紅白2023

前年の紅白がどんなんだったかも覚えてないのに出場関係と曲目関係の更新だけは恒例化している今日この頃。今年も行ってみ(毎年コピペ定型文)…と軽快に行ってみたかったところだが、いざ発表されてみるとなんか異世界に迷い込んだかの如く全く分からない“初”マークの人たちほぼ知らないのはマジで初めてであり、フリーズしたまま例年通りの当日即執筆を断念

2021年に例年より時間がかかるようになってきたのを初めて実感し始め、昨年は明確に2倍くらい時間がかかっており、「去年までとは決定的に違ってきた感があるので、今年は1つの区切りになるかもしれない。」という予感を書いていた。予感が的中したと言えるが、予感以上をあっさり行ってしまった。「今週のチャート」末期の頃と同じ状態である。

紅白は専門家が大勢いるし、需要も無いだろうしひっそりフェードアウトしてしれっとデコ大だけやってもしれっと行けるだろうと思っていたら翌日には今年は無いんですか?と問い合わせがあり、やってほしい、風物詩だったのに…と有難い言葉をもらってしまったので昨年の匂わせだけでフェードアウトするのは申し訳ない感じになってきた。

これまでは分からない部分はなるべく調べて書いていたが、今年は前述のように初出場組がほぼ誰なのかも知らない、全体通しても今年の曲を把握しているアーティストがついに10組を割っているので手間がかかりすぎる。仕方ないので数日以上時間をかけつつそれでも簡略化した。時代に老いて枯れていく様子がここ数年のバックナンバーと合わせて見ていくことで感じ取れるようになっていると思うのでその様子を自身に重ねるもよし、ねぎらうもよし、まだこうはならないと奮起するもよし、まだ大丈夫と安堵するもよし。

最早プロ以外に語る事は不可能な領域に達しました。正しい分析はプロの紅白専門家の方々の解説を参考にしてください。

初出場の人たち

新しい学校のリーダーズ

変顔しまくるメガネっ子とあと他に3人いるセーラー服コスプレ集団4人組(偏った認知)。昨年の香取慎吾『東京SNG』収録「東京タワー」にゲスト参加していたので存在は知っていたが「オトナブルー」という2020年の曲が今になってバズってブレイクしたという扱いらしく最有力扱いされていた事は把握していた。ただ「オトナブルー」はかかっているのを聞いたことはあったと思うけど認識はしておらず、首振りダンスとやらも見た事が無い。

Ado

昨年はウタとして音源を提供していただけで放送後に「ウタのパフォーマンスに関しては歌唱含めAdoは一切関与しておりません。ウタのパフォーマンスでの歌声は映画用に録音した音源のみです」とする声明もレコード会社から発表された(ただ前日のデコ大に出た時にAdoが生電話出演してこの日のために新録音したと紹介されながら「新世界」を流したので矛盾してしまったが新録音したのはオケだけで声は映画用に録音したボーカルそのまま使い回したという事なら若干騙し討ち感はあるものの矛盾ではない。)。というくらい非関与だったので、今回が正式に初出場扱いになった。今年とにかく配信で曲を連投しており、B’z提供のやつしか把握してないがたぶんこれを歌うことは無さそうで「唱」という曲が1つ抜けてヒットしたらしい。認識していなかったが曲自体はどこかで聞いたことはあり、また韓国の誰かの曲かと思ってた。そもそも本人来るのか?

ano

通称”あのちゃん”として知られているらしいタレント。直接動いている本人を見た事が無いがとても苦手な印象だけあり、それは夏頃にBOOK OFFで「店員のあのです」「汁が好きです」「何も入ってない汁が…」などとたどたどしい声で意味不明な内容を喋っているCMが流れるたびに店内がブリザード級に凍り付いて殺気交じりのピリッとした空気感になるのが正直耐えきれなかったからである。あのやべぇ店内CM以外に知っている情報が無くいつの間にか曲を出していたのも知らなかった。

伊藤蘭

元キャンディーズの人で放送中の朝ドラ主演の人の母親。1978年に解散して以降ソロでの歌手活動も全くしていなかったが41年後の2019年にソロデビュー後は現在まで精力的な作品リリースとライブを行っている…が特にヒット曲は無く、娘のバーター出演にしか見えない状態になってしまっているがキャンディーズのデビュー50周年なのでそっちと思われる。ただ68歳で1人キャンディーズをやってもかなり厳しい気がするが…。引退している藤村美樹が登場して2人でやったり、AI田中好子が登場して奇跡の3人復活とかやるのかそこまでの需要があるのかは不明。

大泉洋

司会から歌手へ転身。2004年に大泉洋 with STARDUST REVUE名義で「本日のスープ」がトップ10ヒットを記録し、これで名前を知った記憶があるが…。先日玉置浩二の提供で新曲を出したらしいのでたぶんそれなんだろうけどよほどの名曲&名歌唱っぷりを見せないとなんで出てんの?だけで終わってしまえば好感度下げそう(好感度の下がり具合では『SONGS』もこの人が喋っている部分カットしてゲストのトークか曲数増やせって一気になるぞ…)。

MISAMO

名前も知らなかった初出場者1号。他は字面くらいならどこかで見たことあったかもしれないがMISAMOなんて名前はマジでここまで1度も目にした事がなかった。MISIAとSHISHAMOコラボなんてしたっけ?と一瞬思ったほど2017~2019、2022年に出演していたTWICEの日本人メンバー3人のみのサブユニット。配信1曲を先行として7曲入りミニアルバム出しただけっぽいんだけどこれがヒットしていたらしい。

キタニタツヤ

名前も知らなかった初出場者2号。なんか昔いたコタニキンヤの親戚かと思った…。ボカロP出身で『呪術廻戦』でヒットしたらしいが、断片的にすら聞き覚えがなくて戦慄している

すとぷり

名前も知らなかった初出場者V3。顔出ししていないネット系の6人組だったが色々あって稼働しているのは4名らしい。2021年のまふまふと同じような枠と思われ、その界隈でのみ大人気でドーム公演まで成功させるけど界隈以外では全く知らないと。純烈(紅白出た途端スキャンダル報道が大々的に出て脱退を余儀なくされる)や同じネット系ではまふまふの顛末(下手に名前だけ売れたせいかスキャンダル報道に晒され心身疲弊で1年の休業を余儀なくされる)を思うと、件の不貞メンバー叩きがもう1回再燃するだけで紅白に出た事による負の影響が遥かに大きかった…なんてことにもなるのでは。

Stray Kids

名前も知らなかった初出場者4号。韓国のダンスグループ。グローバルに流行っているという事なんじゃないだろうか。

SEVENTEEN

セーラー服集団同様にこれまた香取慎吾とコラボしていたのでかろうじて名前は知っていた韓国のダンスグループ。グローバルに流行っているという事なんじゃないだろうか(時短コピペ)。

10-FEET

20年以上の活動歴のベテランロックバンド。ここ10数年はトップ10級のヒットは連発しているが昨年11月の映画『THE FIRST SLAM DUNK』エンディングに起用されて映画の大ヒットに引っ張られて曲もヒットしていたらしい。全く把握していなかったが、どこかで流れているのを聞き覚えがあった。

MAN WITH A MISSION

10年以上の活動歴の狼バンド。トップ10どころかトップ3級のヒットを連発・維持しているが、1曲も把握しておらず存在だけ知っていた。今年は『鬼滅の刃』タイアップで当たったらしいが、MAN WITH A MISSION×miletなので共演か。OPとEDで2曲あるらしいけどOPの方は店とかで流れているのを聞いたことがあったが、新鋭の男女ツインボーカルアニソンバンドが出てきたのかと思ってた。

Mrs. GREEN APPLE

1stアルバムから出すたびにCD売上が上昇し続けているというこの時代にピークを更新し続ける驚異の人気バンド。リズム隊辞めたのでもうユニットに近い打ち込み中心の音作りになってきてはいるが、人気に影響は無かったようだ。もう何年も今年こそとプロの予想上位常連でもあったがやっと選ばれた。初出場組で唯一知っていた

帰ってきた人たち

櫻坂46

2020、2021以来3度目。昨年落選したがまさかの復活。SPEEDとか再結成で出たっていうのはあるけどアイドルグループでの連続出場後の復帰例は実質的に初であり、あり得ない事態が起こった。あり得なかった事を巻き起こすほどケタ違いに再生数が伸びて超絶再ブレイクしたのかといえばそんなことは無く(何百万程度だったYouTube再生数が1000万越えとか猛烈な事になったのかなと思いきや去年よりは確かにちょっと伸びている程度で一昨年以前と比べるとまだ変わらないか低い。この後抜くのかもしれないが。)、今年好調で内外含めて復調したという見方がやたらと主流になっている“空気”は確かにあるが、この誰もが大きく復調したとして疑っていない絶対的な”空気”がどこから生まれているのか、前例を踏まえても前代未聞の復活を果たせたほどなのかは割と謎だったりはする。坂道が2枠あって、日向坂46があまりに失速したので少なくともどっちかならこっちかなという二択だったという消去法的考えの方がよほどしっくりくる。

JUJU

2020年以来2度目。年末バラードヒットシンガー的な感じで長年存在感を発揮していて常連になっていてもおかしくないのに一向に呼ばれず、2020年に呼ばれた時も既にピークは越えた感があったが、さらに存在感が薄れた今になって謎の復帰。11月1日に昭和歌謡系のカバーアルバム『スナックJUJU ~夜のRequest~『帰ってきたママ』』をリリースしており、その中には「ダンシング・オールナイト」も収録されており、以前の同シリーズアルバムでは「シルエット・ロマンス」も押さえていて追悼カバーメドレー枠でも使えるし(1人でその年死んだ複数人のカバーをメドレーするとかそれはそれで前代未聞なので無いとは思うが…)、朝ドラで菊地凛子が演じている淡谷のり子がモデルの茨田りつ子の容姿が偶然JUJUの雰囲気に似ているという話が記事にもなっており使い勝手はいいのかもしれない(ただJUJUの歴代のカバーアルバムでも「別れのブルース」カバーはしてないはず)。

YOASOBI

2020、2021年以来3度目。昨年は幾田りらがソロでmilet×Aimer×幾田りら×Vaundyの時に1人だけゲストで出ていた。2023年No.1ヒットの「アイドル」はなんとしてでも出てくれないと困るという事だろう。

エレファントカシマシ

2017年以来2度目。2018、2021年は宮本ソロでの出演だった。今年35周年で5年ぶりに新作シングル2作をリリースした…が、新作ではなく過去曲枠だろう。

さだまさし

2007年を最後に呼ばれなくなり、2020、2021年は特別枠で復帰、2022年は再度出ていなかった。今回22回目とカウントされており、2007年以来20回目ではなく、特別枠2回が加算された扱い。グレープでのデビューからは50周年という事なのか。

椎名林檎

ソロでは2019年以来8度目だが2020、2021年は東京事変で出場、昨年は落選していた。2011年の朝ドラ主題歌初登場から2014年~2021年まで聖域枠のように何もなくても出演していたのが途切れたのは何だったのかしれっと復活。今年単独で新曲出して無いところからしてやはり聖域感が…。

藤井フミヤ

1993~1997年以来6度目。チェッカーズ40周年ソロ30周年。過去曲枠か。

いつもいる人たち

あいみょん

4年連続5度目。朝ドラ主題歌確定枠。

石川さゆり

46度目。津軽ターン年

坂本冬美

35度目。3年連続過去曲→新曲→3年連続過去曲→新曲→6年連続過去曲→新曲→過去曲→ひばりカバー。新曲の可能性はほぼ無し。

Superfly

2015、2017~2020、2022年に続いて7度目。新作は出しているが…。

天童よしみ

27年連続28回目。近年はほぼカバーor過去曲送り。

NiziU

4年連続。人気は安定しているようだが初期の頃のように耳に入ってくる事は無くなってしまった。

乃木坂46

9年連続。ここ2年過去曲送りとなっているが過去曲に参加していた1,2期生が全員いなくなったので新曲に戻れ…るのかこれ。

Perfume

16年連続。聖域枠。CD売上は確実に下がっており最上位は狙えなくなっていて(今年のシングルは9位)、配信で目立ったヒットというわけでもなさそうで絶対正義ビルボード様でも目立っているわけでもないので正直いつ落選してもおかしくないようには思うんだけど何故かあまり触れてはいけないというか誰も触れない感じはある(批判も肯定も何もされない独特の空気感)。

MISIA

6年連続8度目。大物シンガー扱い聖域枠。既に格付けは極まった感がある一方で目立ったヒットが出なくなった。今年NHKラグビーテーマソングを担当しているがこれがMISIA&Rockon Social Club名義。元・男闘呼組メンバーの新バンドが関与しており、J社が抹消された今年で彼らが出てくればなんだかすごい展開ではある。

水森かおり

21年連続。2021年に初めてカバー送りにされるも昨年新曲に復帰、しかし変な謎解き企画込みにされてしまい、歌そのものがオマケ扱いのままベテランに。

milet

4年連続。イマイチブレイクしている感もないままにタイアップが大型案件ばかりで注目が集まるところで流れてはいるものの、率直に猛烈にごり押しされている印象が強い。当初初出場した頃にはmiletより遥かに自然に、そして明らかに売れていたUruはすっかり下火になってきてしまったがまあそりゃこんな扱いの差ならそうなるだろうな。今回は「鬼滅の刃」タイアップという事でMAN WITH A MISSIONとのコラボになり、過去3年よりも注目は高そう。ただ鬼滅の法則に基づくと来年落選にな

緑黄色社会

2年連続。月9主題歌も担当した。ただこれでも絶対正義ビルボード様で11位とトップ10に届かず、アルバムがかろうじてトップ10入りというくらいでもうひとつ跳ね切らない感じがある。絶賛の声も認知度も上がってきてはいるように思うんだけど、数字に表れてこないというか。

LE SSERAFIM

2年連続。早すぎる初出場だったが今年はヒットしていたのだろうか。

Official髭男dism

2年連続4度目。ボーカルの喉の不調で今年はライブは行っていないが新作は割と普通に出ていてNコンも担当。出てくるという事はライブ復帰という事なのか。

郷ひろみ

36回目。5年連続過去曲送り→筒美京平追悼メドレー枠→50周年メドレーと完全に過去曲シンガーとなっている上、2年置きにオックセンマンしていて今年がそのターン。

JO1

2年連続。ヒットしているらしいんだけどAmazon見ると旧作は軒並み1円投げ売りラッシュ、去年出たアルバムが初回A(DVD付)が1円、今年9月に出たばかりのアルバムが初回盤A,B共に500円前後まで暴落するなど、イベント系女性アイドル以上の暴落っぷりで(アルバムの初回盤は1年~数年は相場保つもんなんだけどな…)中古市場での無価値っぷりが目立つんだよな…。

純烈

6年連続。脱退してメンバー入れ替わったけど区切りにならずに連続。

鈴木雅之

4年連続5度目。再評価のきっかけになったアニメヒットを頑なに歌わずに過去曲枠となっているがまだ続くのか。一応今年が1番可能性は高く、朝ドラに伊原六花が出演中→伊原六花ゲストで来る→「ラブ・ドラマティック feat. 伊原六花」とすれば再評価のきっかけになった最初の1曲への恩返しという形になる。

BE:FIRST

2年連続。ヒットしていたらしい。

福山雅治

今年も新曲が出てない状況で選出(昨年は発表時はドラマタイアップで流れているだけで未発売、発表後の12月に「妖」が配信で出た)。聖域大物枠。新曲が無いのだからまた過去曲か…。

星野源

9年連続。連続新曲に加えてあからさまな事前録画映像でも許される聖域枠。これここまで来るとアミューズがどうも聖域枠っぽい気が…。

三山ひろし
山内惠介

仲良く9年連続。

ゆず

9年連続14度目。今年も2曲出しているがここ3年過去曲送りなので過去曲か。

いなくなってしまった人たち

IVE

昨年はLE SSERAFIM同様に早すぎる選出だったがどこで差がついたのか、こっちだけ1回ポッキリで落選。

ウタ

Adoへ移行。

Aimer

LiSAに続いて『鬼滅の刃』が終わるとポイ捨てになる現象。

Saucy Dog

1回ポッキリ。

なにわ男子

J社問題で1回ポッキリに。

Vaundy

既に大物感漂っており、億レベルの再生数を連発しているっぽいので辞退か追加枠か。

日向坂46

結果的に櫻坂46と入れ替わるように今度はこっちが落選。キツネダンスと無関係の過去C/W「キツネ」という一般視聴者が知らない賑やかし要員だった昨年の扱いでお察し。直後にメンバーがスキャンダル謝罪か卒業発表の時にしか使わなさそうなタイトルでお気持ち表明ブログを連発するというお通夜ムードになったのが辛い。

King Gnu

辞退か追加枠か。

三浦大知

昨年は朝ドラ復帰だった。

関ジャニ∞
KinKi Kids
King & Prince
SixTONES
Snow Man

J社一掃。KinKi Kidsは25周年だったので連続では出なかった可能性が高く、枠維持なら20周年のNEWSはあり得たのかもしれない。

工藤静香

昨年復帰組。今年も新譜を出しているが特に続かず。

篠原涼子

昨年復帰組。こちらは去年は配信だけだった「恋しさと せつなさと 心強さと 2023」を9月になって今更シングルCD化しただけで新たな展開は無かった。

SEKAI NO OWARI

昨年は「Habit」のヒットで4年ぶり6度目の登場。今年も新作は出していて再生数等の指標もそこそこだったはずが聖域枠の皆さんとはやはり事務所パワーで大きな隔たりがあるようなないような…。

TWICE

昨年3年ぶり4度目だったが今年はMISAMOになった

桑田佳祐

サザンとしての追加はあるのか、聖域アミューズ。

藤井風

また追加発表なのかどうなのか。

氷川きよし

休業中。

松任谷由実

また追加発表なのかどうなのか。

加山雄三

引退した。

back number

昨年は朝ドラで特別枠。高い人気を維持しているはずだが正規出場には至らず。

THE LAST ROCKSTARS、他YOSHIKI関連枠

今夏2曲目が出ていたらしいが…。さすがに近年は謎の大物扱いが続くYOSHIKI本人への風当たりも強くなってきた感があり、ほとんど何もせずに大物ぶっているだけで特別扱いを続けるとマイナスに転じそう。メンバーを追悼するにしてもTOSHIと和解して出てこれない限りは批判が強まるだけになるだろうし、PATAとSUGIZOも出てきてTOSHIだけ出てこない状況になればYOSHIKIよりもTOSHIに批判が行くだろうし、どん詰まりになってきた。

安全地帯

昨年特別枠。今年は活動していない。

その他雑感

知らないのばかりで時間がかかりすぎる…。じわじわというよりも一昨年からの昨年、昨年からの今年で界王拳ばりの倍々ゲームで時間がかかるようになって急にしんどくなった。老いて枯れたというのも多分にあるにしても、そのスピードが早すぎる。その界隈で完結していて界隈以外で聞かれないところまであちこちから引っ張ってきた結果こうなってしまったのだとすれば最大公約数を狙うのはもう破綻しているのではないか。最大公約数を狙うと中高年ばかりになって高齢化の深刻さが浮き彫りになるし、その後が余計きつくなる。90年代組が軒並み50代半ばになってきている今現在、90年代組が軒並み還暦以上という時代が刻一刻と迫っているわけで今後どうなってしまうんだろうなぁ…。

今年に話を戻すと…う~ん…これはもう無理して見なくてもいいんじゃないかな…というのが正直なところ。紅白で初めて聞いて気に入ったなんてもうずっとないし、知らないのと別に今更TVで聞きたくもない過去曲ばかりとなると魅力には乏しく、もう身も蓋もない話、巷で言われるようにそういう時代じゃなく、各々が好きなところで好きに聞いて成立している時代になっている。紅白のラインナップを網羅して聞こうとしているリスナーも最早最大公約数の一般人ではなく、マニアと言えるところまで状況は進んでいるのではないか。もう紅白を網羅的に語る事はプロの専門家しかついていけないというのはそういう感覚の部分で去年の予感通り確かに前回が完全に区切りになったように思う。

来年もこんな感じなら「紅白2024」の更新はますますキツくなってくるプロ以外の目線でやれる誰か引き継いでくれひたすら時間がかかるだけ。ガシガシ簡略化すれば可能かもしれないがデータ以外に書く事が無くなるとデータならそれこそ専門家任せで良くない?

31日本番を見るかも本当に未定だな…。

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