weep〜maki ohguro The Best Ballads Collection〜
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 別れましょう私から消えましょうあなたから 〜TOKU“Jazzy Violet”ver.〜 |
大黒摩季&Being Staff | 大黒摩季 | TOKU | 4thシングル リメイク |
2 | チョット〜“Drunker's Trip”ver.〜 | 大黒摩季&Being Staff | 大黒摩季 | 西平彰 | 3rdシングル リメイク |
3 | いちばん近くにいてね〜“Key West Lime Pie”ver.〜 | 大黒摩季&Being Staff | 大黒摩季 | 西平彰 | 11thシングル リメイク |
4 | 胡蝶の夢 | 大黒摩季 | 大黒摩季 | 西平彰 | 29thシングル 最高56位 売上0.3万枚 |
5 | いけない恋 | 大黒摩季 | 大黒摩季 | 西平彰 | 新曲 |
6 | I need you | 大黒摩季 | 大黒摩季 | 西平彰 | 新曲 |
7 | Come To Me,Once Again | 大黒摩季 | 大黒摩季 | 田辺恵二 | 9thアルバム『PRESENTs』収録曲 |
8 | Baby Baby Baby | 大黒摩季 | 大黒摩季 | 葉山たけし | 8thアルバム『O』収録曲 |
9 | いとしいひとへ〜Merry Christmas〜 | 大黒摩季 | 大黒摩季 | 武部聡志 | 26thシングル 最高51位 売上0.6万枚 |
10 | 潮騒 | 大黒摩季 | 大黒摩季 | 清水俊也 | 10thアルバム『RHYTHM BLACK』収録曲 |
11 | Lonely Child〜New Vocal!!“Strip Down”ver.〜 | 大黒摩季 | 大黒摩季 | 武部聡志&大黒摩季 | 9thアルバム『PRESENTs』収録曲 リメイク |
12 | THE ROSE | Amanda McBroom | Amanda McBroom | 西平彰 | ベット・ミドラーのカバー 新録音カバー |
13 | 瞬く星のように | 大黒摩季 | 大黒摩季 | 花坂響 | 11thアルバム『HAPPINESS』収録曲 |
14 | ら・ら・ら〜“Peace Out”ver.〜 | 大黒摩季&Being Staff | 大黒摩季 | 西平彰 | 10thシングル リメイク |
Strings Arranged by 三宅一徳(8)
リリースデータ
2006年3月15日 2012年12月12日(SHM-CD) |
初登場32位 | 売上1.4万枚 | Produced by 大黒摩季、Except:武部聡志(9,11)、葉山たけし(8) Sound Produced by 西平彰(2,3,4,5,6,12,14)、武部聡志(9,11)、 TOKU(1)、葉山たけし(8)、清水俊也(10)、田辺恵二(7) |
東芝EMI |
大黒摩季バラードベストアルバム。通算5作目、公式ベストとしては『BEST OF BEST〜All Singles Collection〜』以来となる3作目(現在は『complete of 大黒摩季 at the BEING studio』が公認作へ昇格しているので公式サイト上では4番目)。1ヵ月前にリリースされたバラードシングル「胡蝶の夢」を先行シングルとして、アルバム未収録のままだった「いとしいひとへ〜Merry Christmas〜」がアルバム初収録となった。シングルはこの2曲のみで、EMI移籍以降の4枚のオリジナルアルバムから1曲ずつ、新曲2曲、新録音の洋楽カバー1曲、リメイク5曲を収録。リメイク5曲のうち4曲はビーイング時代の楽曲で、非公認の『BACK BEATs #2〜Maki Ohguro&Staff Works〜』に続いて作詞にBeing Staff表記が付属している。公認作品でこの表記が使用されたのは初。「別れましょう私から消えましょうあなたから」は今作でBeing Staff表記初付属となり、ビーイング時代の作品をセルフカバーする際は機械的に全てBeing Staffを付属させることにしていた模様。ただし『BACK BEATs #2〜Maki Ohguro&Staff Works〜』では先に来ていたビーイングスタッフの表記が後になっている事、「いちばん近くにいてね」のみ作曲にまで付属していたが解除され単独作曲に戻されたといった違いがある。2012年にはSHM-CD化されて再発された。大黒摩季のアルバムでSHM-CD再発されたのは今作のみ。
バラードそんなにあったっけ?というくらいバラードを出していた印象が無い中でのバラードベスト。しかもありがちな秋冬のリリースではなく、何故か決算期春という…。春にバラードベストってどうもなぁ…。実際各アルバムからは1曲ずつだし、シングルも先行シングルと未収録になっていた「いとしいひとへ〜Merry
Christmas〜」をこの機会にアルバム収録してようやく半分程度。後は新曲やカバー、リメイクなどを収録し、有名曲が無いせいかビーイング時代の楽曲もリメイク。これによりBeing
Staff表記問題が再燃するわ、これらリメイクがどれも渋すぎて原曲の面影皆無すぎるわでどうにもパッとしない。最後の「ら・ら・ら」だけは落ち着きながらも明るい雰囲気でけっこう好きなんだけど、冒頭3連発が特に渋すぎて戸惑う…。
バラードベストという事でまあバラードが主軸であるのはいいとして、その上でビーイング時代のリメイクをメインにしたいのか、既存曲をメインにしたいのか、新曲をメインにしたかったのかどうもこのバラードベストがどういう目的で出されたのかがハッキリしない。新録音が多くて手の込んだベストアルバムにはなったものの、バラード曲の持ち玉がそもそもベスト盤出すほどには無かったのに何故ここでバラードベストだったんだろう。あまりパブリックイメージに無かったバラードだけを集める事でパワフルでアネゴ気質なところだけではない、バラードの大黒摩季にも大人の魅力があるという一面をばっちり示した、ということでなんとか…。
オリジナルアルバムを聞かない状態で今作を聞いた時は正直かったるいだけでベスト盤という気がしなかった。オリジナルアルバムを聞いた上で今作を聞けばもう少し何か変わるかと思ったが…やはりそんなにベストアルバムという気がしない。収録された2シングルや新曲など今作がアルバム初収録の楽曲はまあ普通にいいんだけど、それ以外の曲はわざわざベスト盤として収録するほどでも…という感じがどうにも拭えず…。
印象度★★★☆☆
2017.2.2更新