- 大胆[LIVE ver. from WANDS Live Tour 2024〜BOLD〜]/WANDS
- 虹 - From THE FIRST TAKE/Aqua Timez
- 千の夜をこえて - From THE FIRST TAKE/Aqua Timez
- YOU GOTTA RUN/L'Arc〜en〜Ciel
- Clear Sky-2024-/ClariS
- ねっこ/King Gnu
- Who’s that?/SILENT SIREN
- 何度でも (True Wellness Project Version for Comado)/DREAMS COME TRUE
- シャラランデヴー/Awesome City Club
- No Limit feat.AK-69/木梨憲武
- ヴィヴァーチェ/ポルノグラフィティ
- ほららら/KANA-BOON
- 声のシンフォニー/TrySail
- Seagull/山本彩
- Silence/LONGMAN
大胆[LIVE ver. from WANDS Live Tour 2024〜BOLD〜]/WANDS
2024年10月16日
1月5日に配信され、4月10日にシングルCD化された楽曲のライブバージョン。どんだけこの曲擦るんだよ2024年…。配信された当日夜に1月22日にライブBlu-ray『WANDS Live Tour 2024 ~BOLD~』発売が告知され、先行音源配信だった事が判明した。ツアーはそもそも東名阪の3本しか無かったが、映像は東京ガーデンシアター公演としているので7月8日公演の音源と確定。今回のツアーも直前まで木村真也の参加が不透明だったが、さすがに続報なしのまま1年以上放置するのはまずいと思ったのか、5月22日に改めて現状を報告(何も変わっておらず、参加できるところだけ参加としているが実態はジャケ写、アー写の撮影に参加しているのみで制作/レコーディング/ライブは不参加)。この際にサポートメンバーも公表されており、2023年のツアーに続いて今年も二家本亮介(Ba.)、神田リョウ(Dr.)との4人編成、キーボードは恐らくアレンジの際に柴崎が打ち込んでいる(CD音源と同じ)パートを同期させているものと思われる。
CDは柴崎の1人オケ制作と思われるが、ライブはベースとドラムが人力による生演奏となり、CDとは違うライブ感のある熱さがある。『WANDS Live Tour 2023~SHOUT OUT!~』の印象と同じで、4人組バンドとしてある程度継続してライブを行うようになって現状でのバンド体制は完成されている印象。あわよくばもうこのバンドのままレコーディングも行ってほしいところだがレコーディングの人件費が2名分も増えるとなるとそうもいかないのだろうな(ベースはともかくドラムレコーディングするのにスタジオ抑えなきゃならんし)。
★★★☆☆
虹 – From THE FIRST TAKE/Aqua Timez
2024年10月16日
『THE FIRST TAKE』8月9日公開のYouTubeからの配信音源化。再結成に合わせて出演した。2007年の6thシングル。ドラマ『ごくせん 第3シリーズ』主題歌として自身2番ヒット(19.7万枚)を記録。ドラマ『ごくせん』も大ヒットして振り返られる機会が多いため、わずかに上回る最大ヒット「決意の朝に」、収録アルバムがダントツ最大ヒットながら毛色が違うためあまり公式に筆頭代表曲扱いしてなかったしファンの間での人気もそうでもなさそうな「等身大のラブソング」よりも今作の方が現在は最大の有名曲として認知されている感がある。
冒頭がピアノバラードに改変されている以外は原曲準拠。意外と高音維持が厳しい曲だが、40代になっても衰えはないというかむしろ現役当時のTV出演時よりも歌に安定感がある。大丈夫を連呼するサビには改めて頼もしさがあり、耐用年数の高い曲だったなと今になっても思う。
★★★★☆
千の夜をこえて – From THE FIRST TAKE/Aqua Timez
2024年10月16日
『THE FIRST TAKE』8月21日公開のYouTubeからの配信音源化。1曲だけのパターンもあるが、1曲代表曲で出演してしばし間を置いてもう1曲というのもパターンで直近で新曲があるともう1曲は新曲だったりもするが、今回はもう1曲も過去曲となった。まあ2枠を代表曲と特にタイアップも無い新曲にした場合、目に見えて再生数で格差が生じるのでマイナスプロモーションになりうる事もあるしなぁ…。2006年の2ndシングル。彼らの中では珍しい告白推奨系のラブソングとなったが、最大ヒット「決意の朝に」でも収録されたアルバムが「決意の朝」の3倍以上売れたダントツ最大売上なので実質最も有名な「等身大のラブソング」でも無くこの曲というのはかなり意外。アニメ『BLEACH』の映画版の主題歌だったし、ブレイク直後の勢いがあったシングルではあるけど…。
生きる事や生き辛さにそっと寄り添うような歌詞が多いのがAqua Timezというか太志の一貫した作風でその本流からは外れるためかまっすぐな告白ソングという印象が当時から変わらず、それ以上でも以下でもないというのが個人的な印象。メロディーは凄く好きなんだけどね。
★★★★☆
YOU GOTTA RUN/L’Arc〜en〜Ciel
2024年10月19日
アニメ『BEYBLADE X』OP。3年ぶりの新曲。カラオケバージョンのhydeless version、アニメOA用のショートサイズのAnime Editとの3音源バンドル配信でシングルCDのような内容となっている。ラルクはこれまでカバーと英語バージョンしか配信限定で出した事が無く、前作もAnime Editで先行配信してからシングルCDをリリースしていたため、まっさらな新曲を配信限定で出すのはここに来て初となる。今年3月リリースのライブBlu-rayまではKi/oonのままだったが、今作はレーベル名が”L’Arc-en-Ciel”とバンド名そのままになっており自主レーベルに移行した模様。作詞:hyde、作曲:tetsuya、編曲:L’Arc〜en〜Ciel and Jun Suyama。
ラルクらしいカッコいいロックナンバー。さすがに往年の名曲に並ぶほどのインパクトはなく、定期的な新曲リリースだとそこまででもなかったが3年ぶりでこういう曲が出てくれば十分満足、新曲あざっす!みたいな。
気になるところでは実は前作「FOREVER」がCDで発売された際に記載されていたクレジットにyukihiroの名前が無かった=ドラム打ち込み処理だった事が発覚していたらしく、今作もどこかドラム音が単調であるため打ち込みなのではないか、yukihiroのドラムスタイルとは違うのではないかという声が飛び交って疑心暗鬼状態になっているようだ。確かにこのドッシンバッシンとしたドラムはあからさまな機械音ではないが、ソロシンガーのバンド風打ち込みサウンドのオケのようにも聞こえるかもしれない。加えて近年の不仲報道やドーム公演のドキュメントが2022年にAmazon Primeで公開されたらマジでファンが認識していた以上にメンバーの会話が無くなっていて波紋を呼ぶ事態になっていた。どうも他での発言からしてもtetsuyaはもっとラルクで活動したいようだが…個性の強い4人なのでもう意見をぶつけ合う事も無くプロフェッショナルにたまのライブ活動に向かっていくという状況では新曲制作も作曲者主導になっていてアレンジを練って話し合っているようには思えないしなぁ…。今更解散はないだろうけど、誰も何ともできない状況に落ちっているのも確かなのかも。
★★★☆☆
Clear Sky-2024-/ClariS
2024年10月20日
23日発売のカレン在籍時最終ベスト『ClariS~SINGLE BEST 2nd~』からの直前先行配信。2曲収録される新録曲のうち新曲ではないセルフカバーの方。これまでアリス在籍時の楽曲を主に10周年ベストにかけてセルフカバーしまくってきてシングル曲は全て行ったが、今作は初めてカレン加入後のセルフカバー(カレン加入後の曲では「recall」をカレンがソロでカバーした事はある(『ClariS 10th Anniversary BEST-Pink Moon-』)。今作が選ばれたのはカレン加入後最初の1曲だったからのようで、収録されたアルバムは『ClariS~SINGLE BEST 1st~』なんだけど、加入後最初のシングル「border」より前に雑誌『リスアニ!Vol.19』付録CDとして1番最初に発表された曲だった。
これまで同様オケはそのままで歌い直しているだけなのであまり変化しようがなくパッと聞きは同じだが、なんだかんだ10年くらい経過しているので推定10代後半の歌声と推定20代後半では声も大人っぽく変わってはいるはずで、よく聞けば声は違う…が激変しているわけではないので意識しないとそこまで変わらない。
★★★☆☆
ねっこ/King Gnu
2024年10月21日
ドラマ『海に眠るダイヤモンド』主題歌。初回OAの直後の0時配信。「MASCARA」はセルフカバーなのでノーカウントなのか1年ぶりの新曲としている。「白日」みたいな曲でというオファーを受けたかのような、ファルセット中心の歌唱の美しさを生かしつつ演奏もそこそこエモな最も世間がKing Gnuっぽいと感じるようなタイプの1曲。マニアックさは常にあるけど、これぞという感覚はあるかも。
★★★☆☆
Who’s that?/SILENT SIREN
2024年10月21日
来年1月15日にミニアルバム『more than pink(仮称)』発売を発表して、そこからの3ヶ月連続先行配信第1弾。復帰作となったミニアルバム同様に変わらず王道を貫くつもりのようなキャッチー&ポップなナンバー。
山内が2021年に実は結婚していた事を8月に発表、続けて黒坂も10月10日に結婚を発表、アイドル的人気は気にしてなさそうだがそれよりも黒坂の発表で相手について“お相手はいつも一緒にお仕事をしている音楽プロデューサー”としか発表せず、そのままクボナオキだろうという事で定説になっているがそこぼかす必要あったの…?クボナオキはサウンドプロデューサー(作編曲)の肩書だし、休止中にメンバーと一緒に事務所独立して代表になり、現在クボナオキ以外の”いつも一緒にお仕事をしている音楽プロデューサー”が介入する余地のない現状ほぼ自主制作(ドラマーとかエンジニアを雇うとか外部参加はあるにしてもメンバーとクボナオキより上の立場のプロデューサーを挟む状況ではない)なので、確かに他にいないが…。事実上メンバー間結婚みたいなものだが、このバンドの場合形態が特殊なので分かる人にだけ分かるようにして堂々発表したくなかったのだろうか。
★★★☆☆
何度でも (True Wellness Project Version for Comado)/DREAMS COME TRUE
2024年10月23日
サントリーウエルネス トゥルーウエルネスプロジェクト公式ソング。2005年35thシングルのリミックスバージョン。オリジナルではなく2020年のディスコリミックスした『DOSCO prime』収録の“DOSCO prime Versionをベースとしたダンストラックと新たなMIXが施され”と説明されている。元の曲がいいし、歌は解体や過剰加工されていないので普通に聞けることは聞けるが…。やはり機械的なリミックス感は強く、原曲に並ぶとかそういう段階ではない。2017年のアルバムを最後にまともな新作発売が無く、リミックスや企業コラボ的な企画曲のようなあまり真っ向勝負する気のないような曲を出してはシングルが売れないと嘆いてみたり、ちょっと仕方ない感じの新作傾向だけにまた企画モノか…というのはある。そうこうしている間に中村正人は60代後半に突入し、吉田美和も来年5月で還暦になるのでやれるうちにライブ重視であまり制作に力入れてない感じではあるのかな。4年に1度のワンダーランドが2023年、今年は35周年と裏ワンダーランドを掲げてツアーしてるけど、この”4年に1度”もこの年齢になってくるとさすがに次はあるのか、あと何回やれるか考えざるを得なくなってくるし。
★★★☆☆
シャラランデヴー/Awesome City Club
2024年10月23日
10ヶ月ぶり新曲。「勿忘」から早3年、そこそこ定期的に新曲出している印象だが改めて見返してみると2022年以降は3年連続で夏の間に新曲発表が無い。
PORIN、atagiが作詞、atagiが作曲および編曲を手がけた完全セルフプロデュースで、“大人の恋愛”がリズミカルに描かれているとされる。今回は男女ツインボーカル体制での大人っぽい雰囲気。どこか2000年代初頭のチキタカリズムのR&B系っぽい雰囲気をもう少し輪郭をはっきりさせて現代風にやってみた感もある。
★★★☆☆
No Limit feat.AK-69/木梨憲武
2024年10月23日
3rdアルバム『木梨ソウル』からの1週間前先行配信。AK-69を招いた割と本格的なHIP HOPナンバー。なんか一緒になってネタ的ではないマジモノのラップ始めちゃってるんだけどこれは…。ていうかほとんどAK-69で実質”AK-69 feat.木梨憲武”じゃないのかこれ。
★★★☆☆
ヴィヴァーチェ/ポルノグラフィティ
2024年10月30日
7ヶ月ぶりの新曲。前作『解放区』はCDでリリースされ25周年第1弾シングルと銘打たれていたが、今作は第2弾とは銘打たれていない。このままだと第1弾だけで終わりそ。カナデビア企業ブランドCMイメージソング。作詞:岡野昭仁、作曲:新藤晴一、編曲:宗本康兵,Porno Graffitti。
軽快なロックナンバー。聞いている間は爽快で好印象なんだけど意外と何度聞いても案外残ってこない系。ベストの恒例新曲ひとまずこれでも良かったように思うんだけど、25周年の曲という感じではないか。
★★★☆☆
ほららら/KANA-BOON
2024年10月30日
1ヶ月ぶりの新曲。公式に事前告知なく、X(Twitter)で“ゲリラ的に配信開始”と配信と同時に告知された。おなじみの高速ポップナンバーではなく、どっしりとした雰囲気のミドルナンバーでアメリカンなワイルドさを感じられるロックナンバー。この甲高いボーカルでかなりポップ寄りになってしまうが、逆にそれを生かしてワイルドなくらいのサウンドの方が面白くなるかも。
★★★★☆
声のシンフォニー/TrySail
2024年10月30日
デビュー10周年を目前とした2025年3月1,2日初の日本武道館公演「LAWSON presents TrySail 10周年出航ライブ “FlagShip” in ⽇本武道館」を控え、そのテーマソングとされる。わざわざ夏川椎菜のシングルCD発売日と同日に配信されたが、告知は前日、ジャケ写は8月のシングルCD『マイクロレボリューション』の別カット(アウトテイク)という緊急っぷり。ライブは4ヶ月も先なのにそんなに焦って出す必要あった?1ヶ月前~1週間前くらいの方がファンも聞きこんでくるだろうに…。4ヶ月後なんて今聞きこんでも当日は絶妙にちょっと忘れてるくらいになる頃合いじゃないですか
“お祭りマッスルユニット”を名乗りだしてハイテンションな元気ナンバーが増えている昨今だが、今回は記念ソングっぽい歌詞で合唱系の良メロ系。みん杉(みんな大好き杉山勝彦)の単独作詞作曲でなるほど納得。
★★★☆☆
Seagull/山本彩
2024年10月30日
アニメ「シンカリオン チェンジ ザ ワールド」ED。12月にEPリリースも告知され、今作と新曲3曲とボーナストラックの全5曲…だが、ライブBD付の万越えBOXファンクラブ限定盤しか告知されていない。編曲は江口亮。今回は王道タイプのバンド系ナンバー。安定の1曲。
★★★☆☆
Silence/LONGMAN
2024年10月30日
1ヶ月半ぶりの新曲。今回は特にタイアップも内容で英語詞の激しいロックナンバー。カッコいいけどこの路線ではあまり魅力を感じないな…。
★★★☆☆
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