運命ちゃん/いきものがかり

2024年4月7日(配信)
2024年5月22日
初登場25位 売上0.5万枚

B0CZ949498

3月28日配信の「青のなかで」から立て続けに4月7日に配信されていたが今作はシングルCD化され、8ヶ月ぶりのシングルCDとなった。C/Wには「青のなかで」も新曲も収録されず、2021、2023年の「THE FIRST TAKE」音源(2021、2024年に音源のみでの配信発売も完了済み)の4曲一挙CD化となり、初出の音源は5曲目の「運命ちゃん」のカラオケ(Instrumental)のみとなる。

初回生産限定盤はMV&メイキングと「Amazon Music Live: いきものがかり」から全10曲のライブ映像を収録したBlu-ray付。
期間生産限定盤はタイアップ先アニメノンクレジットオープニング映像収録Blu-ray付。TVサイズ音源の追加収録は無い。
通常盤はCDのみ。

1.運命ちゃん

アニメ「夜桜さんちの大作戦」OP。水野曲。作曲は初の蔦谷好位置との共作。蔦谷好位置と作曲を共作ってゆず(北川)先輩のやり方に突入した模様。北川先輩同様に水野も共作により更なる扉を開けるように弾けたポップ路線へと進化。真面目大作バラード続きのイメージからは想像できないようなはじけっぷり。打ち込みっぽい軽快さも含めて新境地を切り開いたように思う。デビュー初期のソニーの戦略によりアニメタイアップをとにかく取れという指示で意図しない方向性にアレンジャーに仕上げられたとか苦い思い出を語っていたり、ベスト盤に「ブルーバード」以外のアニメタイアップシングルばかり狙いすまして選曲しないなど明らかに水野はアニメと距離を取りたいと考えていたと思うし、実際FLOWクラスに開き直る例はともかくとしてかつての同胞達はアニメタイアップで一時売れかけて消えていったわけだから大衆ヒットを狙うのであればその判断も正しかったとは思う。ただここにきてそうも言ってられない状況にもなってきているので潔く乗っかってやろうという心変わりは確実に起きているんじゃないかなと。アニメでバラードはそこまで求められないと思うし、前作では軽快なCMタイアップ依頼もあってかここにきてバラード大作連発から開放される兆しが見えているのは革新的…かもしれない。
★★★☆☆

2.気まぐれロマンティック – From THE FIRST TAKE
3.今日から、ここから – From THE FIRST TAKE

2021年9月に相次いで出演し、10月18日に音源配信を行っていた。2人編成になって2人だけでライブをやる際にピアノ+ボーカル編成を取るようになったり、ピアノメインのバラードなのでMVでもピアノパフォーマンスにしたりと水野がピアノ演奏に開眼していた時期だったので水野はギターではなくピアノ演奏。「気まぐれロマンティック」もピアノメインのアコースティックバージョンでだいぶ雰囲気が異なる。「今日から、ここから」は亀田誠治とのコラボという扱いで亀田誠治・水野良樹・吉岡聖恵・山下穂尊の4人が連名でクレジットされた共作。3人時代最後の楽曲なのだから2人になってではなく3人のうちにやっておいてほしかったところではある。実際は水野曲採用、吉岡がほぼ作詞。山下デモ2曲は2曲とも亀田により没になり山下が用意した仮の歌詞もダメ出しされまくって吉岡に託されて仕上げられたので出来上がってみれば山下の要素がほとんどないという正直山下が散々な扱いの最終参加曲になってしまった制作経緯が明かされているので、まあ参加したくもないかもしれないが…。
★★★☆☆
★★★☆☆

2021年10月の配信シングル
2021年10月の配信シングル2021年10月に聞いた配信シングルを1つ1つ更新するの手間だしそれほど文章も無いので1記事にまとめて更新。B社Amazon拒絶問題によりAmazon Musicに無いので唯一DLしたB'zは既に単独記事で公開...

4.ブルーバード – From THE FIRST TAKE
5.ときめき – From THE FIRST TAKE

2023年12月に相次いで出演し、今年1月に音源配信を行っていた。こちらは当時取り上げていなかった。前回と違って水野はギターだし、2曲ともストリングスまで入れてほぼオリジナルアレンジを再現したバンド編成。
★★★☆☆
★★★☆☆

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