2009年4月に変なテンションで変なノリで書いたのでワケが分からない事になった24厄払い編、2010年1月に行った後厄払い編。あれから16年、再び厄年がやってくる…。
本厄だった
今年41になるから前厄かぁ…と思っていたら、厄除け界(?)では数え年でカウントされるらしい。生まれた時点を1歳、元日(1月1日)を迎えるごとに1歳年をとる数え方という事になるので、1985年生まれは2026年42歳カウントとなり本厄である。そういや2009、2010年の時も何か1年ズレてんな…とかうっすら思いつつかなり激動の時で明らかに不運を感じていたので厄年だろコレは確実に厄年だろと考えて気にしてなかった記憶が…実際には本厄スルーで後厄払い+厄年でも何でもない厄払いしてたという事に…
2025年前厄だった
厄除け界(?)では2025年は前厄であった。風邪、結石アゲイン、眼精疲労の乱、22年無違反だったのがトラップ的なネズミ捕りにハメられて1年で2回も交通違反で罰金…と運気は下向きだった…とか書いていたがいやこれ前厄発動していたのではないか。前厄でこれでは本厄はどうなってしまうのか。
ややや厄除けだ、早く厄除けを…厄除けだ、厄除クェェェェェ
レッツ厄除け
というOVER 40’sなりに当時のアホすぎるテンションを再現しながらの(再現がクェェェェェってなんだ当時もクェェェェェはしてないぞクェェェェェは)大袈裟な前書き茶番はこの辺にしておいてどっちみち厄年らしいのでまあ祓っておくかという事で厄払いに行くことにした。2009、2010年当時向かったのは関東の三大師の1つである佐野であった。今回も佐野で良かったんだけど、どうせなら行ったことない所に行ってみようという事で「埼玉 厄除け」で検索したらそのままズバリ「埼玉厄除け開運大師」が出てきた。
そんなバカなバカなバカバカバカバカな。
そのまますぎるだろなんだこれいつの間に…?ヤフーで「栃木 厄除け」で検索しても佐野でさえ検索結果2番手なのに、「埼玉 厄除け」で検索すると「埼玉厄除け開運大師」トップ5独占してるじゃないか(なお総本山がその次に出てくる)。しかも「日本三大厄除け開運大師」とか掲げられている。マジで?こんなの無かったよね?ていうか佐野は「関東の三大師」の1つであって、「関東厄除け三大師」はまた別であり、そして「日本三大厄除け開運大師」である。三大いくつあるんだよ。
いくつかのクチコミに見られるようにやや商売感が強め(通販やってたり、ヤフーで1番になったとアピールしまくってたり、インスタ、TwitterとかSNS駆使しまくってたり、御朱印が”映え”デザインだったり、LINE登録でおみくじ1本無料とかやってたり、LINEクーポンあったり)なのはチョイと気になるところではあり、現代的ではある。数年前の口コミでここ数年で変わったとか昔はもっと普通の穏やかな雰囲気の寺だったとあるのである時から急に変わったみたいなんだけど、元住職の息子が20歳で神社を継いでマーケディング手法を駆使して建て直してきて2018年より「10年で日本一の参拝者数を誇る寺をつくろう!埼玉厄除け開運大師プロジェクト」で一気に現在の洗練された形へ転換していったようだ。寺院の収入では生活できず教員を兼任していた元住職(父)の時代から堅実な手法で息子が建て直したという実績はなかなか興味深い。2009、2010年当時はまだ建て直し段階だったので調べても出てこなかったわけだ。
まあいつの間にかそんなのが出てきているならここに行ってみよう。正月期間は激込みだろうから少し外した時期にしようと思ったら、いわゆる“ポクポクやってファイヤーウオオ”(雑過ぎる表現)なお祓いをやっている期間が異様に短い。1月12日まで毎日いつでも、1月後半までは毎日だけど13時14時の2回だけ、以降は土日13時14時だけ、4月からは日曜13時14時だけとほとんやってない。正月期間のラッシュが終わるも土日限定に縮小する手前の1月残りの期間の平日がいいだろうといういう事で1日休みにしてレッツゴー。
祓いの儀へ
いざ祓いの記を提出して(訳:住所と名前を書いて受付)、支払いを済ませ、セットでついてくる縁起物(御朱印か開運タオル)と好きなお守り1つ引換券をもらい、入口で祓いの記を渡して払いの儀会場へ入室。
祓いの記を渡して靴を脱いで中に入ると「進んで左に曲がってください」と言われたのでそのまま進んで、「こちらに座ってください」と既に人がいっぱいの室内にそのまま通されてふと気づく。
あれ?
な ん か み ん な お 札 持 っ て る
どんどん人が入ってきて今更戻れない空気の中、見渡すと付き添いで来ているらしき人で持っていない人はいるが、なんかみんな持っている。持っていないのは隣の隣にいるお姉さん(厄年なら平成2年組くらいの若い人)くらいしかいない。
「左に曲がって進んでください」と「こちらに座ってください」の間の左に曲がったところでお札を受け取るんだったっぽい。公式の説明のところに“ご祈願が終了後、お札をお渡しいたします”の一文を見た記憶が強く残ってたので勝手に祈願が終わってから渡されて退室だと思い込んでいた(その上の画像説明ではお札を受け取った方から祈願を受ける旨が書かれているので文章の方が間違っている)。「こちらに座ってください」おじさんは完全に座ってくださいBOTと化していて、進んできた人がお札を持ってなくても案内してるだけだった。
あ、これ詰んだわいきなり詰んだわーこれ…。厄年すぎるだろこれ。本厄だわーマジ本厄だわーと1人悟りの境地に達する。
札が無いまま儀式が始まる
と、悟りと虚無の域に達している間に払いの儀もとい護摩祈願がスタート。この場にいた人数が多すぎるためか1人1人のお名前読み上げタイムは最も若そうなお坊さんが最初の10人くらい読んだところで、祈願本編(メイン1人+サイド2名+太鼓1人)が始まって並行して読んでいるんだけど当然メインは祈願。名前読み上げは音量も下げられ全く聞こえなくなってしまった。なので自分の名前があったのか確認できたのも最初の10人程度だけだったと思う。
祓いの記は入口で渡しているのでこの読み上げには少なくとも含まれていたとは思う(祓いの記を渡す→職員が札に名前記入→お札受け取り、ではなく、祓いの記を渡す→進む→曲がる→職員が札に名前記入→お札受け取り、だったようなので…)。
たぶん祓いの記はあの束の中にあるが、肝心のお札は閉じられたあの扉の向こうに置き去りにされている。
閉じられたあの扉の向こうに置き去りにされている。
置き去りにされている、閉ざされたドアの向こうに新しいお札が置いてある きっときっとって…。
護摩祈願だがお 札 は N A I
「それではお札を前に出して」と言われても…
お 札 は 無 い
たぶん閉じられたあの扉の向こうに置き去りにされている。
閉じられたあの扉の向こうに置き去りにされている。
置き去りにされている、あの閉じられた扉の向こうに。
チラリと隣の隣のお姉さんに目を向けるとやはり両隣の付き添いではない様子なのにお札を持っていない。確実に同士である。
F U D A ふ だ
みんな持ってる ふ だ ちょうだいしてねぇ
と某佐賀県の懐かしい歌が替え歌で聞こえた気がした。
やがてよりお札にお祈りを捧げる時がやってきた。
F U D A ふ だ N A I
【特別加持】
特別加持とは、ご祈願者様のお身体とお札の両方に仏様の力を込める一大儀式のことです。
ご導師様が、錫杖(しゃくじょう)という特別な仏具を用いて、願いをかなえるための仏様のお力を皆様お一人お一人のお身体にお授けします。
ファイヤー全開で「それではお札を掲げて目を閉じてお札にお願いしてください」となるも…
お 札 は N A I
お願いするお 札 は N A I
NAI NAI NAINAI
こんな久しく聞いてない曲をふいに思い出してきた。もう完全にこの部分がシンクロしている。各々目を閉じてお札を掲げてお願いしている間、目はがん開きでこの状態(NAI NAI NAINAI)である。こんなにピタリハマるBGMになるとは…。
お、なんか錫杖がこっちに向かってファサファサ振られたぞ。
なぁい(儀終了)
思わぬ展開で札ついに見つかる
やがて全てが終了し、一斉退室となったがさすがにこのままノー札で帰るわけには行かず、即座に住職に向かっていき、すいません普通に素通りしちゃったみたいでお札をもらってないんですけど…と尋ねたところ、「む、それはいかん…」と閉じられたドアの向こうで待機するように言われ、廊下の向こうに置いてあったお札の束の中から名前を発見すると持って戻ってきた。他にもいくつか取り残されていた札が見えたが同士が他にいたのだろうか?ただ先ほどのお姉さんなんかノー札のまま帰ったようで振り返ったらもういなくなっているし、他に札をもらっていないとやってきた人はいなかった。あれらは何だったのだろう。
住職は元々最初から札には祈願済みであり祈願の場で持っていなくても問題はないとひとしきり説明しつつも、即座に札を本堂の中央に置くと濃縮Ver.でお経を唱えて祈願してくれた上に後始末する直前の残り火のところに持っていって直接かざしてから渡してくれた。とんでもなくありがたかった。
濃縮Ver.祈願と残り護摩を受けたお札
こうして祈願に置いていかれたが、濃縮Ver.で直接祈願、残り火で直接護摩を受けた総合的にはたぶんスーパーなお札が無事に手元にやってきた。
セットでもらえる限定特別守り「大開運守」と御朱印。この「大開運守」、説明では1月12日までの限定品で以降は土日しか売ってないと書かれていたがお札とのセットでは土日じゃなくても配布されるらしい。であれば当然みんな他のお守りを選択せず「大開運守」をもらって帰って行っていた。通常の売店の方では今日は売ってませんとか断られている人を見かけた。
おみくじ無料券で緊急おみくじバトル
そしてLINE登録でもらえるおみくじ無料券。儀式本編に置き去りにされたとはいえ住職様による超短縮Ver.で直接祈願、残り火で直接護摩を受けたスーパーなお札を手にした今、これは勝てるだろう確実に。
VERY GOOD だいぶイケそうだ
※NAI思い出したついでに再録バージョン
いや待てフラグじゃないか?2010年になんか似たような展開が
先に結論から書いておくと近代的寺院としてはなかなか洗練された場所で新鮮体験なところだった。数年前の口コミで書かれているような不評ポイント(待たされる時間が長い→キャッシュレス導入、バイトらしい職員の態度が悪い→神対応)なんかも適宜しっかり修正している感じがした。そして「日本三大厄除け開運大師」の1つ「埼玉厄除け開運大師」のおみくじは今まで見たおみくじの中で最も容赦なかった。
用心深く乗り切ろう、本厄。
厄除けの響きだけでVERY GOOD だいぶイケそうな気がしたおみくじの結果は…
!?
!?!?!?
ブラァアハァァァァァァァァァァゥ
ドゥ~ンドゥ~ン
ジャジャッ
終
制作・著作
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ⓂⓄⓂⒶ







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