22nd 音のない世界/時のベル

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22nd 音のない世界/時のベル

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2009年2月4日
同事務所のレミオロメンがエイベックスに新たに事務所のレーベルOORONG RECORDSを立ち上げて移籍。これに合わせて元々エイベックスにいたMy Little LoverもOORONGへ移動した。マイラバは前年にトイズ時代の権利を移動させてエイベックスからMY LITTLE LOVER全アルバムを通常プラケース仕様にリサイズして再発していたが、結果的にメインレーベルであるエイベックス(AVCD品番)で再発しておいたために早期廃盤を免れた。OORONGはレミオロメンが活動休止した事とマイラバの活動も停止した事で所属者の稼働が無くなりそのまま消滅、OORONGでアルバムを再発していたレミオロメンのCDは全て早期廃盤になってしまった。『り・ぼん』以降のエイベックス移籍後の音源はAmazon Musicのみ配信されていないが、OORONG移籍が関係しているのか今作からは配信されている。しかしAppleやSpotifyなど作品単位でエイベックス時代の曲が配信されているサブスクでも一貫して『Best Collection~Complete Best~』はエイベックス時代がカットされており、今作以降の収録となっている。

一方でCDカタログにおいてはOORONGの作品はレミオロメン中心にAmazon謎の不具合(?)カタログ削除(『レミオベスト』が抹消されたのを筆頭にOORONG再発盤が消えている)の憂い目にあっており、マイラバの場合は今作のCD+DVDが削除されている。

C/Wには新曲ではなく「Hello,Again~昔からある場所~」「愛と平和」のacoakko Liveバージョンを収録。

「音のない世界」の昼ドラタイアップが当たったのか、先行配信していた着うたが『レコチョク』で1位を獲得するなど久々に注目を集めており、初登場8位、売上2.9万枚を記録。実に「DESTINY」以来10年7ヶ月ぶりトップ10入りとなった。ソロプロジェクト以降唯一のヒット作

音のない世界

作詞:akko、作曲:松浦友也、編曲:皆川真人
TBS系愛の劇場40周年記念ドラマ『ラブレター』主題歌。『アイデンティティー』期の曲にはストリングスのクレジットが無かったが、今作以降は普通にバンド+ストリングス編成(今作は弦一徹ストリングス)。「DESTINY」前後の頃の難解さも出てきていた頃のシリアスなマイラバの王道っぽい雰囲気か。イメージを変え過ぎず、小林武史が作る模倣っぽいマイラバよりも今の本物のマイラバっぽさはある。松浦友也は「dreamy success」に続くシングル表題起用だが、少なくともこの時点での小林武史よりはいいメロディーを書いていたように思う。今作だけ極端に強いわけでもない…が、タイアップが当たりさえすれば、この手のマイラバのポップスはまだ求められていたという事もあったのかもしれない。
★★★☆☆
8thアルバム『そらのしるし
3rdベスト『Best Collection~15th Anniversary Box~』『Best Collection~Complete Best~』『Best Collection~Best Akko~』

時のベル

作詞:akko、作曲:tetsuhiko、編曲:皆川真人
ダイハツ「ミラ」CMソング。tetsuhikoは「り・ぼん」に続く表題曲起用。

ルリランラン ルリランラン♪のサビが「ALICE」を彷彿とさせる。というか「り・ぼん」にどこか「Hello,Again~昔からある場所~」っぽさが少しあったのとは比べ物にならないくらい思いっきり「ALICE」のパロディを堂々隠す気も無くやっているような…。さすがに今作はセルフパロディが過ぎたように思うが、しかし振り切ってここまでやると他の”っぽい”曲よりも馴染みがあるだけにより具体的に”「ALICE」っぽい曲”として結局エイベックス時代で1番覚えている曲になるという・・・。
★★★☆☆
8thアルバム『そらのしるし
3rdベスト『Best Collection~15th Anniversary Box~』『Best Collection~Complete Best~』『Best Collection~Best Akko~』

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