rare collectives vol.3
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | そして、これからも | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 29thシングル『時の雫』C/W |
2 | 無限のdeja vuから〜Peaceful Session〜 | TAKURO | TAKURO | GLAY | サントラ盤『OUR
LAST DAY-CASSHERN OFFICIAL ALBUM-』収録Ver. 8thアルバム『THE FRUSTRATED』収録曲のリメイク |
3 | 南東風〜PEACEFUL SESSION〜 | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 31stシングル『Blue Jean』C/W 8thアルバム『THE FRUSTRATED』収録曲のリメイク(YUKI・くずがゲストボーカル) |
4 | すべて、愛だった-La vie d'une petite fille- | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 31stシングルC/W |
5 | 笑顔の多い日ばかりじゃない | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 32ndシングル『ホワイトロード』C/W |
6 | 誰かの為に生きる | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 33rdシングル『G4』2曲目 |
7 | 恋 | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 33rdシングル『G4』3曲目 |
8 | LAYLA | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 33rdシングル『G4』4曲目 |
9 | Lock on you | TERU | TERU | GLAY&佐久間正英 | 34thシングル『夏音/変な夢〜THOUSAND DREAMS〜』C/W |
10 | LONE WOLF | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 35thシングル『100万回のKISS』C/W |
11 | すべて、愛だった-La vie d'une petite fille- (Acoustic Version) |
TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 31stシングルC/W |
Strings Arranged by 佐久間正英(4,11)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | CHILDREN IN THE
WAR (Live From HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2003) |
TAKURO | TAKURO | GLAY | 28thシングル『BEAUTIFUL DREAMER/STREET LIFE』C/W |
2 | HOWEVER (inspired by HIGHCOMMUNICATIONS) |
TAKURO | TAKURO | TERU | 29thシングルC/W 12thシングルのTERUピアノ弾き語りバージョン |
3 | 無限のdeja vu (THE GREAT VACATION-extra- Live ver.) |
TAKURO | TAKURO | GLAY | FC限定DVD『The Great Vacation EXTRA』収録音源 初CD化 アマチュア時代のデモテープ『Inside of emotionalism』収録曲 |
4 | 彼女の“Modern…” (MEET&GREET VACATION Live ver.) |
TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | ベスト『THE
GREAT VACATION VOL.2』初回盤B特典DVD収録音源 初CD化 3rdシングル |
5 | Julia (THE GREAT VACATION in NISSAN STUDIAM Live ver.) |
TAKURO | TAKURO | GLAY | ライブDVD『THE GREAT VACATION in
NISSAN STADIUM』収録音源 初CD化 メジャーデビュー前のデモテープ『SPEED POP』収録曲 1stシングル『RAIN』の原曲 |
6 | LET ME BE (THE GREAT VACATION at makuhari messeLive ver.) |
TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 配信限定音源 初CD化 ベスト『THE GREAT VACATION VOL.2 』収録曲 |
7 | シキナ (ROCK AROUND THE WORLD Live ver.) |
TAKURO | TAKURO | GLAY,DJ Mass &佐久間正英 |
10thアルバム『GLAY』収録曲 未発表音源 |
8 | Precious (ROCK AROUND THE WORLD Live ver.) |
TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 42ndシングル 未発表音源 |
9 | 風にひとり (ROCK AROUND THE WORLD Live ver.) |
HISASHI | HISASHI | GLAY&佐久間正英 | 10thアルバム『GLAY』収録曲 未発表音源 |
10 | BELOVED (ROCK AROUND THE WORLD Live ver.) |
TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 9thシングル 未発表音源 |
Cello Arranged by 永井誠一郎(6)
リリースデータ
2011年3月9日 | 初登場5位 | 売上5.2万枚 | Produced by GLAY&佐久間正英 DISC2-3,5 Produced by GLAY |
loversoul music & associates |
メンバー
Guitar | TAKURO |
Guitar | HISASHI |
Bass | JIRO |
Vocal | TERU |
GLAY3rdコンセプトアルバム。公式にコンセプトアルバムとされているが実質的には3rdC/Wコレクションアルバム。Vol.4と同時発売。03年のVol.1、Vol.2の続編。DISC-1はライブ、カバー以外のC/W中心、DISC-2はライブ音源を中心に収録。新曲は無いが未発表音源が多数収録されている。4曲入りシングルだった『G4』は扱いが曖昧となっていて、当時は4曲A面のように扱っていたが、オリジナルアルバム収録時は3曲収録して「誰かの為に生きる」のみ未収録、15周年ベストでは1,4曲目のみを収録していたが、今作では2〜4曲目を収録する形を取っている。
ライブ音源に関してはかなり膨大な数があったが(後述)、C/Wからの収録は2曲に留まり、映像化されているライブ音源の初CD化や未発表のライブ音源8曲を詰め込んで10曲揃える形になっている。ライブ音源のC/Wは30thシングル『天使のわけまえ/ピーク果てしなく ソウル限りなく』の通常盤及び地方盤8種のC/W合計9種×2曲ずつ、計18のライブ音源(主にアルバム『THE FRUSTRATED』収録曲のライブ音源で曲の重複はあるが全て別日の音源)、及び40thシングル『SAY YOUR DREAM』の隠しトラックにランダム収録された「ROCK'N'ROLL SWINDLE」、「GONE WITH THE WIND」、「BE WITH YOU」の3曲、41stシングル『I am xxx』隠しトラックにランダム収録された「TWO BELL SILENCE」、「すべて、愛だった-La vie d'une petite fille-」の2曲、合計5曲が存在していた。これら合計23のライブ音源は全て未収録。
初回盤は04年に開催された『GLAY CONCERT TOUR 2004 X-RATED at NK HALL』のライブ&インタビューを収録したDVD付。このライブDVDの「BEAUTIFUL DREAMER」「時の雫」は30thシングル『天使のわけまえ/ピーク果てしなく ソウル限りなく』の通常盤C/Wに収録されたライブ音源と同じ日のものである。その他、Vol.4と同時購入すると期間限定でネットラジオが聞けた。公式サイトで予約した場合はこのラジオの完全版CDが特典として付属したらしい。
DISC-1
Vol.2の最後となった27thシングルから今作の起点となる28thシングルまでは1年以上のブランクがあり、1曲目の「そして、これからも」まではさらに間があった。Vol.2の時期のC/Wは実験に走りまくりだったので、Vol.2から続けて聞くといきなり作風が一転したように感じられるが、長いブランクを経てC/Wに対するスタンスを変えたのか、今作の時期は実験性が無くなり、普通に良いメロディー、良い歌詞を聞かせるミドル〜バラード系の良作が並んでいる。C/Wではこの時期が最も黄金期なんじゃないかという勢い。「南東風」なんかは何で15周年ベストに入らなかったのかというくらいのGLAYキャンプファイヤーソングの王道(アルバムではYUKIとくずがコーラス参加程度だったものが、このC/Wバージョンでは1番2番でそれぞれ両者がメインボーカルをとっている)。
『G4』収録曲の扱いが毎回異なるので結果的には「誰かの為に生きる」はアルバム初収録になり、前2回ともAlbum Ver.だった「LAYLA」のシングルバージョンがアルバム初収録となったが、逆に1曲目の「ROCK'N'ROLL SWINDLE」のシングルバージョンが未収録のままになってしまった。後半の「Lock on you」「LONE WOLF」では一気に攻撃的なロック路線に突入。この傾向がVol.4へ続くことになる。
DISC-2
TERUがライブでインスパイアされてピアノ弾き語りしたという「HOWEVER」以外はライブ音源集。そもそもC/Wなのは最初の2曲だけで、あとは配信限定のライブ音源1曲+DVDから初CD化した3曲+完全初公開音源の4曲という構成。アマチュア時代の「無限のdeja
vu」や1stシングルの原曲である「Julia」はCD化されるのも初なので貴重だ。といっても「Julia」は歌詞が違うだけでメロディーは「RAIN」とほぼ同じである。YOSHIKIが手直ししたというからもっと全面的に変更されているのかと思っていたけど、思っていた以上にほとんど「RAIN」で逆にビックリした。YOSHIKIの名前が共作名義でクレジットに入るほどだったのか…?
正直このディスクは23曲あった残りのライブ音源を全部入れるわけにもいかず全部未収録にした結果、逆に入れるものがほとんど無いので、DVDからCD化したり未発売の最新ライブ音源など無理やり引っ張ってきた感はある。ただ「彼女の“Modern…”」の観客とのコール&レスポンスはド迫力だし、「シキナ」「Precious」「風にひとり」といったアルバム『GLAY』からの最新ライブ音源からは最新のGLAYの充実を確かに感じられるし、同じく最新ライブ音源の「BELOVED」の大合唱の盛り上がりから色あせない名曲だと改めて感じられ、なんだかんだ満足度は高い。
印象度★★★★☆
2019.8.23修正