道標 2022/福山雅治

2022年2月6日
配信限定
初登場22位 売上0.3万DL

B09RJGTZG5

2020年12月のアルバム『AKIRA』以来の新作。

新曲ではなくリメイク2009年のシングル『化身』C/Wに収録され、同年のアルバム『残響』にも収録されていた。公式の説明文ではこの時を起点として13年ぶりにレコーディングしたとしているが、であり、実際には翌2010年にベスト盤『THE BEST BANG!!』で「道標 2010」としてリメイクしていたので2度目のリメイク、12年ぶりが正確である。

2010年の紅白では単独披露しており、この際タイトルは「道標」だったが、演奏したのは「道標 2010」だった(「道標 2010」に新たに参加したヴァイオリニストの宮本笑里も登場していた)。

2021年新曲リリースが一切ない状態での紅白では「道標~紅白2021ver.~」を披露。今作はこの際のアレンジを改めてレコーディングしたもの。当初「道標 2021」として配信すると発表したが直前になって“2021年末の「第72回NHK紅白歌合戦」で披露し、最終的に音源が完成したのが2022年”という理由で「道標 2022」に変更された。しかし再更新されても「道標 2010」は思い出してもらえなか

道標 2022

“総勢10人のストリングス隊、大編成のコーラス隊、管楽器にはホルンを加え、リズムトラックにも2022年的なアレンジが施された最新のサウンドにアップデート”と公式に書かれているが…今作があくまで歌詞とメロディーと歌を前面に出し、あの低音ボイスで歌われることでコクが出る味わい深い曲であることに変わりなく、正直アレンジを変えたところで印象はあまり変わらないリズムアレンジが00年代前半並にまた軽くなったなぁというくらいか。さすがに電子音やらハードロックやら全く別アレンジにするのであれば印象も激変するだろうけどそんなことはする必要も無いわけで…。そんなわけで名曲であることに変わりは無いけど、わざわざ何度も作り直すほどでもないんじゃないかとは思った。
★★★★☆

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