THE BOOM 2(BLUE)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | いいあんべえ | 宮沢和史 | 宮沢和史 | 5thアルバム『FACELESS MAN』収録曲 |
2 | 18時 | 宮沢和史 | 宮沢和史 | 12thシングル『真夏の奇蹟』C/W |
3 | 砂の岬 Ponta de Areia | MILTON NASCIMENT、 FERNANDO BRANT 日本語詞:国安真奈・宮沢和史 |
17thシングル『手紙』C/W ブラジルのスタンダードナンバーのカバー |
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4 | 帰ろうかな | 宮沢和史 | 宮沢和史 | 15thシングル 最高9位 売上21.8万枚 |
5 | 幸せと書いた手紙 | 宮沢和史 | 宮沢和史 | 7thアルバム『TROPICALISM -0°』収録曲 |
6 | モータープール | 宮沢和史 | 宮沢和史 | 6thアルバム『極東サンバ』収録曲 |
7 | 夢を見た | 矢野顕子 | 宮沢和史 | 7thアルバム『TROPICALISM -0°』収録曲 |
8 | 幸せであるように | 宮沢和史 | 宮沢和史 | 5thアルバム『FACELESS MAN』収録曲 |
9 | つばき | 宮沢和史 | 宮沢和史 | 5thアルバム『FACELESS MAN』収録曲 |
10 | It's Glorious | 宮沢和史 | 宮沢和史 | 6thアルバム『極東サンバ』収録曲 |
11 | 街はいつも満席 | 宮沢和史 | 宮沢和史 | 7thアルバム『TROPICALISM -0°』収録曲 |
12 | 時がたてば | 宮沢和史 | 宮沢和史 | 18thシングル 最高24位 売上7.0万枚 |
DJ:CATAPILA(4)
リリースデータ
1997年3月21日 | 初登場20位 | 売上2.6万枚 | Sound Produced by THE BOOM、久保田麻琴(1,5,6)、R.J.W.(2,4)、矢野誠(7) | ソニー |
メンバー
Vocal,Guitar,三線,Percussion | 宮沢和史 |
Guitar,Percussion,Chorus | 小林孝至 |
Bass,Percussion,Chorus | 山川浩正 |
Drums,Percussion,Chorus | 栃木孝夫 |
THE BOOM3rdベストアルバム。前作『THE BOOM 2』から2ヵ月で発売された続編。前作と同じく3作のアルバム『FACELESS MAN』『極東サンバ』『TROPICALISM -0°』からアルバム曲を中心に選曲。「18時」のシングルバージョンはアルバム初収録。今回は新たなミックスは施されていないが前作同様に全体のマスタリングをTED JENSENが担当。各楽曲の簡易な解説と長い全体解説が記載されたライナーが別紙で封入されている。前作も不振だったが今作は更なる大不振でトップ10落ちどころか20位ギリギリとなり、リミックスアルバム含めてここまでの最低売上を更新してしまった。
アルバム3枚からベストアルバムが2枚。一応アルバム3枚全部(オリジナル盤)で46曲あり、前作と合わせて23曲収録されたので2/3ではなく、ピタリ1/2となる。前向きに考えれば2作を聞いてもまだ半分も同じような路線で楽しめる曲が3作のアルバムに残されているとも言えるし、半分は選びすぎとも言える。この時期の分かりやすい部分は前作で出してしまった事もあり、比較的ノレるサンバ系の楽しい感じの曲が多かった前ベストに対して今作はまったりとした地味目なナンバーが多くて真逆。ゲストボーカルとコラボした曲なども複数収録されていて、より挑戦的な部分にスポットを当てたのかもしれないけど、個人的にはシングルと「いいあんべえ」以外は印象に残ってなかったとかどうも苦手だなと思った曲ばかり一挙集結したみたいな選曲でオリジナルアルバム3作以上にとっつきにくかった。「帰ろうかな」「時がたてば」などのシングル曲もこの流れだと埋もれてしまってあまり良く聞こえてこない。20周年オールタイムベストの『89-09 THE BOOM COLLECTION 1989-2009』とも被りがシングル2曲と「いいあんべえ」くらいしかないので、ベスト盤としては被りが少ない1作ではあるんだけど、次に聞くベスト盤としてはあまりお勧めしない。それならオリジナルアルバムを3作聞いた方がまだ面白い。あくまで前作『THE BOOM 2』を聞いてもっと聞いてみたいと思った人向けだけど、特にここでしか聞けない曲もないし、『THE BOOM 2』が良かったならそのまま3作聞いた方がいいかも。
印象度★★★☆☆