中居正広 ソロ全曲&N.マッピーWorks 1991-2015

中居正広が音痴を公言するようになったのはおおよそ97年くらいである。デビュー当初最初にソロパートが回ってきたのは中居だし(1stシングルC/W「SMAP MEDLEY」)、アルバムで完全なソロ曲をもらったのも森(1st)・木村(2nd)に続いて3番目(3rd)。その後も95年くらいまでの中居は普通にソロパートを歌う機会は多かった。どういうわけか森脱退と前後する96年頃に急に他の4人にだけソロがあるのに中居にだけ無い…という状況になり、中居の歌を聞ける機会が激減。沈黙の末にやがて音痴ネタ解禁となった。以降『うたばん』でも紅白での危うい歌唱を石橋にイジられ、「僕は歌ってないんですけど」や「歌ってないのに200万枚」(実際はもちろん歌っているわけでリップサービス)など音痴ギャグをぶちかますようになったので、中居=音痴というのは国民的常識として浸透するまでになった(これに対して後年は草gが「僕は隠れ音痴」と公言するようになったがあまり浸透していない)。

世にも珍しきリーダーの楽曲のみをピックアップ!として20周年時にシングルレビューの後に展開したこの中居ソロ&N.マッピー名義での制作楽曲だけを取り上げた謎企画。25周年も当然これのバージョンアップ版で締めようということで、前回以降の2曲を追記。って5年で2曲しか増えてなかった…。

N.マッピー名義では舞祭組のプロデュースがあるが、さすがに本人がボーカル参加してない楽曲まで取り扱うのもなんか違うということで、ソロ曲、メイン曲、N.マッピー制作によるSMAP楽曲に限定した。

2011年執筆+2016年修正&追記

悲しくて眠れない
作詞:真名杏樹、作編曲:重実徹
記念すべき初ソロ曲。1stと2ndで森と木村がソロ曲をそれぞれ与えられ、メンバーの中では3番目の登場となった。次の4thでは6人全員にソロ曲があり、残った3人はそこで一気に初ソロ曲となった。最年長リーダーという事もあったんだろうけど、少なくともソロ曲を回避させられるほど歌唱力を問題視されていなかったことが分かる(当時は草gの歌唱力の方が危険視されていた感じ)。というのもこの曲ごまかしが効かない聞かせるバラードなのである。かなり若い歌声だが、現在へ至る面影も漂う初々しい歌声は少々危なっかしいものの意外とちゃんと歌えている。全員下手と言ってしまえばそれまでだが当時の他のメンバーと比較すれば標準ライン。曲自体はキーボード演奏のみで静かに始まり、静かに歌い出すのにいきなりドガシャ〜〜〜ン!!とバンド演奏が入る。ドラマティックさを狙いすぎてその唐突な入りは最早いきなり「ワッ!」と大声出す古典的なドッキリのような仕様になってしまっている。サビはロックバラード的で切ない失恋ソングだが、とりあえず丁寧に歌ってますという感じで余裕は無くあまり切なさは感じない。
★★★☆☆
3rdアルバム『SMAP 003


泣きたい気持ち
作詞:相田毅、作曲:太田美知彦、編曲:土方隆行
6人全員にソロ曲があった4thアルバムでの中居のソロ曲は前作とは打って変わったアップテンポなロックナンバー。若干危ういものの堂々たる歌唱で歌いきっている。

後にどういうわけかSMAP主演映画「シュート」主題歌としてこの曲が再利用され、「Hey Hey おおきに毎度あり」C/Wとして全員歌唱バージョンに歌い直されてシングルカットされた。何故中居のソロ曲を使いまわそうと思ったのかは謎だが、『ウラスマ』でも6人バージョンが収録されており、6人バージョンの方が一般的になってしまっている。6人バージョンに慣れてしまうと中居1人のボーカルだと何だか頼りなく感じてしまうという…。
★★★★☆
4thアルバム『SMAP 004
「Hey Hey おおきに毎度あり」C/W(6人バージョン)

4thベスト『ウラスマ』(6人バージョン)


失くしたり見つけたりのEveryday
作詞:相田毅 、作曲:谷本新、編曲:CHOKKAKU
当時としても異例のフィンフィンしたディスコ系ナンバー。厳密にはソロ曲ではなくサビを全員で歌っているが、サビ以外の平メロが全て中居ソロという異色の編成になっている。5thアルバムは前作の反動でメンバーソロ曲が1曲も無く、2人で歌った曲はあるが、1人だけフューチャーしたのはこの曲のみだった。平メロのみなので中居が楽に出せる音域になっており、かなりカッコいい仕上がり(随所で危うい感じはあるけど)。
★★★☆☆
5thアルバム『SMAP 005


MY CHILDHOOD FRIEND〜鏡の中のRadio
作詞:久保田洋司、作曲:谷本新、編曲:長岡成貢
「悲しくて眠れない」に続く大マジバラード。友達が恋人に変わるラブソング。今回はド派手なサビでの盛り上がりが無く、終始落ち着いたポップバラードとなっている。キーも中居に合わせて無理な高音にはいかないようになっているので終始無難に歌い通している。だが肝心の曲の方が普通のバラードと言った感じであまり名曲という気がしない。ただ音痴ネタ解禁以降の中居しか知らない人には驚きの1曲だと思う。マジすぎて。結果的に中居の音痴ネタ解禁前としては最後のソロ曲であり、これを最後にしばらく1人だけソロ曲が無いとかソロパートが少ないといった状況が数年続く事になる。

02年のツアーでは久々にこの曲をマジ歌唱した後にモーニング娘。の「ザ☆ピ〜ス!」をまさかの原曲キーのままでカバー。前半は当時のモー娘。風の衣装で女の子と踊っていたが、後半はムサい男集団とパンツ1枚で踊り狂うという離れ業を見せ、結果的には衝撃的ネタコーナーの前フリとしてこの曲が使用された。
★★★☆☆
6thアルバム『SMAP 006 SEXY SIX


みんな1人じゃないのだ!?
作詞:N.マッピー / 、作曲:N.マッピー・Mark Davis、編曲:Mark Davis
N.マッピー名義での1作目。衝撃の自作ソロラップ楽曲。『007』と『008』まではまだ普通にソロパートがあったのだが、『009』ではついに中居だけソロ曲なしというあかさらまな形で完全に中居が干されてしまう。そんな沈黙の中で中居が選んだのは禁断の音痴ネタ解禁だった。冒頭ニュースのお姉さんが中居台風15秒後に上陸することを伝え、音痴がうつる可能性があると十分な警戒を呼びかける。やがて台風が上陸=曲がスタート。派手なサビはコーラスが厚くかかっており、あまり中居の歌声は聞こえない。しかしラップに突入するといきなり「歌わせてくれてもいいじゃん マイクの音量俺だけ低いよ オイラの歌は本当はジャイアン 歌が下手なの それはやばいじゃん」ととんでもないラップをハイテンションで歌い出す。その後、下手でもチビでもハゲでもいいじゃないかという開き直りを一通りラップすると、当時スマスマでやっていたコント「マー坊」のキャラネタを披露。2番では当時出演していたCMの製品名を列挙しまくる。物凄いハイテンションで「じゅうにっじょおこえたら!!(十二畳越えたら) ダイキンワイドリビングエアコン!!!」と歌うサビ手前の恐るべき勢いは爆笑必至。音痴ネタを解禁して存分に暴れまわったネタ曲だけに、楽しんだもん勝ちではあるが、さりげにこのハイテンションな曲にしっかり乗っかっていける中居のリズム感は実はけっこう凄いんじゃないかと思う。以降の曲でもこのリズム感の良さは発揮されていく。
★★★★☆
10thアルバム『SMAP 011 ス


おいらの人生のっぺらぼ〜!
作詞:N.マッピー 、作曲:N.マッピー・岸利至、編曲:岸利至
前作の続編的要素もあるよりパワーアップしたラップナンバー。駅のホームでの女子高生が中居が死んだらしいと話している会話からスタート。前のアルバムのソロで「笑った顔して死ねたらいいじゃん」(前作の音源引用)とか歌ってたので(「あれ歌じゃねーよ!」という女子高生のツッコミ付)本当に笑った顔して死んでたらウケる〜と盛り上がる女子高生たち。舞台はお寺(?)に移動し、中居が「たい〜へん〜なが〜らく〜おま〜たせ〜しま〜した〜いち〜ねん〜いち〜どの〜わた〜しの〜おま〜つり〜」とお経調にポクポクやり始める。「僕には今しかないです」とか「トイレに行く人少しは我慢」とかライブにおける中居のソロはトイレタイムという後々に繋がっていくネタが既にばらまかれているのもポイントだ。やがてテンポアップしていきまっぴーまっぴーまっぴーまっぴーまっぴー(以下略)と中居以外の声も入ってきて祈りが盛大になっていくと再び鐘の音、「死ぬ〜わけ〜ない〜だろ〜〜ぉ」というお経とと共にようやくイントロが開始。歌が始まるまでにカップヌードルが出来てしまう程の前フリの長さである。今回もサビはコーラスがかかっているが、サビ終りの高音を単独でバッチリ出していたり、最後のサビ前ではコーラスなしでサビメロを綺麗に歌っていたりも。それ以外はイキイキしたラップが展開。前回と違って1番の歌詞にあまり意味らしい意味が感じられないが、2番では当時よく共演していたタモリ(中居によるモノマネ)、石橋貴明(石橋本人の声を使用しているためクレジットされている)、ナイナイ(ピー音で削除されているため不参加)などを持ち出してネタにしている。また気色悪いオカマキャラが登場するがこれは当時のスマスマでやっていた「マコちゃん」という草gの彼氏設定のキャラクター。間奏も無駄に長く、当時バラエティに出ていたMr.マッスル(筋肉ムキムキの外人が口パク状態で日本人のDJっぽい人が声を担当していたキャラ)が登場して盛り上げたり、クイーンの「We Will Rock You」の引用があったりと間奏も無駄に長く、前回以上にステージを意識したような演出が盛り込まれている。結果9分越えという最長楽曲になってしまっているが存分に楽しめるネタ曲。
★★★★☆
ミニアルバム『la festa


Five True Love
作詞:N.マッピー・しんご・土生京子、作曲:N.マッピー・日高智、編曲:日高智
5人が順番にラップするメンバー紹介ソング。さりげに「しんご」名義で香取も参加しているが、中居と香取は相田毅との共同名義で『008』の「Slicker's Blues」という曲を作詞したことがあった。後に同系統のメンバーネタソングが2曲制作され、今作は今となってはまだ緩いというかパッとしないところはあるんだけど当時はけっこう面白い曲だと思った。大サビではラップではないマジなメロを歌うカッコいい中居ボイスが聞けるのはポイント。サビの全員歌唱がなんだかヨレているのは何故なのか…。
★★★☆☆
12thアルバム『SMAP 013 BIRDMAN
6thベスト『
SMAP 25 YEARS


FIVE RESPECT
作詞:N.マッピー・鈴木おさむ、作曲:N.マッピー、編曲:鈴木Daichi秀行
作曲が単独になっている唯一の曲。わずか3年で「Five True Love」のやり直しのようなメンバー紹介ソングだが、稲垣メンバー復帰というタイミングでもあった。ロック調で勢いもあるのでよりパワーアップさせた感じになっている。TVでも何度か歌われているので2番煎じだったはずがこっちのみが有名になってしまった。メンバーの当時の出演作などが反映され、「Crazy Five」が出来るまではTVで歌う機会も何度かあり、時期に合わせて歌詞を変えて歌われていた。「世界に一つだけの花」でNo.1よりオンリーワンを掲げておきながら思いっきり「We're No.1」とNo.1宣言しているのはツッコミどころだが、シングルカット前でまだそこまで持ち上げられていなかった頃なのでそんなに意識して制作していなかったようだ。
★★★★★
14thアルバム『SMAP015/Drink! Smap!
6thベスト『
SMAP 25 YEARS


トイレットペッパーマン
作詞:井手コウジ・N.マッピー、作曲:井手コウジ・N.マッピー・米光亮、編曲:米光亮
5年ぶりのソロ曲。これ以前からライブのソロコーナーがトイレタイムになるのをネタにしていたが(前作でも「トイレに行く人少しは我慢」とお経していた)、年々それを激化。そんなトイレネタを100%全力で解禁したのが今作である。時期的にも『世界に一つだけの花』の直後のアルバムとなり、通常時よりも注目が集まっている中だったのと、あまりの楽曲の破壊度っぷりにソロ曲の中では最大の知名度を誇る。ロック調でサビ以外はラップのような叫びのようなネタ状態だが、サビは例によってちゃんと爽快メロディーしている。全編地声を張り上げてイキイキと歌っているがラストでは笑ってしまったりわざと音を外したような箇所もあり、わざと外したテイクを採用する遊び心も。驚くのは意外なキーの高さで、スマスマで5人で歌うバージョンの要望が殺到したとかで歌った際はサビの最高音がきつすぎて木村・香取でもかなり厳しいことになっており、結局中居にしかこの曲が歌えないことが証明されてしまった。中居ソロ史とアイドル暴走楽曲史に渾然と輝く名曲。いや迷曲か?怪曲か?
★★★★★
15thアルバム『SMAP 016/MIJ


ブリブリマン
作詞:N.マッピー・井手コウジ、作曲:N.マッピー・NAT All Stars、編曲:NAT All Stars
ソロ曲はDISC-2でというのがパターン化したことで、以降アルバムごとにソロが聞けるようになって嬉しい限りだが、前作で完全にクライマックスを迎えてしまったせいかネタとしても曲としても一気にテンションが下がってしまった印象。意外なことにピアノバラードで曲が開始し、大真面目に歌唱。そして1コーラスで曲が変わり、デジロック調のアッパーな曲に変わる。ここでは爽快なサビとラップが展開。さらにこれも1コーラスで曲が変わり、オカマになって歌い出す(音が外れまくりで全く歌えてない)という三部構成。最後は子供が最初のバラード部分を歌って終了する。三部というか別々の3曲をメドレーで繋げただけの整合性皆無の曲。少なくともマジな曲ではないし、受け狙いにしても滑っている感が満載で意味が分からない。
★★☆☆☆
16thアルバム『SAMPLE BANG!』


女の子とLOVE SONG
作詞作曲編曲:後藤次利
今回は時間が無かったとかで提供曲となりN.マッピーは制作に関与していない。タイトル通りの曲で浦嶋りんこという女性シンガーとデュエットしているラブソング。今回も別々の曲をメドレーで繋げたみたいな形になっておりバラードからアップへ変わった後にバラードへ戻って終了。特に笑いの要素も無く、かといって物凄くいい曲というわけでもないので印象が薄い。
★★★☆☆
17thアルバム『Pop Up! SMAP


宮下がつくったうた
作詞:N.マッピー・宮下昌也、作曲:N.マッピー・宮下浩司・宮下昌也、編曲:N.マッピー・宮下浩司
宮下昌也と宮下浩司が作詞作曲編曲に関わっているのがタイトルの由来。これ以降、この2人との共作がメインとなった。今回は作詞作曲だけではなく編曲にまでN.マッピーの文字が入っている初の作品にもなった。何かもう適当になってないか?という気がしてくるほど面白味も無ければ、純粋に曲としていいわけでもなく普通。最後は少しふざけたくなったのか、笑っちゃって歌えなくなり、しかも漢字読めない!とか言って歌詞をわざと飛ばすなどの小ネタが挟まれるが、かつてのような派手な笑いを取りには行かない辺りには年齢を感じる…
★★★☆☆
18thアルバム『super.modern.artistic.performance


Memory〜June〜
作詞:N.マッピー・宮下昌也、作曲:N.マッピー・宮下浩司・宮下昌也、編曲:N.マッピー・宮下浩司
マイケル・ジャクソンへの思いを歌にした大マジダンス曲。アレンジ含めた曲全体にはコールドプレイの「美しき生命」っぽい部分もあるが、この時期Buono!やGOING UNDER GROUNDでも「美しき生命」に似たアレンジの曲があったので流行りだったのだろう。前2曲とも違って本当にマジな1曲であり、ネタなしの勝負。カッコいいシンガー中居正広が堪能できる名曲。相当思い入れがあるようで末期はおふざけばかりの「うたばん」の果ての「ミュージックアワー」でも石橋に一切いじられる事なくマジで歌い切っていた。
★★★★☆
19thアルバム『We are SMAP!


ねぇ…
作詞作曲編曲:N.マッピー・谷口尚久
次回作で中居にだけソロ曲が無かったので結果的にSMAPにおける中居最後のソロ曲。童謡のような素朴なバラード。今までだったらここを導入部にして別の曲へメドレー展開するような曲だがそのまま終わってしまうという…。この頃には喉の不調が進んでいたのか低音で声が割れるという状況になっていてどうにも枯れきった印象も…。
★★★☆☆
20thアルバム『GIFT of SMAP


CRAZY FIVE
作詞作曲編曲:N.マッピー・宮下浩司・宮下昌也
メンバーネタソング第3弾。○〜○〜く〜ん!な・あ・にぃぃぃぃ!!と幼稚園児風に叫んで次のメンバーへつなぐギミックは完全に滑り倒していたし、おふざけのキレが無くなってしまったのはやはりだったのだろうか…。歌詞も特に意味のない英単語ばかりで埋め尽くされ、以前のようなメンバーの特徴に絡めた内容が薄く、ほとんど断片的なキーワードが羅列される程度になってしまった。TVでも「FIVE RESPECT」は時代に合わせて歌詞を変えて歌い続けていて一般レベルで知られつつあったのでここで新作は必要なかったと思うんだけど…。
★★★☆☆
20thアルバム『GIFT of SMAP
6thベスト『
SMAP 25 YEARS


2014年の『Mr.S』では中居にだけソロ曲が無くなり、このため016以降恒例だったソロ曲DISCではなく、アルバム本編を2枚組にしてメンバー4人のソロ曲も本編に組み込む形へ変更。N.マッピー名義での制作も行われなかったので、SMAPにおける中居ソロ及びN.マッピー名義は2012年が最後となった。

2013年以降、中居の音楽制作活動は後輩のキスマイから後列4人だけで結成した舞祭組のプロデュースを開始する形で継続していた。13〜15年にかけてシングル3枚をリリースし、この際はN.マッピーではなく「なかいさん」名義で共同制作者も「宮下がつくったうた」以降関与していた宮下2名が「宮下兄弟」→「宮下工務店」の名義で参加していた。自らの音痴ネタ自虐をグループ内格差へ発展変化させる形ではじけまくりな楽曲を提供。しかし段々内輪ネタに走りすぎて『UTAGE!』視聴者以外を完全に置いてけぼりにする形にはなったが…3年連続での楽曲発表は2年に1回になっていたソロ曲よりもペースが速かった。

15年9月には舞祭組のアルバム制作もキスマイのライブ中に発表されたようだが、この頃からそれどころじゃない状況になったためか話が流れてしまったようだ。17年1月の舞祭組の新曲が12月末に発表された際は作詞作曲は「舞祭組」名義と判明。さらに大切な人への感謝や愛を歌ったバラードとされたが、中居への感謝をストレートに綴ったかのような内容だった。音源解禁もスマスマ最終回直後に自分たちのラジオではない別番組でかけるという舞祭組メンバーの思いが詰まった粋な展開だった。

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