28th Wow

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28th Wow

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2003年2月13日
『本日ハ晴天ナリ』からのシングルカットと直近の楽曲の別ミックス2曲を収録した新曲無しのシングル。このため初登場57位と超低迷し、0.6万枚と売上も半減した。『桃』以降リメイクとカバーを除く表題曲とC/Wにカラオケ(Backing Track)が収録されていたが、今作は何故か「Wow」のカラオケが収録されていない。カラオケの有無では値段も変わらないようで一応歌入り3曲なので値段もそのまま(1260円)だった。

2002年よりシングルの録音ミックスは飯尾芳史となり、沢田知久はマスタリングに回っていたが、『本日ハ晴天ナリ』のマスタリングはAdam Ayanに海外委託されてしまい、沢田のクレジットは「Wow」録音のみにまで縮小してしまっていた。しかしまだフェードアウトにはならず、このシングルでは引き続き沢田知久のマスタリング表記があり、シングルのマスタリングでの沢田起用は継続した。シングルカットの際に一応リマスターされているという事になる。

Wow

『本日ハ晴天ナリ』からのシングルカット。SMAPのスタッフから『SMAP015/Drink!Smap!』への提供依頼があり(締切2週間)、事務所と相談したところスタッフから木村拓哉さんに子供が生まれたばかりだから生まれた喜びや言葉に出来ない感情を歌ってもらうのはどうだろうという提案があったので今作が制作されたと『歌の履歴書』で経緯が明かされている。この提案をしたスタッフが槇原の事務所スタッフなのかJニーズ事務所のスタッフなのかは不明(読み取れない微妙な書き方…)。前半1週間で提案ほぼそのままの曲として仕上げた今作は直接言われたわけではないがちょっとこれは違うらしいという反応だったそうで行き違い状態となり、一旦提供話自体をあきらめたが別のもう1曲を期待されていたので「世界に一つだけの花」が出来たとされる。

SMAPに没にされた曲だったがアルバム制作中で気に入っていたのでそのまま自分の曲として仕上げて『本日ハ晴天ナリ』では1曲目の「AMAZING GRACE」カバーに続く実質的なオリジナル新曲のOPチューンとして2曲目に収録。前述のように沢田が録音を担当して飯尾がミックスしている模様。先行3シングルのマニアックさから一転して90年代のポップさに回帰したような1曲でアルバムを聞いた当時は驚いた。年明けになってシングルカットしたのは意外だったがでもこれはザ・シングル曲だと思う。第二次ワーナー期シングルの中では最も一般受けがよさそうな曲で然るべきタイミングでリリースすれば代表ヒットの1つに持って行けたのではないか。

子供が生まれた喜びを歌った曲で、先のエピソードからしてもマジで提案そのままの曲。でもこれは提案者が悪いまでは行かないけど少し考えれば採用されるわけないだろうなんでそんな提案したんだとは思う。子供が生まれたばかりだった木村拓哉にしかリアルな実感が無いし、Jニーズ的にも結婚は一大事、木村本人は堂々会見を開いて発表したが内部は大変だっただろうし、その後続いた既婚者たちも基本的に家庭の空気をトークする事はほぼ無く、色々な職業を演じていた木村拓哉は1作1作が話題になっていたあの全盛期に他のメンバーはけっこうあっさり父親役をやり始めたのに父親役は避けているのかというほど徹底してやらなかったくらいだしなぁ…。

槇原が『SMAP×SMAP』の歌のコーナーにゲスト出演した際は「世界に一つだけの花」と一緒に「Wow」も歌唱。この共演の際に中居正広にこれもとてもいい曲だと言われた槇原は報われた気持ちになったと後に振り返っている。2014年に「BISTRO SMAP」に出演した際にはSMAPに提供しようとして没になった曲はあるのかという話になった際に一緒に歌った事もある曲で中居にいい曲だと言われて嬉しかったエピソードと共に「Wow」だったと槇原が明かし、中居が驚く場面もあった。TV的なリアクションをしただけかもしれないが、スマスマで歌唱した時点では没になった曲だとSMAPメンバーには伝わっていなかったと思われる。中居が今作を気に入ってくれたという話は『歌の履歴書』にも書かれているのでよほど印象的で嬉しいエピソードだったようだ。
★★★★☆
12thアルバム『本日ハ晴天ナリ
8thベスト『Completely Recorded
4thライブアルバム『SYMPHONY ORCHESTRA “cELEBRATION 2010″~Sing Out Gleefully!~』(Live)

C/W PLEASURE(2003 槇原敬之MIX)

10thアルバム『太陽』及び23rdシングル『桃』C/Wのミックス変更。オリジナルのミックスは沢田知久、DVD-AUDIO版では飯尾芳史で飯尾ミックスの時点でもかなり変わっていたが今回は槇原本人によるミックス。音のバランスがさらに変わっていて、原曲ではあまり聞こえなかった電子音などが随所で聞こえたりしている。全体的に原曲よりもトゲトゲしさが無くなってスッキリした感じになった。
★★★☆☆
2003 槇原敬之MIXアルバム未収録

C/W 桃(2003 飯尾芳史MIX)

23rdシングルのミックス変更。こちらもオリジナルのミックスは沢田知久だったが前年より沢田知久に代わってエンジニアに起用され始めていた飯尾芳史がミックスしている。イントロ直後にサビを持ってきたりという構成に手を加えた部分もあるが、全体的に原曲で漂っていた中華風の雰囲気をより強調した仕上がり。

沢田ミックスだったわずか数年前の楽曲をわざわざ槇原本人&別のエンジニアでやり直したというのは槇原が求めるようになった音と沢田の仕上げる音に大きな違いが生じるようになっていたかのようでなんだか複雑な気もした。
★★★☆☆
2003 飯尾芳史MIXアルバム未収録

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