Let me Roll it!-25th Anniversary Complete Edition-
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | MAYBE BABY | 黒沢健一 | 黒沢健一 | Melodyへ提供した「運命'95」の歌詞アレンジ変更セルフカバー |
2 | GAME | 黒沢健一 | 黒沢健一 | 10thシングル(カット) 最高10位 売上15.6万枚 |
3 | BYE | 黒沢健一 | 黒沢健一 | 8thシングル 最高6位 売上22.1万枚 2023年アナログ盤両A面曲 |
4 | DAYS | 黒沢健一 | 黒沢健一 | |
5 | 僕は電話をかけない | 黒沢秀樹 | 黒沢秀樹 | 黒沢秀樹メインボーカル曲 |
6 | TALK SHOW | 黒沢健一 | 黒沢健一 | |
7 | HANGIN' AROUND | 木下裕晴 | 木下裕晴 | |
8 | KNOCKIN' ON YOUR DOOR | 黒沢健一 | 黒沢健一 | 7thシングル 最高1位 売上134.5万枚 2023年アナログ盤 最高45位 売上0.06万枚 |
9 | OVER&OVER | 木下裕晴 | 木下裕晴 | |
10 | DAY BY DAY | 黒沢健一 | 黒沢健一 | 9thシングル 最高15位 売上18.6万枚 |
11 | LIME LIGHT | 黒沢健一 | 黒沢健一 | |
EXTRA TRACKS(25th Anniversary Complete Edition追加収録) | ||||
12 | KNOCKIN' ON YOUR DOOR(Single Mix) | 黒沢健一 | 黒沢健一 | 7thシングル 最高1位 売上134.5万枚 |
13 | BYE(Single Mix) | 黒沢健一 | 黒沢健一 | 8thシングル 最高6位 売上22.1万枚 |
14 | DAY BY DAY(Single Mix) | 黒沢健一 | 黒沢健一 | 9thシングル 最高15位 売上18.6万枚 |
15 | GAME(Single Mix) | 黒沢健一 | 黒沢健一 | 10thシングル(カット) 最高10位 売上15.6万枚 |
16 | DAYS(Alternate Mix) | 黒沢健一 | 黒沢健一 | 2ndベスト『Singles&More Vol.2』収録Ver. |
リリースデータ
1995年12月16日 2017年2月8日(リマスター/UHQCD) |
初登場5位 初登場100位 |
売上51.4万枚 売上0.05万枚 |
Produced by 岡井大二 | ポニーキャニオン |
メンバー
lead vocals,guitars&harp | 黒沢健一 |
guitars&vocals,lead vocal-on M-5 | 黒沢秀樹 |
bass guitars&vocals | 木下裕晴 |
L⇔R6thアルバム。前作以降の3シングルを収録。Melodyへ提供した「運命'95」の歌詞とタイトルを変更してリメイクした「MAYBE BABY」を収録。今作のミックスは『LAND OF RICHES』のFACE-Bを担当していたJACK JOSEPH PUIGが手掛けている。シングルは4作とも山内隆義だったので、必然的にシングルは4曲ともミックス違い(Album Mix)となるが、特に表記はされていない。02年の『Looking Back-11 years of L⇔R-』に「KNOCKIN' ON YOUR DOOR」が収録された際に初めてAlbum Mixと表記された。「KNOCKIN' ON YOUR DOOR」が月9ドラマ『僕らに愛を!』主題歌に起用されてミリオンヒットを記録。その後は20万前後のヒットを飛ばしている中で、今作もアルバム初のトップ10入り&最大ヒットを記録した。年明けに「GAME」がシングルカットされた。初回盤は紙ジャケ仕様。
96年1月にアナログ盤としても発売。2016年10月に黒沢健一が脳腫瘍を公表、2016年11月25日のデビュー25周年記念日に25周年プロジェクトとして2017年2月にオリジナルアルバム8作が初のリマスター&UHQCD仕様で一斉再発されることが発表された。その直後の12月になって黒沢健一が脳腫瘍により死去した。今作に関しては追加収録が5曲と多かったためか、新たに25th Anniversary Complete Editionという副題が加えられた。
ブレイクの影響なのか、マニアック性はさらに薄くなってきている印象でとにかくポップで聞き心地はいい。シングルもカット含めて4曲が入っているのでL⇔Rを初めて聞くリスナーにとっても聞きやすさも抜群ではあるんだけど…前後の作品に比べると今作はそこまでは及んでいない印象も持っている。ちょっと彼らにしては普通というか、これまでのような凝ったアレンジ含めて聞かせるよりもメロ中心に聞かせる感じにだいぶ傾いていてシングル曲が出てこない中盤なんかはけっこうゆったりしていてダレる。売れて勢いに乗っていったというより、売れて戸惑ってしまったという感じがどうもするんだよなぁ…。
2017年盤ではシングルバージョンが追加収録されているわけだが…。全体像ではアルバムは低音重視なので、シングル音源の方が音が明るく軽快な感じになっている。それ以外の具体的な違いは「GAME」の最後のWowWowパートの回数が違うのと「DAYS」のフェードアウトの長さ以外は一部の音の左右への割り振りが違うとかかなり細かい違いなので普通に聞いているとほとんど分からない。「DAYS」に関しては2ndベスト『Singles&More Vol.2』に収録されたものだが、Alternate Mixなら「僕は電話をかけない」もあったのに何故に「DAYS」だけだったのかなど追加収録には謎が残る上に、シングルバージョンはベスト盤で聞けるのであまり意味が無い。未収録のC/Wを適宜追加してくれた方が良かったというのが正直なところだ。
25th Anniversary Complete Edition
印象度★★★★☆
2017.3.16リマスター盤仕様に修正