J-FRIENDSとは1997年当時SMAP以外の現役若手だったTOKIO、V6、KinKi Kidsの3組による総勢13名のスペシャルグループである。1995年1月に起きた阪神淡路大震災のチャリティのために2年後の1997年末に結成された。後年の東日本大震災やCOVID-19騒動絡みでのチャリティーでは直後にプロジェクトを始動しており、2年も経ってから始めた理由は定かではない。震災当時の小学1年生が義務教育を終えるまでということで、2003年まで活動を続けたが、その間にも国内外問わずいろいろな災害や事件が起こったため、世間的には最後の頃には阪神淡路大震災のチャリティという名目で活動している事は若干忘れられていた節もある。SMAPがいない理由は既にSMAPがジャニーズで集まるイベントに参加しておらずこの時点で既にJニーズ内で独立(孤立)状態だったこともあるが、関西出身メンバーがいるグループという条件だとこの3組になり(TOKIO城島茂、V6岡田准一、KinKi Kids)、SMAPの中には関西出身者がいなかったという理由も一応あった模様(少年隊や近藤真彦の先輩勢も同様)。
3組がそれぞれ違うレコード会社(TOKIO=ソニー→ユニバーサル、V6→avex、KinKi→ジャニーズエンターテイメント)に所属していたため、持ち回りのように1作ごとに各自のレコード会社からリリースをしていた。このためか活動終了後に総括的なベストアルバムの類が一切発売されず、基本的にシングル(と2ndに相当するミニアルバム)作品しかリリースされていない。配信にも出せる見込みは無く、基本的に現在は中古でシングルをかき集めるしか入手手段が無くなっている。J-FRIENDSとしての最後のリリースは当時のカウントダウンライブを中心に集大成と位置付けた映像作品『J-FRIENDS Never Ending Spirit 1997-2003』。
2018年にTOKIO山口脱退が起こるまでは3組全てが現役で全員在籍・活動していた。TOKIOはそのまま音楽活動を停止、長瀬の離脱を経て国分騒動により2025年完全解散。V6は2021年に解散(20th Centuryとしては残留)。KinKi Kidsは2025年にDOMOTOへと改名。これにより3組全てのグループが(KinKi Kidsはそのグループ名が)2025年までに消失した。
2026.3「さよならJニーズ」シリーズの一環でブログ移行リメイク。残り3組。
1st 明日が聴こえる/Children’s Holiday
明日が聴こえる
1998年1月21日
J-FRIENDS PROJECT(バックはV6のエイベックス)から品番JFDD-1での発売。
8センチCD2枚組という変わった仕様。「明日が聴こえる」とカラオケが入った1枚と「Children’s Holiday」とカラオケが入った1枚の2枚組。足しても19分に届かないくらいでなんとか8センチCD1枚で収録可能だったと思われるが両A面であるだけでなく両方が1曲目という事にこだわりたかったのかもしれない。
初回盤はビニールポーチのような特殊パッケージ仕様。通常盤は当時の一般的な8センチシングルの短冊型ジャケットだが2枚組なので通常は網目状のプラケースになっている部分もCDトレイになっていた。
大きな話題性の中で初動50万枚を突破して初登場1位を記録。2週連続3位→8位と推移したが8週目までは30位以内に入っていたがその後急落して100位以内11週ランクイン。1週前にSMAPが『夜空ノムコウ』で160万オーバーの空前のヒットを飛ばす中で、残りの後輩たちが結集してもSMAPに及ばなかったというところで逆にSMAPの強さが見える結果になったものの、今作も102万枚のミリオンヒットを達成。50万台が最大売上のTOKIOとV6にとっては最大ヒットの2倍近い数字となるが、当時デビューから2連続で160万以上というSMAP以上の大ヒットを記録していたKinKi Kidsからすれば低い売上でもあり、3組揃ったから3組以上というわけではなかった。
少し後の3月の誕生プレゼントとして買ってもらった際には初回盤は無かったようで通常盤で入手した。
明日が聴こえる
作詞:松井五郎、作曲:織田哲郎、編曲:是永巧一
日本テレビ系’98ウィンタースポーツテーマソング、『長野オリンピック』テーマ曲。
専業作詞家として数多くのヒット曲を手がけた松井五郎、ビーイングで多くのヒットを生み出し、ビーイングとの関係が途絶える直前で相川七瀬を全力でプロデュースしていた頃の織田哲郎、REBECCAのサポートギタリストにして数多くのギター演奏や編曲プロデュースをしていた是永巧一という国内の豪華提供陣でガッチリ固め、REBECCAメンバーだった小田原豊がドラムを担当。爽快なバンドテイストのロックナンバー。日テレの長野オリンピックテーマ曲としてもかかりまくっていたのでJ-FRIENDSといえばこの曲!この曲だけは知っている!という人も多いと思う。
歌詞カードには歌割が記載されているが今作にソロパートは無くて、全員・グループ別・シャッフルした数名ずつのパートのみになっている。グループごとに歌っていてもグループごとにユニゾンに特色があってそれぞれのグループの曲を聞いていればTOKIOっぽい、V6っぽい、KinKi Kidsっぽいというのがなんとなく分かる。2nd以降は堂本剛が目立ちまくるが、今作ではどちらかというとロックテイストの曲調だった事もあってか、当時強めに息を吐くような歌い方をしていた長瀬の特徴的な歌い方が集団の中で少し目立って聞こえてくる…ような気がする。
結果的にはJ-FRIENDS唯一の王道J-POPナンバーで聞きやすさでは断トツNo.1だと思う。やはり織田哲郎メロディーは強い。もう少しこの路線もやってほしかった。
★★★★☆
Children’s Holiday
作詞作曲:MICHAEL JACKSON、日本語詞:松井五郎、編曲:MICHAEL JACKSON,BRAD BUXER and GEOFF GRACE
あのマイケル・ジャクソンによる提供曲。単なる曲提供だけでなく、オケも全てマイケルサイドで制作されているようで、クレジットには横文字ネームが並んでおり、日本サイドで行われた作業はクレジットを見る限りだと松井五郎が日本語詞を担当したのと、用意されたオケにJ-FRIENDSのボーカルとチャイルドコーラスを追加しただけ。まさにJニーズ版「We are the world」みたいな合唱曲。これで名曲にならないはずがない確かな名曲…なんだけど…J-FRIENDSあんまり歌ってない…んだよなこれ…。たぶんファンの間でも扱いに戸惑う1曲。
そう、この曲最大の謎は歌詞カードには歌割がしっかり記載されているにも関わらずサビでJ-FRIENDSのボーカルが全く聞こえないことである。抑えめの平メロは確かにメンバーの声なんだけど、サビになると明らかにチャイルドコーラスに切り替わってしまう。メンバーの声がチャイルドコーラスに埋もれてるとかそういう話ではなく、メンバーがいない、チャイルドコーラスしか聴こえない。そしてサビがとにかく多く、途中からメンバーほぼ不在のまま最後まで進行してしまう。
この曲はサビが進むにつれてどんどん転調してキーが上がっていくので一般男性には不可能なほどの高音に達する。このためメンバーの出せる最高音を軽く越えていてほとんどのメンバーがまともに歌えなかったと思われる。しかしあの天下のマイケル・ジャクソン様に完パケ提供された曲に対してキー下げしての作り直しを要求するとか、ましてや日本側で勝手に機械的にオケのキー下げるとか、機械的に下げると不自然なのでキー下げて演奏再録音するとか、そんな無礼をするわけにもいかないだろう。しかしマジ高すぎてサビが無理…一応歌詞に記載したような歌割でメンバーの声も入れて1度完成させたけどやはり厳しいので最終的にメンバーの声は発売直前で全カットの英断を下し、歌割の記載はその名残…とかなのかなぁ…。
なんか当時のTV(ライブ?)ではメンバー全員でサビを無理やり歌っているのを見た記憶もあるんだけど…。チャイルドコーラスよりメンバーが必死に高音張り上げたユニゾンボーカルが前面に聞こえててCDとは確実に違うやつ。
2000年前半頃のファンサイト全盛時代にはこの曲のついて当時語っていたメンバーのラジオやインタビュー等での証言がけっこう載っていて、ムチャな高音で血を吐く勢いで頑張ってレコーディングしたのにチャイルドコーラスになって驚いたとかSMAP中居が自身の番組でこの曲をかけて言われなきゃ誰が歌ってるか分からないねみたいな話をしたとか読んだ遠い記憶はあるがみんな消えてしまった…。
★★★★☆
2nd People Of The World
People Of The World
1999年1月13日
2作目に該当するが唯一のミニアルバム扱い。引き続きJ-FRIENDS PROJECTではあるが今作は普通にTOKIOのソニーからの発売で唯一特殊品番でもない普通のソニー品番SRCL4500だった。今作のみ何故かVHS版もリリースされているがDVD化もされずにVHSのみのまま歴史の彼方へと葬り去られた。
実質的には表題曲+C/W3バージョン+表題カラオケというマキシシングルのような形態で翌年以降ならシングルCD扱いだったと思われるが、まだマキシシングルが普及しきっていなかった当時は別バージョンやライブ音源除いて4曲までシングルという基準が確立されておらず、3曲でもミニアルバムにされたりシングルになったり曖昧で今作はアルバム扱いされた。『明日が聴こえる/Children’s Holiday』とほぼ同等の初動50万オーバーでアルバムチャートでの初登場1位を記録。2位→3位と3週連続トップ3入りしたが4週目以降急落して100位以内7週ランクイン、累計69万枚に留まった。仮にシングルで発売されていた場合は、Mr.Children『光の射す方へ』と同日発売だったため今作が圧倒して上回りMr.Childrenの連続1位記録を早期に止めることになっていた(2014年にSexy Zoneによって連続1位は止められた)。
2~4曲目の実質C/W「一秒のOthello~君に選ばれたい~」はJ-FRIENDS全員でのバージョンは無く、3組のグループそれぞれが歌い、アレンジと一部歌詞などの構成が異なる。それぞれのグループで当時アレンジを担当したことのあるアレンジャーが担当した。
People Of The World
作詞作曲:MICHAEL JACKSON、日本語詞:秋元康、編曲:MICHAEL JACKSON,BRAD BUXER and GEOFF GRACE
ボーカルアレンジ:MICHAEL JACKSON、コーラスアレンジ:MICHAEL JACKSON and TOM BAFTER
まさかのマイケル・ジャクソン2連投、今回もマイケルサイドでオケ制作がされた楽曲。前回を反省してか今回はちゃんとギリギリ歌えるキーに設定されているようだがそれでも今回も後半はキーが上がっていき、厚いコーラスで埋もれていき、最後はコーラスだけになった挙句に子供たちのメッセージで締めとなるというやはり子供たちが大きなウェイトを占める1曲。
全曲中で唯一ソロパート回しのみで構成されている、合唱する箇所がない。サビでもソロ回しである。日本サイドにリードボーカルのプロデューサーやらボーカルディレクターの表記があるので、日本サイドで歌割を決めたっぽいけど、堂本剛だけ異様に歌割が多く何度も登場。最後は完全独壇場で13行歌いっぱなしとなっているが、この終盤はコーラスで埋もれており、さらにキーもかなり高いのでけっこうギリギリまで張り上げて歌っているのがコーラスに埋もれた向こう側に小さく聞こえる。堂本剛以外でも長瀬、井ノ原、坂本、山口、城島には2回出番がある一方で、最も出番が少ない森田はわずか4文字「みんなで」のみ、三宅も「いつの日にか」のみ、長野も「肩を抱いて」だけなどV6メンバーが最少ワード数トップ3を締めるなどかなり偏りがあり、今作をきっかけに堂本剛 with 長瀬&井ノ原&etcみたいな歌割がJ-FRIENDSの基本パターンになっていった。当時インターネットが普及していたらそれぞれのファン同士で抗争に発展していたんじゃないかという勢い。確かにこの当時の堂本剛はずば抜けている感じはするし、終盤の歌い上げっぷりも素晴らしいんだけど(コーラスデカくて集中しないとちゃんと聞けないけど)、さすがに偏り過ぎかなぁ…。
★★★★☆
一秒のOthello~君に選ばれたい~(TOKIO MOON VERSION)
作詞:秋元康、作曲:筒美京平、編曲:そうる透
この曲にはJ-FRIENDSバージョンは存在せず、3組それぞれでアレンジが異なる。ひたすら掛け合いボーカルが延々続いていくというかなり変わった楽曲。大ベテラン筒美京平先生、21世紀を前にしてやたらと攻めた曲を作ったな…。
バンドTOKIOをちゃんと生かしたバンドサウンドのアレンジになっているがお祭り感もある仕上がり。ユニバーサル移籍以降のロックバンドTOKIOとはまだまだ異なるソニー時代後半のTOKIOのポップバンドっぽい感じで、『Yesterday&Today』にも通じていく方向性だと思う。
J-FRIENDS作品の中でこの曲のみ各グループ名義であったのに加えてTOKIO所属のソニーからの発売で使いやすかったためか、1年後のアルバム『Yesterday&Today』で唯一アルバム収録を果たしている。この際にはMatsuRemixとしてリミックスが施された。
★★★★☆
TOKIO 6thアルバム『Yesterday&Today』(MatsuRemix)
一秒のOthello~君に選ばれたい~(KinKi Kids STAR VERSION)
編曲:新川博
このバージョンのみ一人称が“僕”(TOKIOとV6は”俺”)に変わっており、サビが1回多いなど構成も異なるため、別に歌詞が記載されている(TOKIOとV6は歌詞共通)。
当時のKinKi Kidsが10代だったから”僕”に変えたのだろうか。哀愁&歌謡っぽさが漂うKinKi Kidsらしい仕上がり。2人しかいないのに重なっている部分も多いので2人で掛け合いし続ける事になり、TOKIOとV6では分け合っている部分でも重なってない限りは2人で歌い通すような箇所もあったり、終盤”Make Up Your Mind”の連呼に”君に似合いの愛はどっちだ?”を重ねてくる部分ではついに掛け合いをあきらめてユニゾンボーカルをそのまま重ねて並行させる箇所も合ったりとけっこう忙しない。アレンジは3作の中では最もすっきりして聞きやすい。
★★★☆☆
一秒のOthello~君に選ばれたい~(V6 SUNSHINE VERSION)
編曲:上野圭一
当時のV6らしいダンスナンバー風の仕上がり。サビは当時のV6らしい煌めきがあるんだけどそれ以外はリミックスみたいな重たい電子音とギターが鳴り響いていて3作中最もハードな雰囲気が漂う。サビは少し開けるとはいえ重めなのでSUNSHINEっぽくなくない?MOON,STAR,SUNSHINEと1単語ずつで揃えたかったんだろうけどDARKだけだと言い過ぎだけどDARK SUNSHINEとかの方が合っていた気がする。
歌詞自体はTOKIOと全く同じなのでブックレットでもTOKIOとV6は共通扱いで一緒に記載されている。
★★★☆☆
3rd Next 100 Years
Next 100 Years
1999年12月22日
前作がアルバム扱いだったのでシングルとしては2作目。KinKi Kidsのジャニーズ・エンタテイメントからの発売で品番はJEDJ0001。これで3組それぞれのレコード会社で一巡となった。
年始発売から年末発売に切り替わり今作以降は年末発売となったため、1999年は『People Of The World』と今作の2作発売された。アルバムサイズジャケットで中身は8センチCD、8センチ短冊ジャケットという2形態での発売。
初動30万オーバーで初登場1位を記録。トップ10には合算週込みで4週ランクインしたが100位以内8週ランクインで累計は51万枚と前2作の初動程度まで一気に落ち込んだ。年末発売であれば発売後にカウントダウンコンサートでJ-FRIENDSが集結してファンも曲が馴染んだ状態で新曲を披露できるという利点はあったものの、カウントダウンコンサート以降に披露する機会があまり無いのと、特定のメンバーだけにソロパートが連発される偏りすぎな構成によって不遇メンバーのファンが買わなくなっていってしまったのではないかと思われる。
Next 100 Years
作詞作曲:Jon Bon Jovi and Richie Sambora、日本語詞:稲葉浩志、編曲:重実徹
BON JOVI提供、B’z稲葉が歌詞提供というとってもロックな組み合わせのロックナンバー。今回は曲提供のみで演奏は完全に日本制作。BON JOVIバージョンは半年後のアルバムに収録されている。
B’z近辺のミュージシャンではなく、湊雅史(ドラム)、松原秀樹(ベース)、北島健二(ギター)によるもの。1999年→2000年、いわゆるミレニアムという千年単位の移り変わりの時期だったので、Next 1000 Yearsでも良かった気がしなくもないが、Next 100 Yearsでもハマりがギリギリだったのでこれでよかったんだろう。デモを稲葉が歌っていたとされており、それを聞いてメンバーが歌入れしたせいなのか、全員の歌い方がちょい稲葉イズム入ったロックな感じになっているのが印象的。
今作より歌割の記載が無くなったが、サビはユニゾンを中心にしつつ堂本剛を筆頭に長瀬、井ノ原の声ばかりが目立って聞こえる。最後のラララパートはみんなが平和的に合唱している前面でまたも堂本剛の独壇場となり、ひたすらフェイクしまくる。長瀬もちょっと入っているが、長瀬が活きるロックナンバーでもあったと思うのでもう少しTOKIO中心でいってほしかったなと(さすがにロックバンド路線だけに歌い出しは長瀬であるが)後年のロックバンド化したTOKIOを見てよりそう思った。ていうかTOKIO単独でもリメイクしてほしかったな。
★★★★☆
C/W 届くといいね just wishing
作詞:伊達歩、作曲:加藤和彦、編曲:有賀哲雄
Jニーズ版「あの素晴らしい愛をもう一度」みたいな曲を作ってくれとJニー氏が作者の加藤和彦に発注したんじゃないかというザ・フォークソングなメロディーに、ちょい現代風なアレンジを加えたフォークロック風のナンバー。懐かしくてさわやか。海外志向からの古き良き日本のフォークって方向性が違い過ぎて果たしてこのC/Wというポジションが発表の場にふさわしかったのかは謎が残る。
★★★☆☆
4th I WILL GET THERE
I WILL GET THERE
2000年11月29日
3作でレコード会社が3組一巡したので今作は再びバックがエイベックスのJ-FRIENDS PROJECT。品番は一新されAKCF20000。
初回盤はJ-FRIENDS MAGAZINE(ミニフォトブックレットみたいなやつ)付属、カウントダウンコンサート購入応募券封入。特殊形態は無く通常のマキシシングルでの発売。
今作のみ発売が1ヶ月弱早く、年末のカウントダウンコンサート応募抽選があったためか前作より5000枚ほど高い初動30万オーバーで初登場1位を記録したものの7位→20位と急落していき8週ランクイン、39.7万枚と伸び悩んだ。
I WILL GET THERE
作詞作曲:Diane Warren、日本語詞:J-FRIENDS PROJECT&小幡英之、編曲:Rob Mathes
Boyz Ⅱ Menの日本語カバー。
いきなり本格的な洋楽志向になった。歌詞は日本語に変えたもののサビの”I WILL GET THERE”はそのまま、軽めのバックトラックのR&B風アレンジも踏襲。J-POPのヒットナンバーとしては起伏に乏しいが、当時かなりこの手の曲調が流行っていたのでトレンドではあったが、特段ポップなアレンジにしなくてもそのままで行けると考えたのだろうか。当時さすがに薄味すぎてゲッゼーゲッゼー連呼しているくらいしか記憶に残らなかった。そこそこ実力派のコーラスグループが歌って映える曲であっても、大人数で合唱する曲では無かったような…。
★★★☆☆
C/W CAN YOU FEEL THIS CHRISTMAS?
作詞:J-FRIENDS PROJECT&真木須とも子、作曲:椎名KAY太、編曲:鈴木雅也
タイトル通りのクリスマスソング。思いっきり当時のR&Bブームに引きずられていてこれまた軽めのバックトラックでややクールな方向性。アレンジ次第ではもう少しキラキラな雰囲気にもできたと思うし、J-FRIENDSのファンはそっちを望んでいるリスナーが多かったと思うだけに何だかもったいない。
★★★☆☆
5th ALWAYS(A SONG FOR LOVE)
ALWAYS(A SONG FOR LOVE)
ALWAYS(A SONG FOR LOVE)
2001年12月19日
TOKIOがユニバーサルに移籍したためユニバーサルJからの発売。品番はUUCJ1000とUUCJ7000。
初回盤は飛び出す絵本仕様のJ-FRIENDS全作品中最大サイズのパッケージ。通常盤はスリーブケース付で中身は薄型マキシシングルケース。初回盤・通常盤でCDレーベル面が寄せ書き仕様、封入ステッカーのデザインが異なる。
C/W含めた2曲のカラオケの後、5~17にメンバー個別の留守番電話応答メッセージを収録。堂本剛、城島茂、岡田准一、堂本光一、松岡昌宏、坂本昌行、長瀬智也、三宅健、井ノ原快彦、山口達也、長野博、国分太一、森田剛というなんだかよく分からないランダムっぽい順番で収録されていた。
初動24万枚で初登場1位、7週ランクインで34万枚とCD不況突入もあって初動も累計もそのまま落とした。
ALWAYS(A SONG FOR LOVE)
作詞作曲:Franciz&LePont、日本語詞:J-FRIENDS、編曲:CHOKKAKU
参加アーティストとしてTAKE6、ジョディ・ワトリーとシールにアピール記載されていた。1993年にSMAP稲垣吾郎が主演映画主題歌「If You Give Your Heart」をソロシングルとしてリリースした際、C/Wは稲垣ではなく映画挿入歌のジョディ・ワトリー「Ecstasy」だった…という薄~いJニーズとの繋がりは過去にあった。
前作ではプロジェクト扱いでそれも謎だったが、今回は日本語詞がJ-FRIENDSというクレジットになっているが13人もいるのに一体誰がどこを書いているのか。なんとなくテーマを定めてメンバーから募集したフレーズを作詞家がまとめ上げたとかそんな感じなんじゃないだろうか。
前作同様の打ち込みバラードナンバーながら、前作に比べるとかなりJ-POPに戻ってきて優しさを感じられるミディアムナンバー。911テロが起きた年でこの時期には世界平和をテーマにしたような曲も多く、今作は完全にその影響を受けていると思う。元々の目的であるチャリティっぽい雰囲気も久々に戻ってきた印象。
★★★★☆
C/W 僕の持つ愛のすべて
作詞作曲:周水、編曲:松本良喜、ストリングスアレンジ:長岡成貢
KinKi Kidsの「青の時代」「もう君以外愛せない」など人気バラードを多く手掛けていたcannaの周水(後のスマイルカンパニー社長)による大バラードナンバー。これはこれでいい曲だとは思うし、これがA面でもよかったとは思うけど、ミディアム~バラードの連発でどれも似たような印象になって埋もれてしまった感じは否めない。
★★★☆☆
6th Love Me All Over
Love Me All Over (初回生産限定盤)
Love Me All Over (通常盤)
2002年12月18日
KinKi Kidsのジャニーズ・エンタテイメントからの発売。前回は8センチで今回はマキシなので品番が変わりJECJ0001とJECJ0002。これで3組所属のレコード会社で2巡となった。
初回盤はカラオケ無しの2曲入りで横長のビニールポーチパッケージ仕様で寄せ書きカードジャケット、トランプネット封入。CD自体もプラケースではなく不織布に封入されていた模様。通常盤はカラオケ2曲を追加した4曲入りで背文字のないCD-Rのような薄型プラケース仕様。
初めて収録内容が異なっていたがカラオケの有無のみなので複数商法効果はさほどなかったと思われる。2003年以降も活動していたら初回盤と通常盤で曲違い商法が始まっていたかもしれない。
初動18万とついに20万割れとなったが初登場1位、全作1位で活動を終える事となった。200位集計に変わったため9週ランクインとなっているがこれまでの100位集計だった場合は6週となりこれまでより短い。累計24万は前作初動と同程度だった。
この後2003年4月にVHS/DVD『Never Ending Spirit 1997-2003』(過去の映像も織り交ぜつつも最新の2002~2003年のカウントダウンコンサートを中心としたライブ映像)をリリースしたのが最終作品となる。この映像作品はジャニーズ・エンタテイメントからの発売。
Love Me All Over
作詞作曲編曲:MAURICE WHITE&PRESTON GLASS、ホーンアレンジ:JERRY HEY、日本語詞:J-FRIENDS
Earth,Wind & Fireによる提供曲で、演奏もEarth,Wind & Fireのメンバーが担当している上にゲストボーカルとしても参加。もうほとんどfeaturingな勢い。
かなりクールでカッコいいファンクナンバー。いくらなんでも本格的に洋楽に振り切りすぎたんじゃないかと思い、当時は全く良さが分からなかったが、10年くらい経過してからはこのクールな雰囲気にかなりハマった。メロディーどうこうとかいうよりクールな演奏に耳を傾けたい。この曲はカラオケトラックだけでも聞きごたえがある。
相変わらず堂本剛ばかりが目立っている中でサビに用意されたラップのようなパートでJ-FRIENDSにおいては出番無さすぎだったV6カミセンメンバーっぽい声が聞こえるのが感慨深い。
★★★★☆
C/W 君を想うよ
作詞作曲:清水昭男、編曲:新川博、コーラスアレンジ:知野芳彦
この時点では確かTOKIOにしか提供していなかった清水昭男だが、後にV6にもKinKiにも曲を提供。織田哲郎はTOKIOにだけは提供してないので、清水昭男が3組+J-FRIENDSにまで提供した唯一のコンプリート作家なんじゃないだろうか。
これまたバラードナンバーだけどバンドサウンドになっているのは久々。しかしJ-FRIENDSって途中からミディアム~バラードの連発だったのでどうにも印象が薄い。
★★★☆☆
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