9th Be Yourself!

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9th Be Yourself!

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1998年3月11日
作詞:山田ひろし、作曲:DAVE RODGERS、編曲:星野靖彦
進研ゼミ「中学講座・高校講座」CMソング、フジテレビ系「第29回春の高校バレー」イメージソング。初期のDAVE RODGERSユーロビート路線に戻り、バレータイアップも復活した。また1st~8thまでC/Wが全部Coming Centuryの曲だったが(アルバムでは1stから20th Centuryの曲もあった)、今作で初めて20th Centuryの曲がC/Wとなった。

バレーも今回高校バレーの方だったが進研ゼミタイアップが前に出ている感じがあり、歌詞も中高生向けの応援歌となっている。2番Bメロで”終わらないチャレンジ”というフレーズが出てくるのはタイアップに合わせたのかどうなのか(CMでは使われない部分と思われる)。「本気がいっぱい」の歌詞の方向性で初期ユーロビート路線にしてみたような1曲。今までよりもさらにスピード感があって激しいイメージだろうか。「愛なんだ」以降のポップ路線がけっこうハマっていて綺麗に方向転換できてV6の王道イメージもポップ路線で固まりつつあった中で、正直またそっちに戻るの?という感じはあった。しかもこれっきりだったし、とりあえずやってみたけどもう初期路線はちょっと違うかな、もういいかなという事になったのか。エイベックス自体は2000~2001年頃まではユーロビート押しで『SUPER EUROBEAT』シリーズで当時の主力アーティストのリミックスを出しまくった後にユーロビートシリーズを続けながらも主力アーティストのリミックスシリーズは『Cyber TRANCE』でトランスに移行していくような流れだったように記憶しているが、1998年時点ではまだまだユーロビートは流行りだったとは思う。いずれにしても流行の電子サウンドに乗っかりすぎると一気に時代遅れになってしまうのは時代が証明しており、V6=ユーロビートでイメージがつきすぎてしまっていたらその後かなり苦労していたかもしれない。早期撤退は良判断だったし、じゃあ次はトランスとか行かなくて良かった。

NEW ALBUM MIX“REMIXED BY TWO-B-FREE(RAISE)”と表記されていて、これまでとは傾向が異なりほぼ別アレンジというかシンセ主体のユーロビートリミックスのような仕上がり。オリジナルより地味目というのはこれまでと共通しているが、全体にボーカルが加工されて抑えめになっているのでオケの方が大きく聞こえる。イントロの直後にサビが追加されたり、間奏の後に2番のBメロをもう1回歌ってから最後のサビに入ったりとシングルよりもパートが増えているにも関わらず、シングルより間奏とアウトロが短いため最終的にシングル4分24秒に対して4分6秒で短くまとまるという不思議な仕上がり。
★★★☆☆
3rdアルバム『A JACK IN THE BOX』(NEW ALBUM MIX)
1stベスト『Very best
3rdベスト『SUPER Very best
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤

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