Cross/亀梨和也

2023年8月18日
初登場1位 売上10.6万枚

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KAT-TUNメンバーの4年3ヶ月ぶり2作目のソロシングル。何故か世界標準の金曜発売となった。

初回盤はC/W「That is that」の全2曲。「Cross」「That is that」のMV%&メイキングとLAでのジャケット撮影メイキング映像を収録したBlu-ray付、DVD付の2種。
通常盤はC/W新曲無しで「Cross」のカラオケ収録の全2曲。
ジャニーズストアオンラインショップ限定の通販盤はC/W「00’00’16」「夏の終わり」収録の全3曲、特典映像「亀さんぽ♪Driving」を収録したBlu-ray付、DVD付の2種。6月30日~7月31日までの予約限定だったため発売20日ほど前には入手不可となった。

近年のKAT-TUN同様に配信(DL/ST)もされ、今回は初回盤準拠の2曲配信となっている(ジャケ写も初回盤のものを使用)。

1.Cross

日テレ系の野球中継と『Going!Sports&News』テーマソング。2010年からのKAT-TUNの新曲確約枠で前2年はシーズン途中で交換して2曲起用となっていたが今年は現時点でも使用されていて1曲起用になる模様。また2017年、2019年以来3度目のソロ曲での担当となった。作詞:亀梨和也、作曲:布袋寅泰、編曲:布袋寅泰,岸利至。

布袋寅泰とのタッグとなり、作詞は本人、作編曲に布袋寅泰という単に曲もらうだけではないコラボレーションも展開。かつて布袋寅泰がTOKIOやももクロに提供した時のようなジャキジャキにエレキギター鳴ってて…というのとはだいぶ方向性が異なり、ギター中心ではあるがメイン路線のクール系とも融合させたようなコラボらしい雰囲気。カッコいいんだけど一定のポップさもあって思っていたより聞きやすかった。この辺りはコラボの醍醐味だろうか。ただこれ別に3人でKAT-TUNで歌っても良かったようには思うし、間奏にわざわざラップを挟んでいるのもKAT-TUN用に用意していたっぽく思える(2015年に嵐「心の空」を提供した際、既にサクラップはほとんどやらなくなっていて頼んでもいなかったがわざわざサクラップパートを空けておいてくれたという事があった)。そこは単独で”作詞:亀梨和也”でコラボする都合上という事なんだろうか(日テレの野球タイアップ自体も実質的に亀梨単独獲得枠みたいなところあるし)。
★★★☆☆

2.That is that

作詞:25→graffiti、作曲:Erik Lidbom,Ninos Hanna、編曲:Erik Lidbom
Erik LidbomなんかはKAT-TUNにも多数参加しており、KAT-TUN用のストックをソロで歌っている感じもあるが、横文字系作家陣による横文字系クールナンバー。今時っぽく、Kの国のとかA社のダンス系シンガーが歌ってそうなイメージの曲。この手の曲を歌いこなす歌唱力は存分に備わっていてカッコいい。
★★★☆☆

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