2022年3月の先行配信曲ほか

2022年3月の先行配信曲ほか

先行配信系の曲とその他見かけて聞いてみた曲を一挙更新。

You To You(feat.ROTH BART BARON)/ASIAN KUNG-FU GENERATION

22年3月9日
アルバムからの先行配信シングル。ROTH BART BARONというのは三船雅也のソロプロジェクトでボーカル参加という事と思われるがほぼメインで後藤が歌っていて一部で違う声が聞こえる、コーラスに誰かいる…程度なので正直そこまで存在感は無いような…。楽曲自体は近年のアジカンらしいロックナンバー。しかし今回のアルバムなんか音小さくね?
★★★☆☆

水星×今夜はブギー・バック nice vocal/池田智子×TENDRE

22年3月9日
2バージョン同時配信。詳しい経緯は記事になっているこちら2019年に解散したShiggy Jr.のボーカル池田智子の名前を久々に見かけたので聞いてみた次第。男性メンバー3人で結成したWeekend Brothersは始動と同時に新コロ騒動で活動不能に陥ったのか当初用意していたと思われる3曲を連続配信したっきり2年近く稼働が無くなっている。解散後イマイチ動きが不明だった池田智子の方が結局残ってくることになるのか。

2曲をマッシュアップカバーした曲でこっちは「水星」の方をメイントラックにして「今夜はブギー・バック」を混ぜ込んだような形。「今夜はブギー・バック」は有名なので聞いた事があったが、「水星」の方を知らなかったのでなんともいえないところではあるがなかなか面白い試み。Shiggy Jr.時代よりも大人にクールになった感じの池田さんのボーカルがなかなか心地いい。歌は続けてほしいな。
★★★☆☆

Twinkle Twinkle/ClariS

22年3月13日
4月6日のアルバム『Parfaitone』からの先行配信。“ClariSの新境地となる新曲”と紹介されており、実際80’s感漂うサウンドが印象的な80’s歌謡ポップ。ポンポン鳴るあの時代特有のリズムが実にダサポップ感満載だが、1周回って新鮮な感じになってきたのか80年代の再利用がどんどん進んでいるなぁ…。確かにいつもとは異なる1作。
★★★☆☆

瞳の中のローレライ/ClariS

22年3月20日
4月6日のアルバム『Parfaitone』からの先行配信第2弾。GLAYのTAKURO提供という異色の提供作。北海道出身という共通点があるとはいえ方向性が違い過ぎるだろう…。アレンジはClariS風ではあるが、やはり曲がロックバンド系なのでかなり引っ張られた感があり、打ち込みながらClariSの中ではロック寄りの楽曲になったような印象。ただシングルになるような曲ではないかなという気も。
★★★☆☆

Ain’t Seen Nothing Yet/KAT-TUN

22年3月22日
アルバム『Honey』から1週間前先行配信でジャケットもアルバムの使いまわし。サビに該当する部分はほぼ全部裏声というファルセット駆使しまくりで超絶クールな打ち込みダンスナンバー。カッコいいけどK-POPに寄せすぎている感もあり、こういうのはあまり求めてないんだよなぁ…。まあこういう機会でもない限り聞かない路線なので新鮮ではあるけど。
★★★☆☆

もうすぐ春なのに/熊木杏里

2022年3月25日
20年11月のアルバム以来の新曲。2月21日にデビュー20周年を迎え、約1ヶ月後の3月25日に唐突に配信された後で公式が更新されて12ヶ月連続配信限定リリースと発表された。12ヶ月連続の第1弾。

現状での学生たちへと思いをはせたような卒業へ向けてのピアノバラード。憂いばかりではなくこんな状況の中でもかけがえのないものもあった(超訳)という内容にはなっている。曲自体はいつもの熊木さんっぽい感じの歌い回しやメロディーの普通にいい曲といった感じ。12曲続くとなると以前のデモ曲連続量産よりは次のアルバムの分割全曲配信みたいな感じになるのか。
★★★☆☆

東京SNG/香取慎吾

22年3月30日
4月13日発売が告知されているアルバムからタイトル作の先行配信。“タキシードが似合うジャズ”をコンセプトにしている事が既に発表されていて昨年のシングル「Anonymous(feat.WONK)」は未収録になるほどだが、マジで本格的にジャズ路線になっていて驚いた。SMAP時代後半からすっかり洋楽クール系のソロが続いていて「Anonymous(feat.WONK)」までもその方向性に沿っていたのでコライト系の海外志向な電子音路線で貫くのかと思ったらジャズに行くとは…。しかしこれタキシード似合うのか…?怒気をはらんだようながなり気味のボーカルスタイルにはあまり大人っぽさを感じないのだが…。
★★★☆☆

あの夢をなぞって(Ballade ver.)/YOASOBI

22年3月30日
なんか聞き覚えのある新曲だなと思ったら2020年の曲(『THE BOOK』にも収録)のバラードバージョン。あまり覚えていない曲かと思ったら聞いたら覚えていたし、バラードになってもメロディーがいいなと思ったのでやはりいい曲なのだろう。Ballad(バラッド)ではなくちゃんとバラード(Ballade)表記なのが細かい。
★★★★☆

One Night Carnival/ももいろクローバーZ

22年3月30日
氣志團の『One Night Carnival』1曲のみをトリビュートしたアルバム『All Night Carnival』。アルバムとしても配信されているが11曲のうち、ももクロと木梨憲武のバージョンはそれぞれの名義で単曲配信もされていてひとまずこの2曲を聞いてみた(アルバムとしてまとめDLは出来るがアルバム曲目からこの2曲の単曲DLは出来ず2曲それぞれの配信経由でないと単曲DLは出来ない、サブスクではアルバムではカットされ単曲のみおという変則配信)。こちらは割とスタンダードにももクロっぽくカバーしている印象。
★★★☆☆

One Night Carnival/木梨憲武

22年3月30日
で、こっちが衝撃的カバー。ナンダコレ。いきなりラッセーララッセーラとか言い出して原曲の要素がわずかにしか残されておらず、歌詞も全て和風変換されてしまい原型をとどめていない。しかもどんどん遠ざかっていき狂言みたいになっていき、ついには歌詞をお経変換したような超展開が炸裂。面白過ぎる。
☆★☆☆彡

Everybody needs a smile/矢井田瞳

22年3月30日
昨年だか一昨年だかにラジオでかかっていた曲がけっこういい感じの曲でもしかして今の矢井田瞳もいいんじゃないかという予感はあったがいかんせん既に購入以外で矢井田瞳を聞ける環境になかったので聞かずにいたが、サブスク導入により、今回新曲が出ていたので聞いてみた。

親しみやすい合唱系の洋楽テイストのロックナンバー。大きくイメージは変わっておらず、よくある女性シンガーソングライター年を取るとみんなバラードまみれ地味化しがちの法則にも当てはまっていない。また今もギタースタイルを維持している辺りもブレが無く、初期に持たされた感が無くて地味に好印象。ベスト盤も好印象ながらそれっきりになっていたのでいずれもう少し掘り下げてみたい。
★★★☆☆

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