32nd 変わったかたちの石
2012年1月11日
作詞:秋元康、作曲:マシコタツロウ、編曲:武部聡志
今回はC/W「ナミダ 空に輝く」は2種共通収録、初回盤は表題カラオケ(Backing Track)を収録+MV&メイキング収録のDVD付、通常盤は「輪郭-l’e contour d’amour-」「ユキムシ」収録。前作のフォーマットに共通C/Wが復活追加された形。3年連続の年1リリースとなり、さすがに離れるファンが出てきてしまったのか15万割れとなった。
AKB48グループが最盛期を迎えて乃木坂46もデビューを翌月に控えている中で秋元康が作詞で登場。ロボトミーな前作とは一転して暖かみのあるバラード。というかしっとりしすぎてなんだかアルバム曲っぽい地味さではあるが…。大人になっていくにつれて流されて丸くなっていくけど尖っていたあの頃を忘れないための戒めとして故郷の川で拾った”変わったかたちの石”を部屋に置いたままでいる主人公の心情が語られる…という少々特殊な設定が作詞家秋元康っぽい。一応48/46系列にはいくらなんでも使わないような設定の歌詞になっていて、ちゃんと30代のKinKi Kidsに合わせた内容で書き下ろしてくれた感じもある。作中では石に関していつもなんなのこれ?と聞かれて「意味はない」と答えているという設定も明かされているが、それはそれでちょっと怖くないか?部屋に意味深な石飾ってて聞いたら意味はないとかはぐらかされたらえ?何?大丈夫なのこの人?なんかヤバイ宗教の人?とか思われないか。
★★★☆☆
13thアルバム『L album』
5thベスト『The BEST』
コメント