13th Hey! みんな元気かい?
2001年11月14日
作詞作曲:YO-KING、編曲:F.L.P
堂本剛主演の2001年秋クールTBS系ドラマ『ガッコの先生』主題歌。今回も小松江里子脚本だったが初回から15%を割るなど20%弱は取っていたこれまでよりも不調だった。全体のCD売上が急降下した時代を象徴するように初動26万まで一気に落ち込み、累計41.8万枚と前々作の初動売上と見間違うような累計売上になってしまい当時は驚いた。初の収録内容違いでの発売となり、初回盤には剛がソロで歌唱した「見上げてごらん夜の星を」カバーが追加収録されている。C/Wとカラオケと合わせた全5トラック仕様。通常盤は今まで同様にC/Wとカラオケの4曲仕様。
教師モノのドラマ…という事だったが初回チラッと見ただけでエスケープしてしまったので全く覚えていない。個人的には主演ドラマ視聴離れな1年になってしまった。
今までにない陽気なギタージャカジャカ系のカラッとしたポップナンバー。ソロパート回しとユニゾンというよりもBメロやサビなどこれまで以上に2人のハーモニーを生かした曲になっていたのが印象的。変わった曲だなと思いつつも最終的にはけっこうクセになる1曲だった。
当時は真心ブラザーズのYO-KING提供、MVが台詞や効果音も含まれたドラマ仕立てで話題性がそこそこあり、翌2002年に堂本剛がソロデビューした際には1stアルバム『ROSSO E AZZURRO』初回盤ボーナストラックとしてセルフカバーしたりとトピックが多い曲だったが、後述のC/Wが偉大過ぎたせいかすっかり霞んでしまった。今ではこの辺りから一気に記憶が無いとかこれどんな曲だったっけ?という人も多いかも…。
★★★★☆
6thアルバム『F album』
2ndベスト『KinKi Single SelectionⅡ』
5thベスト『The BEST』
C/W 愛のかたまり
作詞:堂本剛、作曲:堂本光一、編曲:吉田建
2人で出演していた森永製菓『ダース』CMソング。2人の共作であり、楽曲の良さもあって当時からファンの間での評判は良かった。ただ前述のように当時は表題曲の話題性も高く、あくまでファン人気の高いC/Wというポジションだったが、2002年の『F album』ではC/Wからは異例のアコースティックバージョンにリメイクしてのオリジナルアルバム収録を果たし、2004年の『KinKi Single Selection Ⅱ』で例外的にC/Wから唯一選曲され(C/Wアルバム曲は初期以外は個別にピックアップして取り上げるのが難しいので今回初期4曲と表題曲のみでやっているがこの曲はこのベストへの選曲に基づいて取り上げている)、2007年の『39』投票堂々の1位となるなど、あっという間に表題曲の知名度を追い抜いていった。後年は歌詞にクリスマスが出てくる事からも年末特番で披露される機会も多々あり、すっかり筆頭代表曲の1つにまで上り詰めている。『39 Very much』でも不動の人気を見せて再度1位となった。
女性言葉による切ないクリスマスナンバー。女性目線というのがファンウケが良い理由になったのかは個人的には分からないがそういう部分もあったのかな。この繊細さに共感できる的な。個人的にそこのところが全く分からなくて同系統の曲も含めてそこまで…という感じではある。当時確かにいい自作曲だなと思った記憶はあるがまさかここまで代表曲になるとは。
★★★★☆
6thアルバム『F album』(Acoustic Version)
2ndベスト『KinKi Single SelectionⅡ』
3rdベスト『39』
14thアルバム『M album』side Memories通常盤のみ(リメイク)
4th(バラード)ベスト『Ballad Selection』(M album Ver.)
公式通販予約限定ベスト『39 Very much』
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