愛を叫びたい/WANDS

2022年8月23日
配信限定
初登場20位 売上0.3万DL
21年11月以来の新曲。5日後の28日にセルフカバー「世界が終るまでは… [WANDS第5期ver.]」が連続配信された。「Secret Night~It’s My Treat~[WANDS 第5期ver.]」に続く2作目の配信シングルだがCD化が発表されていない状態での先行配信ではない配信シングル及び新曲を配信限定でリリースするのは初

例によってB社がAmazon Musicを拒絶しており、Amazon Music以外での配信。またB社はOTOTOYやe-onkyoなどロスレス/ハイレゾ系のDLサイトへのDL配信も概ね拒絶しているようなのでB社が配信を許可していて唯一ロスレス対応であるappleのロスレスストリーミング以外は圧縮でしか聞けないものと思われる。

愛を叫びたい

バラードまでは行かないがアップテンポでもないような高らかに愛を歌いあげる比較的ゆったりめな楽曲。メロディーのキレもいいし、伸びまくる高音も圧巻。何故かギターソロがアウトロ部分にあり、しかも最初に聞いた時は最後のサビ前の間奏ギターソロかと思って聞いてたらそのまま曲が終わるという。「抱き寄せ 高まる 君の体温と共に」もそうだったけどサビ始まりなのとここでもう1回サビをやると長くなってしまうのとでスパッと終わって4分11秒でまとめるという判断が割と最近っぽいなとも思う。2010年前後に長尺ストバラで全盛期に達していた方々ならサビ始まりだろうとなんだろうと最後もう1回サビに行ってたと思うし、なんならギターソロ→バンド演奏オフのサビ→再度盛り上がりラストサビ→ラストフレーズついでにもう1回→ギターソロとかフェイクとかしながらなおも終わらずにフェードアウトしていく…とかやって平気で5分6分越え大作ストバラに仕上げていたに違いな

もう少しコンスタントに新曲を重ねていければいいんだけど、どうも波に乗らないままここまで来てしまっている感じはある。B社はみんなそうだが一部単発でタイアップを取ってこれるトップ級以外はもう20年以上『コナン』以上のタイアップが無いままなのでどうにもならないが…。木村氏が復帰できないままなのも気になるが、結局作編曲が柴崎浩1人だけで全曲回す状態になっていて、上原大史もメインでは作曲しないだろうからなぁ…。制作に専念どころか「真っ赤なLip」を置き土産にしただけで完全非関与になってしまった大島こうすけは何処へ…。
★★★★☆

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