DRIVE 1993〜2009-GLAY complete BEST
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | pure soul | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 4thアルバム『pure soul』収録曲 |
2 | BELOVED | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 9thシングル 最高3位 売上84.1万枚 |
3 | BEAUTIFUL DREAMER | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 28thシングル 最高1位 売上18.9万枚 |
4 | 春を愛する人 | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 3rdアルバム『BELOVED』収録曲、11thシングル『口唇』C/W(カット) |
5 | SOUL LOVE | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 14thシングル(13th同発) 最高2位 売上137.2万枚 |
6 | つづれ織り〜so far and yet so close〜 | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 3rd(バラード)ベスト『WHITE ROAD-Ballad Best
Singles-』収録曲 52ndシングル3曲A面3曲目(カット、Live from Miracle Music Hunt 2014-2015) |
7 | 生きてく強さ | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 7thシングル 最高19位 売上9.1万枚 |
8 | HOWEVER(再録) | TAKURO | TAKURO | GLAY | 12thシングル 再録音 |
9 | 都忘れ | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 3rdアルバム『BELOVED』収録曲 |
10 | Winter,again | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 16thシングル 最高1位 売上164.3万枚 |
11 | SAY YOUR DREAM | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 40thシングル 最高2位 売上10.1万枚 |
12 | グロリアス | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 8thシングル 最高4位 売上59.3万枚 |
13 | May Fair | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 4thアルバム『pure soul』収録曲 |
14 | 嫉妬(KURID/PHANTOM mix) | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 6thアルバム『ONE LOVE』収録曲 |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | MIRROR | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 9thアルバム『LOVE IS BEAUTIFUL』収録曲 |
2 | 軌跡の果て | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 2ndアルバム『BEAT out!』収録曲 |
3 | BE WITH YOU | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 15thシングル 最高1位 売上117.3万枚 |
4 | ずっと2人で… | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 5thシングル(カット) 最高34位 売上4.0万枚 |
5 | SPECIAL THANKS | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 20thシングル両A面曲 最高1位 売上100.9万枚 |
6 | STREET LIFE | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 28thシングル両A面曲 |
7 | Missing You | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 21stシングル 最高1位 売上54.8万枚 |
8 | 誘惑 | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 13thシングル(14th同発) 最高1位 売上162.6万枚 |
9 | 生きがい | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 5thアルバム『HEAVY GAUGE』収録曲 |
10 | 彼女の“Modern…” | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 3rdシングル 最高45位 売上2.1万枚 |
11 | LAYLA | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 33rdシングル『G4』4曲目 |
12 | 月に祈る | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 2ndアルバム『BEAT out!』収録曲 |
13 | ANSWER(再録) | TAKURO | TAKURO | GLAY | GLAY feat.KYOSUKE HIMURO コラボシングル GLAY単独再録音 |
14 | 千ノナイフガ胸ヲ刺ス | TAKURO | TAKURO | GLAY | オムニバスアルバム『SEDUCTION』、アンソロジー『灰とダイヤモンド Anthology』DISC-2収録Ver. |
タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
JULIA | TAKURO | TAKURO | GLAY&村山☆潤 | デモテープ『SPEED POP』、アンソロジー『灰とダイヤモンド
Anthology』DISC-2収録曲 1stシングル『RAIN』の原曲 リミックス&再録音 |
Blu-ray or DVD
GLAY DRIVE 1993〜2026 Talk Session
GLAY 30th Anniversary ARENA TOUR 2024-2025“Back To The Pops”Presented
by GLAY EXPO in Yokohama Arena
Romance Rose
V.
リリースデータ
2025年4月23日 | 初登場4位 | 売上4.0万枚 | Produced by GLAY Produced by 佐久間正英(DISC1-1〜7,9〜14,DISC2-1〜12) |
ポニーキャニオン(LSG) |
メンバー
Guitar | TAKURO |
Guitar | HISASHI |
Bass | JIRO |
Vocal | TERU |
GLAY7thベストアルバム。『DRIVE 2010〜2026-GLAY complete BEST』と同時発売。1994年5月25日のデビューを起点とした30周年の締めくくり(2024年5月25日〜2025年5月24日が厳密な30周年期間)として企画された。20周年時は『REVIEWU』をリリースしたためか、今作は2作目のベストアルバムとしてファン投票を元に選出した『DRIVE-GLAY complete BEST』を踏襲してのファン投票ベストとなったが今作はUとは銘打たれず、収録範囲がタイトルに使用されている。投票期間は2015年1月19日19時〜1月31日に特設サイト上で行われ、何故か全期間から1曲しか投票できないというシステムだった。総数65,260票と公表されており、各期間内の1位から順に収録されているとされる。しかし1人1票であるため、総数65,260票のうちどちらの期間にどれだけの票が入っているかは一切明かされていない。リマスターは前田康二。
通常盤2CD+Blu-ray、通常盤2CD+DVDはトークセッションと最新ツアーから2曲のライブ映像を収録。価格は同じ7150円。LPアナログサイズ特殊ジャケット仕様。
通常盤2CDはCDのみ。
G-DIRECT限定盤は2作セット『DRIVE 1993〜2026-GLAY complete
BEST』4CD+Blu-ray+CDプレイヤー。Blu-rayの内容は2作の通常盤DVD/Blu-rayの拡大版で、2作の内容に加えてDocument
of 2024 SUPER SLIPPA(台湾で開催されたフェス)、「The
Millennium Eve 2025 in Tokyo Dome」から2曲のライブ映像、「SO
FAR〜reach your star“HOWEVER”〜」がさらに追加収録されている。CDプレイヤーはいわゆるポータブルCDプレイヤーでオリジナルデザインとなっているが、海外製のOEM的なものと思われる。
DL配信は2作それぞれ配信されているが、ST配信ではG-DIRECT盤準拠で『DRIVE
1993〜2026-GLAY complete BEST』として1作にまとめて配信された。
なお今まで一般発売はDVD付しかなかったので予約時に間違えてしまったようで今回はDVD付を購入(安いならまだしも今回はBlu-ray付との価格差なしなのでグレードダウン版を買ってしまった事に…)。
今回はシングルバージョンというTAKUROの意向で再録など一部を除いてシングルバージョン(もしくは初出バージョン)で収録されている。「千ノナイフガ胸ヲ刺ス」は『灰とダイヤモンド』収録バージョンではなくそれよりも前にオムニバスアルバム『SEDUCTION』に収録されていた初期バージョンが採用されている(『灰とダイヤモンド Anthology』DISC-2にも収録された音源)。
この話のインタビュー時にTERUが語っているピアノのイントロダクションがある「口唇」というのは『DRIVE』バージョンではなく『THE GREAT VACATION Vol.2』バージョンの間違いである。
「pure soul」の冒頭にどでかいホワイトノイズが入っており、リマスターを担当した前田氏はリスナーからの質問に頓珍漢な回答をしたまま煙に巻いてしまった。この曲はシングルではないので未発表のシングル用マスターでも存在しない限りは前田氏が勘違いしているだけと思われるが、『pure
soul』に入っていた初出音源には冒頭にホワイトノイズが少々聞こえ、ベスト盤以降では修正されていた。よって今回は修正版ではなく、ホワイトノイズ入りの元のマスターを使用したという事と思われるが、それにしたってリマスターでホワイトノイズをここまででかくした意味は良く分からない。前田氏はBUMP OF
CHICKENのアルバムが回収騒ぎになった途端にダンマリ決め込んだままでいた事もあるし、最近ちょっと信用が…
選曲はまあ仕方ないけど同じ2枚組の『DRIVE-GLAY complete BEST』からさらに9年先まで対象で、『THE GREAT VACATION VOL.2』(1994〜2000)、『THE GREAT VACATION VOL.1』(2000〜2009)を半分に凝縮(合計6枚だが各1枚は新曲収録の実質オリジナルだったため)したものとなる。対象範囲が広がって選曲枠が激減しているのであれがないこれがないまみれ。1人1曲投票ではこれがファンの総意というのも違う気がしてしまい、駆け引きの末に落選した曲もかなり多いんじゃないだろうか。ちょいちょい今までベスト盤に選曲されなかった曲もあり、そのどれもがいい曲であるのは再確認できるけど足りない曲が多すぎて決定盤とは言い難いかなぁ…。全体にバラード多めになってしまった中でDISC-2の「ずっと2人で…」「SPECIAL THANKS」「STREET LIFE」大バラード3連投以外はそこまでスローな曲続きになる部分が無く、うまいこと並んでいるのは奇跡か。
再録2曲
今回「HOWEVER」「ANSWER」といった当時は佐久間正英とレコーディングした楽曲の再録音はGLAY単独名義でのアレンジとなっており、ほぼ常にくっついている亀田誠治も他アレンジャーも参加していない。佐久間正英と作り上げたサウンドをリアレンジするならまだしもほぼそのままのアレンジで再録音してGLAY&亀田誠治にしてしまうのは正直明確にナシというかやっちゃいけねぇラインだと思うのでそこは安心した。「HOWEVER(再録)」はストリングス抜きにしたほぼオリジナルアレンジ。『REVIEWU』で『pure soul Anthology』Ver.をストリングスカットの新ミックスにこっそり変えていたのでストリングスはもういらないというモードになっているのだろうか。後半の高音続きも真っ向勝負でさすがに当時ほどのパワーはないものの50代でまだ勝負できるのは凄い("幼さの残るその声を"だけ裏声にしているが表現だろう)。「ANSWER(再録)」では基本的に氷室パート(低音)を歌唱しているのでTERUにはちょっと低くてこれはちょっと違和感があった。また発音が雑になっている(?)箇所が散見され、「HOWEVER(再録)」のサビ"愛の名を"が"ワイの名を"に聞こえてしまう。元々良く分からない歌詞だったので"絶え間なく注ぐワイの名を永遠と呼ぶことができたなら"の方がなんか意味が通ってしまそれ以上に明らかに単語読み間違えて歌ってない?というのが「ANSWER(再録)」の"Brighter
Days"でこれはどう聞いても完全に"ブライアンデイ(Brian Day)"になっている。
CD購入者限定でもう1曲
ブックレットにはQRコードと共に「Julia」の歌詞やクレジットも記載されている。QRコードからはWebプレイヤーではなく、WAVファイルに直接アクセスするURLが記載されている。自動でブラウザの内蔵プレイヤーから再生される形式のため、プレイヤー横から"ダウンロード"を選択可能で容易にDL入手可能となっている。普通こういうストリーミング限定ってDL出来ないような独自のWebプレイヤーにアクセスさせるはずなんだけどまさかのWAV直リンって正気か。暗黙でダウンロードOKという事なのか、恒例の運営うっかりド素人さんなのか…。
オリジナル(デモみたいなギターとボーカル)音源を基に現代の技術を駆使したリミックスで修正を行い元々入っていなかったベースとドラムをJIROとToshi Nagaiで録音、TERUにコーラスを入れるように要求してTERUが嫌がっているという様子がDVD/Blu-rayのトークセッションの最後に収録されている。トークでは当時の未完成過ぎるボーカルがTERU的にはNGで再録音したいと主張、TAKUROの構想としては元の音源に追加録音とリミックスしたい、当時のボーカルはそのままじゃなくて編集で修正はOKという考えを語っているのが収録されているが、結局TERUの意見を受けて1番のボーカルは今の声、2番は当時の声に現在のコーラスと双方の意向の両方を取る形になっているっぽい。
DVD/Blu-ray
「GLAY DRIVE 1993〜2026 Talk Session」は今作についてのトーク映像だが、投票結果は出た後で「Julia」レコーディング前に収録されたトークのようだ。このトークの一部は公式サイトでオフィシャルインタビューとしてもアップされているが、重複している部分とどちらかにしかない部分が混在している。2作リリースするのに全期合わせて1人1票だったことについては両方で登場するが、TAKURO「俺、運営側に問題あると思うな。」、JIRO「俺は一人3票が良かったと思う。」「2番目、3番目が採用されないとしても、投票する側の気持ちとしては絞って3曲なんですよ。でもこれが1位というふうに選べたら、気持ち的に楽なのになって。」と当たり前の発言をしているのが印象的。自社運営でTAKUROが代表なのに何故この意見を通さないのか。以前からミスの多い運営でアンソロジーシリーズでも曲順を間違えたりとか交換対応レベルのミスを告知だけして済ませたり、誤植なんて日常茶飯事だったりするけど、TAKURO「一人一票で150字だっけ? もっと書かせてやれい。」「無効ですよ、やり直し!」「5曲ぐらいにしてあったら「1位、『疾走れ!ミライ』8万票」とかになるけど、今きっと92票とかでしょ?」といった茶化すような発言が目立ち、社長なのにTAKUROがこういう場面で我関せずな態度で茶化すだけでちゃんと対応せず…というのは毎回気になるところではある。
印象度★★★★☆
2025.6.7更新