2025年4月9日
2025年3月27日(チューストライク)
初登場1位 売上18.8万枚
前作から半年ぶり。
Type-A,B,C,劇場盤の4種発売。A,B,CのC/W3曲目とDVDの内容が全て異なるが、劇場盤は3曲目が無く共通2曲のみとなっている。
A~CのDVDには「NMB48 大阪寝起きドッキリ博覧会〜ニッポンの夜明け〜」前編・中編・後編をそれぞれ収録。
また前作発売前日に卒業を発表して、ソロ曲「夕陽はどこへ行く?」も前作に収録していたが、上西怜の卒コンは3月27日、卒業公演が4月10日…と結局今作の発売日と前後する事となり、このタイミングで「夕陽はどこへ行く?」MVも制作、C/Wを「夕陽はどこへ行く?」のみにしてMV&メイキング収録DVDをつけた前作の”上西怜 卒業記念盤”の追加発売が3月26日になるという今作の先行配信スケジュールとも被ってくる事態となった。これに伴い、「夕陽はどこへ行く?」のMVは3月14日に公開されていた。
一方で今作は3月27日には先行配信していたのにMV公開は発売3日前の4月6日。MV制作はまさかの1曲ポッキリとなった。
1.チューストライク
センターは塩月希依音。Wセンターだった前々作「これが愛なのか?」以来2度目で単独センターは初。青原和花が28thシングル「渚サイコー!」以来の選抜、青原優花が初選抜となった事で、48/46史上初の姉妹同時選抜入りとなった(前作はC/Wでも白組と紅組で姉妹分けられていた)。
作編曲は田中マッシュ。劇場公演の曲を過去に手掛けた事はあるようだが、通常楽曲の採用は初か。連発されるキメのシンセ音などちょっと古い雰囲気のダンスナンバー。コテコテ感のある感じが大阪っぽいというかほんのりつんく風味があって昔のモーニング娘。にありそうな…(EDMとか言い出す前でまだつんくがメロディーで勝負できてた全盛期過ぎくらい)。間奏でウッ!アーッ!ウッ!アーッ!って、「恋のダンスサイト」のウーハーに寄せまくりどころか手を突きだすフリまで同じだし、随所にあの頃のモー娘。感が漂う。
歌詞はパリラパリラリ繰り返したりなんだか変なノリだが、ツーストライクをもじってチューストライクという野球ネタで例えた追い込まれた心情の野球女子のラブソングらしい。乃木坂46の久保のANNから生まれた『野球少女鷲尾@comic 鷲尾さんは楽天的でいたい』のテーマソングになるなら分かるがNMB48の表題曲で野球ネタやるとは。センターの人も野球好きなのだろうか。
★★★☆☆
2.風車(10期研究生)
10期研究生曲。昨年加入し、前作C/Wで8期生・9期生・10期生の合同曲で楽曲デビューを果たしていた。
作曲はナスカ、編曲は野中“まさ”雄一。NMB48では昨年の「これが愛なのか?」と同じ布陣だが、2023年のAKB48「どうしても君が好きだ」、昨年12月の乃木坂46のC/W「相対性理論に異議を唱える」、今年の日向坂46の表題「卒業写真だけが知ってる」とこの組み合わせ増えてきたな。ナスカは欅坂46/櫻坂46では違うアレンジャーでグループカラーの強い作風になるんだけど、野中氏になると量産型秋元系アイドルポップになる傾向が続いている。野中氏も作風は幅広いはずなんだけどナスカ曲だと王道になるのは何故なのか。
★★★☆☆
Type-Aのみ
3.Gotcha(Team N)
Team N曲。チーム曲は前々作以来。
作曲はKADO、編曲はAPAZZI。GotchaGotchaGotchaGotchaと連呼するサビにインパクトがあるややクセのあるナンバー。
★★★☆☆
Type-Bのみ
4.あの船長を選んだのは俺たちじゃない(Team M)
Team M曲。
作曲は川浦正大,Toshikazu.K、編曲はAPAZZI。STU48の船が無くなってしまったのでお蔵入りになった曲を使い回したのかと思ったら船長=政治家の例えであり、まさかの選挙に行かない若者批判という選挙に行こうぜ!ナンバー。曲自体は量産型の明るいアイドルポップなのに急にメッセージ性強すぎるだろ。作中では紛れもなく選んだのは俺達だと認めているが、船長=総理なら国民投票じゃないから確かにタイトル通りなわけで皮肉が効いているのか、政治家に選んだ(選挙に行かない)時点で船長を選んだのと同じだという意味なのか
★★★☆☆
Type-Cのみ
5.もっと永遠に(Team BⅡ)
Team BⅡ曲。
作編曲は松田貴嗣。今作の中ではストレートなロックバンド調のナンバー。
★★★☆☆
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