ハートはお手上げ/鈴木愛理

2022年4月22日(先行配信)
2022年6月1日
初登場24位 売上0.2万枚

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19年9月以来となる2作目のシングルCD。2月のアルバムから4ヶ月ぶりの新曲。
期間生産限定盤(アニメ盤)はノンクレジットエンディング映像収録Blu-ray付。

初回盤は無く、MVや撮影メイキングは発売せずにYouTube公開のみとなる。

3曲目がKaraoke、4曲目がInstrumentalとわざわざ別に収録。

Amazon Musicでのストリーミング配信はこれまで行っていなかったが今作では解禁している。今作のみで過去作は未配信。Spotifyでも同様だが、Appleでは前から全部配信していた模様。これは今作がタイアップ先の関係でZetimaではなくEPICからの発売になっているのも関係していると思われる。

1.ハートはお手上げ

アニメ『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』ED。アニメ3期で、1~3期全てOPは鈴木雅之がfeat.でゲストを呼んでのデュエットで水野良樹の作詞作曲、本間昭光の編曲で統一されているが、EDは1期2期共に歌手も作家もバラバラだったのが今作で初めてEDにもまた水(また水野良樹)となった。作編曲は同じ(水野・本間)だが、作詞は高橋久美子が担当。

作風に合わせてというのもあると思われるが、「もう、ハートはお手上げ状態♡キラキラロマンティックポップチューン完成!!」という公式キャッチコピー通りに物凄くキラキラなアイドルポップ路線。アルバム『26/27』でポップ路線になっていたとはいえさらにその上を行くようなアイドル返りというか、それ以上に今更なアイドル全開っぽさもありちょっとやりすぎたような気もしなくもない。MVも10年前じゃなくて今これやるのかという雰囲気だが逆にここまで来たからこそ臆面なくやれるところもあるのか。いわゆるまた水系(また水野かというようないきものがかり感漂うバラード系)からも大きく振り切っていて今作みたいなのはいきものがかりではやらないように思うし、かなり攻めた感がある。

また吉岡聖恵がソロで他作家によるポップチューン路線に行っていていきものがかりのバラード続きなイメージを上回るかのような勢いを見せているだけに、吉岡のソロでのポップ路線に対抗していくかのようなポップ勝負っぽくもなっていてちょっと面白い。

一方で熱愛報道が出て本人が堂々認めた後のタイミングでこういうアイドル路線の曲というのは古くからのコアファンには別の意味でハートがお手上げしたまま去っていきそうな感じもあり、間が悪かったとしか。
★★★☆☆

2.ハートはお手上げ(TV Size Ver.)

TVサイズバージョン。続けて収録されている3曲目のKaraoke、4曲目のInstrumentalとの違いはカラオケにはコーラスが入っているが、インストはコーラスも抜いた音源という事。何故そんな細かい収録を…。

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