ヘタレたちよ/STU48

2021年10月20日
初登場1位 売上19.9万枚

B09HTRZKJ7

8ヶ月ぶりのシングル。
3作連続のType-A,B,劇場盤の3パターン発売。A,Bには初回・通常があり、ジャケ写が異なり、初回は抽選シリアル、通常は生写真封入。

「無謀な夢は覚めることがない」でDVDが3種全て同じMV1曲のみという史上最低レベルの手抜きに陥ったが、2種発売に減らして以降は前々作では同じ曲の別バージョンで2曲、前作ではC/WのMVを制作することでなんとか2種異なるMV収録を実現していた。

今作では再度MV制作が表題1曲ポッキリへと規模縮小したが岡田奈々の兼任解除というトピックを使ってMVメイキング・インタビュー映像を2種類制作。特典映像としてAに「Music Video メイキング~兼任解除となる、岡田奈々に寄せる思い~」、Bに「スペシャル対談 ~岡田奈々とお話しました~」を収録することでA,Bに違いをつけた。MV以外の特典映像が収録されたのは1st,2nd以来となる。

AKB48から兼任していた岡田奈々が今作で兼任解除。AKB48が姉妹グループを入れずに単独でシングルを発表したように一時期乱発されて滅茶苦茶になっていた兼任制度は既に廃止の方向に向かっていて兼任をしているのは岡田のみとなっていた。これにて兼任しているメンバーはいなくなる見込み。

発売直前の10月12日に突如門脇実優菜、今泉美利愛、中廣弥生、南有梨菜が活動辞退を発表。裏アカ流出騒動による事実上のクビと見られており、今作が最終参加となった。4人のうち選抜に入っているのは1期生の門脇のみ、3人は10月1日付で正規メンバーに昇格したばかりの2期生で今泉と南は全員曲の「後悔なんかあるわけない」のみ参加、中廣は「夢をガラス瓶の中に」にも参加していた。

C/Wは1曲のみ(共通C/W無し)で3パターンなので全4曲。

1.ヘタレたちよ

石田千穂、石田みなみ、今村美月、岩田陽菜、岡田奈々、沖侑果、甲斐心愛、門脇実優菜、瀧野由美子、中村舞、福田朱里、矢野帆夏、小島愛子、高雄さやか、田中美帆、立仙百佳

センターは瀧野由美子。前作で1度外れたが再度センターとなった。
これまでとは異なる明るい元気ロック。ヘタレたちを元気に励ますような内容で、Aメロ手前とエンディングではメンバーによる台詞も挿入されている(ヘタレ達の心情の変化を表現していて最初は冷めているが最後はやる気になって終わる)。Aメロでは頑張れという言葉をこれ以上言いたくない、君は十分頑張っているのを知っているとか努力が見えやすい方が評価されやすいけど黙々と突き進むやつもいるなどと色々な頑張り方、努力の形を肯定。その上でサビではヘタレたち落ちこぼれたちよここらで本気でやってみないかと語りかけるという飴と鞭の使い方が絶妙で、一直線に鼓舞する内容ではない辺りが人間の本質を突いていて、そこはさすが策士家年の功

ていうかそうなってくるとこれヘタレに限定せずにオールラウンド応援歌なんじゃないの?とも思うが、自称ヘタレという自己評価の低い人向けに肯定しつつ励ますという深い意味合いが込められると同時に正直ファンにはそういう奴多いだろという策士家の策士っぷりが炸裂しているのだろうか。

MVは岡山県宇野港沖の貸し切り無人島くじら島で撮影されており、島の中で様々なレジャーを楽しむメンバーを中心に終盤では岡田奈々に向けてメンバーが手紙を朗読して涙するという岡田奈々兼任解除も盛り込んだ内容。何せ1曲しかMV作れないので全部表題曲で済ませるしかないとはいえ、曲とほとんど関係が無い。ただ元気な曲調と元気に遊びまわるメンバーの絵は一応合ってはいる。
★★★★☆

2.後悔なんかあるわけない

Type-Aのみ

石田千穂、石田みなみ、今村美月、岩田陽菜、岡田奈々、沖侑果、甲斐心愛、門脇実優菜、榊美優、信濃宙花、瀧野由美子、谷口茉妃菜、中村舞、兵頭葵、福田朱里、峯吉愛梨沙・森下舞羽、矢野帆夏、池田裕楽、今泉美利愛、内海里音、尾崎世里花、川又あん奈、川又優菜、工藤理子、小島愛子、迫姫華、清水紗良、鈴木彩夏、高雄さやか、田口玲佳、田中美帆、中廣弥生、原田清花、南有梨菜、宗雪里香、吉崎凜子、吉田彩良、立仙百佳、渡辺菜月

全員曲。共に歩んできた仲間との別れを歌ったナンバー。歌詞では君と僕の2人の世界になっているが、歌唱メンバーが全員になっている事からも旅立つ君=岡田奈々、僕=メンバー全員という岡田奈々送り出しソングの意識が強いと思われる。この曲のMVが作れていれば「ヘタレたちよ」で手紙演出まで盛り込む必要は無かっただろうに…。

爽やかだけど切ない部分もあり、46グループ感も少々感じられるという点でこっちの方がSTU48の今までのイメージに沿っていると思う。
★★★☆☆

2.夢をガラス瓶の中に

Type-Bのみ

榊美優、谷口茉妃菜、中村舞、兵頭葵、福田朱里、沖侑果、川又あん奈、中廣弥生、宗雪里香、吉崎凜子、立仙百佳、田中美帆

今回は表記が無いが、以前ユニット曲をC/Wに入れていた時の勝手に!四国観光大使によるユニット曲っぽい。当時よりメンバー増員していて構成は変わっているが、現メンバーはこのメンバーとされている。

夢をガラス瓶の中に入れて海に流すという事で海と絡めているのでなんとなく四国観光大使っぽくもある…のか意識してないのか。爽やかな曲だが同じ「海流」が出てくる乃木坂46「海流の島よ」(3rd通常盤C/W、齋藤飛鳥の初センターだった曲)と、どこか雰囲気に似ているものを感じるというかなんか聞いていたら「海流の島よ」を思い出した。
★★★☆☆

2.気にならない孤独

劇場盤のみ

池田裕楽

なんか急に本格的な女性ボーカルによる歌い上げ系ナンバーが出てきて驚いたが、研究生ながら昨年12月の「第3回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」で堂々優勝上位9名で6月にNona DiamondsとしてCDシングルを出していたらしいが全く知らなかった。選挙もじゃんけんも消失してなんか歌唱力No.1決定戦みたいなのをやっているのはうっすら把握していたが(AKB48センターになって速攻辞めた矢作萌夏が優勝していた)いつの間にそんな展開に…。

優勝特典はソロ曲だったはずが一向に発売されなかったが1年近くたってようやくソロ曲が収録されたという事のようだ。何せ研究生なので前作「思い出せる恋をしよう(2期研究生歌唱ver.)」でようやく初選抜という扱いだがそもそも1期生・ドラフト3期生歌唱ver.と2期研究生歌唱ver.で同じ曲をメンバー総とっかえで2バージョン作っただけなので、2期研究生歌唱ver.参加者全員が初選抜扱いというものだった。C/W枠も激減していてソロ曲すら入れる余地も無かったのが本当のところと思われるが、今作発売直前の10月1日にようやく正規メンバー昇格。しかし表題曲選抜には入れず…と優勝したものの序列も高くはないようで全員曲にしか参加できないくらいの序列の人がソロ曲という超待遇、本当に歌唱力1本で勝負して勝ち取った1曲という事か。しかし劇場盤のみって。劇場盤だとブックオフには最も並んで投げ売りされるものの一般発売で新品CD流通してねぇ…。

なんか寒さが深まっていく年末にかけて街でよくかかってそうな女性ボーカルモノ…みたいなイメージの1曲。ここまでしっかりした歌声だと逆に48グループ内では浮いてしまい、イマイチ活躍できないんじゃないかといういらん心配をしてしまった。

船は結局無くなるわ、一気に収録内容がしょぼくなるわ、全4曲という事で他に比べて少ないわと散々な経営状況が容易に想像できるが、48系量産型を少し外して引っかかる良曲が相変わらず多い印象。岡田さん以外未だに顔の区別がつかないくらいメンバーに興味が無くても曲がいいなと思えるのだから相当なもので、なんとか踏ん張ってほしいが、悪印象に負けそうなNGT,年1でシングル出るだけのHKTと船が頓挫して1番負債抱えてそうなSTUはどこまで持つか…。
★★★☆☆

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