リクエスト企画にまつわるあれこれ

オフ会に先駆ける交流企画として2010年に行って大失敗に終わったリクエスト企画。あれに懲りてリクエストは応えられないので募集しないという事になり、当時の相互リンク先でもうちではリクエストは受け付けないよと注意書きするところも現れるくらいの爪跡を残したが、あれから10年。色々と忘却になりつつあり、当時を知らない層も現れ始めた。

先日このリクエストの解禁を要望する声が届いた。要約すると

・曲単位のリクエスト
・Spotifyでさらっと聞けばいい
・大々的に解禁を宣言せずに、募集してないという文面をさらっと外す
・1日1,2曲程度で増えずに細々進行
・感想もよほど求められない限り書かなくても良い

という感じであった。

これまでリクエスト系に応えられないという理由について主に私自身のリスナーとしての姿勢、聞き方の問題を押し出しての説明をしていたのと、リクエスト募集してないとしてから10年経つので色々と説明不足になりつつあるようなので今一度それ以外の説明もしておきたい。

・曲単位のリクエスト

元々このアルバムを聞いてくれというアルバム単位でリクエストしてくる例は少なかった。基本が曲単位

・Spotifyでさらっと聞けばいい

当時はYouTubeくらいしかなかったけど、基本YouTubeリンクを併記してもらってという形で”さらっと聞いていた”ので実は全く同じ。さすがに作品名だけ提示されてわざわざそのCD探してきて聞くなんて事はやっていない。類似する例としては一部界隈が勧めてようやく聞いたという説明から始まるもいざ聞いてもそこまで刺さらなかったんだろうなと察するに余りあるような感想でしかもその後でもう少し正直な方向で書き直していたのに定評あるこれとか、ブーム期に公演アルバムも凄くいいから是非聞いてくれとかけっこう要望来たんだろうなと察するに余りあるようなこれしか聞かないよと宣言しているこれとかあるけど、こういうのはリクエスト企画で来たものではなく、それとは別に常日頃な感じでお勧めされていたものをようやく聞いた時の“まあ良かったけど特にこれ以上は聞かないかな”といった時に繰り出された文章。

まあ勧められる音楽って大半がこれ(それなりに良かったとレスポンスするも特に継続しては聞かない)だと思うし、そういった感じは他でも見てきたけど、難しいのは好評に気をよくして更なるリクエストをしてくるという「良かった」に対する温度差で陥りがちなやつ。良かった(けどこれ以上は別にいいかな)、良かった(やった!ハマってくれた!他にも勧めよ!)、と同じ良かったでもズレがあって、1度リクエストに応えた事で2度目以降に疲弊の度合いが強まるケースは当時もあった。掲示板対応の方が分かりやすい実例が多く、目にしてきた人も多いかもしれない(最初の頃にレスが盛り上がったので途中からどんどんエスカレートして連続レスゼロでも気づかずに連投しまくって迷惑行為化していくパターン)。

・大々的に解禁を宣言せずに、募集してないという文面をさらっと外す

実は今でも時々あれ聞いてくれ系はごく稀に来る。あと「聞いてくれてありがとうございます」という保護者の人(?)からのメールも時々来る。

リクエストは募集してないし応えられないがそれでも送ってくるのまでは禁止していない…が募集していないという文面は後述のように様々なぶしつけな要望を一定程度抑止する効果があるため外せない。

・1日1,2曲程度

曲数の問題ではなく、リクエストをもらっていて聞かなきゃならない曲が溜まっているという状態はけっこう地味なストレスだ。買い過ぎてうず高く積まれているCD群は溜まりすぎると麻痺してきて何も感じなくなるかもしれないが、熱い推薦文と共に送られてきたものをいつまでも放置できるほど冷たくもいられない

・感想もよほど求められない限り書かなくても良い

これだと聞いたのか聞いてないのかも分からなく、それでいいの?という。そもそも相手も送った時点で満足して終わるなら一方的に押し付けてきただけという事になり、それはそれで迷惑行為に近い。リクエスト企画はやはり交流企画だったのでリクエストされ聞いてそれに応えるまでが1セットだだったと思うんだけど、そんな当選者の方だけ通知みたいな切り捨てするならやらない方がいいよ。

という事で、リクエスト企画は思った以上に繊細で難しいものであり、実際他でも特に大々的にやっていない事からもお分かりの通り、どういう事になるのか分かっているのでみんなやらないのである。名盤募集、名曲ランキングみたいなのとワケが違う。

実際にやってのトラウマが強かったので、募集してないというのをやや強く打ち出していた側面は確かにある。しかしそれくらいしないと無表記だとけっこうな頻度で押しつけ的な要望は来るのである。曲単位ではなくとも、過去曲回顧であれをやれこれをやれ、これはやらないのか、あのアルバムの感想はまだなのか等…急かす人有線やラジオ局にリクエスト出してるのと勘違いしているのではないかという一方的な要望は一定来る。

これらをなるべく止めるための措置としてもリクエストは募集していない、応えられないという注意書きは一定の効果がある。それでもごく稀に来るのだから…。

というわけで、お勧めしてきても聞かないわけではないし、送ってくるの禁止というわけでもないが、サイト運営のスタンスとしてここはある程度締めておかないと本当に収拾がつかなくなる

そう一言で説明すると収拾がつかなくなるのよホント。

雑記

「No Music No Life Question」をやってみたよ

Twitterのフォロワーうちゅうネコさんがやっている企画に今更ながら参加してみる。

ドラマも放送延期ばかりなので「5月チェック予定CD」→FOVベストの記事→「6月チェック予定CD」→「勝手に2020音楽大賞~途中経過~」→「7月チェック予定CD」…とルーティン以外の日記ネタが皆無で味気なさすぎる。という中で昨日見かけたのでやってみる事にした。久々につらつら書いた。

また改めて現在の音楽好きの人たちとの考え方の差が明確になるのではないかと思ってやってみたら、思っていた以上にロックンロールな感じで持論が展開しまくる事になった。

「「No Music No Life Question」をやってみたよ」の続きを読む…

雑記

FIELD OF VIEW 25th Anniversary Extra Rare Best 2020を取り急ぎざっと聞いてみた

ジョーシン×ヤマト運輸×自粛の日々というトリプルコンボ(最後の1つがなんか違)により、フラゲ日午前中に余裕の到着。まあジョーシン通販の到着は普段もこれくらい早いんだけど(Amazonだとプライム会員にならないと早くならない上によく最安とは言われるがポイント還元を考えるとAmazonで新譜を購入する理由は実は無い)、普段だと夜まで聞けないわけで、自粛による在宅もあって学生時代でもなかなかやった事のないデスクワーク放り捨ててソッコー聞く、という事が実現した。それが解散時最も熱く応援していたFIELD OF VIEWの25周年作だったというのがまた嬉しい。正直FOVじゃなかったら届いたところで脇に置いておいて粛々とデスクワークしていたと思ふ。

本来の感想ページによる感想に先駆けた下書きとしてひとまず分かった事をメモしておく。

まず付属DVD。これは解散時のPV集『VIEW CLIPS~Memorial BEST~』を強く意識した内容になっていて、被りゼロ、全ての映像が『VIEW CLIPS~Memorial BEST~』未収録のPV+ライブ2曲で構成されているというものだった。T-BOLANやWANDSやZARDが重複しまくりのPV集を2度以上出しているので今回もそんな感じかなと思っていたらここまで徹底するとは…。

ただまさかのDVD仕様がトラック分けオンリーメニュー画面も曲目選択画面も一切無いので、曲選べないし(スキップはできる)、そもそも曲を知らないと何の曲なのか全く分からないというアルバム全部聞いて曲を判別できるコアファン向け。感想ページの際には曲目と尺をいつもの表にまとめる予定だが、何が入っていたかをここで書き出すのは物凄くめんどいので割愛する。

未発表テイク5曲について

別アレンジとかそういうテイク違いではないのでパッと聞きだと全部オリジナルと同じ。集中して聞いてどこか取っ掛かりポイントを見つけて聞かないと区別がつかない。

以下とりあえず分かった聞き分けポイント

君がいたから

冒頭からボーカルがダブって聞こえる。

突然

Aメロ突入前とアウトロにあるタッタータッタタタッタッターと鳴ってるドラムの音が明らかに違う

DAN DAN 心魅かれてく、ドキッ

DAN DANはド頭から、ドキッはイントロ少し過ぎてドラムが入った時にいずれもドラムの響きが違う(ちょっと重め)

Last Good-bye

全体になんか違うかな~程度。

「青い傘で」が完全に別音源

何の表記も無いが「青い傘で」はイントロの瞬間から音色が異なっていて聞いたことのないようなフレーズが出てくるなど明らかに別音源。未発表テイクとされた5曲よりも段違いで違いが分かるほどの別音源なのでこの曲が1番聞いてて面白かった。

未発表新曲について

浅岡雄也によるライナーが記載されているので大体いつ頃の未発表でどのように手を入れたのかは分かる。またFOVは浅岡さん以外の作曲開始が3rdアルバム期以降、編曲者が関わっていた時期に一定の法則があるのでこれらからも予想できる。例えば池田大介編曲でも、浅岡さん以外のメンバー作曲で池田大介の単独編曲であれば「冬のバラード」以降っぽい、とか。

巻末の演奏クレジットでAdditional Musicians表記があるのである程度は当時のメンバーの演奏音源なのか、新規で(=小田・新津抜きで)録音し直したのかも予想できる。

とりあえず浅岡さんは全曲歌を入れているようだけど、小橋さんがどこまで新規で関与したかはライナーでは1曲しか小橋さんの関与に触れていないので分からない(それも新規にドラムを録音したのではなく元々打ち込みだったドラムを小橋さんが新規に打ち込みし直したという言及が1曲にあるのみ)。こんな感じなので小田さん新津さんは本当に全く関わっていないっぽい。

あとライナーでも触れているが、最新曲まで浅岡雄也ソロ曲をチェックしていると聞いたことあるイントロが1曲出てくる

FOVとしての新たな曲を聞けるのは解散から8ヶ月後に未発表音源が収録された03年の『complete of FIELD OF VIEW at the BEING studio』以来だ。受験生なのに02年12月1日の解散ライブを見に行った8ヶ月後、大学1年生になっていた。まだまだ活動当時の記憶は新しく、浅岡雄也ソロデビューから1ヶ月も経ってない時期だった。また末期のFOVは00年3月に5thアルバム出してからはシングルが点で出るようなリリースで飛び飛びだった上に、theがついて2枚シングル出してから解散発表&最後の新作が出るまでも1年沈黙があったので、03年時点での未発表曲は感覚としてはそんなに久々でもなかった。むしろちょっと早すぎるくらいだった。正直初期ヒットシングルの最新リマスターも1年も経ってないので聞き飽きる勢いだっ

しかしここから16年9ヵ月、新たなる未発表曲が公開される事は無く、FIELD OF VIEW名義としても07年の『BEST OF BEST 1000』、2013年のSA/PA、サンクス/ファミマ等での販路限定『BEST HITS』という企画ベストが出たものの、それすらもかなり遠い過去になってきていた。思えば20周年も何も無かったわけで、まさか25周年でこうなるとは。

2012年のBEING LEGENDでは小田さん以外の安部さん含めたメンバーが日替わりではあったが揃ったのでその時に比べると今回は浅岡・小橋の2名のみの稼働なのでさみしさはあるが、それでも新たなる曲が聞けるというのは単純に感慨深いし嬉しい。噛みしめて聞こう。

ってことでまた聞きに戻る。

雑記

EX-HR99降臨

昨日のイヤホンは10ヶ月遅れの購入記録だったが、今回のは2020年3月リアルタイムである。

2017年に中古でEX-AR9を購入しておおよそ2年半中古CランクやはりCランクだったのかここに来て気になる症状が…。

左のスピーカーから不規則にAMラジオのノイズのような小さなジリジリ音が鳴っている。ある程度近づいて静かな状況だと気づくレベルでスピーカーの前に耳を近づけると確かに聞こえる。1度気づいたら気になってしょうがない。不規則に鳴り続けたり止んだりするから余計気になる。

とりあえずスピーカーかケーブルが原因かと考え色々試してみた。

もう1回繋ぎ直したり、ケーブルを逆にしてみる(+-ではなく向き)
→変わらず。接触不良ではない事が判明。

スピーカーケーブルを左スピーカーのものと入れ替えてみる
→変わらず。これによりケーブルには原因が無いと判明。

スピーカーも左右の区別が無いものなので左右入れ替えてみる
→変わらず左のみノイズ。左だったスピーカーを右に繋いでみたらノイズ鳴らないのでこれによりスピーカーにも原因が無いと判明。

スピーカーとケーブルを入れ替えても固定して左スピーカーにのみノイズが入る事が判明。

そしてボリュームの上げ下げには関係が無く、ボリュームを上げてもノイズの大きさは変わらないし、逆にボリュームゼロにしても鳴る。ボリューム回りではない事も判明。

さらに検証を進めると

CD/DVD再生モード
→鳴る

USBモード
→鳴る

ライン入力モード
→接続しているBlu-rayプレイヤーが起動していると鳴る

イヤホン挿し
→イヤホンではノイズは鳴らない

これにより本体を通してスピーカーから音を出そうとするとスピーカー左にノイズが入る事が判明。各モード切替や電源のON/OFF時にもボツッと音がするので本体内部に何らかの異常が発生している可能性が高い。つまり原因は本体内部にあるっぽい。これでは手が出せねぇ…(解体する気は全くない)。修理依頼しようにも手間と時間とそれなりの料金がかかる。

そしてここまで検証した後にもっと根本的な異常を今更発見した。よく見ると本体の左スピーカー行きケーブルを挿す付近の基盤がへこんでいて隅が少しめくれ上がるように歪んでしまっているではないか。この歪みによってこの付近(左スピーカーへの出力)に異常が発生しているのがノイズの原因なのではないか。いや待てよ気づくの遅すぎないか

何故歪んでいるのか。近年続く異常な猛暑の影響で夏場に熱がこもりやすいこの位置が夏の熱さで歪んだのだろうか。それとも中古Cランクはこれが理由だったのか…?いつから歪んでいたのか…全く気づかなかったぜ…。最初からだとしたらますます気づくの遅すぎないか。ノイズが乗っているのに気づかずにいられた2年半って幸せな奴だったなおい

2017年時点でEX-AR9という既に6年も前の機種で既に販売も終わっていた機種を中古でまで頼ったのはCD再生可能でかつUSBでハイレゾのWAV,FLAC音源を読み込める機種が無かったからであった。直後にそれを満たすEX-S55が出ていたがやや格落ち感があり、2019年にCD再生可能でかつハイレゾのWAV,FLAC音源を読み込めるEX-AR3やAR9の直属の後継のような新機種EX-HR55、EX-HR99が発売されていたので、かなり気になっていた。AR3を使い続けていたらもう乗り換えていただろうが、AR9も同様の年数は使おうと思っていたので気になる程度に留めていた。しかし今回の不具合、そしてコロりまくりの世の中の暗さに気が滅入っていた中で今じゃね?乗り換えるチャンスじゃね?と。AR3を買った時もうつ状態でヤベェ時に何かを変えたくて買ったのでどうもそういう無駄なあがきで気分を無理やり変えようとする傾向があるらしい。

さらに上位機種のEX-HR10000もあったがそこまでは手が出ないし変わる気がしないので、ペイペイボーナス等の実質割引を駆使しまくってEX-HR99への乗り換えを決断。そろそろPCもカランコロンのデッドラインであった6年に達してきていて買い替えを検討する時期なので手痛い出費ではあったが、かすかに聞こえるジリジリ音を気にして神経をすり減らしながら購入を検討してモヤモヤする日々を送るのもなんだかなという事で思い切っていってみた。

これによりDVD-AUDIOの再生は不可になるため所持している『ハートビート』DVD-AUDIO盤が再生不可能にはなるが、ハイレゾで購入した音源はDVD-AUDIO化せずにUSBに入れて直接再生できるようになるのでほとんど問題はない。

これ以外の変更点としては

時計機能削除

起床タイマーとして使っていたのは主に学生時代に使用していたDENON「D-ME33」とその前任のパナソニックの5チェンジャーのやつ(名称不明)だったのでAR3,AR9ではあっても使用していなかったが、時計機能消失により当然起床タイマーとしての機能も失われた

DVD-AUDIO、DVD-VIDEO再生機能消失

ビクターがDVD-AUDIOを先導していたメーカーの1つだったため、DVD-AUDIOが00年代前半で速攻で滅亡して以降もかなり粘っていたが2011年のEX-AR9を最後にDVD再生機能はビクターのコンポからも消失した。前述のようにDVD-AUDIO再生機能を延命させたいというのがAR9を中古ででも入手した理由だったが今となっては無駄な判断であった(買うならもう少し前の最後の新品投げ売り時に買っておき、買えなくなった時点で今回のHR99が出るまで待つべきだった)。

USB接続によるWAV、FLACの再生が可能に

AR9ではMP3、WMA、WAV、そして何故かJEPG画像が読み込めたが、WAVはCD相当までしか再生できずハイレゾのWAVは不可FLACに至ってはナニソレ?状態で使用不可

これが後継機種ではネットワークモデル(N70,N50というCD再生機能がないやつ)でしかWAV,FLACに対応せず、CD再生機種の後継であるHRシリーズのHR5,7,9,11では延々とMP3、WMA、AACの3音源しか対応しないというグレードダウンっぷりが続いていたが、EX-S55でCD再生機種でもWAV,FLACまで対応して初めてハイレゾ対応になって、今回のHR55,99,10000の15周年シリーズ3機種でもHRシリーズでは初めてMP3、WMAに加えてAACリストラ、FLAC、WAVが192kHzまで対応した(購入の決め手)。ただしネットワークモデルN70で対応していたDSD, Apple Losslessは対応せず。まあそんなん使わないから問題ない。そして人知れず闇に葬られたAACに合掌。

追記:
現在所持しているハイレゾ音源がミスチル除いて10作くらいで合計30GB前後。今後増えるのは坂道系アルバムのComplete Editionくらいなので64GBのUSBメモリを買っておけば当分1本で使いまわせると判断。しかし実際に入れてみると再生できるアルバムもあったが、いくつかのアルバムは途中で止まったり、フリーズしたりする。『LINDBERGⅢ』は行けるのに『Ⅳ』はダメだったり、欅坂は行けるのに乃木坂3rdがダメだったり。

説明書をよく見ると推奨は16GB。容量が多すぎるとどうも動作が安定しないようで。これは単に16GB以内に抑えればいいというわけではないようで、例えばダメだった『LINDBERGⅣ』1枚だけ残しても挙動は変わらず、容量自体が16GB以下のUSBじゃないとダメらしい。

手持ちの他のUSBが4GBと8GBしか無かったので、8GBにLINDBERGの『Ⅲ』『Ⅳ』を入れてみたところ、64GBメモリではフリーズした『Ⅳ』が普通に再生できた。推奨範囲内であれば確かに安定して全部読めるらしい。とりあえず入れても動作したアルバムは64GBのメモリに残しておいて、16GBのUSBを2本買い足して残り20GBほどを分割して詰め込んだ(乃木坂2nd~4th組と欅坂・けやき坂組)。これら全て順調動作したので16GB以内であれば推奨通りに問題なく安定する模様。想定外にUSBが増えてしまったが、まあ元が小さいしな。

現ハイレゾ音源まとめ
・『REFLECTION {Naked}』
→オリジナルUSB

・『LINDBERGⅢ』『LINDBERGⅣ』『REBECCA-revive-』
→元々持ってたアイ・オー・データ8GBへ。

・『U-ya Asaoka FlyBlue Best 2018』『THE BOOM Singles Collection 1989~1996』
→サンディスク64GBでも動作したのでそのまま残す。

『それぞれの椅子(Special Edition)』『生まれてから初めて見た夢(Complete Edition)』『今が思い出になるまで(Complete Edition)』
→バッファロー16GBへ。

『真っ白なものは汚したくなる(Complete Edition)』『走り出す瞬間(Complete Edition)』
→エレコム16GBへ。

てことでこんな振り分けになった。

K2機能が1つに

ビクター恒例の高音質化K2テクノロジーだが、AR9まではモード1とモード2があり、1はCD、2は圧縮で使用すると効果的とされていたが、今回K2機能は1つのみとなり区別がなくなった。これはHRシリーズ以降そうなっていた模様。AR9以前はハイレゾという言葉が無かったのでやたらビット数とか出して高音質化をアピールしていたがハイレゾという単語が浸透したため説明文がシンプルに「ハイレゾ相当」になってた。

BASS/TREBLE以外に重低音機能AHBが付属

個別に低音と高音を段階ごとに下げたり持ち上げたりできる機能に加えて重低音機能AHBのオンオフが加わっていた。これもK2機能が1つになったのと一緒でHRシリーズ以降そうなっていたらしい。

スピーカーの左右バランスも調整可能

これ使うの?という気はするが左右7段階に傾けることが可能らしい。

ラジオAMリストラ

Radiko普及以降、わざわざ電波が入りやすい位置にアンテナを配置してコンポでラジオを聞く事に何の意味も無くなったのでEX-AR3の途中から放置状態、AR9に至っては最早ラジオのアンテナ接続すら放棄していたが、今回AMが廃止されFMのみ(ワイドFM対応)になっていた。使わないけど。

Bluetooth接続機能追加

過去のHRシリーズにも無かった機能で過去のHRシリーズでもネットワークモデルでもipod,iPhoneと接続できるのみで、S55でようやく対応になったBluetooth機能がこちらにも引き継がれた(S55同様にipod,iPhoneとの接続機能は削除)。Ver. 4.2でA2DP、AVRCP/SBC、AAC、aptX(SCMS-T 方式)に対応と書いてあるが何が何だかさっぱり分からん。とりあえずウォークマンNW-A57との接続を試みたらあっさり繋がって音も出たので問題ない。

本機ケーブル接続の配置が縦並びから横並びに

AR3,AR9では本体のケーブル接続が縦並びだったが、今回は横並びになっていたのでいつものクセで繋いでいたら左右メチャクチャに接続するところだった。

USB接続部の配置が変わり、ついにアイツが!

デザイン的にHRシリーズ以降、N70やS55でも可能だったと思われるが、AR3、AR9ではUSBが蓋を開けた少し引っ込んだところにあったため、2015年に発売されたアイツを挿すことができずMP3ですら直接再生できなかった。前述のようにハイレゾ対応したN70、S55であれば既に直接フルで再生できたと思われるが、個人的には発売からもうすぐ5年ついにアイツを直接再生するという悲願が叶う事となる。

2015年発売のアイツ

そうMr.Children『REFLECTION {Naked}』USBである。当時その斬新な△デザインからこの△のせいで引っかかってデスクトップ系のPC中心に挿せない事案が多発したあの悪名高いアイツである。当時とりあえず普通のUSBに中身をコピーしてAR3に挿すもハイレゾWAV非対応でMP3しか再生できず、結局DVD-AUDIO化する事でディスクの形でハイレゾを再生する手段を取っていたため、ついに在るべき場所に在るべき形で収まりハイレゾ音源を直接再生させることができるようになった。5年越し。

音はけっこう変わってより分離がはっきりして深みが増したように聞こえる。なんだかんだAR9からHR99まで9年も間があるのでその間の進化は当然AR3とAR9よりも格段にあったようだ。

重低音機能AHBは最初からデフォでONになっていて、個人的にK2機能以外はオールフラットな方がいいような気も最初したけど(ウォークマンでもイコライザはいじらない派)ないよりも深みが増すのでよほど最初から低音に寄った音源でもない限りはONのままの方がいいかもしれない。

というわけでEX-HR99降臨である。今度は最長で使いたい。壊れるなよ。フリじゃないぞ。

雑記

イヤホン買い足し JVC HA-FD01SP

2017年3月に購入した現イヤホンJVC HA-FW01。まだまだ現役だったが、その後JVCはWOODシリーズとは別のフルステンレスボディのFDシリーズを強化して新機種を打ち出したFDシリーズ01、02を2017年末に発売。

低音をふくよかにするWOODシリーズとは対極の高音をクリアに聞かせる方向性という事でその違いに興味があったが例によってまだFW01買ったばかりじゃないかと悩むこと約1年半2019年5月GW特有の浮かれた空気感に乗って思い切ってポチッとした。何故昨年5月の話を今更しているのかというと平成回顧シリーズを連載しているうちにすっかりもうこの事は記録していたと勘違いしていてそのまま忘れていた!

悩んでいた1年半の間に限定モデルHA-FD01 SPというSP版が出ていてこれが売り切れそうだったのでこっちを選択。違いは後述するとしてヤフーショッピングで投げ売られていたんだけど、この投げ売りが1ヶ月もしないうちに売り切れると本当に在庫が消え去ったようで入手不可となった。案外ベストタイミングで入手できたらしい。なおFD01本体はその後値下がりして現在はFW01よりも下の相場に落ち着いている模様(正直かなり買いな値段だと思う。この素晴らしさで2万台はちょっとおかしい。)

このFD01の特徴はイヤーピースをはめこんでいる音の出口の部分であるノズルが3種あってそれを交換可能という事。ステンレス、チタン、ブラスの3種を付け替える事で劇的には変わらないがそこはかとなくほのかに音の響きが変わり、1つのイヤホンで3度おいしいという面白い仕様になっている。そしてFD01 SPではSPとしてりん青銅のノズルが追加された4種になっている。

FW01などWOODシリーズに慣れているとFD01の音はかなり軽い。たっぷり鳴っていた低音が文字通り消え去って高音寄りのクリアな音になるんだけど、最初は正直失敗したと思った。めっちゃ貧弱になってんじゃん…と。しかしある程度聞いていくとFW01では低音のふくよかさで埋もれていた細かい音がかなり綺麗に聞こえてきて、低音が消え去ったと思ったがよく聞くと低音もちゃんと綺麗に鳴っている。総じて各楽器の音がクリアに鳴っていてこれまた素晴らしいなと。方向性が両極端だけにFW01とFD01を使うと同じ曲でもかなり違って聞こえるので1曲で2度おいしく、さらにノズル交換で更なる微細なバリエーション。聞き飽きた曲がゾンビのごとく蘇って迫ってくるぞこれは(もっといい例えは無かったのか)

各々のノズル微妙な違いは感想を書いている人それぞれの間でも微妙に意見が異なっているが、ステンレスを標準として高音をより磨くか(チタン)、低音を少し出してくるか(ブラス)、さらにもう少し低音出してくるか(りん青銅)というざっくりな差がある。最終的に結局ステンレスに戻ってきてしまうんだけど気分で付け替え、その時々によってしっくりくるのが変わるなぁという印象もある。

そんなわけで2019年5月以降はFD01で8割、FW01で2割くらいの感じでイヤホンを使用している。ここ最近はFW01が再度復権してきて気分によってFD01で6割、FW01で4割くらいになってきたりもしている。

また新しいのが出たら気になってしまうところだが今のところその後で出たのは17万前後する10周年記念でとことん追求したかのようなFW10000、6万近くするFWシリーズの正当後継に位置するであろうFW1500と更なる高価格路線に舵を切っており、さすがにそこまでは手が出ない。FDシリーズはこれっきりなのでWOODシリーズほどは売れずにパッとしなかったのかもしれない。時代的にもお手頃価格のワイヤレスに向かっていてそっちの新作を中心に出していって、線のついたやつは高級路線化が進むのかもしれない。

再生機器も配信ストリーミングにしてもお手軽路線と高級路線の狭間にいると選択肢が狭まるなぁ…。

雑記