3rdBest DEEN The Best キセキ
2005年11月23日
全曲新録音のセルフカバーベストアルバム。デビューから干支が1周した12周年を記念しての作品と説明された。新たな気持ちで15周年へ向かうとも説明され、この頃より日本武道館公演を見据えていたようだ(当初は15周年は大きい会場でやりたいと具体的な会場名への言及は避けていた)。
今作を機に問題なくライブDVDがフル収録でリリースされるようになり、Break6,8,野外ライブという抜粋でリリースしていた3本のライブも改めてBOXでフル収録された。また干支の1周を取り上げたのはこの時だけで24周年で2周した時は一切触れもしなかった。この事から権利問題の解消のための作品であった可能性が高い。
それでもこれ以後もビーイング管轄の原曲をホイホイ使用する事は出来ないのか、正規ベスト以外の初回盤付属の企画ベストに選曲される際は原曲ではなく今作音源、もしくは以降の更なるリメイク音源が使用されるのが慣例となった。『ナツベスト』、『Ballads in BlueⅡ』、『DEEN WINTER SONG PLAYLIST』はいずれも2002年以降の音源から選曲されている。
新曲「TWELVE」の作詞が川島だりあである以外に本編の制作自体にはビーイングは関与していない。初回盤にはビーイングの提供作家陣によるセルフカバー音源8曲を収録したPremium Disc付属。こちらはビーイングサイドで編集され、この特典ディスクのみ長戸大幸名義でプロデュース表記されている。ZARD「瞳そらさないで」、小松未歩「君がいない夏」は未収録となるなど中途半端な内容だったが、2018年の『DEEN The Best FOREVER~Complete Singles+~』初回盤では今作未収録の2曲+この後発表のZARD「翼を広げて」も追加収録してビーイング所有の音源をフルコンプリートしたPREMIUM DISCとして再発された。このため現在今作の初回盤は役目を終えている。
店舗特典としてメンバーによるセルフライナーノーツも付属した。1曲ごとに3人のうちの誰かが解説している。
Produced by 鎌田俊哉となっている曲は原曲当時90年代SMAPで鎌田俊哉プロデュース下でアレンジしていた面々となっている。固定サポートメンバーではなく様々な演奏陣が曲ごとに参加した作品としては今作が最後。それゆえ1曲ごとにサポートメンバーのクレジットがあるのもこれが最後である。このサポートメンバーのクレジット、よく見るとリーダー自ら編曲した「Teenage dream」、アカペラなので楽器が無い「永遠をあずけてくれ」の2曲を除いた残り全曲にキーボード、ピアノの奏者が参加(大半はアレンジャー)している事になっているので、リーダーはほぼ演奏レコーディングに参加していない可能性が高い(『’need love』のようにメンバー含めた演奏クレジットではないためパートを分け合って参加しているかは不明)。一方でギターのサポートメンバーは一切参加しておらず全ギターが田川伸治と思われる。
1.このまま君だけを奪い去りたい
2.翼を広げて
3.ひとりじゃない
作詞:池森秀一、作曲:織田哲郎、編曲:松浦晃久
原曲は9thシングル(1996)。Bossa Nova Style(2000年)に続く2度目のセルフカバー。キーボード、プログラミングは松浦晃久、ドラムは湊雅史、ベースは岡雄一。
原曲よりラウドでガツンとしたロックナンバーに生まれ変わった。キーが下がったのを重めのギターアレンジでうまく生かしたような感じ。AOR期には無かったライブ映えするロック感が爽快。一方で間奏になると静かになってしまいギターソロらしいソロも無いままに最後のサビに突入してしまうので印象が薄い。今作はBreak11以降もしばらくキセキVersionのアレンジを使用し続けていたが間奏部分に関しては早い段階で原曲アレンジに戻した合体アレンジにしていて、久々に今作を聞くとこんな間奏だっけ…?となる。
★★★★☆
4.Memories
作詞:池森秀一・井上留美子、作曲:織田哲郎、編曲:CHOKKAKU
原曲は3rdシングル(1993)。Produced by 鎌田俊哉。CHOKKAKUによるキーボード、プログラミング表記のみ。よってCHOKKAKUによる1人オケ制作+田川ギターというオケという事か。
ラテンとかフラメンコとかの要素が強めでリズミカルな打ち込みアレンジはDEENでは新鮮。テレッテッテテッテッテレ♪と高速で鳴り響くギターっぽい音色がスリリングさも醸し出している。この音色、普通のギターでは出せないのか、ライブの時はこの曲のためだけの少々変わったボディのギターを引っ張り出してきて演奏していた。打ち込みアレンジの緻密さはCHOKKAKU氏の手腕が存分に発揮された感じか。元々この曲はライブでアレンジを変えまくって演奏してきていて大胆なアレンジ変更にも耐えうる1曲だったようにも思う。
★★★☆☆
5.瞳そらさないで
作詞:坂井泉水、作曲:織田哲郎、編曲:長岡成貢
原曲は5thシングル(1994)。Smooth Blue Mix(2001年)に続く2度目のセルフカバー。Produced by 鎌田俊哉。キーボード、プログラミングは長岡成貢、ドラムは則竹裕之、ベースは松原秀樹、トランペットは佐々木史郎,横山均、トロンボーンは佐野聡、テナーサックスは小池修。
今作の店舗特典ライナーで改めて田川伸治がこの曲が自身のデビュー曲であると明言。今作以降でもデビューの話になると自分が参加したのは「瞳そらさないで」からだという話をよくしていた。ライナーでは前回(Smooth Blue Mix)と違って正統派の進化系と表現していたがまさにそんな感じの正統派の新しいアレンジといった感じ。ブラスアレンジが加わった事で華やかになった。AOR路線の雰囲気も少々加味されていてここまでの流れにも合っていた。長岡成貢もSMAPでよく見かけた作家の1人だが、元々この手のアレンジに長けていたというのもあるかもしれないが、当時のDEEN’s AORの方向性から離れすぎないような意識もしていたのかなとも思う。
★★★★☆
11thアルバム『クロール』初回特典『ナツベスト~DEEN SUMMER TIME MELODIES~』
12thアルバム初回特典2ndバラードベスト『Ballads in BlueⅡ~The greatest hits of DEEN~』
6.Teenage dream
作詞:坂井泉水、作曲:栗林誠一郎、編曲:山根公路
原曲は6thシングル(1995)。Produced by DEEN&時乗浩一郎。メンバー個人名義での編曲表記は初。今作を機に個人名義へと切り替わる事となった。ドラムは沼澤尚、ベースは宮野和也、パーカッションは仙道さおり、ストリングス隊も参加。コーラスに入日茜が参加しており、前年までのAOR期の制作陣となっている。またキーボードのサポート表記が無いため、聞こえるキーボードや生演奏以外のプログラミング部分も全てアレンジャー山根さんが担当している事が確定しているという今作の中でも山根成分が格段に強い1曲。元々2003年に『Classics Three SAKURA』の収録内容が一部で告知されていた際にこの曲と「LOVE FOREVER」がリメイク枠2曲に予定されていたと言われており(実際そうだったかの記憶は曖昧だがそういった言説が今作の頃までは漂っていたようには記憶している)、今作でこの2曲がメンバー編曲&AOR制作陣になっているので、Classics THREE SAKURA用に準備していてお蔵入りしていた音源の可能性は十分にある。
オリエンタルなイントロからほぼキーボード+αで進行していく1番は原曲以上にシンプルで幻想的。間奏は派手に盛り上がるがやはり幻想的な雰囲気。胡弓が入ってきたらいかにもな感じになりそこの曲で描かれている10代がより遠い過去になっていくにつれて今作の雰囲気がよりハマってくるものがあるし、発売当時はまだ最年長のリーダーでも10代から10年は経過していなかったのが、10代に対してのノスタルジーな色合いが強くなったのを表現しているのかなと。実際当時聞いた時よりなんか響くなぁ…。
★★★★☆
7.永遠をあずけてくれ
作詞:川島だりあ、作曲:栗林誠一郎、編曲:瀬川忍
原曲は4thシングル(1993)。Millennium a cappella version(1999年)に続く2度目のセルフカバー。Baby Booの瀬川忍がサウンドプロデュースと編曲を担当し、Baby Booが全面参加(演奏表記はBack-up Vocals:Baby Booのみ)。
Millennium a cappella versionに続いてまさかのアカペラアレンジアゲイン。そんなにアカペラのイメージが強かったのだろうか。今回はBaby Booを招いての落ち着いた雰囲気のアカペラになっており、前回とはまるで違った雰囲気になっているのはさすが。完成度は高いが冒頭からハンハンハン言ってたり、アカペラパートの押しも強かったMillennium a cappella versionの方がインパクトはあったかな…。今作は静かにメインボーカルを引き立てるのに徹しているので聞き終えるとバックのアカペラアレンジどんなだったっけ?とすぐに思い出せなくなってしまう。
ていうか2度目のアカペラである事とBaby Boo呼ばないと再現不可能なアカペラアレンジにしてしまったせいでライブで演奏できず音源発表のみになったのも印象薄い原因か。
★★★☆☆
20thアルバム初回生産限定盤のみDISC-2『DEEN WINTER SONG PLAYLIST mixed by ☆Taku Takahashi (m-flo)』
8.君さえいれば
作詞作曲:小松未歩、編曲:松浦晃久
原曲は15thシングル(1998)。「ひとりじゃない」と同じレコーディングセッションと思われる。共通してキーボード、プログラミングは松浦晃久、ドラムは湊雅史、ベースは岡雄一。
複雑だったコード進行もシンプルに整理したと説明されており、より歌が前に出たようなストレートなバンドアレンジに。最も高らかに力強く歌っていた時期の曲だけに、落ち着いてしまったのは否めないし、コード進行を整理したせいなのかアレンジのせいなのか、オリジナルよりもったりした感じもあり、勢いは失われてしまったが、それでも今の声に適応させた良アレンジではあったと思う。
★★★★☆
9.未来のために
作詞:池森秀一、作曲:池森秀一,宇津本直紀、編曲:岩田雅之
原曲は7thシングル(1995)。Sing-along Version(2000年)に続く2度目のセルフカバー。リズム隊は入れ替えつつも「このまま君だけを奪い去りたい」と同じProduced by 鎌田俊哉での岩田雅之アレンジ。キーボード&プログラミングは岩田雅之、ドラムは則竹裕之、ベースは松原秀樹。
この曲のメロディーはやはり明るくポップなアレンジを呼ぶのか。Sing-along Versionとは異なるが、これもポップで明るい雰囲気。弾んだキーボードが印象的でポップさを高めている。ただこれを演奏しているのは岩田雅之氏なのか…?
33rdシングル『ダイヤモンド』C/WのEnglish Versionは今作のアレンジを英語詞ボーカルに差し替えたもの。
★★★★☆
33rdシングル『ダイヤモンド』C/W(English Version)
10.思いきり 笑って
作詞:川島だりあ、作曲:織田哲郎、編曲:長岡成貢
原曲は1stアルバム『DEEN』収録曲(1994)。Produced by 鎌田俊哉。長岡成貢によるキーボード、プログラミング表記のみなので長岡成貢による1人オケ+田川ギターと思われる。
ベースもドラムも打ち込みのようでやや軽めの響きだが一応バンド風の編成。これはストレート真っ向勝負で原曲を現代風にブラッシュアップしたようなアレンジ。より深みと優しさを増した歌声と柔らかめにリアレンジが絶妙にマッチ。真っ向勝負で原曲を超越した好セルフカバー。
★★★★☆
12thアルバム初回特典2ndバラードベスト『Ballads in BlueⅡ~The greatest hits of DEEN~』
11.夢であるように
作詞:池森秀一、作曲:DEEN、編曲:島健
原曲は13thシングル(1997)。アコースティックピアノは島健、ドラムは渡嘉敷祐一、ベースは松原秀樹、パーカッションは三沢またろう、ストリングスは金原千恵子ストリングス。「翼を広げて」と同じレコーディングセッションと思われる。今作も同様にベース、ドラム、ピアノ、ギターの4パート同時録音と明かされている。
幻想的なピアノのアレンジは残しつつ、ストリングスメインでよりバラード調に。これはアコースティックアレンジで意図的に原曲との勝負は避けて違った魅力を出そうとしたのかなと。ライナーでは最近のライブではアコースティックで演奏する機会も多かったので…とか語ってたけどそんな事あったっけ…?そもそも「夢であるように」自体をあまり演奏していなかった時期でMany Times NegattayoでまとめたようにDVD化されたのも野外ライブ(原曲キー原曲演奏)くらいしかないような時期だぞ…。映像化されていないBreak7,9ではセットリストに入っていたようだが、配置的にアコースティックコーナーじゃ無さそうだし。
失恋の歌詞には合っているので、本来歌詞に寄り添ったマジで夢であるように何度も願いたくなるのはこのアレンジなのかもしれない。それでもちょっとあまりにも暗~い印象のアレンジになってしまった感はある。当時の友人がこのアルバムを聞いて今作が暗いリアレンジになっていてガッカリしたと言っていたので、『SINGLES+1』頃の印象はなんとなくあるくらいの状態で聞くと最も厳しいものがあるのはこの曲だろうなとは思った。
★★★☆☆
12thアルバム初回特典2ndバラードベスト『Ballads in BlueⅡ~The greatest hits of DEEN~』
20thアルバム初回生産限定盤のみDISC-2『DEEN WINTER SONG PLAYLIST mixed by ☆Taku Takahashi (m-flo)』
12.LOVE FOREVER
作詞:山本ゆり、作編曲:田川伸治
原曲は8thシングル(1995)。Produced by DEEN&時乗浩一郎。「Teenage dream」同様に初の個人名義での編曲。ドラムは沼澤尚、ベースは宮野和也、キーボードは大平勉、入日茜のコーラスも入っており、AOR期の制作陣。
田川伸治本人の作家デビュー作をセルフアレンジ。バラードからのテンポアップを無くして最初からアップテンポに変更。さらにA,Bメロ(バラード)→テンポアップしてA,Bメロ→サビ→間奏→サビだったのを、A,Bメロ→サビ→A,Bメロ→サビ→間奏→サビとサビを1回増やして入れ替え普通に1番・2番・間奏・ラストサビと進行する構成に変更。
この曲って原曲をキー下げしてもかなり別物に聞こえるんだけど、アレンジも変わったので今作の中でも格段に別物っぽさが凄い。別の曲として普通に聞けるんだけどなんか「LOVE FOREVER」ではないというか。
★★★☆☆
13.日曜日
作詞作曲:池森秀一、編曲:Steve Good
原曲は9thシングルC/W(1996)。Ballads in Blue styleに続く2度目のセルフカバーだがアレンジャー変更は初。Produced by DEEN&時乗浩一郎。Sound Produced by Steve Goodとなっていて、次回作以降アレンジャーの1人(主に池森&時乗コンビの作曲のアレンジにつく事が多かった)として活躍した。キーボード、プログラミングにSteve Good、ベースにKIYO、Chromatic Harpに佐野聡(Bacchus)。ドラムは打ち込み。
アコースティックスタイルでこれまでよりも柔らかい雰囲気に。やはり同じ打ち込みでもBallads in Blue styleのチキタカリズムよりもこのくらいは普通にドラムっぽい音の方がこの曲には合う。佐野聡によるハーモニカが非常にいい味を出している。
★★★☆☆
14.会いたい
作詞:久保田洋司、作曲:ユン・イルサン、編曲:石塚知生
チェ・ジウ主演の韓国ドラマ『天国の階段』日本版主題歌カバー。キム・ボムス「ポゴシプタ~会いたい」が原曲。キム・ボムスによる日本語バージョンもあるようだがこれは松井五郎の作詞で歌詞が異なる。日本では『天国の階段』は2004年10月~2005年3月に放送されていて、日本版のエンディング「会いたい」はsonaが歌唱していたがこれも歌詞が異なる。どんだけ日本語歌詞をあちこちに発注してんだこの曲…。
逢いたい~ポゴシプタ (日本語バージョン)
キム・ボムス
今作では原題:Bogosipda、原著作者名:Yoon Sa Ra/Yoon Il Sangと記載されているが、作詞がキム・ボムス、sonaの2バージョンと異なる久保田洋司なのでDEEN用に新たに書き下ろしたものだったのだろうか。“会いたい 会いたい”2連呼する部分以外はオリジナルの歌詞無視で自由に日本語詞つけていい契約なの?この曲…
キーボード、プログラミングに石塚知生、ベースに工藤毅、ドラムは打ち込み。後年「ずっと伝えたかった I love you」以降で主に池森ソロ曲やプロデュース等で名前が頻出するようになった作家くどうたけしというのはこの曲でベースを弾いている工藤毅と同一人物?ここで出会っていたという事だろうか。
『天国の階段』も知らなかったので完全に初聞き。DEENっぽいバラードだなとも思えるし、言われてみれば『冬のソナタ』以降の韓流バラードっぽい感じの曲だなぁと。DEENファンの間でも韓流ブームになっていたのかどうか、そもそも韓国での人気も不透明なまま続いていた謎の韓国展開だったが今作が区切りとなり、今作を最後に見られなくなった。2001年の初交流から始まり、2004年は韓国でライブ、MVジャケット撮影、アルバムに韓国語ボーナストラックまでつけていたのに急に撤退してしまったがなんだったんだろう。ビーイングが韓国の女性グループJEWELRYをGIZAのプロデュース・作家陣で日本デビューさせたのもこの2004~2005年にかけてだったけどやはりここで撤退しているんだよな…。
★★★☆☆
15.TWELVE
作詞:川島だりあ、作曲:織田哲郎、編曲:葉山たけし
新曲。在籍当時のビーイング制作陣による提供となり、キーボードとプログラミングは葉山たけしだが、ドラムHIDE、ベースKIYOのcan/gooリズム隊でDEENサイドのサポート陣となっている。坂井泉水じゃなくて川島だりあ?と一瞬思うものの、DEENにおいて作詞:川島だりあ、作曲:織田哲郎、編曲:葉山たけしという組み合わせは「思いきり 笑って」以来となり1度だけながら前例はあった。織田哲郎作曲自体も「素顔で笑っていたい」以来9年ぶりとなった。川島だりあはずっとビーイングで活動しており、1度大黒摩季と共に離脱していた葉山たけしはビーイングでのアレンジを再開し始めていたのがこの時期。当時まだ存命だった坂井泉水でなく川島だりあというのはビーイング側が許可できるギリギリのラインがここだったのかもしれない。結局坂井泉水と織田哲郎が再度仕事をすることは無かった。
干支1周、12年に合わせて宇宙、時間、星の回る単位が「12」である事の不思議をロマンティックに歌った楽曲。池森さんの歌詞とは少し違った感じの着想が面白い。90年代ほどの圧倒的なキレはないもののゆったり聞かせるメロディーの強さはさすが織田哲郎といった感じの貫禄の名曲。
ツアーBreak10は照明の綺麗さが印象に残っているんだけど、最後の演奏となったこの曲では星空を思わせるバックの照明が特に綺麗だったのが凄く印象に残っている。この時のライブは映像化もされているが、『ALL TIME LIVE BEST』にも選曲されている。
★★★★☆
2ndライブアルバム『ALL TIME LIVE BEST』(2006年Break10ライブ)
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