27th これはただの例え話じゃない

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27th これはただの例え話じゃない

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2002年9月26日
2ヶ月連続リリース。11月7日の『本日ハ晴天ナリ』への先行シングル。今作には恒例になっていた過去曲リメイクが収録されず、代わりにサポートギタリストの小倉博和のカバー「モグラの詩」が初回プレスのみ収録となった。今作も初回盤と通常盤で品番が別となっている。初登場18位とトップ20復帰したが売上は変わらず。

これはただの例え話じゃない

シングルの中でも特に実験性が高く、全くシングル曲のようには聞こえない攻めすぎた1曲。終始エフェクトがかかったようなボーカルでイライラしてコップを割りその破片で血を流す”彼”、目の前の汚い格好をした子供を追い払った”彼女”だったが子供は似顔絵を描いて渡そうとしていただけだったといった悲劇の”例え話”を出して悲しみを提示し、こういう行動をとっていればその報いはくるので正しくあらねばならないと淡々と告げる。”気づき”というよりも警鐘、警告の域に進んでしまったような教訓ソング。キャッチーさは皆無でひたすら”警告”し続けるシリアスさが重い。

先行シングルがこれはさすがにマズいって…。という事で『本日ハ晴天ナリ』自体は暖かい部分もあり、シングル3作からすると意外なほどにポップさもあるアルバムだったんだけど売上はすっかり低迷してしまった。先行シングルが今作じゃリスナー遠ざけるよなぁ
★★★☆☆
12thアルバム『本日ハ晴天ナリ
8thベスト『Completely Recorded

C/W Turtle Walk

いやこっちがシングル表題曲でしょ!と誰もが思うであろう前向きでポップな槇原節がだいぶ戻ってきたような印象のポップソング。自分のペースでゆっくり歩いて行こうと決意し、さらに誰かと争うことをやめたと宣言する歌詞からは前年に起きた911テロ以降の世相の影響も感じられる。

アルバムでは前曲にしてタイトル作「本日ハ晴天ナリ」で“事件後”の禊を終えた槇原がここからさらに幸せになるために新たな道を進んでいき、その去っていく後ろ姿を”僕の背中だと分かるように”リスナーに示しながらComing Soon!!みたいな物凄く前向きなイメージ。C/Wという立ち位置ではさほど実感できなかったがアルバム最終曲になった事で非常に輝きを見せた1曲だ。この際はAlbum Ver.になっているが、シングルでは前述のように槇原のクレジットにあったProgrammingが消えており、代わりにHammond Organが追加されている。パッと聞きほぼ同じで明確な変更点は見当たらないが響きは変わっており全体のミックス変更といった印象。
★★★★☆
シングルバージョンアルバム未収録
12thアルバム『本日ハ晴天ナリ』(Album Ver.)
4thライブアルバム『SYMPHONY ORCHESTRA “cELEBRATION 2010″~Sing Out Gleefully!~』(Live)

初回盤のみC/W モグラの詩

作詞作曲:小倉博和、編曲:槇原敬之
ギタリスト小倉博和が1996年SMAP香取慎吾主演の日本テレビ系土曜9時ドラマ『透明人間』サウンドトラックアルバムへ収録していた楽曲のカバー。当時たまたまドラマを見ていて何故かサントラも手に取っていたので原曲を知っていた。サントラ盤の最終曲でおじさん(小倉博和)が「1曲うたいま~す」とかのほほんと歌い始めたんだけどこれがとてもピュアな名曲でテープに録音してたぶん1996年の間に数回聞いただけ、既にカセットの時代も終わって6年ぶりに聞いたとかだったのに妙に記憶に残っていた曲だった。

こういう形でまさか再び世に出るとは思わなかったが、この当時の槇原が歌うことでより説得力を増したと思う。1996年時点で既に槇原のサポートもやっていたとはいえ、ここまで違和感なく槇原敬之の曲として聞こえてくるのも凄い。このシングルで最大の名曲
★★★★★
アルバム未収録

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