STARS/B’z

2023年7月12日
2023年9月21日(配信)
初回限定盤Blu-ray付
初登場1位 売上15.3万枚
初登場23位 売上0.2万DL

B0C6TY2LSQ

『声明/Still Alive』以来6年1ヶ月ぶりのシングルCD。配信含めると「SLEEPLESS」以来1年ぶり。新曲自体が昨年のアルバム『Highway X』以来11ヶ月ぶりとなる。

初回盤は「B’z Live From TOKYO FM HALL」スタジオライブ3曲収録のBlu-ray付、DVD付の2種(2970円でBlu-rayもDVDも同価格)
通常盤はCDのみ(1650円)。
数量限定STARS盤はB’zバランスゲーム付属(5280円)。

「ペインキラー」以外の3曲は近年のYukihide “YT” Takiyama編曲(+ベース)でドラム玉田豊夢、キーボード川村ケン、パーカッション斉藤ノヴの基本バンド編成。

「ペインキラー」のみ寺地秀行編曲で、2019年以降のサポート一新でサポートを離れていたベースBarry Sparks、ドラムShane Gaalaasが久々に参加している。

配信は2ヶ月以上遅れて35周年記念日当日の9月21日にDL/ST共に開始された(B社が拒絶しているAmazon Music除く)。

1.STARS

合唱するようなパートもあってファンと共に会場で盛り上がるのを前提にしたようなブラスも交えた初期~中期っぽいポップさもある35周年記念曲っぽいファンへの感謝ソング。どうにもこうにもメロディーのインパクトが弱っているのは否めないがそれでも近年の中ではかなり残りやすい方ではあるか。35周年の貫禄と感謝を示したような1曲。

しかしよく見ると歌詞の稲葉節が健在すぎる。近年はそんなに面白歌詞は無かったように思うんだけど、今回はのっけから“Yesterday 髪を切ったで”である。切ったで?で…で?切ったで?その“で”はなんだ…?え?唐突な関西弁?なんで?どして?
★★★★☆

2.Dark Rainbow

映画「おまえの罪を自白しろ」主題歌。こちらはいつものB’zといった印象のロックナンバー。
★★★☆☆

3.ペインキラー

これもパッと聞きいつものB’zなロックナンバーではあるがこの曲のみアレンジャーは寺地秀行。そしてShane Gaalaas、Barry Sparksのリズム隊を呼び戻しており、2018年までの旧ライブサポートメンバーで演奏されている。楽曲としては2019年の『NEW LOVE』で「兵、走る」のみこの2人で演奏されていたのでこの時以来。メインのサポートだったのはアルバム『EPIC DAY』までだが、この頃には大賀好修がアレンジャーとして参加する曲の方が多くなっていたので、さらにその前『C’mon』が全面的に寺地秀行アレンジでShane Gaalaas、Barry Sparksのリズム隊だった時期。具体的にはこの体制の時に「イチブトゼンブ」という現時点で最後のシングル大ヒット曲が出ているので現体制よりは馴染みのある時期ではあるのだが…しかしあまり違いを感じない。
★★★☆☆

4.君の中で踊りたい 2023

1989年の2ndシングルのセルフカバー。1st「だからその手を離して」は2000年にセルフカバーしていたためか、デビュー35周年を迎える直前のリメイクには2ndが選ばれた。

最初期のトホホ感溢れる打ち込みポップナンバーが現代仕様のハードロックに生まれ変わる、という点では2000年に『Mixture』で行ったMixture Styleを踏襲。正直歴代のシングルの中でもさほど強いメロディーの曲では無いと思っていたんだけど今作の中ではダントツにキャッチーに聞こえてしまうところはいかんともしがたいところか。この若き日のキレのあるメロディーはさすがにもう期待できないよな。
★★★☆☆

Blu-ray

B’z Live From TOKYO FM HALL

1.Dark Rainbow
2.君の中で踊りたい 2023
3.STARS

スタジオライブ的なライブ映像。玉田豊夢(ドラム)、川村ケン(キーボード)は「ペインキラー」以外のCD音源と同じだが、CDではYukihide “YT” Takiyamaがアレンジと兼任していたベースは亀田誠治、1人では足りないギターは大賀好修が参加しての6人体制となっている模様。

「Dark Rainbow」はギッラギラの照明が光りまくるのでメンバーの表情も派手な照明であまり良く見えないが、「君の中で踊りたい 2023」ではもう少し抑えめになる。「STARS」では一転してノーマルヒューマンの観客が大量に参加していて一緒にシンガロングしており、熱い盛り上がりを取り戻せているところが熱い。

コメント

タイトルとURLをコピーしました