TIME STEW
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 原曲 | 備考 |
1 | 大胆 | 上原大史 | 柴崎浩 | 柴崎浩 | 21stシングル 最高位 売上万枚 | |
2 | 天使になんてなれなかった[WANDS第5期ver.] | 上杉昇 | 柴崎浩 | 柴崎浩 | 3rdアルバム『Little Bit...』収録曲 | |
3 | Shooting star | 上原大史 | 柴崎浩 | 柴崎浩 | 22ndシングル 最高位 売上万枚 | |
4 | WE ALL NEED LOVE | 上原大史 | 柴崎浩 | 柴崎浩 | ||
5 | FLOWER[WANDS第5期ver.] | 上杉昇 | 柴崎浩 | 柴崎浩 | 4thアルバム『PIECE OF MY SOUL』収録曲 | |
6 | リフレイン | 上原大史 | 柴崎浩 | 柴崎浩 |
No | タイトル | 備考 | 原曲 |
1 | オープニングSE | ||
2 | 錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう[WANDS 第5期 ver.] | 18thシングル初回盤のみC/W | 12thシングル 3期 |
3 | We Will Never Give Up | 7thアルバム『Version 5.0』収録曲 | |
4 | 明日もし君が壊れても[WANDS 第5期 ver.] | 6thアルバム『BURN THE SECRET』収録曲 | 14thシングル 3期 |
5 | 時の扉[WANDS 第5期 ver.] | 16thシングル初回盤のみC/W | 4thシングル 2期 |
6 | Secret Night〜It's My Treat〜[WANDS 第5期 ver.] | 1st配信シングル 6thアルバム『BURN THE SECRET』収録曲 |
9thシングル 2期 原曲は栗林誠一郎『It's My Treat』(歌詞変更) |
7 | 愛を語るより口づけをかわそう[WANDS 第5期 ver.] | 17thシングル通常盤のみC/W | 5thシングル 2期 |
8 | RAISE INSIGHT | 20thシングル | |
9 | 愛を叫びたい | 2nd配信シングル 7thアルバム『Version 5.0』収録曲 |
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10 | 真っ赤なLip | 16thシングル | |
11 | 大胆 | 21stシングル | |
12 | 世界が終るまでは…[WANDS 第5期 ver.] | 3rd配信シングル、7thアルバム『Version 5.0』収録曲 | 8thシングル 2期 |
No | No | タイトル | 備考 | 原曲 |
C | 配 | C=初回盤B付属CD、配=単独配信版 | ||
1 | 1 | 恋せよ乙女 | 第5期ver.未発売 | 6thシングル 2期 |
2 | 2 | Just a Lonely Boy[WANDS 第5期 ver.] | 17thシングル初回盤のみC/W | 8thシングルC/W 2期 |
3 | 3 | 星のない空の下で | 第5期ver.未発売 | 2ndアルバム『時の扉』収録曲 2期 |
4 | アイリメンバーU | 6thアルバム『BURN THE SECRET』収録曲 | ||
5 | DON'T TRY SO HARD | 第5期ver.未発売 | 4thアルバム『PIECE OF MY SOUL』収録曲 2期 | |
6 | 明日もし君が壊れても[WANDS 第5期 ver.] | 6thアルバム『BURN THE SECRET』収録曲 | 14thシングル 3期 | |
7 | 4 | 空へ向かう木のように | 7thアルバム『Version 5.0』収録曲 | |
8 | 抱き寄せ 高まる 君の体温と共に | 17thシングル | ||
9 | 5 | 世界中の誰よりきっと[WANDS 第5期 ver.] | 6thアルバム『BURN THE SECRET』収録曲 | 中山美穂&WANDS シングル 2ndアルバム『時の扉』収録曲 2期 |
10 | 6 | WONDER STORY | 7thアルバム『Version 5.0』収録曲 |
リリースデータ
2025年3月26日 | 初登場11位 | 売上1.0万枚 | Produced by 長戸大幸 | D-GO/GIZA |
メンバー
Vocals,Background Vocals | 上原大史 |
Guitars&All Instruments,Background Vocals(1,3,4) | 柴崎浩 |
木村真也 |
WANDS8thアルバム。前作から1年7ヶ月ぶり。ミニアルバム形式だが同じく6,7曲だった1st,3rdも通常カウントされていたためか今作も公式に8th扱いとなっている。前作以降の2シングル、過去セルフカバー2曲、新曲2曲を収録。「天使になんてなれなかった」「FLOWER」共に既にライブは演奏しており、映像化もされているがスタジオ音源初収録となった。また「FLOWER」は上杉昇が2021年にソロでセルフカバーを行っており、上杉・5期双方でセルフカバー音源が発表されたのは「世界が終るまでは…」に続いて2曲目。
木村真也は今回も写真参加のみ。レコーディング、MV撮影、ライブには一切参加していない(ライブ不参加は発売後に改めて再度告知)。これまでメンバー3人の表記に担当楽器の記載を必ずつけており、完全不参加のライブBlu-rayにさえ木村をキーボードとして表記し続けていたが、今作ではメンバー表記は名前のみとなった。別途演奏クレジットとして上記の担当楽器が記載されている(スタジオ音源はサポート無しなので2人の表記のみ、ライブの方はベースとドラムのサポートメンバーを表記)。よって木村の担当楽器を示す表記が初めて無くなった。
初回限定盤Aは2024年4月6日堂島リバーフォーラムで開催されたフェス『Japan
Anison & Rock Festival 2024』出演時の全曲ライブ映像収録Blu-ray付。6930円。
初回限定盤Bは2023年12月1日Zepp
Namba、12月9日KT Zepp Yokohamaで開催されたファンクラブライブ『WANDER-LAND
NEO「FANDS」MEETING 2023』全曲ライブ音源収録CD付。1日公演、9日公演のどちらなのかは明記されていない。4950円。
通常盤はCDのみ。2530円。
配信版はアルバム本編(DL/ST)とは別に初回盤BのライブCDからメンバーセレクトの6曲(4曲カット)を『WANDER-LAND
NEO「FANDS」MEETING 2023』としてDLのみ(ST無し)で単独配信。本編、ライブ音源共にDL価格は圧縮1426円、ロスレス2281円。
形態的には『WANDS』『Little Bit...』を踏襲したような1作。インタビューでも『Version 5.0』が5期として新境地を提示する意気込みで完成したのもあって今作はその上で自然な流れで制作されたという事で、現状実質2人体制のWANDSらしい感じがそのまま出ているというか。気が付けば過去のWANDSとはだいぶ違う現在の色が完成していてそれを改めて確認できるような1作だと思う。オリジナル曲に関しては3期までのWANDSだとあまりやりそうにない感じもあるんだけど、5期としては自然に受け入れられるような安定した曲が並んでいる感じ。
セルフカバーについては「天使になんてなれなかった」の方は元が当時の打ち込みサウンドだったので、現在の打ち込みサウンドならこうだという変化としていいんだけど、生音だった「FLOWER」が打ち込みのかっちりしたサウンドになるとやはりどこか軽さを感じてしまい、これは「Secret Night〜It's My Treat〜」の時と同じ。ただしまだ5期としては最初の頃だったので比較的忠実に歌っていた「Secret Night〜It's My Treat〜」と違いライブでは何度も歌ってきた「FLOWER」はオリジナルには無いシャウトをしたり、全体にかなり荒々しい歌い方でだいぶオリジナルの形を崩して独自の解釈を入れてきている印象。この辺りも5期としての進化といえる。「世界が終るまでは…」同様に「FLOWER」も御本人である上杉昇が先にセルフカバーを発表しているが、「世界が終るまでは…」は正直あまりイメージを変えてはいけないような感覚が両者にあったのに対して、「FLOWER」は比較的自由で両者で曲の解釈が分かれているような印象もある。
木村真也は…現場に来れなくてもストック曲でもなんでも引っ張り出して、わずかでも制作への参加を示唆するくらいはしないともう厳しくないか。なるべく状態良く写して選んでいると思うんだけどそれでも以前よりやつれているように見える。今更のようなライブ不参加が再度告知されたように、年1程度で一応再アナウンスは入れているがもう書かれている事が同じになってしまい、復帰当初のように姿を見せる事もなくなって久しい(イベントとTVに少し出ただけですぐジャケ写専任になったんじゃなかったか)。やつれていく写真だけ欠かさず提示されても心配が増すだけだし、再度の完全活動休止を取るべき段階に来ているんじゃないだろうか。
初回盤A Japan Anison
& Rock Festival 2024映像
サポートは2023、2024年ツアーと同じく二家本亮介(Bass)、神田リョウ(Drums)。こういう若干謎なラインナップのフェスだったようだがアニソンとあるようにコナンタイアップの1つである「YURA
YURA」以外のアニメタイアップ曲を詰め込んでいる。「We
Will Never Give Up」やるなら「YURA YURA」でアニソンに徹しても良かったんじゃないかと思うけど、一応"Rock"でもあるからこれでいいのか。これまで映像化されている単独ライブに比べるときっちり歌うよりも短く切ったりやや声が荒ぶった感じで、これは少し不調だったのをパッションで乗り切ろうとしているのかなという感じも。
初回盤B WANDER-LAND
NEO「FANDS」MEETING 2023音源
サポートは鳥越啓介(Bass)、神田リョウ(Drums)。ベースサポートが異なる。9月に2023年ツアーをやった後の12月のファンクラブイベントのライブ音源。ツアーで演奏しなかった曲が中心の全10曲だが、ファンクラブ限定ゆえか一般ライブでは固定になっているような「世界が終るまでは…」締めになっていないどころか演奏すらしないという自由な選曲になっていて新鮮。翌年の2024年ツアーも2023年からあまり変化のないセットリストになってしまったため、結果的に最近の2作のライブBlu-rayに収録されなかった曲が多く並ぶ事となり、現時点で発売するにはけっこう嬉しい感じのラインナップにもなった。リズム隊が生演奏の方がスタジオ音源より良いのはもちろんだが、初回盤Aよりもボーカルも荒れていないので聞きやすい。
初回盤AライブBlu-ray付
初回盤BライブCD付
通常盤
印象度★★★★☆
2025.5.4更新