ROUTE 16/FUNKY MONKEY BΛBY’S

2022年6月29日
初登場14位 売上0.4万枚

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9ヵ月ぶりの再始動2作目。
初回盤はライブDVD「WE ARE FUNKY MONKEY BΛBY’S in 武道館-2021-」付属。

ジャケットに起用されたのは現役のNMB48渋谷凪咲。2月のシングル『恋と愛のその間には』劇場盤のみC/W「夢中人」が渋谷凪咲がソロで和食さとの初代アンバサダーに起用されてCMタイアップになっていた事からこの曲のセンターを渋谷が担当し、劇場盤のジャケットは渋谷凪咲の顔アップというファンモンパロディ的な内容になっていた。本家にも出たら面白いというファンモンサイドの意向で本家ファンモンからオファーしたという。渋谷凪咲はMVにも出演している。

1.ROUTE 16

ファンモンのシングルというと直球のラブソングか応援歌かの二軸だったが、今作では過去の夏を振り返る視点で各々の夏の思い出に寄り添うような解釈の余白がある楽曲。メンバーは40代となり、現役時代の彼らを聞いていた学生世代でも概ねアラサー以上に差し掛かるくらいの年月は流れたわけで、ちゃんと自分たちも当時のリスナーも年月を重ねた視点で描かれているのがいいと思う。これは当時のリスナーにも刺さるのでは。戻れない過去の夏という感傷は2019年以前と比較しても確実にあるわけで。

前作は前作でいいとして今作は再始動したからこそといった1曲。現役時代はベストでさらっと聞いた程度で正直もっと若い子向けと思っていて熱心に聞けることはなかったし、ソロのファンキー加藤のイメージも熱血過ぎて合わなさそうというイメージだった。サブスク導入でなんとなく新作を追い始めたがこれは思ったより今後に期待できそうだ。
★★★★☆

2.ラブソング

ゆったりしたノリながらこっちは変わらぬ愛を歌ったラブソング。こっちの方がイメージ的にはらしいのかもしれない。このように変わらぬ部分も見せるが、変わる部分もあるというバランス感覚はいいな。
★★★☆☆

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