10th ウォーアイニー
/高橋瞳×BEAT CRUSADERS
2009年9月9日
作詞:高橋瞳、作編曲:BEAT CRUSADERS
アニメ『銀魂』ED。前作から1年以上リリースが無く、干されたといっていい状況の中で起死回生2度目の「銀魂」タイアップで、分かりやすく14位まで食い込んだ。最後のヒット作。作詞は本人だが、BEAT CRUSADERSとのコラボで、演奏だけでなくコーラスとしてビークルメンバーも参加し、名義も“高橋瞳×BEAT CRUSADERS”となっていて、BEAT CRUSADERS側のディスコグラフィーにも掲載されている。BEAT CRUSADERSは今作時点で実は活動末期だった。2008年のアルバムを最後に新作が途絶えており、今作は2月のベストアルバム以来のリリースで今作の2週間後には1年8ヶ月ぶりのシングル『LET IT GO』をリリースしたが結果的にこれが最後となり、2010年6月に9月で解散すると電撃発表した。
TAKUYAとは異なるかなりクセ強なロックナンバー。何故か歌詞のひらがな部分が全てカタカナ表記(漢字とカタカナ)。これによる字面の宇宙人感、カタコト感はあるがタイトル以外に中国語の要素はない。Bメロの後半の()のコーラス部分とサビ終わりに登場する歌詞の英語表記の部分は全てBEAT CRUSADERS側が担当している。
特にヒダカトオルには気に入られたようでBEAT CRUSADERS解散後の3rdアルバム制作時は単独名義で再度提供してもらっている。個人的にはヒダカトオルはGOING UNDER GROUNDやボーカル松本のソロに参加した際も思いっきり作風が変わってしまったので意外とクセが強すぎて相手を染めすぎてしまう印象がある。銀魂効果で売れたものの、これだと次に繋がる事はないかなと正直思った。時間が経ってみると、それなりにキャッチーではあるし、一応この後の3シングルよりはヒットソングらしさはあるか。
★★★☆☆
C/W(アニメ「銀魂」ver.)
3rdアルバム『PICORINPIN』
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