2018年11月28日
Type-A,B,C,D,E
初登場1位 売上123.7万枚
最高24位 売上0.7万DL
韓国のオーディション番組『PRODUCE 48』に合格してIZ*ONEとしてデビューした宮脇咲良(HKT48)、矢吹奈子(HKT48)、本田仁美は2年半IZ*ONEに専念すると発表され、今作が専任前最終参加作となった。宮脇、矢吹はHKT48においては5月の「早送りカレンダー」がしばしの最終参加作ということになる。
既にIZ*ONEの活動が開始されているため、当然IZ*ONEが優先され、宮脇咲良、矢吹奈子、本田仁美はTV出演時においても参加してない事の方が多かった。
これ以外の『PRODUCE 48』最終候補者に残っていた5名も全員今作に選抜されている。宮崎美穂、竹内美宥といった初期にエース候補、次世代と言われながらも干されていたメンバーも久々の選抜復帰を果たした。特に竹内美宥はじゃんけんで勝利した「永遠プレッシャー」以来(2012年)となる。竹内は今作を最後に卒業すると発表したため最終参加作となった。
また復帰したばかりの松井珠理奈が不参加となっており、松井珠理奈がAKB選抜を外れるのはじゃんけん選抜を除けば「大声ダイヤモンド」でのデビュー以来初となった。なお松井珠理奈も当初は『PRODUCE 48』に参加予定だったが休業突入により辞退となっている。
これまで同様A~Eの5種+劇場盤で全て3曲目が異なる。A~Eには初回盤・通常盤が存在するが、ジャケット及び封入物(イベント参加券か生写真家)の違いしかない。また今回は共通してリクエストアワー投票券封入。
ちなみに今作より近所のレンタル屋の入荷がType-Aのみについに縮小。48グループは全部1種のみとなった(今年最初のSTU48は全種入荷してたけどまあ次は無いだろう)。乃木坂46、欅坂46は全入荷が続いているのでついにレンタル屋レベルでは逆転判断されている模様。というかレンタル屋のCDコーナーの縮小っぷりがマジヤバくて来年にはついに無くなるかもしれな
CD/DVD共通
1.NO WAY MAN
韓国のオーディション番組『PRODUCE 48』は最終的に3人がIZ*ONEとなり、2年半専属となったが、その最終候補に残っていた宮崎、竹内、高橋、下尾、白間も全員今作に選出されたため少しいつもと違う選抜になった。
楽曲自体は欅坂46の本来年内に出すはずだったけど出せる状態じゃないので予定が無くなったシングル用の曲をちょっと転用してみました感(注:筆者の勝手な妄想です)の漂う欅坂46っぽい曲。特にサビのまくしたてる感じがパブリックイメージの欅坂46っぽい(注:筆者の勝手な決めつけです)。結局今年は○○みたいな曲ばかり続いてAKB48っぽいよねっていう表題曲が無かったな…(注:筆者の勝手な印象です)。
MVもダンス主体のシンプルな内容。どうやらMV撮影時に最高難度のダンスとやらはサビ以外まだ用意されていなかったようで、サビ以外はイメージシーンっぽいので繋いでいる。カッコいいことはカッコいいけどAKB48でカッコいい宮脇を見たいともあまり思わないのが正直なところ。
★★★☆☆
2.池の水を抜きたい(池の水選抜)
今作唯一のAKB48メンバーのみの楽曲。大家・峯岸がトップにいる時点で残党感が強く出てしまうところではあるが、AKB48のCDにAKB48である曲が1曲でも入っているという事自体が貴重な機会だ。功労者であるこの2人がいたからこそのこのタイアップ、そしてこの選抜と考えればかなり必要な存在だと思う。
テレ東『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』テーマソングタイアップ。6月の放送回がAKB48メンバーのゲスト回で大家志津香、加藤玲奈、峯岸みなみ、向井地美音、横山由依が出演したようで、気に入られた大家が唯一のレギュラー出演者化、その後加藤と峯岸がもう1回出演したため、大家志津香、加藤玲奈、峯岸みなみの3人がメインで選抜されている模様(向井地と横山は選抜入りしているためかここにはいない)。以上の経緯からセンターは大家。
池の水を抜きたいなど普通に生活していたら全く抱かない願望だけにサビ頭にこれを持ってこられても番組以外ではちょっと何言ってるか分からないですね状態になってしまうのはいかんともしがたい。それ以外は割と普通のアイドルポップナンバー。
MVでは池ロケも敢行しているがさすがに番組ロケ以外で水を抜くわけにも、抜いた後の凄惨な荒地状態の池の底で踊るわけにもいかなかったのかちょっと池に入って草を引き抜くとかするだけで後はセットとか別の場所とかで乗り切っていてタイトルにもなっている池の水を抜く願望を果たせないのがなんとも…。
★★★☆☆
Type-Aのみ
3.わかりやすくてごめん(PRODUCE48選抜)
『PRODUCE 48』に参加して最終候補より前に脱落したメンバーのうち途中降板と1回目で脱落したメンバー以外の2回目3回目で脱落となったメンバーのみが選抜されている模様。今作の中では「NO WAY MAN」の路線に最も近いカッコいい系統のダンスナンバー。そこまで攻め込んだ音でもないので割と聞きやすい。
★★★☆☆
Type-Bのみ
3.それでも彼女は(大人選抜2018)
ここからはせっかく去年行った兼任解除も空しくなるような年齢別48オールスター選抜が続く。マジで今回何でこんな企画になったんだこれ…。年長者というよりは20歳以上である程度大人っぽい容姿の人を選んでいる模様。民族的要素も感じられる大人っぽいナンバー。
★★★☆☆
Type-Cのみ
3.おはようから始まる世界(U-19選抜2018)
アンダー19歳という事で一気に明るく爽快なアイドルポップナンバー。姉妹グループのエース格ばかりでAKB48のメンバーが漏れなく誰だか分からないというのはこういうこと続けていると変わらないだろうな…。
★★★☆☆
Type-Dのみ
3.最強ツインテール(U-16選抜2018)
アンダー16歳という事でさらに若々しくフレッシュ全開なアイドルポップナンバー。渡辺麻友がいた頃のチームBの王道的な路線の楽曲というイメージ。さすがに若すぎてまだ継続して前面に押し出されているメンバーも山本彩加くらいしかいないのでほとんど誰が誰だか分からない。そして最強とか言っておいてMVでほとんどツインテールやってないじゃないか。
★★★☆☆
Type-Eのみ
3.夢へのプロセス(AiKaBu選抜)
スマホアプリ『AiKaBu』内で行われた「AiKaBuユニット選抜決定戦!」での1~16位のメンバーを選出。1位は福岡聖菜、2位は荻野由佳、3位は永野芹佳…と総選挙同様に上位というのはおぎゆかくらいで後は上位にいなかった人たちばかりなのでかなり独特な結果になっているような…。徐々に盛り上がっていくバンド風の爽やかナンバー。今作の中では最も好印象。
★★★☆☆