35th スピリット
スピリット【初回生産限定】ジャケットA
スピリット【初回生産限定】ジャケットB

2009年6月17日
作詞作曲:清水昭男、編曲:鈴木雅也
3種共通C/W「CHANCE!」、初回生産限定MUSIC盤は4アーティストから提供された4曲(トニセン、カミセンで2曲ずつ)を収録した特典CD付、初回生産限定VISUAL盤は「スピリット(Music Video Full version)」と
「ロトV6企画」を収録したDVD付、通常盤はC/W「明日の傘」「どうかよろしく。」と4曲のカラオケを収録した全8トラック。売上は8.0万枚となり、今作以降しばらく10万を越える事ができなくなった。
「早稲田アカデミー」CMソング、フジテレビ系『VivaVivaV6』テーマソング。なんとなく「HONEY BEAT」受験生応援歌路線と「LIGHT IN YOUR HEART」のサウンドの方向性を足したら今作になった…みたいなイメージ。前向きな言葉が気持ちよく並んだ明るくポップなナンバー。“大切なのはスピリット”って要するに根性論なんだけど不思議と押し付けられている感じはない。既に古いものとみなされるようになってきたやれば出来るやれば出来るやれ!やれ!やれぇェェェ!!!みたいな感じにはならずにこううまくその気にさせてくれるシン根性論っぽいところはあるかもしれない。今作は当時はスルーしてしまったが…2009年6月か…暗黒期だったので当時は聞いても辛いだけだったと思う。『SUPER Very best』で聞いた時もこの時期は停滞してんなーだけで流れていってしまっていたが、もう少し時間が経ってから畳みかけるような前向きポップさがいいなと思えるようになった。
A,Bメロにソロパートが無く、サビ終盤に部分的にソロパートが集中している構成が少し珍しい。1番のサビ終わりに井ノ原ソロ(いつか届く~)出てきて以降、直後に三宅が1フレーズ(崩れかけた心が)、そして2番サビ終わりで長野(大切なのはスピリット)、最後の締めの部分(いつか届く~)で坂本のソロが登場し、岡田・森田のソロは無い。岡田・森田を差し置いて俺たちの長野にソロがあるなんてソロパートの選択も一風変わっている感じがする。
なお初回生産限定MUSIC盤で提供してくれた4アーティストというのは初回生産限定MUSIC盤は大橋卓弥 from スキマスイッチ、Spontania、アンダーグラフ、Shigeo from SBK / The SAMOSの4組で普通に1曲ずつシングル表題曲として○○提供!と話題にできそうなラインナップであったが複数商法の特典CDで全員まとめて消費してしまっていたのが凄い。当時そんな豪華な事になってたの全く知らなかったぞ…。宣伝しろよまた大橋卓弥とアンダーグラフがトニセン曲、SpontaniaとShingoがカミセン曲と方向性が完全に二分しているのも分かりやすい。
★★★★☆
11thアルバム『READY?』
3rdベスト『SUPER Very best』
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤
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