DRIVE 2010〜2026-GLAY complete BEST
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 疾走れ!ミライ | TERU | TERU | GLAY&亀田誠治 | 51stシングル両A面曲 最高6位 売上4.4万枚 |
2 | シキナ | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 10thアルバム『GLAY』収録曲 |
3 | Bible | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 45thシングル 最高3位 売上6.0万枚 |
4 | Eternally | TAKURO | TAKURO | GLAY | 48thシングル3A面2曲目 |
5 | Satellite of love | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 10thアルバム『GLAY』収録曲 |
6 | あなたといきてゆく | TAKURO | TAKURO | GLAY&亀田誠治 | 55thシングル『WINTERDELICS.EP〜あなたといきてゆく〜』 最高3位 売上4.2万枚 |
7 | Beautiful like you | TAKURO | TAKURO | GLAY&川村ケン | 17thアルバム『Back To The Pops』収録曲 |
8 | さよならはやさしく | TAKURO | TAKURO | GLAY&村山☆潤 | 17thアルバム『Back To The Pops』収録曲 |
9 | Buddy | TAKURO | TAKURO | GLAY&亀田誠治 | 2ndミニアルバム『HC 2023 episode 2-GHOST TRACK
E.P-』、 17thアルバム『Back To The Pops』収録曲 |
10 | 海峡の街にて | TAKURO | TAKURO | GLAY&亀田誠治 | 61stシングル『HC 2023 episode 1-THE GHOST/限界突破-』C/W |
11 | はじまりのうた | TERU | TERU | GLAY&亀田誠治&村山☆潤 | 57thシングル『G4・V-Democracy 2019-』2曲目 |
12 | BRIGHTEN UP | TAKURO | TAKURO | GLAY&亀田誠治 | 17thアルバム『Back To The Pops』収録曲 |
13 | MUSIC LIFE | TAKURO | JIRO | GLAY&亀田誠治 | 13thアルバム『MUSIC LIFE』収録曲 |
14 | Precious | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 42ndシングル 最高2位 売上7.8万枚 |
15 | COLORS | TERU | TERU | GLAY&亀田誠治&村山☆潤 | 57thシングル『G4・V-Democracy 2019-』3曲目 最高2位 売上4.5万枚 |
16 | whodunit-GLAY×JAY(ENHYPEN)- /BUNNY Remix |
TAKURO& JAY of ENHYPEN |
TAKURO | Remix:BUNNY | 62ndシングル 新規リミックス |
※「シキナ」の編曲はGLAY&佐久間正英&DJ Mass、「the other end of the globe」の編曲はGLAY&亀田誠治&DJ Massだったはずだが2曲ともDJ Massが消されている。
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | BETTY BLUE | TAKURO | TAKURO&亀田誠治 | GLAY&亀田誠治 | 16thアルバム『FREEDOM ONLY』収録曲 |
2 | HEROES | TERU | TERU | GLAY&亀田誠治 | 52ndシングル3A面1曲目 最高5位 売上4.9万枚 |
3 | 祝祭 | TAKURO | TAKURO | GLAY&亀田誠治 | 16thアルバム『FREEDOM ONLY』収録曲 |
4 | BLEEZE | TERU | TERU | GLAY&亀田誠治 | 50thシングル(『BLEEZE〜G4・V』) 最高4位 売上5.9万枚 |
5 | DIAMOND SKIN | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 49thシングル 最高4位 売上4.5万枚 |
6 | lifetime | JIRO | JIRO | GLAY&亀田誠治 | 14thアルバム『SUMMERDELICS』収録曲 |
7 | Only One,Only You | TAKURO | TAKURO | GLAY&亀田誠治 | 60thシングル 最高4位 売上2.4万枚 |
8 | BAD APPLE | TAKURO | TAKURO | GLAY&トオミヨウ&亀田誠治 | 59thシングル 最高4位 売上2.2万枚 |
9 | Chelsea | TAKURO | JIRO&TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 10thアルバム『GLAY』収録曲 |
10 | 会心ノ一撃 | HISASHI | HISASHI | GLAY&YOW-ROW | 2024/7/31配信シングルVer.、17thアルバム『Back To The Pops』収録曲 |
11 | 運命論 | TAKURO | JIRO | GLAY | 47thシングル(46th同発) 最高4位 売上5.1万枚 |
12 | the other end of the globe | TERU&TAKURO | TERU | GLAY&亀田誠治 | 14thアルバム『SUMMERDELICS』収録曲 |
13 | Supernova Express 2016 | TAKURO | TAKURO | GLAY&亀田誠治 | 53rdシングル『G4・W』4曲目 |
14 | 悲願/GLAY feat.小田和正 | TAKURO | TAKURO | GLAY&亀田誠治 | 新曲 |
15 | BYE BYE LOVE Demo | TAKURO | TAKURO | GLAY | 新曲デモ |
16 | 会心ノ一撃(Canblaster Remix) | HISASHI | HISASHI | Remix:Canblaster Remix | 新規リミックス |
※「DIAMOND SKIN」編曲がGLAY&Seiji KamedaになっているがMasahide Sakumaの誤植。プロデュース表記は合っている。
※「Chelsea」は編曲表記は合っているが、プロデュース表記が亀田誠治になっていて佐久間正英の誤植。
Produced by 佐久間正英(DISC1-2〜5,14,DISC2-5,9)、亀田誠治(DISC1-1,6〜13,15,16,DISC2-1〜4,6〜8,10,12〜16)が正しい。
Blu-ray/DVD
GLAY デビュー30周年の軌跡「GLAY EXPO
2024〜2025」
「悲願 GLAY feat.小田和正」Music Video
リリースデータ
2025年4月23日 | 初登場5位 | 売上3.8万枚 | Produced by GLAY Produced by 佐久間正英(DISC1-2〜5,14,DISC2-5) Produced by 亀田誠治(DISC1-1,6〜13,15,16,DISC2-1〜4,6〜10,12〜16) |
ポニーキャニオン(LSG) |
メンバー
Guitar | TAKURO |
Guitar | HISASHI |
Bass | JIRO |
Vocal | TERU |
GLAY8thベストアルバム。『DRIVE 1993〜2009-GLAY complete BEST』と同時発売。1994年5月25日のデビューを起点とした30周年の締めくくり(2024年5月25日〜2025年5月24日が厳密な30周年期間)として企画された。20周年時は『REVIEWU』をリリースしたためか、今作は2作目のベストアルバムとしてファン投票を元に選出した『DRIVE-GLAY complete BEST』を踏襲してのファン投票ベストとなったが今作はUとは銘打たれず、収録範囲がタイトルに使用されている。投票期間は2015年1月19日19時〜1月31日に特設サイト上で行われ、何故か全期間から1曲しか投票できないというシステムだった。総数65,260票と公表されており、各期間内の1位から順に収録されているとされる。しかし1人1票であるため、総数65,260票のうちどちらの期間にどれだけの票が入っているかは一切明かされていない。「DIAMOND SKIN」、「Only One,Only You」はアルバム初収録。「BLEEZE」「会心ノ一撃」「Supernova Express 2016」はシングルバージョンアルバム初収録。「悲願」は新曲。「BYE BYE LOVE Demo」は2026年発表予定の新曲のデモ音源とされ、今作のタイトルが"〜2026"と未来になっているのはこのため。リマスターはStephen Marcussen。
通常盤2CD+Blu-ray、通常盤2CD+DVDは「GLAY
デビュー30周年の軌跡「GLAY EXPO 2024〜2025」」「悲願
GLAY feat.小田和正」Music Videoを収録。価格は同じ7150円。LPアナログサイズ特殊ジャケット仕様。
通常盤2CDはCDのみ。
G-DIRECT限定盤は2作セット『DRIVE 1993〜2026-GLAY
complete BEST』4CD+Blu-ray+CDプレイヤー。Blu-rayの内容は2作の通常盤DVD/Blu-rayの拡大版で、2作の内容に加えてDocument
of 2024 SUPER SLIPPA(台湾で開催されたフェス)、「The
Millennium Eve 2025 in Tokyo Dome」から2曲のライブ映像、「SO
FAR〜reach your star“HOWEVER”〜」がさらに追加収録されている。CDプレイヤーはいわゆるポータブルCDプレイヤーでオリジナルデザインとなっているが、海外製のOEM的なものと思われる。
DL配信は2作それぞれ配信されているが、ST配信では『DRIVE
1993〜2026-GLAY complete BEST』として1作にまとめて配信された。
なおこれまで一般発売はDVDのみだったために予約時に間違えてしまったようでDVD付を購入(安いならまだしも今回はBlu-ray付との価格差なしなのでグレードダウン版を買ってしまった事に…)。
1人1票で果たしてどれだけこの時期に1票を使う選択ができるか…。今作の1位、そしてギリ収録ラインの票数が気になってしまうところだが、恐ろしく少ないのではないか。『Back To The Pops』収録曲が多いのは直近のライブで聞いてその勢いのまま投票したファンが多かったためと思われる。「Eternally」〜「さよならはやさしく」までのバラード5連投は正直それぞれの良さを薄めまくっていて相殺しかしていない。アップテンポには変な曲も多かったし、1票を「百花繚乱」や「CRAZY DANCE」に使うわけにも…ねぇ…?と考えればメロウな曲に行きがちになるか。
地味に悲惨なのがあんなにTAKUROが推してたHISASHIの才能で、まさかのHISASHI曲は最新作「会心ノ一撃」が入っただけ。JIROの「運命論」が入って「JUSTICE [from] GUILTY」が外れるとは思わなかった。表題曲もしくは『G4』シリーズの1曲目に配置された「微熱Agirlサマー」も「彼女はゾンビ」も「デストピア」も「超音速デスティニー」も「ROCK ACADEMIA」も全部無い。JIROが「運命論」だけでなくアルバム最終曲の「MUSIC LIFE」「lifetime」の2曲まで選ばれているのとは対照的だ。JIROの方がシングルで表題もしくは1曲目が「運命論」しかなく、G4シリーズでも2曲目か4曲目でリード曲にはならない地味な配置が多かったが逆に数少ないメイン級の扱いの3曲に集中しやすく、HISASHIは票割れを起こしたのだろうか。それにしたって本人そこまでメインライターになるつもりなさそうだったのにTAKURO始め周囲が盛りあげてメイン曲けっこう続けてそこそこ乗り気にもなっていただろうにこの結果では本人もさりげにかなりショックなのでは…。そしてその唯一のHISASHI曲「会心ノ一撃」が何故リミックスでもう1回収録されているのかもかなり謎。
と、全体に選曲は謎なところが多いが引き続きバラード系に集中し、加えてTERU作曲がやたらと好評で選曲されまくるというのが大きな特徴。無理やりこの時期をまとめるとすればまあ割と無難にまとまった方なのだろうか。この期間で区切るなら今作は『THE GREAT VACATION Vol.3』の方が良かったんじゃないかとは思う。初めて2010年以降のGLAYを聞くというリスナーがどれだけいるかは分からないが、王道曲ばかりなので聞きやすい事は聞きやすいとは思うが…。う〜ん、これで良かったのかとは思ってしまう。
DVD
映像の収録時間は30分程度だった『DRIVE 1993〜2009-GLAY
complete BEST』の2倍ある。GLAY
デビュー30周年の軌跡「GLAY EXPO 2024〜2025」がこの1年間のドキュメント映像になっているためで30周年期間で何をやってきたかがインタビューも交えてまとめられている。ただ1年間を振り返る都合上、『Back
To The Pops』制作の話もけっこう入ってきて、これ『Back To The Pops』の特典映像に入れれば良かったんじゃね?と思うようなアルバムインタビュー&メイキングまで一緒に入っている。『Back
To The Pops』ではG-DIRECT盤に「Back To The Pops Member
Interview & Documentary」をフル収録し、一般発売盤は編集して短くしたshort
ver.にしていたが、今作には少なくともshort
ver.ではカットされていたと思われるインタビューやメイキング映像が含まれているし、今作でわざわざそれを見せられても…。アンソロジーシリーズでも収録映像の選択に疑問が浮かぶような事をしていたがそういう芸風なのか。
「悲願/GLAY feat.小田和正」を聞くと小田和正の出番少なくね?コーラスだけ?と思ってしまうが、ドキュメント映像では現場に到着した小田和正本人が譜面を見ながら「この部分はTERU君に譲ってだね…」「ここからコーラスで出た方がいい」などと当初GLAYと亀田誠治は小田和正のソロパートも用意していたが、小田和正の意見でコーラスのみになった事が示されている。この部分は『DRIVE 1993〜2009-GLAY complete BEST』のインタビュー映像でも同じ映像を少し出していたのでスタッフサイドとしてはGLAYは小田和正に来てもらってソロパートを用意しなかったわけではなく小田和正本人がこう言ったからこうなったんだよ!というのは強調しておきたかったのかなと思った。
印象度★★★☆☆
2025.6.8更新