対談レビュー第20弾 Beautiful
Dreamer×unnamed Stories〜永遠の明日へ〜
GLAY
シングルレビューX3(クロススリー)
33rd G4
06年7月12日柊朱雀->1年前のバラベス以来、復帰第一弾。初の4曲A面シングル。
MOMA->4曲が現在本当にA面扱いなのかは実は不明で「全A面収録」と書いてあるグレバケには1,4曲目しか入っていないっていう…。
柊朱雀->一応、全曲当時の音楽番組で披露されていたんですけどね…。
MOMA->2曲目だけC/W集まで放置されたり、2〜4曲目がC/W集に入ったりと扱いがよく分からん(笑) なのでとりあえず4曲いっちゃいましょう(ヤケ)。ROCK'N'ROLL SWINDLE
MOMA->ビーッソーロンリーウェイ!
柊朱雀->ウェイ!ウェイ!
MOMA->ウェイ!ウェイ!
柊朱雀-> ピーッソーロンリーウェイ!
MOMA->ウェイ!ウェイ!
柊朱雀->ウェイ!ウェイ!
MOMA->ピーッソーロンリーウェ〜エェ〜♪
この曲の評…
MOMA->ウェイ!ウェイ!やってただけじゃねぇかよ!待てよ!
柊朱雀->この曲といえばこれに限るんじゃないんですか(偏った認識)
MOMA->どしゃぶり〜♪
柊朱雀->雨のハイウェイー♪
このky…
柊朱雀->あのさぁ…(呆れ)
MOMA->まあなんていうかそのくらいド直球すぎるくらいド直球で、最初聞いた時はナニコレェ…って感じでしたね。
柊朱雀->こんな感じで、当時からあっさりした印象があったけどけっこう覚えてるもんですね(笑)ここまで「GLAYらしい」「GLAY王道」という言葉が思い浮かぶシングルも初めてかも。
MOMA->当時は超サイヤ的なマンネリソング…っていう印象でした。ライブでは盛り上がるんでしょうけど…。
柊朱雀->「俺達はロックンロールに騙されたのかもしれないけど、大好きだからこれからもやっていこう」という意味合いが込められているようで、改めての決意表明な楽曲ですかね。
MOMA->とにかくノリ1本というかね。でもこれが荒野で歌ってるPVとかけっこうカッコよかったりするんですよね。気がつけばこれも「悪く・ないね♪」(それ次の曲)ってなってた(笑)
柊朱雀->第1作、個人的には本格リアルタイム初のシングルってことで印象は深いです。
MOMA->あ〜そうか、エグレイ(違)からだからこれが最初のリアルタイムですか。
柊朱雀->殆ど誰もファンが周りにいない中で盛り上がってました、当時中学3年生(笑)
MOMA->ここからリアルタイムってかなりレアキャラ(笑)この曲の評価は…(本物)
MOMA★★★☆☆->当時★1か2だと思っていたけど意外と後からじわじわ来た。ウェイ!ウェイ!
柊朱雀★★★★☆->復活した「ロックなGLAY」を提示できたという事で、復帰第1作だからこそ出せた曲なんじゃないかウェイ。収録アルバム:
シングルバージョンアルバム未収録(冒頭のギターの音色が違う、シングルの方がテンポが少し遅いなどの違いがある)
9thアルバム『LOVE IS BEAUTIFUL』(album ver.)
3rdベスト『THE GREAT VACATION VOL.1〜SUPER BEST OF GLAY〜』(album ver.)
誰かの為に生きる
柊朱雀->現在「これA面だったんだ…」
MOMA->4曲の中で『LOVE IS BEAUTIFUL』に唯一ハブられた辺りから雲行きが怪しく…(涙) 気がつけばC/W集にしか居場所が…。
柊朱雀->因みに数あるG4ソングの中でこの曲のTV披露はリリース当時の『CDTV』1つのみ。当時から不遇気味だっ…
MOMA->でも4曲の中では最もポップ&ロックで一般的なGLAY王道イメージの曲のような気が。
柊朱雀->サビはキャッチーなんですぐに覚えましたね。
MOMA->誰かの為に生きる それも悪く・ないね♪
柊朱雀->仮にも2曲目だったので当時はそれなりによく聴いてた覚えはあります。
MOMA->1曲目同様に覚えやすいけどすぐ飽きるし、かなり小粒になっちゃったなぁ…と当時はガッカリ…(汗) ところが今聞くと「それも悪く・ないね♪」
柊朱雀->…実はこの曲(サビ)がG4を象徴する一曲だったという説が…?(違)
MOMA->悪く・ないね♪は21世紀になってからのGLAY全体の印象だったりもします。20世紀の曲の印象は当時からあまり変わらないけど、21世紀の曲はどれもリアルタイムで聞いてた時より後々良く思えるようになりました。
柊朱雀->それが当時中3でリアルタイムスタートしたらこれが半ばスタンダード状態(勿論全盛期はずば抜けていますが)なので、改めてジェネレーションギャップ対談ですかねぇ。
MOMA->そこが面白いところですね。この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆->これも悪く・ないね♪
柊朱雀★★★☆☆->とはいえ当時の記憶からあんまり印象が変わってなウェイ感が(汗)収録アルバム:
3rdC/W集『rare collectives vol.3』
恋
柊朱雀->「GLAYバラード」の提示。
MOMA->当時は2曲にガッカリした後に、追いうちのようなかったるいバラードが来たので印象最悪だった(汗)
柊朱雀->PVは紀里谷和明監督ということでそこそこ話題になっていました。
MOMA->グレバケに外されたから初回盤DVDにもPVも入ってねぇよ(泣)
柊朱雀->一番気合い入れていたPVだったはずなのにどうして…こうなった…。
MOMA->公式You tubeでも無視されてまして。どうしてこうなった…。
柊朱雀->安定のおつかれいなバラードですが、報われない愛(同性愛、背徳愛)がテーマということで世界観は重めです。
MOMA->重いですね。そこがかったるかったんですが、それでもサビはちゃんと覚えてたんだからこれも悪く・ないね♪
柊朱雀->世界観にマッチしたタイアップがついてたらもっと印象変わった…のかも。GLAYおつかれいなバラードファン(何だよソレ…)にとっては期待通りの作品でしたが。
MOMA->悪くないところまで印象回復したとはいえ、04年のバラード群に比べるとどうしても一段落ちるかなぁ…。
柊朱雀->確かに、この前と後のバラードシングルが印象強かったしなぁ。個人的にも。この曲の評価は…
MOMA★★☆☆☆->当時★1くらいの印象でしたが悪く・ないね♪ということで1.5段階アップ。
柊朱雀★★★☆☆->世界観が引き込まれるんでまたおつかれいなバラード随一の魅力はあるんですが、今では前後の印象と思い入れが強くて。収録アルバム:
3rdC/W集『rare collectives vol.3』
9thアルバム『LOVE IS BEAUTIFUL』
LAYLA
MOMA->グレバケに入ったのでA面扱いだと思ったら何故かC/W集にも入るという謎の扱い。C/Wの名曲枠でグレバケ入りしていたのか!?
柊朱雀->というよりむしろG4のメイン楽曲的扱いだと思っていたんですが当時。CD借りたら4曲目!(笑)
MOMA->俺もそう思いました。当時もこの曲が1番いいと思ったし、わりとレビューサイト界隈でもそういった評価が多かったかと。
柊朱雀->Mステでも真っ先に披露されていましたしね。「まだ俺はやれるのさ♪」と。
MOMA->「かつてのように器用には上手く振る舞えないかもしれないけれど」なんてまさに今のGLAYの事だなと強く感じた記憶が。
柊朱雀->そんなちょうど本格復活を掲げた楽曲でGLAYリアルタイムが本格スタートしたわけです。まあこの数週間前に出逢ったのは「LAYLA」じゃなくて「LAYNA」だったけどな…。
MOMA->誰が上手い事言えと…(汗) そんな表記初めて見たぞ!
柊朱雀->「レイラ♪」がいちいちそっちに変換されたというのは今だからこそ語れる思い出…
MOMA->サビの一部だけを指してGLAY自身を歌っているようだとも言われましたが、実際には夢に破れた男が「まだ俺はやれるのさ」と再起するといった内容。
柊朱雀->Bメロからサビに向かっていく高揚感が気持ちいいですね。
MOMA->あきらめと絶望を経て再起して「LIVE FOREVER 次に生まれてきてもまた逢おう」と最後に言えるのがいい!最初は「人は誰しもそうは生きられない」って言ってますから。
柊朱雀->一曲がストーリーになっていて引き込まれますよね。削るところがない。
MOMA->C/W集の収録もシングルバージョンが救済されたので良かったんじゃないでしょうか。あれ?「ROCK'N'ROLL SWINDLE」のシングルバージョ…
柊朱雀->復活を掲げた作品だった割に扱いが不明瞭なシングルでしたね…(汗)この曲の評価は…
MOMA★★★★☆->当初はこの曲のみ悪く・ないね♪程度でそんなでも無かったけど、聞き込むほど熱い曲です。
柊朱雀★★★★☆->問答無ウェイで『G4』を代表する一曲。…ってあれ?収録アルバム:
3rdC/W集『rare collectives vol.3』(シングルバージョン)
9thアルバム『LOVE IS BEAUTIFUL』(album ver.)
3rdベスト『THE GREAT VACATION VOL.1〜SUPER BEST OF GLAY〜』(album ver.)
コラボシングル ANSWER
GLAY feat. KYOSUKE HIMURO
06年8月2日柊朱雀->GLAY、ヒムロックの大型コラボ。
MOMA->今回は完全にGLAYサイドの制作でそこにゲストボーカルとして招いた感じでした。
柊朱雀->それでいてヒムロックの存在感を存分に発揮させながらね。グレザイルほどではないですがこれも単独以上に話題になったような。
MOMA->デビューはYOSHIKIだったりしましたがやはりGLAYが影響を受けたとされているBOOWYの氷室と共演ですからね。
柊朱雀->滅多にテレビ出演しないヒムロックが音楽番組でコラボ披露したというのも覚えています。やっぱりこの2組はカッコイイ!
MOMA->氷室さんが主メロをクールに熱く歌って、上でTERUが高音でハモってるというのがいいです。カラオケでデュエットする際にTERUパートになったら死ねるでしょうけど
柊朱雀->TERUがサビでヒムロックを盛り立てている感じなのかな?とは当時から思ってました。
MOMA->氷室さんは高音で攻めるタイプではないですからね。
柊朱雀->当時中3だった俺にとってはヒムロックを知る大きなキッカケにもなりました。あとこの後にアルバムタイトルとなる「LOVE IS BEAUTIFUL」という単語が度々登場していました。
MOMA->これが来るアルバムの核になる曲だとは思わなかったです。
柊朱雀->LOVE IS BEAUTIフォー!!とシャウトしまくっていたこの頃はもうレイザーラモンHGは忘れかけられてい
MOMA->これで氷室京介を知る若い世代が…と思ったけどそもそもいつものGLAYより数万売れただけだったのか…。
柊朱雀->20万枚ぐらい…でしたかね。さすがにEXILEとは違って両方ともコアな存在感だったのかなと。
MOMA->そしてシングルバージョンが氷室サイドの20周年ベストにしか入ってないという。けっこう違うんだけどなぁ。
柊朱雀->コラボ2シングルのシングルVer.が両方ともお相手さんのアルバムを手に取らないと入手できない!
MOMA->シングルの方がドラムとか派手になってて激しい感じがします。1番分かりやすいのは最初の「Set me free」でバンドが入った後の間奏部分でブレーキかけたみたいに「ジャジャジャジャ」ってなる部分がシングルには無かったところかな。
柊朱雀->アルバムVer.はなんだか音が丸まったような感じがしますね 。
MOMA->シングルの方がストレートに派手にバンドしている印象です。アルバムは整えた&リミックスっぽくちょこちょこ電子音が入った感じで。個人的にはシングル派です。
柊朱雀->ワイルドにロックなシングルVer.を聴きたい方は是非ヒムロックの歴史を!
MOMA->KAT-TUNに提供した「Keep the faith」セルフカバー(HISASHIがアレンジに参加!)が聞けるのはヒムロック20周年ベストだけ!この曲の評価は…
MOMA★★★★☆->もっと注目されてほしかった曲。双方固定ファンオンリーの状態になって長かった時期だけに仕方なかったのかもしれないけど。
柊朱雀★★★★☆->EXILEといいヒムロックといい絶妙なバランスでのコラボっぷりが凄まじく素敵。収録アルバム:
氷室京介20周年ベスト『20th Anniversary ALL SINGLES COMPLETE BEST JUST MOVIN' ON ALL THE -S-HITS』(シングルバージョン)
9thアルバム『LOVE IS BEAUTIFUL』(album ver.)
3rdベスト『THE GREAT VACATION VOL.1〜SUPER BEST OF GLAY〜』(album ver.)
34th 夏音/変な夢〜THOUSAND DREAMS〜
06年9月13日夏音
柊朱雀->夏の終わりのラブバラード。
MOMA->涼しさを感じ始めた頃に毎年聞きたくなる曲です。
柊朱雀->最初は暗いしパッとしないかな〜?と思っていましたが、聴くほどにどんどん惹き込まれていきました。今では大好きな曲です。
MOMA->そうですね。最初はまたお疲れ気味バラードかと思ったんですけど…(汗) 『G4』からの3ヶ月連続リリースの中で最もメロディーに引き込まれる曲じゃないかなと。
柊朱雀->サビにかけてグイグイ引きこまれるような感覚を久しぶりに。バンドサウンドとストリングスの融合もまた。
MOMA->必然的というかね。曲が求めているストリングスが鳴っているなと。
柊朱雀->この頃から某ストリングスバンドが完全にストリングスに呑み込まれていったなぁ…と回想しながら…
MOMA->徐々にベテランアレンジャーK・K・S・HたちがKを筆頭にストリングス四天王化していくのがここから先の時代
柊朱雀->リリースが夏が終わった9月というのもよかったと思います。
MOMA->真夏には似合わないですね。風が涼しくならないと何かこの曲を聞く最適な環境としてふさわしくない気がします。
柊朱雀->一応、当時のMステではストリングスを押し出したスペシャルアレンジで歌ったこともあったんですけどね。去りゆく夏の寂しさというか…あれ、これいくつか前の作品でも同じこと言ってないか?(笑)
MOMA->「SPECIAL THANKS」とはまた違った、ね(笑)この曲の評価は…
MOMA★★★★☆->秋の夜長に雰囲気に浸りたい1曲。
柊朱雀★★★★★->GLAYおつかれいなバラード最高峰。収録アルバム:
9thアルバム『LOVE IS BEAUTIFUL』
3rdベスト『THE GREAT VACATION VOL.1〜SUPER BEST OF GLAY〜』
変な夢〜THOUSAND DREAMS〜
柊朱雀->ヘイ!ヘイ!
MOMA->ジャ〜ラ〜ジャラ〜ラ〜♪(ギター)
柊朱雀->ヘイ!ヘイ!
MOMA->ジャ〜ラ〜ジャラ〜ラ〜・ラ〜♪(ギター)
このk…
柊朱雀->(ツッコミスルー))確かメンバー出演CMタイアップ。そのせいか当時「夏音」の比ではないぐらいにサビがCMで流れておりました。
MOMA->(同上)タイアップがついたので両A面になったのかな。グレバケのPV集のおまけでCMが入ってましておまけPVかと思って見てたら最後宣伝で唖然とした(笑)
柊朱雀->軽いノリなロック曲だなぁ…という印象でしたが、今聴くとこれが…えぇっと…うん。
MOMA->当時はCM見てなかったので、いつものGLAYロック以外の印象無かったんですが、サビが意外とポップだったことに今頃気付いた…。当時の感想見たら攻撃的とか書いてるけど、全くそうは聞こえねーぞ、06年当時の俺!ちゃんと聞けよ!
柊朱雀->変な夢、というより変なノリ、という印象でした(何もうまくない)
MOMA->カッコいい事や真面目な事やりつつも、たまにこういう特に意味のないノリ1本みたいな曲が来るのがGLAYのいいところ!(必死すぎて何もうまくない)
柊朱雀->このシングルで出演したMステが2度とも「夏音」だったのでA面の印象が激しく薄いのですが、グレバケにはバッチシ収録でA面の格好維持。
MOMA->ジャケットは上を見ての通り、完全に「夏音」の単独仕様だったけどな
柊朱雀->その昔に「GONE WITH THE WIND」って曲があってな…?
MOMA->60秒CM映像も映像化されて残ってるし、両A面としての威厳は十分にあると言えるでしょう(フォロー)。この曲の評価は…
MOMA★★☆☆☆->まあでも自ら「変な」ってタイトルに入れたってことは何となくヘンテコな感じは意識した…んでしょうか。
柊朱雀★★☆☆☆->当時の記憶がうっすらとあるって分、やっぱり両A面ソングだなーと。収録アルバム:
9thアルバム『LOVE IS BEAUTIFUL』
3rdベスト『THE GREAT VACATION VOL.1〜SUPER BEST OF GLAY〜』
35th 100万回のKISS
07年1月17日
久々の真心系だったものの、まさかのDVD違い5種4パターン複数商法!柊朱雀->ここまで優しいミディアムな曲はかなり久々なんじゃないですかね?
MOMA->「BELOVED」路線回帰のようだと言われてました。
柊朱雀->イントロから爽やかに包み込まれるような雰囲気が。
MOMA->最初に「久々にBELOVEDみたいな曲」という評を聞いてしまったので到底及ばないだろ…という印象でそんなに好きじゃなかったんですが、「a Boy〜ずっと忘れない〜」路線の回帰と考えれば悪くないかも。
柊朱雀->Love&Peaceな歌詞も瑞々しいですが、この爽やかに切ないメロディー復活が印象強かったですね。特に05,06年本格スタート世代なので、リアルタイムで新鮮な気持ちで聴けたのかも。
MOMA->新鮮さはほとんど感じなかったなぁ。単に過去に回帰っていう。メッセージはかなり幅広くなっていますが。
柊朱雀->まさかこの頃は某心臓から口が飛び出る系アーティストの方に「1000万回のKISS」と回数更新されるとは思ってもみなかったでしょうが
MOMA->100回だの1000万回だのと回数を競う他のキスソングとは、様々なキスによる愛情を描いている点が大きく異なるかなと思います。やっぱりGLAYが1番大人だし、断然大きな愛を歌っている気がしますね。
柊朱雀->1つの大切なKISSが重なり合って集まって100万回のKISS…なのかなって。よく伝わってないですが(汗) ただ前後のシングルを考えると、路線的には浮いたシングルになっちゃったな…とも。
MOMA->この頃どころか、21世紀以降でも同系統の曲がほとんど無いですからね。
柊朱雀->ただ路線的には浮いてますが、『LOVE IS BEAUTIFUL』を体現する曲にはなったと思ってます。
MOMA->確かに。テーマ的にはそうですね。あとは初のDVD付シングル(単独では)になったと思ったらいきなり4パターンって…いう印象が(汗)
柊朱雀->その商法もあってかチャート的にはこのシングルが以降より一際高かった(以降一気に下がった)…というイメージが。
MOMA->アルバムへの「ナビゲート盤」なのに4種買うとアルバム買う前にアルバム以上の大出費になるなんて凄いナビゲート盤だぜ
柊朱雀->アルバムは…今やグレバケに一斉収録…。
MOMA->主要曲がバージョンもそのままにほとんどグレバケ送り。『LOVE IS BEAUTIFUL』はほとんど聞かなくなっちゃったなぁ…。この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆->真心系楽曲としては「a Boy〜ずっと忘れない〜」と同じくらいの印象です。
柊朱雀★★★★★->中3当時にリアルタイムで1月リリース当時に聴いたという印象が一際強いと思います。後追いだったらもっと下がってたかも。収録アルバム:
9thアルバム『LOVE IS BEAUTIFUL』
3rdベスト『THE GREAT VACATION VOL.1〜SUPER BEST OF GLAY〜』
36th 鼓動
07年4月4日柊朱雀->映画『大帝の剣』主題歌。
MOMA->PVに映画の映像が大量に入ってるんだけど、全員妖怪コスプレで唖然(笑) どういう映画なんだ!?
柊朱雀->(PVを観て)…とりあえずカオスな超常トンデモ映画であることはわかった…。
MOMA->曲の方も3連リズムで妙に重っ苦しい異色作…ていうかこれは無いだろ?っていう。
柊朱雀->当時としては重たいロック路線なのに、無理矢理軽いポップ仕立てにしてるような印象を抱きました。「100万回のKISS」は当時勝手に年間1位クラスに好きだったのに、このシングルはレンタルすらスルーしてしまっ…。
MOMA->ストリングスが重厚なのであまりポップな感じはしなかったなぁ…。前作では優しいキスをしようとか言ってたのに、人の世の哀しさを歌うという落差が改めて凄い。
柊朱雀->歌詞もGLAYシングルとしては異色ですね。
MOMA->「この大地」とか「光を注げ」とか「人の世」とかやたらと壮大でアニソンっぽい感じがします。…まあタイアップ先がほとんどアニメの世界みたいだからタイアップには合ってたのかもしれませんが。
柊朱雀->そう言われてみれば「真夏の扉」当時と似たようなものを感じるかも。コアなアニメ系っぽい。
MOMA->1種発売に戻した反動とはいえ今作でついに10万割って、逆に次の2作で持ち直してるからやっぱ不評だったんでしょうか…。
柊朱雀->個人的にも唯一一切手に取らなかったからな…。それとC/Wもシングルカットで。
MOMA->何故かアルバムから「僕達の勝敗」がC/Wにシングルカットされ、さらにグレバケ入りした上にC/W集にも収録されたおかげで「やれるやれるやれるや〜れるさ〜♪」の方が耳に残ったのは確かです。
柊朱雀->TV披露もされていましたし、「僕達の勝敗」もけっこう記憶に残ってますね。この曲の評価は…
MOMA★★☆☆☆->これはちょっと世界観も曲調も苦手です。
柊朱雀★★☆☆☆->『大帝の剣』を観ていたら180度感想が変わるのかもしれませんが(笑)一応高校当時のリアルタイムだったから、サビ以外も聴けばパッと思い出すもんだな…って。収録アルバム:
3rdベスト『THE GREAT VACATION VOL.1〜SUPER BEST OF GLAY〜』
37th Ashes.EP
07年10月31日MOMA->4曲入りのEPということでどこまでA面なのか定義が曖昧なのでいっそ4曲全部取り上げます(ヤケ)。
柊朱雀->気になった方はグレバケ、C/W集ともに是非!(ヤケ)
MOMA->グレバケだと1曲目と3曲目しか聞けないし、C/W集だと逆に1曲目だけ無いから両方そろえるかシングル見つけるしか無いんだぜ!(ヤケ)ASHES -1969-
柊朱雀->ナイティシックスティナイン♪アポロが月へ♪
MOMA->まあこれがメイン曲ですよね。
柊朱雀->Mステでも披露されてましたしね。最初はGLAYえらい軽くなったなぁ…と…(汗)
MOMA->Aメロとサビ、間に別のメロが1回来てサビ、またAメロ、サビで終わりですからね。構成は変わってるけど意外とシンプルなのが軽さを感じる原因かも。
柊朱雀->その最初の印象の影響でスルーしてしまったんですが、じわじわとシンプルさが病みつきになって後から中古でシングル買いました。pt使って0円で。
MOMA->悲しみとか痛みを伴った感じの曲がしばらく続きますが、この曲は何故にアポロなのかよく分からない(汗)1969年はメンバーが生まれる数年前ですし、この辺りの時代感とかそこから来る無常観のような悲しみは85年生まれの俺にはさっぱり…(汗)
柊朱雀->疾走ロック系の曲なのに、PVは割かし「静」なイメージなんですよね。それも気になりました。
MOMA->当時はここからの3シングル1曲目の区別が全くつかなかったけど今ではわりとついてるし、何となく勢いで聞けちゃう曲にはなってますけどね。
柊朱雀->結局アポロはポルノグラフィティの専売特許なんですよね。
MOMA->そ、そういうことではないと思うぞ!(汗) ある意味そうだけど。
柊朱雀->一度ハマるとクセになる魅力はあると思います。
MOMA->2,3度聞いただけじゃハマる境地には達せなかったもんなぁ。この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆->やっぱりアポロがどう関係しているのか分からないけど…これも悪く・ないね♪
柊朱雀★★★★☆->カラオケでもノリで歌いやすい…かも(※高音要素は除く)収録アルバム:
3rdベスト『THE GREAT VACATION VOL.1〜SUPER BEST OF GLAY〜』
4thC/W集『rare collectives vol.4』
ROSY
MOMA->「誰かの為に生きる」と同じ不遇の扱い。2曲目とは鬼門なのか。
柊朱雀->イントロから印象的なロック系な曲ではありますが…。
MOMA->序盤は抑えた感じで進むけどサビになるとド派手なバンドサウンドが。この派手さが意外と気持ちいいかも。
柊朱雀->『ONE LOVE』『THE FRUSTRATED』期をやや思わせるような。
MOMA->正直扱いが悪すぎて忘れてた曲なんだけど(おい)、これも悪く・ないね♪
柊朱雀->当時この手のシンプルなバンドサウンドのロックバンドが流行していたのをこの曲を聴くとふと思い出しました。シンプルながら力強くて。0円で昔買ってなきゃ対談できなかったぜ…。
MOMA->C/W集には入ってるので、忘れている人、知らない人は聞いてみたら案外良さに気付くかもしれません。この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆->力強さが悪く・ないね♪(言いたいだけ)
柊朱雀★★★☆☆->A面としては地味な気もするけど、C/Wにしては勿体ない…うううん。収録アルバム:
4thC/W集『rare collectives vol.4』
SORRY LOVE
柊朱雀->一応アポロ「ASHES-1969-」とこの曲がリードトラック扱いですね。
MOMA->PVも制作されましたからね。全部写真だけど。
柊朱雀->他のおつかれいなバラードに比べるとやや力強さを感じるような気がします。
MOMA->そうですね。お疲れ気味バラードの中ではそんなに疲れてないというか。ただ…個人的にはかったるい(汗)
柊朱雀->サビは当時から記憶に残っていましたし。ただ力強い分重たさもありますね(汗)
MOMA->「恋」「SORRY LOVE」「I LOVE YOUをさがしてる」は3つ並んでいるイメージ。同じくらいかったるい印象で。
柊朱雀->復活以降おつかれいなバラード3部作(勝手に)。
MOMA->どうもここらになってきてからのバラードはかったるさを感じてしまうんですよね…。
柊朱雀->どれもハッキリとしたA面扱いではないので尚更そうなのかも…。この曲の評価は…
MOMA★★☆☆☆->そんなにこの手の曲が量産されているわけじゃないのに何か凄く量産されていて聞き飽きてしまったような…う〜ん…。
柊朱雀★★★☆☆->悪くないにしてもこれが単独A面だったら食傷気味になってそうで…う〜ん…。収録アルバム:
3rdベスト『THE GREAT VACATION VOL.1〜SUPER BEST OF GLAY〜』
4thC/W集『rare collectives vol.4』
MOTHER NATURE'S SON
柊朱雀->ビートルズのカバー。3曲A面だか4曲A面だかの説が飛び交っていますがこの曲もやりましょう(ヤケ)
MOMA->『ザ・ビートルズ』(通称『ホワイトアルバム』)収録曲。あの有名な赤盤青盤ベストには入ってない曲です。
柊朱雀->当時の印象「知らない曲だった」 まあ、カバー曲ってそうなる運命よね…。
MOMA->赤盤青盤に入ってない曲だったので当時は俺も知らない曲でした。
MOMA->GLAYのカバーって基本的に原曲に忠実なんですが、これも原曲のイメージとあんまり変わらないです。
柊朱雀->ビートルズ王道なシンプルなメロディにサウンドではあるのですが、TERUのボーカルが乗っかれば圧倒的にGLAYに。
MOMA->シンプルなアコースティックサウンドがGLAYには珍しくてもTERUのボーカルが乗っかれば圧倒的にGLAYに。
柊朱雀->それほどTERUの存在がGLAYにとって大きいものだという現れなんでしょうね。この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆->オアシスの「Don't Look Back In Anger」も原曲忠実カバーでしたがTERUが歌えば圧倒的にGLAYに。何をカバーしても全部GLAYに出来るのは才能。
柊朱雀★★★☆☆->TERUのボーカルが確固たるGLAYの象徴であることを示しているカバー…なのかも。収録アルバム:
4thC/W集『rare collectives vol.4』
38th VERB
08年6月11日柊朱雀->ハードロック。けっこう荒廃的なロックでした。
MOMA->アップテンポなロックが続くから当時はもう区別がつかなかった…(汗)
柊朱雀->今振り返ると、GLAY有数の暗さでは?
MOMA->歌詞が暗いですよね。わりとグレバケまでこういうモードが続きますが、この曲は特に痛みが伴うというか。
柊朱雀->「誰も意味もなく生まれてきたわけじゃない」は印象的でした。傷ついて傷ついてきたけどそれでもなんとか進んでいこうぜ、みたいな感じが。
MOMA->「どうして」連発といい、後悔に支配されつつも生きるしかないんだというような魂の叫びを感じる曲です。
柊朱雀->「どうしてえぇ」のサビも当時痛烈でしたが、今やサカナクション(「アイデンティティ」)に全部持っていかれてしまったなぁ…(笑)
MOMA->けっこうサウンドもカッコいいし、数年を経てこの時期では1つ抜けて好きな曲になりました。
柊朱雀->MステSUPERLIVEやライブ番組でこの曲が歌われた時は凄くかっこよかったですし、ある意味ライブバンドGLAYの真骨頂が現れた曲でもあったのかも?
MOMA->演奏のカッコよさに関しては余裕で20世紀以上じゃないかなと。だからこそX1であえて「誘惑」とか「口唇」を下げておいたんですけど。
柊朱雀->気付けばかつてよりもトータルで存分に堪能させるバンドに進化していたんですね。
MOMA->その一方でついにライブ音源でも無い純粋なC/W違いの2パターン複数商法をやらかしたんですけども(汗) まあ時代だから仕方ないよね!
柊朱雀->地方版8種、ナビゲート盤4種(回想)、うっ頭が…。
MOMA->一応今回も先に配信限定で出していた2曲を初回盤と通常盤に分けて収録しているので完全初出し曲ではないというところに救い(?)が。この曲の評価は…
MOMA★★★★☆->パッと聞きでは「いつものGLAY」なんだけど、聞き込むと21世紀以降のロックなGLAYの真骨頂が分かってくる…かも。
柊朱雀★★★★☆->かつてより今の方が歌詞が身に沁みて聴こえる…ような気がします。収録アルバム:
3rdベスト『THE GREAT VACATION VOL.1〜SUPER BEST OF GLAY〜』
39th 紅と黒のMATADORA/I LOVE YOUをさがしてる
08年9月10日紅と黒のMATADORA
MOMA->オリジナルアルバムっぽく制作されたグレバケDISC-3からシングル表題曲で唯一外されてDISC-2送りにされた曲。
柊朱雀->「VERB」をカッコイイ!と盛り上がっていた高校の友人も今作には困惑。
MOMA->3作連続区別つかねぇ!と思ってたんですが、現在この曲だけが聞かないと思いだせないほど印象が薄い(汗) となると2013年現在シングル1曲目では唯一パッと出てこない曲ということにぃぃぃぃ…。
柊朱雀->当時はロック路線かなぁと思っていたけど、ストリングスにかなり傾いてたんだなぁ。…あれ?サビ出だし以外ぱっと…。
MOMA->確かに。シングルで聞いた時もグレバケで聞いた時もさほど気になった記憶が無かったんですけど、サウンドバランスに改めて困惑。「VERB」と並べて聞くとより鮮明ですが随分ストリングスが前に出てますね。
柊朱雀->ラテンテイストなので雰囲気でTAKURO的にはOLL AK!だったのかもしれませんが…。ちょっとくどいようなね。この場合正英的には?(笑)
MOMA->というかストリングスアレンジが佐久間さんですからねぇ…。「いつものGLAY」としか感想書かなかったあの日の私に蹴(略) 全然いつものGLAYじゃないじゃないかよ!当時のシングル感想では「何度も聞いてるとそれなりに馴染んではくる」とか書いてたけどすいません全く馴染んでませんでした。
柊朱雀->韓国映画の主題歌タイアップがついてますので、それに合わせた作風…だったのかな?
MOMA->歌詞に関してはやっぱり暗めですね。
柊朱雀->前作以上に閉塞感はありますね。確かに。
MOMA->ついこないだまで「LOVE IS BEAUTIFUL」とか歌ってたのに…。
柊朱雀->次回作考えても08年は一体何だったのか…?
MOMA->08年だけでなく、09年もわりと暗めだったような…。15周年「GREAT VACATION」ということで表面的にはお祭りムードでしたけど、ベスト盤の新曲も暗めなのが多かったし。ついにはTAKURO単独で歌っちゃうし。
柊朱雀->ちょっと休止前の暗い作風の歌詞より、かなり意味深で難解な空気をまとっているように感じてしまいます。
MOMA->聞きどころは色々あるんだよなぁ、この時期はこの時期で。この曲の評価は…
MOMA★★☆☆☆->シングル1曲目の中では1番印象が下…かな。両A面含めてもほぼ下の方かな…。どこが悪いってわけじゃないんだけどとにかく印象薄い。
柊朱雀★☆☆☆☆->これについては…すまん、伝説の★1で…!リアルタイムで手に取ったのに、改めて振り返ってもこの曲だけぱっとした明確な印象が無かった。どうしてこうなったのか…。収録アルバム:
3rdベスト『THE GREAT VACATION VOL.1〜SUPER BEST OF GLAY〜』
I LOVE YOUをさがしてる
柊朱雀->ドラマ『打撃天使ルリ』主題歌。これはなんかドラマに覚えがあります!
MOMA->見てました。ありえない内容のドラマだった…。初回で切って終盤で戻ってきたという個人的に珍しい見方をしたドラマ。
柊朱雀->これオカルトホラーバトルドラマでしたよね?(違)
MOMA->概ねそんな感じですね。
柊朱雀->やたら怖い悪が全面的に描かれまくった後に菊川玲が一撃パンチで全部ぶっ飛ばす、みたいな内容だった記憶はあります。
MOMA->主演の菊川は何で脱がないんだ?とか意味不明な感想があったり、原作漫画はもっとヤバいと聞いたので、原作をぱらっと見てみたら主人公(漫画では女子高生)が戦いながらノってくると全裸になって新体操するという意味不明な内容で。シュールにもほどがある。
柊朱雀->なにそれは…。…ってあっ、ヤングジャンプ原作か、なるほど(勝手な納得)
MOMA->さすがに全裸新体操は削除して改変したとはいえ、ドラマ化の話が出たこと自体が謎すぎる…。そして…主題歌としての記憶が…無い…(滝汗)
柊朱雀->OPに…かかっていたような…。…全くドラマとは関わりない曲だったけどさ…。
MOMA->バラードなのにOP…? マジで記憶にない…(汗)
柊朱雀->この曲はおつかれいなバラードの中でも微かな希望に溢れていて思いの外ハマったのですが、「HOWEVER」のアンサーソングというのはそれは(困惑)
MOMA->「HOWEVER」のアンサーソングと最初に聞いていたので、正直印象があまり…。
柊朱雀->もう少しオマージュがあってもよかったと思うんですが、パッと聴き全くこの2曲に関係性がねぇ!一応「HOWEVERで描いた主人公の10年後」を歌っていると当時メンバーが語っておられましたが。
MOMA->あれから年を取って落ち着いた後の心境って感じですよね。
柊朱雀->眩しさ全開の10年前からすっかり落ち着いて渋みが出てきたような。「I LOVE YOU」は見つからないけどずっと探し続ける、という歌詞がグッと来ました。
MOMA->「絶え間なく注ぐ愛の名を永遠と呼ぶことができたなら」という猛烈な勢いのままでおいてほしかった気もするんだけど…まあ年齢重ねるとこんなもんなんだろうなぁ…。
柊朱雀->さすがに主人公の10年前が超 大 名 曲すぎてね(苦笑)この曲の評価は…
MOMA★★☆☆☆->歌詞はともかく曲とアレンジがかったるくてどうも苦手。
柊朱雀★★★★☆->不思議とハマるおつかれいなバラード(もこれがシングルでは最後だったかな?)。「HOWEVER」なんて大層なバックが無ければ…。収録アルバム:
3rdベスト『THE GREAT VACATION VOL.1〜SUPER BEST OF GLAY〜』
40th SAY YOUR DREAM
09年3月4日柊朱雀->超大作!
MOMA->実に13分。シングルだと1曲目に前奏的インスト「chronos」があってさらに長い。これ、C/W集だと「春までは」の前奏になってたけどな
柊朱雀->正直(メロディーのよさは別に)なげぇ…という印象がこれまで強かったのですが、PVを観てガラッと変わりました。
MOMA->戦争の捕虜になっていた時代から現代までを巡る壮大な物語。
柊朱雀->現代からの回想で始まって、最後2人が再開するのが更にグッと感動的でしたね。一つのドラマができるぐらい。
MOMA->最初はたびたび出てくるあのジイさん誰だよと思ってたんですが、そういう結末か!と。感動しました。
柊朱雀->楽曲もいい挿入歌(主題歌?)になっていたと思います。楽曲自体も前半のサビが勢い満点でキレッキレでした。
MOMA->話が盛り上がってくるに連れて(バラードに移行する辺りとか)どんどんBGMみたいな感じに…。最後の再開シーンにはハマってましたが。
柊朱雀->長すぎて主にテレビで披露されたのはC/Wの「春までは」でしたが…。確か「SAY YOUR DREAM」はNHKのトップランナーでフルで歌われたんだっけかな。
MOMA->前半はさわやかなGLAY、後半はバラードということで「SAY YOUR DREAM」と「世界の片隅で」(勝手に命名)という2曲をそのままつなげたような感じではありますね。
柊朱雀->これまでのお得意路線の集大成みたいな。
MOMA->若き日を振り返る前半は久々に"青春"が見えるというか。
柊朱雀->リアルタイムの時、当時17歳だったんですよね。どうでもいい話ですが(笑) サビ前の歌詞通りに。
MOMA->俺は24歳だったので2番の歌詞の年齢(20歳前)も過ぎてましたが、30半ばを過ぎると本当の意味で実感できるんじゃないかなと思いますね、この歌詞は。
柊朱雀->「グロリアス」然り「とまどい」然り、GLAYの歌詞は本当そういうのが多いなぁ…しみじみ。
MOMA->あ、あれ?17歳の頃とか現時点(2013年)で10年以上前じゃねーか!(今更気づいた) ぬおおおおお!!!
柊朱雀->AROUND 30's WORLD・・・。
MOMA->過去に対して後悔するようなシングルが続いていたので、こういうGLAY王道も案外久々でしたしね。けっこうストリングス鳴ってるのは…時代か…。この曲に関してはそこまで気にならないけど。
柊朱雀->今回はそこまで気にならなかったかな…とは思いますね…。そんでPVに気を取られていましたが歌詞は友情ソングなんですね。
MOMA->あの頃の仲間に向けてって感じですよね、この前半は。「彼女や親や誰よりも互い助け合いよくここまで来れたな…」ですからね。
柊朱雀->8年かけて作り上げた大作…と。
MOMA->これシングルでは案外無かったんじゃないでしょうか。人生歌った曲でも最終的には「あなたを愛してる」みたいな締めが多かったですし。
柊朱雀->こうして振り返るとGLAYシングルの中で一際漢臭い感じですね。
MOMA->一方で後半のバラードは生死を対比させた死生観の1つの答えのような内容。命の始まりと命の果てを同時に描いているんですよね、どちらも「世界の片隅」で。
柊朱雀->世界の片隅で抱き上げて、世界の片隅で見送って。
MOMA->GLAYが一段高みに登ったかのような壮大さ。
柊朱雀->今滅び行く人の繋がりをどうか大切にして欲しい、っていうのがこの曲のテーマなんでしょうね。
MOMA->必ず来る死に対する答えに行きついたかのようなね。最初この後半バラードはそんなに好きじゃなかったんだけど…深いっすよ(しみじみ)
柊朱雀->09年当時の感想「なげぇ」 あの日の私にハイドロポンプ。
MOMA->最初はどうしてもそう思いますよね。セーユアドリー×3程度しか耳に入らずに集中切れてたし。あの日のわた(略)
柊朱雀->PVって大事だな… と思わされた象徴的な一曲でした。この曲の評価は…
MOMA★★★★★->人生で最も眩しく見える青春期、そして命の始まりからその果てまで、ここまで来たGLAYだから書けた名曲。
柊朱雀★★★★★->好き嫌いじゃなく★5を付けざるを得ない完成度です。収録アルバム:
3rdベスト『THE GREAT VACATION VOL.1〜SUPER BEST OF GLAY〜』
41st I am xxx
09年5月25日
メジャーデビュー15周年記念日に発売!まさかのヴィジュアル系ロック!MOMA->野菜屋〜おお野菜屋〜♪
柊朱雀->…。
こ…
MOMA->1番最初の印象これだけでした、すいません(汗)
柊朱雀->という出オチですが(笑)ヴィジュロック! 15周年のデビュー日に合わせたのと、グレバケへの先行シングルでした。
MOMA->激しい曲調といい、いつもより3割増しで叫び気味なボーカルといい、V系ロックのような。これはV系だった初期への原点回帰的な?
柊朱雀->PVの長髪TERUに驚愕致しました。
MOMA->長髪もそうですが、メイクもヴィジュアル系になっTERU。
柊朱雀->「VERB」TV披露時でもV系メイク復活させていて予兆はあったんですが、まさかここまで。
MOMA->15周年、ベスト先行でまたとんでもない挑戦的な曲を出してきたもんだ…。
柊朱雀->「SAY YOUR DREAM」「I am xxx」は復活以降の08年までのGLAYとも何か違うものを感じます。なんというか…別のバンドみたいなキレが。
MOMA->2曲の方向性は違いますが、どっちも今までに無かったことをやってますからね。
柊朱雀->グレバケも2枚出ましたがイマイチ話題になりきらずに15周年が去ってしまったのはやっぱりちょい残念。
MOMA->全シングル入った初のコンプリートベストに加えて新作オリアルまでつけた豪華盤でしたが…まあボリューミーすぎましたかね(汗)
柊朱雀->定額なんちゃら金使ってグレバケVol.1を新品で5枚組買ったのはいい思い出です。サンキュー麻生当時総理。
MOMA->なんちゃら給付金でしっかり日本経済は回っていたようですぜ、麻生元総理。この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆->いつものGLAYとは一味違うV系GLAYが印象的。
柊朱雀★★★★☆->「天使のわけまえ」がそのままブラッシュアップされたようなかっこよさ。収録アルバム:
3rdベスト『THE GREAT VACATION VOL.1〜SUPER BEST OF GLAY〜』
まとめ
MOMA->09年まで振り返ってまいりました。
柊朱雀->キリがいいということで。2010年以降は…またすぐにでも!
MOMA->後半の印象が凄く上がったので、これ以降ももう少しだけ時間を置いた方がいいだろうなと。
柊朱雀->無敵全盛期はともかく、以降はおつかれいなバラードとハードなGLAYが好きだなあって改めて。
MOMA->いや、後半がこんなに好印象になるとは思わなかった(笑) 今回だけで何回あの日の私に蹴りを入れたことか。
柊朱雀->ただいかんせん長すぎたので、言ってる事が一貫性通ってるかどうか不安です(笑)
MOMA->それは編集マジックで直バラードに関しては特に後半は見事に評価分かれて違いが出ましたね。
柊朱雀->05,06年スタートにとってはおつかれいなバラードがスタンダードの状態で始まりましたからね、その違いもあったのかな。…たぶん対談シリーズで一番おつかれいなって言ったんじゃないかな…
MOMA->(あえてツッコまずに)リアルタイムで聞き始めた時期がだいぶ違いましたからね。
柊朱雀->おいお前いくつだよ時代があるとはいえ、幼少期に聴いてたのと中高生当時から聴き始めたのではやっぱり違いますからね。そういう意味でもジェネレーションギャップを感じられて面白い対談だったと思います。
MOMA->未だに20世紀でGLAYの印象が止まっている人や、21世紀以降イマイチだと思っていた人も改めて聞くと当時聞こえなかった良さが分かるかもしれません。改めて聞くきっかけになればこれ幸い、といったところで。
柊朱雀->YouTubeの公式チャンネルも絶賛公開中なので、映像も併せて是非振り返ってみてください!MOMA->おつかれやまでした(SPEC風)
柊朱雀->おつかれいな!!