23rd 夏模様

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23rd 夏模様

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2006年7月26日
作詞:Satomi、作曲:林田健司、編曲:佐久間誠、ストリングスアレンジ:佐藤泰将
前作同様にC/W2曲目「星のロマンティカ」は共通、初回盤は3曲目「NOASIS〜愛の旅人〜」+表題カラオケ(Backing Track)を収録、通常盤は3曲目「いつでもどこへでも」収録。

「ビロードの闇」に続く林田健司採用。翌年には関ジャニ∞『イッツ マイ ソウル』も採用されるなどJニーズ連続シングル採用となり、2009年にはこれら提供曲のセルフカバーを集めた『WORKS』を発売するなど活発化していた。

古き良き昭和なメロディーに沖縄民謡風アレンジを合体させたゆったりとした人生の夏休み感のあるナンバー。ザ・沖縄サウンドをそれっぽく打ち込んでいるわけではなく、三線やら指笛やら太鼓やらと沖縄関連楽器は1人で多重録音しているようだがきちんとクレジットされているので生楽器でちゃんとレコーディングされている模様(バンド演奏自体も打ち込みではなく生バンド起用)。2年前の『ね、がんばるよ。』C/W「コ・ハ・ル・ビ・ヨ・リ」でも沖縄風のアレンジをやっていたがまさか表題曲でいきなりやるとは思わなかった。当時のインタビューで当初のデモ段階では沖縄の要素は無かったような事も言っているのを見た記憶があるが、歌詞とメロディーともマッチしていてこれはいいなと。少年時代の夏休みを想起させるノスタルジックな歌詞だが、テーマとしては大人の夏休みといったところか。スローライフなんて言葉が浸透し始めた時代背景とも重なるところがあるだろうか。2番冒頭の“最近、忘れていたな… 立ち止まってみることはぐれた雲みたいに ボクは街と社会(ひと)に流されていた”という歌詞は大人になると凄く沁みる。

最初に聞いた時サビで剛の声が強すぎね?と思ったら、主メロを剛、ハモリを光一に完全にパート分けして歌唱しているからだった。間奏明けのソロパート(剛→光一)のサビでのみ光一が主旋律のサビを歌唱するが直後のラストサビではまたハモリに回るの地味に大変そう。
★★★★★
9thアルバム『I album-iD-
5thベスト『The BEST

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