24th Are You OK?

2001年10月24日
今作リリースよりTV出演が解禁され、逮捕直前の「Hungry Spider」以来となる「ミュージックステーション」に早速出演。メディア露出で復帰がさらにアピールされたが、初登場16位で売上3.7万枚と前作の半分以下にまで低迷。アルバム先行だったので売上が悪かったのかと思いきや肝心のアルバム『Home Sweet Home』は前作『太陽』の半分以下どころか、シングル『桃』の売上も下回るなど一気に低迷してしまった。このためか「ミュージックステーション」出演は今作を最後に6年近く途絶え、次に出れたのはエイベックスへの移籍1発目にして久々のトップ3ヒットを記録した「GREEN DAYS」だった。
過去曲リメイクの「Witch hazel(French Disco Version)」は初回プレスのみ収録。
前作同様にこのシングル盤では槇原のクレジットがKeyboardsのみ、毛利泰士がRhythm Treatmentしかないが、『Home Sweet Home』では槇原にProgramming、毛利泰士にSynthesizeが追記されている。
Are You OK?
復帰後は内省的で真面目なミディアム~バラードの連発だった中でようやくの明るい曲調。ビッグバンド調の陽気な楽曲で本格復活がアピールされた。Mステで楽しそうに歌っていたのが記憶に残っている。ブラスもシンセであり、基本的に打ち込みで構成されているが、意外と今まで無かったような華やかなサウンドに聞こえる。
歌詞は相変わらずの“気づき”路線。雨の日自転車で転んだ主人公を誰も助けてくれず、そのことから主人公は自身も困っている誰かを助けようなんて思ったことがなかった事に気づき反省。今日してもらいたかったことを誰かにしようと決意→同じように転んだ子を助けてあげる→凝りもせずまた転んだ僕を今度は助けてくれる人が!という道徳の教科書のようなストーリーが展開する。『太陽』や前作、後の「僕が一番欲しかったもの」に比べるとかなりコミカルかつライトなタッチで描かれている上にストーリーとして展開していくのででだいぶ情景がイメージしやすく聞きやすくはなったし、実際手探りで始まったこの路線をより広く届けるようにするための試行錯誤の中でそういった部分を意識したのだと思われる。
★★★★☆
11thアルバム『Home Sweet Home』
8thベスト『Completely Recorded』
1stライブアルバム『THE CONCERT CONCERT TOUR 2002~Home Sweet Home~』(Live)
1st配信限定ライブアルバム『MAKIHARA NORIYUKI SYMPHONY ORCHESTRA CONCERT “cELEBRATION 2015”~Starry Nights~』(Live)
C/W ファミレス
日常の大切さを歌った“気づき”食事編。ファミレスそのものを題材にしたわけではなく、ケンカした君と仲直りするためにファミレスに行こうと持ち掛ける。「Are You OK?」同様に具体的なシチュエーションを用意する事で前作までよりも情景が見えやすくなり、聴きやすくなっている。加えて楽曲の暖かさもだいぶ戻ったような印象のシングルになった。
★★★☆☆
11thアルバム『Home Sweet Home』
初回盤のみC/W Witch hazel(French Disco Version)
4thアルバム『SELF PORTRAIT』収録曲のリメイク。基本的には原曲イメージを大きく逸脱していないが、前回よりもリアレンジっぽさがあってタイトル通りにフレンチディスコっぽいリズム感があるし、締まった音色になっているように聞こえる。また何より分かりやすいのは間奏が長くなっていて80年代半ば~後半にかけてのバージョン名で言うところのExtended Version的な要素もある。
今作リリース時は原曲はベスト盤でまとめて聞いて多少耳に残っていた程度だったので、リアルタイムで改めてこの曲を聞く事でいい曲だなと認識したのを記憶している。個人的にはベスト盤で後追いで聞いた曲たちを改めてしっかりリアルタイムで聞く事ができたこの時期のリメイク展開は好きだった。まあこの第二次ワーナー期は今作まではともかくこの後のシングルでは完全にマニアックに走るので、過去曲リメイクを入れられると当時はどうしても前の方が良かったという印象も強まってはしたまっていたけど…。
★★★★☆
French Disco Versionアルバム未収録
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