24th ひこうき雲

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24th ひこうき雲

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2011年10月12日
作詞作曲編曲:小林武史
2010年の15周年ベスト『Best Collection』、アコースティック企画アルバム『acoakko debut』を経て、シングルとしては2010年のMY LITTLE LOVER × kitson名義での「ハーモニー」(『Best Collection』新曲枠で収録)、2011年のはなかっぱ×マイラバ「カラフル」と企画作リリースが続いていたが久々の一般発売通常シングルで結果的に最後のシングルCDにしてOORONG RECORDSでの最終作品。アルバム『そらのしるし』では作詞作曲編曲演奏の制作に一切関与しなかった小林武史が一転して作詞まで自ら行って提供した新曲。C/Wには荒井由実「ひこうき雲」のカバーが収録されているが、表題曲である今作はオリジナル新曲である。

正直このシングルは(正確には先の企画2作も)しばらく認識してなくて、『そらのしるし』の次になんかアコースティックアルバム出した後リリースが止まって次が2015年の『re:evergreen』だと思っていて、『re:evergreen』はリアルタイムで聞いて感想書くときに今作が出ていたのを知った。…が、わざわざシングルを聞く事も無く、サブスクを導入した2021年までは聞いた事も無かった。

NHKドラマ10『ラストマネー -愛の値段-』主題歌。ソロプロジェクトになってからは小林武史の楽曲であっても一貫して作詞はakko単独で手掛けていたが今作に関しては以前のように小林武史が作詞まで1人で全部担当。4年後の『re:evergreen』でも全曲作詞作曲編曲を小林武史が単独担当しており、akkoの作詞が無くなってしまったが突然どうしてしまったのか。2008年の提供時よりもピアノストリングス一辺倒になりつつあった小林武史による王道コバタケピアノストリングスバラード。一応MVではakko本人がピアノ弾き語りしているっぽい映像にはしているが、まあどこから聞いてもコバタケピアノストリングスバラード略してコバラードという以外の印象は…。

この状態からの2015年の『re:evergreen』って改めてマジでかなり偉大なる復調、復活作だったんだなと思う。往年の勢いはなかったとはいえ、『evergreen』と改めて向き合った事で生まれた『re:evergreen』というのは伊達じゃなかった

今作を最後に新曲リリースは途絶えた。2013年に配信限定のアコースティックアルバム『acoakko gift』リリースがあったようにakko主導の活動としては新作を作るよりもacoakkoと題したアコースティックライブ路線に傾倒していったようだ。2015年『re:evergreen』リリース時は古巣トイズへ復帰したが、この1作を最後に新作CDは発売されなくなった。
★★★☆☆
アルバム未収録

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