TUBE×
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 真夏のじゅもん /TUBE×DA PUMP |
前田亘輝・ヤマモトショウ | 春畑道哉 | TUBE・ヤマモトショウ・Mwk | 2ndコラボシングル 最高17位 売上0.5万枚 |
2 | ロマンス・イン・ザ・サン /TUBE×広瀬香美 |
広瀬香美 | 広瀬香美 | 宗本康兵 | 6/25先行配信 |
3 | No Shark No Surf-夏地獄- /TUBE×聖飢魔U |
デーモン閣下・前田亘輝 | ルーク篁 | ルーク篁・TUBE | |
4 | ファミリー・サマー・バケーション /TUBE×FRUITS ZIPPER |
ヤマモトショウ | ヤマモトショウ | ヤマモトショウ | 7/2先行配信 |
5 | Once Upon a Time in Love /TUBE×THE ALFEE |
前田亘輝 | 高見沢俊彦 | 高見沢俊彦 | |
6 | AHH SUMMER DAY /TUBE×梅田サイファー×LITTLE from KICK THE CAN CREW |
梅田サイファー・LITTLE | 梅田サイファー・LITTLE | Cosaqu | |
7 | 6、6、Rock! /TUBE×近藤真彦×織田哲郎 |
前田亘輝 | 織田哲郎 | 織田哲郎 | |
8 | サヨナラのかわりに /TUBE×GACKT |
TUBE×GACKT | TUBE×GACKT | TUBE×GACKT | 1stコラボシングル 最高9位 売上0.9万枚 |
リリースデータ
2025年8月6日 | 初登場9位 | 売上1.1万枚 | Produced by 広瀬香美(2)、ヤマモトショウ(4) | Sony Music Associated Records |
メンバー
Vocal | 前田亘輝 |
Guitar,Background Vocal | 春畑道哉 |
Bass,Background Vocal | 角野秀行 |
Drums,Background Vocal | 松本玲二 |
TUBEコラボレーションアルバム。デビュー40周年記念作として『All Singles TUBEst-Blue-』『All Singles TUBEst-White-』に続く作品。2024年にリリースしていたコラボシングルCD2曲を収録。新たに6組とコラボしての新曲が収録され、「ロマンス・イン・ザ・サン」「ファミリー・サマー・バケーション」が先行配信された。「6、6、Rock!」は音源の先行配信は無かったが、事前に歌番組での披露があったほか7月25日にRecording Movieという形でYouTubeで歌唱映像が公開された。『日本の夏からこんにちは』に続いて今作でもディレクターとして新津健二が参加している(今回もわざわざ新津だけ呼んでいるようで他のB ZONEスタッフは参加していない)。8曲しか無いが特にミニアルバムとは言わず「コラボレーション・アルバム」とされている。通常盤CD1種のみで3000円。
「ロマンス・イン・ザ・サン」のみベースドラムが打ち込み編成となっていて、角野・松本は演奏しておらずコーラス参加のみ。それ以外は全曲TUBEメンバーによる演奏となっている。聖飢魔UはVocal:デーモン閣下、Electric Guitar:ジェイル大橋,ルーク篁、Bass:ゼノン石川の4人が参加していて各パートでTUBEメンバーと共演しているが、ドラムのライデン湯沢は参加しておらず、ドラムのみ共演ではなく松本単独演奏となっている。ただしジャケットでも使用されているメンバーを模したイラストではライデン湯沢がデーモン閣下の横に描かれており聖飢魔Uは5人として描かれている(公式プロフィール写真の5人を載せているようで名前と個別写真だけが記載されているエース清水長官は含まれていない)。THE ALFEEは桜井賢がボーカルのみでベース演奏は行っておらず角野の単独演奏となっている。「6、6、Rock!」は公開された映像ではボーカル3人しかいないがTUBE+織田哲郎(ギター・キーボード)で演奏されている。というわけで角野・松本が演奏参加してない「ロマンス・イン・ザ・サン」にもコーラス参加はしているので全曲TUBE4人全員参加となる。
2015年の『Your TUBE』に類似する企画作だが(広瀬香美と織田哲郎は当時も参加)、『Your TUBE』は基本的に相手による楽曲の完パケ提供でコラボではなかったので基本ボーカル共演も無く、前田以外のメンバー3人の演奏参加すらほとんどなかった。対して今作は共作もあれば提供もあるが、ボーカルは相手と一緒、演奏は基本的にTUBEで相手がバンドや演奏者なら演奏でもパートを分け合って共演する形で対等なコラボレーションとなっている。まあ一世を風靡したのは遥か昔という大ベテランばかりでFRUITS ZIPPERくらいしか旬な人たちはいないものの、TUBE自体が40周年だし、各アーティストの全盛期の代表曲級を期待するリスナーはさすがにいないと思うけど、それでもそれなりに印象の強い濃い曲が並んでいてコラボの醍醐味と化学反応は存分に出ていると思う。『Your TUBE』よりも断然良かった。面白いのがTHE ALFEEだけ真冬を舞台にして季節が真逆になっていてしかも歌詞は前田単独であるところ。確かに猛吹雪のようなサウンド感もあるし、夏より冬だなという感じはする。
惜しいのは8曲という中途半端な曲数。これ以上コラボするのは時間も予算も無いにしても2シングルのC/Wでコラボセルフカバーしていた「Remeber Me」と「プロポーズ」もボーナス扱いで収録すれば10曲の大台になんとか乗せられたのに…。
印象度★★★★☆
2025.9.7更新