE STEREO!! 松本素生 松本素生、
河野丈洋
20thシングル 最高19位 売上1.1万枚
8 LONG WAY TO GO 松本素生 松本素生 21stシングル 最高90位 売上0.2万枚
9 もう夢は見ないことにした 松本素生 松本素生 25thシングル(ライブ&通販限定) チャート対象外
10 tha band 松本素生 松本素生 26thシングル 最高69位 売上0.06万枚
11 Teenage Last 松本素生 松本素生 11thアルバム『Out Of Blue』収録曲
12 天国の口、終わりの楽園 松本素生 松本素生 11thアルバム『Out Of Blue』収録曲
13 超新星 松本素生 松本素生 27thシングル 最高128位 売上0.05万枚
14 夏が僕らに嫉妬する 松本素生 松本素生 12thアルバム『真夏の目撃者』収録曲
15 あたらしい 松本素生 松本素生 12thアルバム『真夏の目撃者』収録曲

リリースデータ

2018年12月12日 初登場157位 売上0.05万枚 Produced by GOING UNDER GROUND Youth Records

メンバー

Vocal,Guitars 松本素生
Guitars,Chorus 中澤寛規
Bass,Chorus 石原聡
ex.GOING UNDER GROUND
Drums,Chorus 河野丈洋
Keyboards 伊藤洋一
Additional Musician
Keyboards 大久保敬
Keyboards 橋口靖正
Drums 冨田政彦
Keyboards オヤイヅカナル

GOING UNDER GROUND3rdベストアルバム。98年の『Cello』でのインディーズデビューから20周年を記念してのレーベルの域を越えたオールタイムベストアルバム。ただし9月にリリースされたばかりの最新アルバム『FILMS』からは選曲されておらず、2017年の『真夏の目撃者』までの選曲となっている。当時ライブで披露し、レコーディングもされていたものの未発売のままになっていた「parade」「Winding Road」は正式な形では初商品化となった。この2曲は6thライブDVD『GOING UNDER GROUND TOUR 「OReTABI 2014〜15」LIVE at 渋谷公会堂「河野、バンドやめるってよ」』の通販予約、ライブ会場購入のそれぞれの特典CD-Rとしていたので完全に初出ではないが即入手不可になっていた。またこの時に一緒にCD-Rに収録されていた「屋根の上のSSW」「風になって」の2曲は選曲されておらず入手不可のままとなっている。これ以外に「もう夢は見ないことにした」がアルバム初収録

「Teenage Last」の歌詞が何故か大幅に異なって掲載されており、随所で一切歌われていない別の歌詞で掲載されている。初出の『Out Of Blue』収録時は正しい歌詞が記載されていたのだが…今作の歌詞入稿時に間違えて完成前の歌詞を納品してしまったのだろうか…。また『Out Of Blue』収録時は「天国の口、終わりの楽園の作曲が橋口靖正との共作名義だったが今作では松本単独で記載されている…などブックレットの記載が一部おかしなことに…。各レコード会社の権利表記において98年インディーズの『Cello』がポニーキャニオンになっているのは『Cello』のリリース元がポニーキャニオンのインディーズレーベルだったためと思われる。

20年間を網羅した決定版ベストアルバム…ではあるんだけどやや偏りはある。前2作のベストとの被りが多いのは仕方ないが、前2作と重複している「さかさまワールド」までの選曲の中で初選曲が「パスポート」だけな辺りもメンバーの趣向って10年以上経ってもあまり変わっていないんだなと思う。概ねボーカル松本がこれまでのインタビュー等で好きだと公言している曲は例え売上的にあんまり…でも収録されており、それも含めて3rd〜9thシングルまで抜けが無いというのもこの時期はメンバー間でも勢いがあったという認識がとても強い事が伺える。実際問答無用で名曲の雨嵐であり、多くのリスナーが思い浮かべるGOINGのイメージとか知っている曲、代表曲は「STAND BY ME」辺りまでに集中していると思う。

DISC-2になるとすっ飛ばしっぷりが激しくなり、伊藤が脱退してから河野が脱退するまでの4人時代(2010〜2014)がなんと1番最初のシングル2曲ポッキリ。「LISTEN TO THE STEREO!!」は強力なアニメタイアップのおかげで売れはしたが作風の激減でファンが多いに戸惑い、結果次の「LONG WAY TO GO」で一気に90位という大沈没になってしまったので、正直この2シングルは変わろうとしすぎて一気にファンがいなくなった問題作(聞きこめば好きな曲にはなったけど)だと思っていたんだけどよりによってこの2曲しか選ばないとは…。この後にGOINGらしさを取り戻した曲もあったし、何より過去に負けていない名曲も生まれたと思っているんだけど、現在のメンバー評価は著しく低いというか、どんどん苦しくなっていく状況下だったので苦い記憶が強いようだ。それにしたって当時散々引っ張った「稲川くん」は何だったのかという感じだし、脱退した伊藤へ捧ぐ「さよなら僕のハックルベリー」、20代の若い日々を過ぎた視点で綴った「シナリオライター」、河野・松本Wボーカルの「9th Route」、大人の孤独を歌った4人時代屈指のGOINGらしさ全開の「ALONE AGAIN」、末光篤とのコラボ「カモメトゥモロー」「ならば青春の光」なんかは前ベストとの被りのいくつかを削ってでも収録してほしかった。

「もう夢は見ないことにした」以降現在の3人になってからは余裕を持って2枚のアルバムから3曲ずつ選曲。ここまで来ると良くも悪くも雰囲気が大きく変わらないのがGOINGの魅力だと思えるような流れにはなっているが…その前の4人時代のクライマックスがすっぽり抜けていての20周年ベストというのはどうにも物足りなさが残った。青春は終わったと何度も語りながらもどこか抜けきれなかったという点で不満があるのかもしれないけど、その時期があっての「Teenage Last」や3人でも続ける意思を表明した「the band」だけにいきなりそこに飛んでしまうとまたちょっと違うというか率直に後半の印象がやや落ちてしまうところはある。逆にすっぽり抜けた時期を聞き進めればこれ以上がドカドカ出てくるというワクワクを残した意味でも最初の1作としてはまずまずな20周年ベストでもあるか…。

あと誤植(?)が気になるブックレットだけど、他が白字黒背景かその逆に薄いロゴというデザインに対して「超新星」の歌詞のページだけ背景をこの曲より少しだけ前の時期のライブ写真で固めているというのにはしっかりと意味がある。ここに写っているサポートメンバーの中でも特に楽曲制作の面でも貢献していた橋口靖正は2016年12月に急死してしまい、「超新星」という曲はどこか彼に捧げる1曲のようでもあった。この曲の背景を橋口靖正との写真で固めているという事はそれがより強調されていると思う。

ALL TIME BEST~20th STORY + LOVE + SONG~  

印象度★★★★☆

2019.2.17更新

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